【またまた遅出で…栃穴御前山から鶴島御前山】
(四方津駅から舗装道歩き…前方真ん中の山が鶴島御前山)
【山行日】 2025年10月18日 (土)
【使用公共交通機関の詳細】
「鉄道」
中央線某駅 - 11:04 高尾 (JR中央線各駅停車)
高尾 11:09 - 11:29 四方津 (JR中央線各駅停車)
「歩行」
四方津駅 11:35 - 12:25 栃穴御前山登山口
登山口 12:35 - 13:05 栃穴御前山
栃穴御前山 13:25 - 14:00 鶴島御前山
鶴島御前山 14:15 - 15:07 上野原駅
「鉄道」
上野原 15:46 - 中央線某駅 (JR中央特快東京行き:12両)
【地形図】 「上野原」
【参考図書】『新バリエーションハイキング』 (新ハイキング社 松浦隆康著)
(カニのハサミ岩は尾根の曲がり角にある)
十月の連休も実は北アルプスの某山小屋を予約していたのですが、悪天で取り消し。。。今年は北の紅葉が当たり年と聞いていただけにガックリきてしまいました。自分は北アルプスに嫌われているのかなぁ…、低山野郎がノコノコ上がってくるんじゃねえ、みたいな感じで(笑)と考える始末。
でも、このままだと、またまた「山に行かない言い訳病」が再発してしまいそうなヤな予感。。。この日は例によって集合住宅の理事会で10時半まで自宅で足止めを食らっていましたが、翌日は雨天予報だし、この晴天を無駄に過ごすまいと出かけることにしました。
これまで高柄山には二度登っていますが、二度ともくたびれて登り返さなかった鶴島御前山(山と高原地図や地形図「上野原」では単に御前山とだけ表記:484.1m三角点)とすぐ隣りにある431mピーク=栃穴御前山は未踏でしたので、高柄山には行かずにこの2つだけをつなげて歩いてみることにしました。時間を見積もってみると、昼過ぎから歩き始めても、暗くなる前に降りてこられそうです。
(四方津駅は北口しかないので南側へはこのトンネルをくぐっていきます)
運良く中央線の乗り継ぎがスムーズに運んで、四方津駅には11時半の到着。駅を出て左手に降りていくと、線路下を南側に抜けるトンネル↑があり、上野原方面へと戻るように進んでいきます。この線路沿いの舗装道を延々と道なりに進んでいくと、小一時間で指導標もある登山口に着くのですが、杖突橋を渡ると結構な登りになったり、「つどいの家」の先は逆に下りに転じたりで、この日は結構な暑さでしたので、かなり汗をかかされました。
ただ、前方にこれから登る山を望めるのどかな田舎道という感じで、柿や柚子の実↑がたわわになる木樹や道端に咲く花々を目にしながら、いいところだなぁ…という感じで歩けました。「つどいの家」の手前で地元の方に挨拶をすると快く挨拶を返していただき、クマに気をつけてと温かい言葉までいただきました。
登山口からすぐのところで右手に上がる踏み跡がありますので、ここを上がっていきます。奥の民家の先に登山道が続いているように見えますので要注意です。地元の方もおっしゃっていましたが、登山道はヤブっぽく、ところどころ崩落していたりしますので注意が必要です。ただ、踏み跡は明瞭で、マーキングや要所には指導標も立てられていますから、下道をロストすることはないと思います。
(登山口には割と新しい指導標があります)
尾根に乗ってからは結構な急坂で、途中、息を整えながら、30分ほどかかって栃穴御前山。時刻も13:00でおなかも減って仕方なかったので、ここで昼休みとします。北側に展望が開けていたので、上野原の街を見下ろしながらのおにぎりタイムです。
(栃穴御前山にも指導標)
二十分ほどの休憩の後は、尾根伝いに鶴島御前山を目指します。地形図で見た感じよりヤセ尾根で急傾斜。トラロープが設置されているので、補助に使いながら最低鞍部に慎重に降りて、その後の登り返しも結構細い尾根で急傾斜です。登り切ると前方にゴルフ場が見えてやや興ざめですが、右手には高柄山が見えて、まもなくでカニのハサミ岩が唐突に現れます。
