【木曽駒ヶ岳 18きっぷで日帰り失敗の巻】 山バス情報160
【山行日】 2017年08月19日(土)
2017年08月20日(日)?
【使用公共交通機関の詳細】
「鉄道」
中央線某駅 - 06:19 大月 (JR中央線各駅停車)
大月 06:23 - 07:12 甲府 (JR中央線各駅停車)
甲府 07:25 - 08:41 岡谷 (JR中央線各駅停車)
岡谷 08:43 - 09:50 駒ヶ根 (JR飯田線各駅停車)
「バス」
駒ヶ根駅前 10:00 - 10:45 しらび平 (伊那バス 1030円)
「ロープウェイ」
しらび平 11:25 - 11:33 千畳敷 (1210円:往復切符2260円を利用)
「歩行」
千畳敷駅 11:40 - 12:25 乗越浄土
乗越浄土 13:15 - 13:55 木曽駒ヶ岳
木曽駒ヶ岳 14:05 - 15:05 千畳敷駅
「ロープウェイ」
千畳敷 18:10 - 18:18 しらび平 (雷のため一時間半運休)
「バス」
しらび平 18:20 - 19:07 駒ヶ根駅 (伊那バス 1030円)
「鉄道」
駒ヶ根 19:38 - 20:46 岡谷 (JR飯田線各駅停車)
岡谷 21:40 - 22:18 小淵沢 (JR中央線各駅停車)
小淵沢 22:23 - 23:01 甲府 (JR中央線各駅停車)
zzz 甲府ホテル泊 zzz
『翌日8月20日』
「鉄道」
甲府 09:17 - 10:50 高尾 (JR中央線各駅停車)
高尾 10:51 - 中央線某駅 (JR中央線快速)
お盆休みも結局山に行かなかった…。このままでは、18きっぷが使いきれないどころか元も取れずに終わってしまう…との思いもあって、この週末は何としても出掛けるつもりでおりました。
金曜日の昼休み、天気予報で各地の天気を見て回るうち、長野県の駒ヶ根市なら土日共に晴れマークが並んでいて、自宅からのアクセスも10時前に駒ヶ根駅へ行けて、帰りは19時前の電車に乗れればその日のうちに帰ってこられるとわかり、いくらあの待ち時間の長いことで有名なロープウェイでも9時間あれば木曽駒ヶ岳のピストンぐらいは可能だろうと、行ってみることにしました。駒ヶ根の往復と前回の上諏訪の往復と併せれば、もうそれだけで18切符の元は取れてしまう計算なので、なかなか良いアイデアです???
『木曽駒・空木岳』のエアリアは持っていなかったので、帰りに書店で購入。ロープウェイの待ち時間が余りに長かったら、登らずに遊歩道のお花畑散策だけにしてもいいし、念のために小屋泊まり出来るだけのお金もお財布にプラスして、早めの就寝です。
朝の天気予報で晴れマークが減っていたとはいえ、地元近辺に比べたら天気はずっと好さそう。帰りの地元は雨の予報だった(実際ひどい土砂降りで停電もあったらしい)ので、中央線の某駅までは自転車ではなく徒歩で30分かけて行きました。
05:24立川始発の中央線は、いつも空いていて、おまけに大月まで乗り換え無しなのがいいですね。がらがらの車内ではずっと寝そべっていても大丈夫なくらいです。大月から先も甲府から先も3両編成ですが、どちらも空いています。岡谷から、生まれて初めて乗る飯田線(正確には辰野駅からが飯田線?)。岡谷では乗換時間が2分ですが、目の前のホームに停まっている電車に乗り換えるだけなので、全然慌てる必要はありません。乗り込んだ車両はそれまで乗っていた中央本線と同じモハ210というロングシートの車両で3両編成まで同じ。どんな車両なのかと期待していただけに完全に肩すかしを喰らった格好です。
飯田線には登山客らしい人はほとんど乗っておらず、少々小っ恥ずかしい感じです。いまどき18きっぷで山登りをする人自体少ないのでしょうが、18きっぷでアルプス日帰りとか考えつくような酔狂はもっと稀なのでしょう。駒ヶ根の駅で降りると、中央アルプスがあると思われる方角は分厚い雲がかかっていて、ああやっぱりさすがにあの天気図じゃ山はガスガスだな…と少しテンションが下がりながら駅前に既に停まっているバスに乗り込みます。
