【大月市堺尾根歩き完成…奈良倉山から鶴寝山北尾根】 山バス情報217
(未踏部分の林道は防火帯のようなところもあり悪くなかった…)
【山行日】 2025年11月15日 (土)
【使用公共交通機関の詳細】
「鉄道」
中央線某駅 - 07:20 高尾 (JR中央線各駅停車)
高尾 07:24 - 07:41 上野原(JR中央線各駅停車)
「バス」
上野原駅 08:35 - 10:05 鶴峠 (富士急バス 1200円 遅延)
「歩行」
鶴峠 10:12 - 11:17 奈良倉山
奈良倉山 11:30 - 12:30 鶴寝山
鶴寝山 12:50 - 14:00 小菅の湯
「温泉」 小菅の湯 14:05 - 14:40 (900円)
「バス」
小菅の湯 14:43 - 15:38 猿橋駅 (富士急バス 1190円)
「鉄道」
猿橋 15:46 - 16:32 高尾 (JR中央線各駅停車)
高尾 16:36 - 中央線某駅 (JR中央線快速東京行き)
【地形図】 「七保」
【参考図書】 『バリエーションハイキング』 (新ハイキング社 松浦隆康著)
(鶴寝山北尾根の紅葉も悪くなかったが光量不足)
11月の連休はマヌケな風邪でダウン。またまた前回の山行きからひと月近くになって、そういえばずっとやり残していた宿題、大月市の主たる市堺尾根部分(沢や細かいところは除く)でほぼ最後に残ったのが松姫峠から奈良倉山の林道部分。林道部分だけにあまり気が進みませんでしたが、松浦本に載っている鶴寝山の北尾根も小菅の湯へ降りるダイレクトルートだけに興味があり、実行してみることにしました。
ただ、松姫峠へ上がる便は廃止されてしまいましたし、鶴峠行きのバスはご存知のとおり、ハイシーズンは大混雑です。そこで、上野原駅にはバス発車時刻の一時間近く前に到着。いくらなんでも早すぎかなと思いつつ、バス乗り場に行ってみると、すでに15人ほどの列。ハイカー同士がこれ鶴峠行きの列ですか?と確認し合う始末(笑)。
そしてこのバス、定刻発車にも関わらず、鶴峠到着は10時を過ぎてしまいました。立ち客が多かったので運転手さんもゆっくりしたハンドル操作だったためと途中降車ボタンの誤作動が何度もあったためでしょう。結局10分後の鶴峠止まり便もバス停で身支度をしている間にやってきてしまいました。
鶴峠のバス停があるところがちょうど奈良倉山の登山口。みなさん、奈良倉山の方へ向かっていきましたが、三頭山はバス停の対面でバス停側には特に標識もないようですから、結構間違えてしまう人が多いのではないでしょうか。。。
鶴峠から奈良倉山は今では一般登山道でもあり、ほぼ松浦本通りですので、特筆することはありませんが、トレランコースになっているのですね。20年前にここを下った当時はもちろんそんな標識もなかったと思いますが、昔は比較的マイナールートで訪れる人も少なかったところが今では次々にトレランコースに整備されていて、少々複雑な気分です。
ところどころ、ここは尾根を直接行ったほうが↑、紅葉もきれいで楽しそうだな、という箇所がありましたが、あまりの人出にそんなことをする勇気も出ず、黙々と登山道を上がっていき、きれいな紅葉を切り取るようにして写真に収めます。
一時間ほどで奈良倉山到着。鶴峠からの標高差は500mあり、コースタイムも約一時間半ですから、私にしては上出来(?)でしょうか。まだ11時過ぎでそれほどおなかも減っていなかったので、エアリア(山と高原地図)を見て、少し遅くなるけれど鶴寝山でお昼ご飯にしようかなと。。。
富士山のビューポイントがありましたが、もうこの時間では、ああ、あれがそうだね、という程度で写真にはうまく写らないようなレベル。一息入れたら、いよいよ市堺尾根の未踏部分(笑)へ進みます。
この尾根部分は大部分が林道歩きですが、荒れた感じもなく、ブナや広葉樹の樹々が多く↑、いや、これは悪くありませんよ。今まで放置していたことを少し申し訳なく思いました。
ただ、ブナの実もどんぐりも見当たらず、食べ尽くされたというより、凶作だったというのは東北だけではなさそうな印象で、鶴寝山の北尾根はよして、一般登山道で降りたほうがいいかな、と少し気持ちがぐらつきました。
