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2019.11.17

【笹一ではなく…小宮公園から滝山城址】

 

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(小宮公園入口、この樹だけ紅葉が見頃だった)

【歩行日】 2019年11月10日(日)

【歩行過程】
  自宅       - 12:30 小宮公園 ひよどり山
       (無線待機)
  ひよどり山 13:40 - 15:10 滝山城址本丸
  滝山城址  15:40 - 17:05 拝島駅

【使用公共交通機関】

「鉄道」
拝島 17:12 - 八高線某駅 (JR八高線)

【地形図】 「拝島」

 

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(滝山城址へ向かう尾根径はとても気分の好い径が続く)

 実はこの前週も、そのまた前の週末も、ウォーキングには出掛けていて、休日ひきこもり症候群からは脱しつつあるのですが、前の二回のウォーキングは15000歩前後の軽い歩きで、公共交通機関もほとんど使わず、アマチュア無線の移動運用がメイン。 平日の夜はあまり時間もとれなくて、レポにするほどでもないと、Twitterで呟くにとどめていました。

 今回も11時過ぎに自宅を出発というお寝坊ウォーキング。 Googleマップに依れば、自宅から1時間かからずに、小宮公園へ行けるということだったのですが…、のんびり歩いたのと、途中で八王子大谷緑地保全区という素敵な場所を見つけて寄り道してしまったこともあってか、1時間以上かかって小宮公園の入口へ。

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 小宮公園は都立だけあって(?)木道が整備されて植生もきちんと保護されていて、気持ちよく歩ける好い公園だと思います。せっかくなのでヒバリの小道という道を上がって「ひよどり山」を目指しました。

 ひよどり山山頂に到着したのは12時半頃。お腹も空いたので、ここで食事休憩がてらアマチュア無線を少し。。。のつもりだったのですが、小高い丘のてっぺんなのに、あまり電波の伝播状況は好くありませんでした。アンテナを八木に切り替えた途端に呼ぼうとした局がQRT(送信停止)してしまったりで、1時間以上居座ったあげく交信ゼロ。しかし陽当たりも好く広々とした場所でのランチは快適でした。

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 ひよどり山は、小宮公園の北端にあり、来たときの入口(南)には戻らず、北の端の出口から中央道を渡る陸橋や八王子インターの下の小道を拾って16号に出て…という形で滝山自然公園(これも都立)を目指します。このあたりの道は小宮公園から滝山自然公園をGoogleマップで徒歩で検索すれば、示してくれるのですが、私はこのあたりから国土地理院の1/25000地図「拝島」を使いました。

 16号は交通量も多く、こういう場所を歩くのは毎度のことながらウォーキングの難点ですが、こればかりは仕方ありません。どこで渡れるか判らないので、早めに歩道橋で左側(西側)に渡って北上します。

 Googleマップや手持ちのガイドブックには示されていなかったのですが、2万5千分の1地形図「拝島」を見れば、16号が411号と交差したあと、116m地点の近くから尾根上に上がる道があるようで、実際に行ってみるとちょうど切り通しというか峠のてっぺんあたりと言っていい場所に、こんな明確な標識があります。 

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 迷うことなく、この道を上がっていけば指導標があってそこには「古峯ヶ原園地→」とありますが、滝山城址へ行く途中にそういう場所があるのだろうと、そのまま指導標の示す方向へ上がっていきます。

 土留めのしっかりした道を上がっていけば、そこは雑木の素敵な尾根道です。これは好いところに来たな…という感じでほとんどアップダウンもない道を気分良く歩いていきます。途中植林帯もありますが、手入れされているのでしょう、気味の悪い薄暗さはありません。絹の道の入口で見かけた西武鉄道管理地の看板がこの道にもありました。西武鉄道というところは、自然に対するなかなか好いセンスがあるのかも…などと考えながら、西へと進んでいきます。

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 古峯ヶ原園地は、おそらく↑この場所だろうと思うのですが、草がボウボウという感じで、ベンチがありますが、ここでランチはちょっと…という雰囲気でした。ただ、刈り払いが行われていないせいか、この季節の(?)お花が見られたのは好かったです。

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(ヤクシソウ?など季節のお花も楽しめました)

 ちょっと季節外れでは、という狂い咲き(?)も…。最初ツバキかと思って近づいてみたのですが、これってヤマツツジでは?時々秋に狂い咲くという話ではありますが…。

 

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(ヤマツツジにしか見えないのだけれど…)

 園地から八王子乗馬倶楽部クロスカントリーコースのそばを通って、10分ほど西進すれば、城跡です。本丸の他、中ノ丸や二ノ丸、三ノ丸、それに千畳敷という名前の広々した場所もあって、城跡マニアでなくとも十分楽しめる場所です。

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(千畳敷、広々した場所で、フリスビーを楽しむ人も…)

 私のような歴史音痴でも、なるほどこうやって敵の侵入を阻もうとしていたのだな…ということが解る造りが残されていて、トイレのある中ノ丸にはパンフレットも置かれているので、是非手にとってご覧になることをお奨めします。

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(中央トイレ。右手の掲示板の右端にパンフレットが収納されています)

 本丸に行くと奥の方に眼下に多摩川の流れる見晴らしの佳い場所があったので、ベンチに座って足休みがてら、無線を一局。なんとか、15時半前に唯一の交信ができて、さてと帰りますか…と。しかし、適当に西側に歩いて行ったら、道が途絶えて、しばし右往左往(笑)。

 結局中ノ丸まで戻って、多摩川の方へ出る径を確かめると、どうやら、本丸との間にかけてあった橋の下を下っていけばいいと解り、石畳の道を下っていくと間もなく公園案内図のある北側の入口に。

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(橋を見上げながら下っていけば、北側=多摩川方面へ出られる)

 しかし、ここからが長かった(笑)。ガイドブックなどには、ここから多摩川沿い道を歩き、浄水場の裏を通って東秋川橋を渡って行くように書かれていて、実際指導標もそのように付いているのですが、この前の台風19号の影響でしょうか、堤防強化工事のため、回り道が指示されていて、交通量の多い浄水場の前の道路を歩くハメに。。。ま、この回り道のおかげで、家畜とは言え、山羊を目にすることができたのではありますが…。

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 東秋川橋を渡るまでも長かったのですが、そのあとが更に長かった。バスで拝島に出る手もあったのだけれど、バス代をけちって東秋留駅まで歩く予定を更に変更(笑)。本数の少ない五日市線を寒い中じっと待つのも…ということで、拝島駅まで歩いてしまおうと7号線:睦橋通り(「りっきょうどおり」かと思ったのですが、「ムツミバシドオリ」なのですね(笑))へ右折。あとはこの大通りを真っ直ぐ歩いて行くだけなので、暗くなっても迷うこともない…と冷たい風の吹く中、多摩川を渡って、拝島駅へ。

 

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(結局、拝島駅まで歩いてしまった。今日もドケチ発揮!)

 

 拝島駅到着は17時過ぎ。さすがに陽はとっぷりと暮れて、どこかでごはんでも食べて帰ろうかと思ったのですが、すっかり現代的な建物になった拝島駅とはいえ、あまりめぼしいお店もなくて、そのまま改札に入り案内板を見てみると、すぐに八高線の八王子行きが来るとわかり、八高線で帰路につきました。

 

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