HPで調べておいたので、当然バスの車内でも買えると思っていたのですが、往復割引の切符は買うことが出来ないそうで、仕方なく片道の料金を前払いします。空いていた車内も菅の台バスセンターでマイカー派が大勢乗り込んですぐ満席になってしまいますが、立ち客が出ないように臨時を何台も増発しているようです。管ノ台バスセンターには既にロープウェイの待ち時間が看板に記されていますし、バスの車内でも30分の待ち時間とアナウンスがありましたが、実際の待ち時間はもっと長くなると思っておいた方がいいようです。
しらび平で降りると、ロープウェイの係員がさっそく整理券を配っているので受け取って、整理券番号がアナウンスされるのをじっと待ちます。自分の整理券番号がアナウンスされても中で更にちょっと待たされます。チケットを持っていなかったのでその場で往復割引のチケットに帰りのバスのチケットも付いたものを購入しました(3290円)。バスを降りてから約40分ほどでロープウェイに乗れたので、このときは「この調子ならガイドブックに載っていた濃ヶ池の周回コースも行けるんじゃ…」なんて考えていました。
ロープウェイで上がってみると、なんと青空が見えています。しらび平では真っ白なガスしか見えていなかったので、一気にテンションが上昇してしまいます。駒ヶ岳神社で一礼して、ろくに準備体操もせずに遊歩道へ歩き始めてしまいました(これがあとになって…?)。遊歩道には、エゾシオガマ、クルマユリ、グンナイフウロ、それからこれ↓はアキノキリンソウで良いのでしょうか?たくさんのお花が目を楽しませてくれます。
そして、遊歩道から登山道へ移る頃には強い陽差し、白く湧き立つ雲、青空、カールのお花畑、岩イワの登山道、これぞ夏山♪な景色が広がってきました。ここからは登山道なので登山装備でとの注意書きがありますが、結構観光客っぽい人も登っています。そして降りてきます。その数や、さすがアルプスというだけのことはあるな、という感じ。話している言葉に関西弁が交じっているのを聞くにつけ、「ああ、夏のアルプスに来たんだ」との感を強くします。
しかし、この坂マジできついです。いきなり地上の3分の2の酸素量からの歩き出しだからでしょうか。 前回一万尺に登ったのは4年前の北岳。それ以来ですから、この感覚は実に久しぶりです。いつものペースで登っていると途端に苦しくなってしまう丁度その臨界点から歩き始めたのをすっかり忘れていました。。。
それでも周りの人のペースについ乗せられたのか、観光客風情に負けてなるものかと年寄りの冷や水で無理をしたのが祟ったのか、ろくに準備運動もストレッチもせずに登り始めたからでしょうか、乗越浄土に上がった途端と言っていいと思います。急に息苦しくなって立っていられなくなりました(このときの時刻が。12:30)。
50代になって、この症状が山でときどき出るんですけど、大概は座り込んでじっとしていれば10分も経たないうちにケロリと治ってしまうので、しばらく座り込んでいたのですが、動悸が激しくていっこうに治りません。あまりに長いので、よっぽどすぐ近くの小屋まで行って相談しようかと思ったのですが、立ち上がることすら出来ず、ちょっとこれはやばいかな…山で死ぬのは本望だけど(幸いココは浄土だし)、もう少しあちこち北アルプスとか登ってからにしたい(笑)などと、考えつつ、とりあえず身体を横にして様子見。
端からは昼寝にしか見えないらしく、誰も声をかけては来ませんでしたが、声をかけてくれる人がいたらとりあえず小屋の人を呼んでくれるように頼みたいぐらい苦しかったです。
しかし横になって10分ほどで、あっけなく回復(笑)。お腹も減ってきたので、おにぎりタイムにしました。腹ごしらえが済むと先ほどまでの「死ぬかも知れない、どうしよう」はどこ吹く風(笑)。乗越浄土での滞在時間は一時間弱。長すぎた大休止ということで、深田百名山山頂へ向かいます(13:20)。
