【シロヤシオ、今年は極裏年?…真名井北稜】 山バス情報221
(真名井北稜1200m付近 一人爆咲の樹もあったが…)
【山行日】 2026年05月05日 (祝)
【使用公共交通機関の詳細】
「鉄道」
八高線某駅 - 06:03 拝島 (JR八高線)
拝島 06:10 - 06:28 青梅 (JR青梅線)
青梅 06:40 - 07:01 川井 (JR青梅線)
「バス」
川井駅 07:17 - 07:26 上日向 (西東京バス 280円)
「歩行」
上日向バス停 07:30 - 08:35 710m(惣岳山)
710m 08:40 - 09:25 急登手前 930m付近
930m 09:35 - 11:30 川乗山
川苔山 11:50 - 12:55 (鋸尾根経由)大ダワ
大ダワ 13:05 - 13:55 本仁田山
本仁田山 14:05 - 14:50 尾根を外れる地点
尾根を外れる 14:55 - 16:10 奥多摩駅
「鉄道」
奥多摩 16:20 - 16:52 青梅 (JR青梅線 ホリデー快速)
青梅 16:54 - 17:23 立川 (JR青梅線 ホリデー快速)
立川 17:29 - 中央線某駅 (JR中央線各駅停車)
【地形図】 「原市場」 「武蔵日原」
(蕾すらもまばらな樹が目立った)
近年の高温傾向で、GWが見頃となってしまった感のあるシロヤシオ…。前日の真夏日と強風で散ってしまったかも…との心配もありましたが、こどもの日の祝日はこの連休中一番の好天となりそう。真名井北稜ならバスも山道も混雑は避けられるだろうと行ってみることにしました。
本当は川井駅6:30着で34分のバスで行きたかったのですが、ヤフーの乗り継ぎ案内では乗り継ぎできないとの判定。たしかに少しでも電車が遅延すればアウトでしょうし、4月〜11月の土日祝日は自由乗降できないことになっています。人柱になってみようかと思っていたものの、起きてから出るまでの間に忘れ物などいろいろ手こずって、八高線は一本あとになり、拝島からの青梅線は六両で結構な混雑。。。青梅での乗り換えも今度は四両なので、これも混雑。。。私は幸い前寄りの車両に乗っていたので座れましたが、さすがに好天の休日とあって青梅から立たされた人も結構いました。。。川井駅17分発の清東橋行きバスに乗車します。
上日向で降車したのは私とご夫婦のペア計三名。他の人たちは清東橋から棒ノ折でしょうか。。。大丹波林道や踊平方面の登山道はまだ通行止のまま解除されていないようなので、帰りのプランを奥多摩or鳩の巣方面に変更してアプリで登山届を出します。
準備をしている間に先に出発してしまったご夫婦も、おそらく同じルートだろうなと思いつつ、歩き始めます。取り付きはもうこれで三度目なので間違えるはずもなく、尾根に上がるまでの急傾斜も努めてゆっくりと歩みを進めます。
(尾根に上がる↑までは植林帯の急登)
尾根に上がってみると、やはり先程のご夫婦が上着を一枚脱いで一息入れているところ。私も同じように一息入れようとザックを降ろし一枚脱いでいる間に先のご夫婦は出発。私もひと息入れるだけで水分補給したら、尾根歩きを開始します。
送電線や送電鉄塔が目に入り、植林もありますが、緩やかに710mまで続く尾根は踏み跡もしっかりしていて半分登山道のような感じもします。710m地点はいつも休憩をとるところ。「惣岳山710m」の標識があり、木の根元に座って水分補給をまた少しします。。。ここはいつもすぐ近くにプーさんがいる感じがするのですが、心はざわつかず、かえって穏やかな心持ちになる不思議な場所です。単なる気のせいかもしれませんが(笑)。。。
710からは尾根が向きを西に変え、次のピーク手前の送電鉄塔のところが少しわかりにくかった記憶がありましたが、三度目のせいか、踏み跡が明瞭になったせいか、すんなりと先へ進みます。左手に開けていた伐採地も今は樹が育って見通しが悪くなっていますが、スギやヒノキの植林ではなく広葉樹の緑が目に優しいのが良いですね。更に進むと自然林が優勢となって、新緑のトンネル↓を歩くような素敵な尾根道となりますが、900mあたりで右に巻き道(?)のようなものを見送ったあと、930mあたりで急登手前の平地に着きます。
