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2024.10.24

【綱之上御前山から御春山】 山バス情報203

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(綱之上御前山から権現山方面を望む)

 

【山行日】 2024年10月20日(日)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
中央線某駅 - 11:50 高尾 (JR中央線各駅停車)
高尾 12:18 - 12:43 梁川 (JR中央線各駅停車)

「歩行」
梁川駅    12:50 - 13:55 綱之上御前山
綱之上御前山 14:05 - 14:50 御春山
御春山    15:00 - 15:55 四方津駅

「鉄道」
四方津 15:57 - 16:32 高尾 (JR中央線各駅停車)
高尾  16:33 - 中央線某駅  (JR中央線快速東京行き)

【地形図】 「上野原」

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(梁川駅から40号鉄塔が見えていたのですが…)

 

 また三ヶ月ぶりの更新となってしまいました。m(__)m 6月から用意していたお盆休みの南ア計画が、直前の体調不良でキャンセル料も取られてがっくりきたのをきっかけに(苦笑)、18きっぷなんて買うんじゃなかったという例の後悔。そのあとは猛暑もありましたが、なぜか天気の良さそうな朝に足が攣ってしまったりするのを言い訳にいつものサボり病。サイトやめたほうがいいかな…というネガティブな気持ちにもなりましたが、最近になって加治丘陵などほっつき歩いたりして、季節もようやく進んでくれたこともあって、少しだけ心は山へと向かうようになってきました。

 しかしこういう流れですと、どうも天気の良さそうな日に今度は都合がうまくつけられない。。。今回も天気回復の日曜日、11時まで家にいなければならないという状況。。。短時間で登れそうな山ということで用意しておいた綱上御前山から御春山・大野貯水池というプラン。しかし、所用は予定より遅延したため、この電車と思っていた電車には乗れず、高尾駅で30分の足止め。。。梁川駅に着いたのは13時前でした。

 予定では松浦本『バリエーションルートを楽しむ』のコースを逆走する予定だったのですが、40号鉄塔は見えるものの、巡視路の入口らしきところは鉄柵が何重にも張ってあり、上を乗り越えるわけにもいかない状況。仕方なく藤井本『中央線の山を歩く』(同書では綱上御前山を寺山としています)の記事の記憶を頼りに(コピーは持参していませんでした)ここかなというところで踏み跡らしきものを発見して入っていったのですが、これが結果的には全然違う箇所を取り付きにしてしまっていたことが帰ってきてから判明しました。

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(尾根に上がってしまえば歩きやすい…)

 ズルズルの急坂を這うようにして登り、地形図の「梁川町綱之上」の文字がある尾根に乗ったのは13時半。標高は約450m。ここから尾根を東南東に進み、綱之上の「上」の字付近で屈曲して東北東に進みます。尾根上は先程の尾根までの這いずりまわりのズルズルに比べたら、歩きやすいこと歩きやすいこと。道標も標識もありませんが、赤テープが点々と続きます。

 ただ、地形図には現れませんが490m辺りのひょうたん型の等高線部分は小さなコブのようになっていて、そこで、カメラを落とすやら、バラヤブを掴んで出血するやら、目の前に見えている綱上御前山への尾根筋が倒木やヤブで不明瞭だったりで、少々焦りました。。倒木の先も、結構なヤブでしたが、最近この時期によく見るヤマツツジの狂い咲きなど見つけて、少しリラックスした気分に。。。

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(温暖化の影響でしょうか…この時期のヤマツツジは珍しくなくなりました)

 

 綱之上御前山山頂は、三角点もない山頂ですが、松浦本どおり権現山方面の展望があり、居心地も悪くなく、ここで、遅いおにぎりタイムにしました。

 腹ごしらえが済んだら、以前にも訪れた御春山方面へ向かいます。コンパスで北方向を確認して下りにかかりますが、ここはかなりの急坂でトラロープも設置されています。 でもでも、これってアキノキリンソウでは?という黄色いお花も咲いていて、嬉しくなりました。

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(間違っていたらご教示願います!)