見覚えのある松姫峠ではトイレがあったので、トイレ休憩してから鶴寝山への登りにかかります。松姫峠から鶴寝山は数年前に歩いたことがあって、緩やかな登りで林相もそれほど悪くなかったことは記憶通りでした。
鶴寝山では、たくさんの人がお昼休憩しており、山頂を素通りして、北側の尾根へ進んで、倒木に腰掛けてお昼ご飯としました。山頂で休むと、騒がしいだけでなく、変な方向に進む私(笑)に、そっちはちがうよと注意する人が出てくる確率が高いので、最初から目指す尾根の方へ入り込んでおくのです。
この方法は、ハイシーズンのバリハイルートの下りでは有効な手段だったようで、誰にも咎められずに(笑)目的のルートに進むことができました。腹ごしらえが済んだら、やはりこの北尾根を下ってみることにします。プーさんは、これまでの経験からおそらく音よりも匂いでこちらの存在に気づいている、そして、出会うときは、バリハイルートか一般登山道かはあまり関係がなかった、という印象だったので、鈴をつけるだけでなく、薄荷スプレーの残りをザックと服に吹き付けて下りにかかります。
松浦本通り、最初は左が植林の尾根を下っていきます。かなりの急傾斜で、これが鶴寝山の巻道まで続きます。巻き道との交差点には祠があり、無事下山を祈ってから北尾根に入ります。登り返しとなってピークには小永田浅間社がありますが、かなり老朽化↓しています。この浅間社からは、それまでの北東から北へ尾根が向きを変えるわけですが、ほとんど直角に左折する感じです。平坦な尾根はこちら側(北)だけですが、念の為にコンパスで確認します。
緩やかな尾根を下っていくと、すぐに道型が明瞭になって、「浅間トレイル」「MTB TRAIL」といった標識が現れ、整備に当てた(?)小型の重機がありました。その後しばらくは、この明瞭な道型に従って歩いていくほうが楽ですし、尾根を外れたと思ってもすぐに切返して尾根に復帰するので、これが小菅の湯まで続くのか?と思ってしまいますが、やはり予想通り900m地点からの急下りでは右に大きく外れてこの傾斜をMTBのジグ切りでこなして復帰するのは難しいという箇所に行き当たります。
その箇所は直進を阻止するべく倒木丸太で通せんぼ↑されていますが、当初の計画通りこの急下りを直進することにします。あのトレイルルートがここからどこへつながっているのか気にはなりましたが、それを知るのは今回の目的ではありませんでしたから、尾根を末端までたどるべく事故らないように慎重に下っていきます。
北尾根では紅葉がきれいなところもありましたが(二番目の写真)、いかんせん、この時刻は北面で午後になって空を覆い始めた雲に陽も陰っているため、なかなか絵になりませんでした。
尾根の末端ではこんなコンクリートの建造物(水道施設?)↑があり、すぐ下は遊戯広場(「フォレストアドベンチャーこすげ」というらしい)のようになっていて、そこの従業員の方に親切に小菅の湯への道を教えていただき、目の前にある道の駅の鮮やかな紅葉に見惚れながら、小菅の湯へ。
小菅の湯は、ぬるつきもあるいいお湯なので、のんびりして上野原行きか奥多摩行きで帰ろうかとも思ったのですが、猿橋経由の大月行きのバスに間に合ってしまい、今回もこのバスで帰ることに。朝の混雑を考えると帰りのバスの混雑もかなりのものと予想されましたから、カラスの行水気味でしたが、ビールも飲まずに乗車。
バスは全席埋まって大月営業所のバスにしては盛況(笑)。猿橋駅では間に合わないかと思った15:46に乗り込み、地元近くの餃子の王将で、おあずけになっていたビールで祝杯。達成感はこれっぽっちもありませんでしたが、期待していなかった紅葉もそこそこ楽しめた山行を思い起こしながら、さて次はどこへ行こうかな、と考えながら帰途に就きました。



































































































































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