この先が手足を使って登らないといけない急登なのはわかっているので、いつものようにここで少し栄養補給と水分補給をしてから登りに取り掛かります。登りきれば、地形図の1002m地点(「新蔵指ノ丸」の標識があります)。前回この地点で見たシロヤシオは…とあたりを見回してみると、落花が一輪だけ。頭上の樹にはまさにゴヨウツツジの名のとおり五枚葉がウジャウジャあるだけ…。少し先には2つ3つかろうじて咲いている樹もありましたが、花は萎れて縁が茶色くなっています。やはり遅すぎたか…というのがこのときの印象でした。
(終わってしまったかと思ったけれど…)
しかし、そこから高度を徐々にですが上げていくにつれ、たまに見かけるシロヤシオはどれも花付き自体が悪い、という印象が強くなってきました。花びらが落ちているわけでもなく、咲いているのはまばらな状態という樹が多く、これって凶作なのでは?という感じを強く受けました。
(トウゴクの花付きは佳い♪)
一方トウゴクミツバツツジは1168m(「雁掛ノ峰」標識あり)に向かうに従って満開の樹ばかり。更に高度を上げていけば、たまに見るシロヤシオは花も少なく蕾もない状態でしたが、トウゴクは蕾も花もたくさんついています。
(画面左:トウゴクの隆盛に比べ右下シロのなんと寂しいことか…)
うわぁ、今年は大凶作か、と肩を落としながら進んでいくと、そういえば前回もここだけはシロヤシオの花づきも良く、満開だったという見覚えのある樹がにぎやかに花を咲かせていて、笑みが戻りました。
(突然なぜか爆咲の樹が現れる♪)
蕾もいくつか見つかり、時期としてはいいタイミングだった幸運に感謝です。
(蕾の数が…少なすぎる…)
真名井沢ノ頭で縦走路に出る直前に発見にしたのは蕾だけが数個見られる樹。この樹を見るにつけ、今年のシロヤシオは超裏年との感触を持たざるを得ませんでした。前回は真名井沢ノ峰(1240m)に出たところにあるシロヤシオが花を咲かせて目を愉しませるぐらいだったのですが、今年は花も蕾もない状態でした。
縦走路は防火帯になっていて日当たりが良く、暑いぐらいの坂を登っていきます。咲いていたのキスミレでしょうかキバナノベニイチゴでしょうか。。。
人気の川苔山は混んでいるので、行かずに即下山しても良かったのですが(笑)、前回見た山頂直下のシロとトウゴクの競演地帯がどうなっているのか、この目で確かめたいと思って、えっちらおっちら登っていきます。 縦走路に出てから川苔山の山頂までって地味にきついですよね(笑)。
で、目にした競演地帯はというと…やっぱりという感じ。シロは一輪見つかっただけ、トウゴクはほぼ全部蕾。シロの蕾は極少という酷さ。予想通りとはいえ、苦笑いしながら登っていくしかありませんでした。
(山頂直下はこれからだが、果たしてこのあとどうなるのか…)
山頂はたくさんのハイカーがいて、私はいつもどおり、三角点にタッチしたらすぐ回れ右をして少し降りたところにある樹林帯に座って、お昼ごはん。時刻は11時半。おにぎりを食べながら、下山ルートを吟味します。
予定では、大ダワまで降りて、余力と時間があれば本仁田山へ登って更にゴンザス尾根でもえぎの湯直行というものでしたが、今回はとりあえず時間がかかるけれど大ダワまで完全尾根通しで行ってみてから、大ダワで時間と足腰と相談して鳩の巣か本仁田山か決める、ということにしました。
舟井戸のコルから初めて尾根伝いの道を選択します。登山道は尾根のやや東寄りにずっとつけられていて、コースタイムから想像したとおりでアップダウンがある他、結構厳しい岩場の通過(下降)があり、尾根伝いを意識していないと間違いやすい箇所もあります。下りにとったせいもありますが、エアリア赤実線でいいのかな?という感じを受けました。
ただ、ここはシロヤシオがいるんですね↑。トウゴクのほうが目立ちますが、シロも結構元気よく咲いていて、真名井北稜で見た満開の樹と遜色ない咲きっぷり。数は少ないですがそれなりに楽しめて、この厄介なコースを採った甲斐がありました。
大ダワに降りる直線の指導標には降りてきた方角を指して「鋸尾根」という表示↓がありましたが、こちらはコースタイム1時間とはいえ大岳山の鋸尾根よりずっと厳しいというのが個人的な感想。