ハサミ岩は離れたところに屹立しているのだとばかり思っていたのですが、尾根の曲がり角にあって容易に手で触れることができるのですね。ハサミ岩からは、高柄山の右奥に滝子山も望めましたが、富士山は(おそらく雲に隠れてだと思いますが)見ることができませんでした。
(ハサミ岩からの展望:右奥にたぶん滝子山)
高柄山からの登山道との合流点には指導標があり、来た方角を指して「栃穴御前山」となっていましたので、もしかすると最近の登山地図には赤の破線ぐらいは描かれているのかな、と思いつつ、アキノキリンソウなどの花々を見ながら、急登をこなせば鶴島御前山です。
(山頂近くはほんのり色づいた木もあったが…)
時刻はちょうど14時。見積もっていた時間よりは遅れてしまいましたが、15時台の下山はほぼ確実でしたので、ここでも腰を下ろしてゆっくりすることに。。。
ボンタンアメでのんびり休憩して、まったりしていたのですが、なんと左手の甲に尺取り虫のようなやつ(笑)が動いているのに気づき、「なんだよ、ここいるのかよ! ちくしょうっ!」と大きな声を出しながら、しかしまだ噛みつかれてはいないので、先ごろ読んだ本の記述を思い出しながら爪弾きしてやるとあっさり落ちてくれ、足元や靴下など点検してみると、どうやら吸血未遂(笑)のようでしたから、登り口でも靴に吹きかけておいた虫除け(ノンディートの薄荷)を再度登山靴だけでなくズボン・ザックにもかけて、休憩を切り上げ、下山としました。
(山頂は草ボウボウでいかにも「いそうな」雰囲気ではありましたが(笑))
帰ってから、ネットで調べてみたのですが、鶴島御前山は数年前からヒルが出ているのですね。最近の中央線沿線はヤマビルが出るところが増えてきたとは聞いていたので、登山口で念のため薄荷スプレーを靴にかけておいたのは正解だったのかも。。。
ただ、降りている最中も、『ヒルは木から落ちてこない』を読んだ私には、いつの間に手の甲に乗っていたのか、それが気になっていました。靴から上がってきたのだったら、靴の中に入り込んで吸血するはずで、ザックから上がってきたのでしょうか。もしかしたら、靴の中にいるのかな?ムズムズした感じは全然ないけれど…と気にはなりましたが、エアリア(山と高原地図)赤実線の道でコースタイム20分ほどで里に降りられますから、ここは動揺せずに、安全第一で下山するように努めました。
(降り立った登山口にも「栃穴」の文字…)
鹿よけ柵を開閉して、舗装された里道に出てからは、なんとものどかで優雅な山里の風景を楽しみながら、ヒルに遭ったけれど、クマには遇わずに済んだから良かったよとつぶやきつつ、大橋(桂川橋)が見えてくると、あの橋を渡ったところにコンビニがあるから、あそこでビールを買おうと、すっかり今日のフィナーレに満足して、上野原駅へ。
ところが途中でビールを仕込んだりしていたのが余計な行動だったのでしょう。上野原駅のエレベータで時間短縮できたにもかかわらず、改札の目の前で12両の東京行きが発車する始末(笑)。
40分ほどあるので、戻って、エレベータ前のベンチでまた一人打ち上げ。時間が余っていたので靴の中を念の為に点検してみましたが、食われた形跡もなく、ビール一本ですっかりいい気分になり、まだ日のあるうちだし一本ぐらい逃しても大したダメージにもならないと時間つぶしも苦になりませんでした。
やってきた電車は続けての12両編成で中央特快。ゆっくり座って乗り換え無しで帰途に就けました。



















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