 

 無事下り終えれば、見覚えのあるお手製の道標(←綱之上御前山 太田峠→)。ここからは斧窪御前山から縦走(?)してきた半年前と同じ道のり。南米沢峠方面へは道標もありませんが、自信を持って右手(東)方向に伸びる尾根を進んでいきます。

 途中笹がかぶった箇所もありますが、南米沢峠から先は最近のエアリア(山と高原地図)で赤実線ルートとなっているだけあって、迷うようなところもありません。表を向いた道祖神と背を向けた道祖神も半年前と同じ。

 息が少し上がって、登り着いた2つ目のコブが三角点と小さな東屋のある御春山(おはんなやま)。ちょうど三時前で、ザックにあったミックスナッツとテルモスのお茶でティータイム。

 ひと休みしたあとは、御春山から一旦下って登り返せば大きな東屋のある展望台。眼下に大野貯水池が見え、また来ちゃったな、という感じで、下山にかかります。
 

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(大人数の場合はこちらで一息がいいかも…)


 で、こちらに下山のプランにしたのは、前回、大野貯水池バス停のすぐそばに酒屋さんがあって、そこでビールを手に入れたという経緯があったためだったのですがっ!、なんとお休み。あっと声を上げて思い出したのは、前回は平日に休みを取ってきたため開いていたのであって、今日は日曜ですから当然といえば当然お休みです(笑)。

 それでもよく見ると、今どき珍しいビールの自動販売機があって、なんと免許証をかざせば買える模様(笑)。

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(大野貯水池へ降りる場合は、免許証をお忘れなく(笑))

 

 あわてて、定期入れを探すも免許証は不要なので家に置いてきてしまっていたのでした。苦笑いしながら、まぁ、いいかと諦め顔で、バス停を見に行くと、なんと、前回はあった平日の便はすべて廃止というお知らせが貼ってあり、犬目行きのバスは土休日の朝一本だけになっていました。

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 これって、地元のためのバスではなくて、あきらかにハイカーのために運行しているバスだと思います。私もプラン、練ってみますが、皆様もどうぞ、なんとか、この路線バス利用のプランを御検討ください… ただ、4月〜7月と9月〜11月のみの運行で、走ってほしい冬場は残念ながら運行していません。
 
 今回はコモアしおつは行きませんでした。まっすぐ四方津駅へ行ったら、ほぼドンピシャで上り普通電車に乗れて、高尾でも連絡よく乗り継ぎ、最寄りの王将にて餃子とビールで〆ました(笑)。

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コメント

ゴン太さん、こんにちは。
ご無沙汰しています。そろそろ中央線沿線の季節になってきましたね。15年ほど前にこの辺りを歩いたことがありますが、春に再訪したいと思いながらも、そのままになっています。
話は変わりますが、青春18キップのルールが変更になるという記事が朝刊に出ていました。
3日連続とか5日連続では、山歩きには使えず乗り鉄専用ですね。今年の夏の発表も遅かったので、ネットでは「廃止か?」というような憶測も飛んでいましたが、今年の夏が現行制度の最後になって、何となく淋しい気がします。

投稿: AKIO | 2024.10.25 22:31

 AKIOさん、こんばんは。コメントどうもありがとうございます。

 このあたりは、半年前の斧窪御前山のときも感じたのですが、思ったより植林も少なくて、お花も楽しめるということで、春先がベストシーズンですね。さすがに盛夏はこの標高とヤブを考えると敬遠したくなります(笑)。

 18きっぷルール変更ですか。。。連続使用しないといけないなんて、なんでそんなルールを設けたのか根拠がよくわからないです。

 もう力んで鈍行で遠くの日帰りをする歳でもないですが、残念なことです。今回も使いそこねてしまったので、あれこれ言えませんが(苦笑)、残念ですね。

投稿: ゴン太 | 2024.10.26 17:10

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