大ダワでは地面に座って思案。前回もその前も、ここで目の前にそびえるように立ちはだかる本仁田山を見て退散、鳩の巣へ下山したのです。その時の言い訳は本仁田山は一度登ったことがあるし…というもの(笑)。時間は13時。コースタイムを見れば14時頃には本仁田山に行けそうですが、先の一時間に亘る岩場の通過で結構疲れてしまったのでしばし少考。
結論は、追加のアミノバイタルを口にして少し元気になった気がした(笑)のと、今日みたいな天候の安定した日、しかも日足の長い時期に歩かないと次はないぞ、ということで、行ってみよう!と気持ちが固まりました。
(瘤高山から本仁田山へ トウゴクが新緑に映える)
標高差300m弱。これくらいの登り返しをやっておかないとアルプスなんて行けないぞ、そう自分を鼓舞しつつも歩みは努めてゆっくり。瘤高山で若い男子三人に追いつかれましたが、マイペースで花の写真など撮りながらゆっくり行きます。ああ、こっちにもトウゴクは咲いているんだな、と新緑を楽しみつつ登っていけば本仁田山山頂。以前来たときと何となく雰囲気が変わったように思いましたが、どこがどう変わったのか…ベンチかな…と考えながら腰を下ろし、ひと休み。
時刻はコースタイム通りで14時前。出しておいた登山届よりいいペースで来ていると思うけれど、とスマホで確認しようとしたら、意外にもここも圏外。奥多摩駅のすぐ近くの1200mもある山頂でも圏外なんですね。
スマホに頼った登山はかえって危険と普段から思っているくせに…自身の油断を反省です。日没は今の時期18時過ぎ。4時間もかかることはないので予定通り、ゴンザス尾根で行こうかと腰を上げ、進むと見覚えのある分岐には真新しい指導標が立っていて、そこには安寺沢・奥多摩駅の方角のみ指しています。チクマ山(花折戸尾根・ゴンザス尾根)方面には枝が置かれて入ってきてほしくない様子。
自分の持っているエアリア(山と高原地図「奥多摩」2017版)では赤破線も入っているし、指導標もそのようになっているかと思っていたので、ちょっと「あれ?」という感じで、また少し躊躇。前回花折戸尾根を登ってきたときには、途中のゴンザス尾根の分岐に道標があったし、ここもそんな感じの道標が立っていたように記憶していたのですが。。。
朝の混雑の様子からして、もえぎの湯は今からゴンザス尾根を下っても「芋洗い」状態だろう…足もだいぶ乳酸が溜まってしんどい状態で、未踏の尾根を下るのはちょっとやめておいたほうがいいか…ということで、おとなしく指導標どおりに奥多摩方面へ。
しかし下り始めて、この径ってかなりひどい急坂を降りるし、ずっと植林だらけということを思い出し、引き返そうかと後ろ髪をかなり強く引かれましたが(笑)、サボってばかりで久しくこんなロングコースを日帰りで歩いていないしと、素直に指導標に従うことに。。。
(記憶どおりの植林だらけの急斜面を下って足に来た(笑))
このあとは、大休場尾根を外れる地点で足休めをした挙句、やっぱり記憶どおりのひどい急斜面を転げ落ちないようにゆっくり下って、足がガクガクになりながら乳房観音に到着。無事登下山のお礼をして舗装道路に無事着地。
奥多摩駅近くではちょっとした傾斜に足腰が痛む始末(笑)。橋を渡るとき見えたゴンザス尾根を、やっぱりやめておいて正解だったのかも知れないと思いつつ、外国人観光客でであふれかえる奥多摩駅前を目にして、富士急だけでなくこっちもなのか…もえぎの湯に行っていたら入場制限とかで大変なことになってたのかもと、改めてゴンザス尾根躊躇を感謝。
駅の時刻表を見ると16:20のホリデー快速のあとに32分の各停があるので、それでなんとしても座っていこうと、ビールは我慢して清涼飲料水だけ買ってホームに上がってみると、六両編成の最後部の二両は座れる状態。素早く席を確保して、電車の中で下山届を出して、山旅ロガーのデータをクリーニング、青梅でホリデー快速に乗り継いで立川に出て、中央線の下り電車で帰途につきました。








































































































































最近のコメント