ただ、このアクシデント、そして、人の多さも考慮すると、濃ヶ池周りの周回はやめにして、あまり好きではないけれど、堅実にピストン=木曽駒ヶ岳の往復としなければと、判断としてはこの時点で間違っていたわけではありませんでした。
中岳から駒ヶ岳への稜線は、ほぼ見た目どおりで、緩やかな登りであっさりと中岳。ほぼ山頂は素通りのような形で、テント場が見える頂上山荘へと一旦下り、こうやって、色とりどりのテントを目にすると、こんな爽快な稜線鞍部なら自分もテントでまったりしたいなぁ…などと、さきほど軽い日帰り荷物で急登に喘いだくせに思ってしまいます。
木曽駒ヶ岳山頂は欺しピークもなく素直に登頂。将棋頭山への素敵な稜線を見ながら「のんある気分」でひと息入れます。
しかしやはりこの人の多さを見るにつけ、あまりノンビリもしていられないと判断。10分も山頂には滞在していなかったと思います。回れ右をして中岳方面へ引き返します。
あまりに真正直なピストンでは…と、中岳は帰りは巻き道をとってみました。 人通りは少なくて静かは静かなのですが、あまりラクをさせてくれるわけでもなくて(笑)、結局たいして時間を節約できませんでした。「難所あり」と指導標にありますが、凍結していたりしない限りは、通過はそれほど危険ではないと思います。トウヤクリンドウが咲いていました。
で、乗越浄土に戻ってきて、伊那前岳への稜線を、やっぱり歩きたいなぁ…なんてちょっと思ってしまいましたが、千畳敷からのアナウンス「帰りの便の整理券を配り始めています」が聞こえてきて、やれやれとは思いつつも、ひと息も入れることなく千畳敷への急下りを開始です。
快調に下っていき、折角なのでちょっとだけ遠回りだけれど…と、剣ヶ池の方の遊歩道へ足を踏み入れてしまったのが、あとになってみれば、悔やまれる選択だったのかも知れません(笑)。千畳敷で受け取った整理券ナンバーは740番。呼び出し予定時刻は16:15(あとで16:30に変更になった)でした。
1時間ほど時間があるので、ホテル千畳敷のレストランで生ビールを一杯(700円)。レストランは16時までなので丁度いいかなと…。ウスユキソウの花を撮ったり、ロープウェイの写真を撮ったりしたのが、16時過ぎ。自分の番号の前720番までの人が呼ばれたあたりで、空からはぽつぽつと雨が…。でも、もうすぐ乗れるのだし、降りるのには10分もかからない。やっぱ日帰りは可能…。などと考えていたら、「雷だと停まることがあります」のアナウンス。 16:30。雨が強くなってきたところで、雷のため運休の発表です。ええっそんなぁ~(泣)。
すぐやむと思っていた雨はなかなかやまず、階段で座って待機するように言われ、雨は激しくなるばかり。実際雷も何度か鳴って、スマホで雨雲レーダーを見ている人が、18時過ぎに雨雲が抜けると言っているのを聞いて、かなり絶望的な気分になります。 18時過ぎてからの運転再開では、どう頑張ったって18:55発の駒ヶ根発岡谷行きの飯田線には乗車できません。
何とか早く運転再開して欲しいと祈るような気分でじっと待機しましたが、運転再開は1時間半過ぎた18:10。幸い再開後最初のロープウェイに乗車できて、すぐに連絡してくれた臨時のバスの発車は18:20頃。ああ、せめてあと20分早く再開していてくれれば、何とかギリギリ間に合ったのでしょうが、バスに乗ったところで、やっぱりアウトか…とガックリ。
実際、列車出発時刻はバスの中で迎えてしまいました。折しも管ノ台バスセンターでマイカー派の皆さんが降車している最中に、乗らなければならない列車時刻をバスのデジタル時計が示しています。なんだか悪い夢を見ているようで、実際これが現実なのだとは、なかなか受け容れることが出来ませんでした。。。
※このあとの列車及び甲府ホテル泊などの顛末、書いてはみたのですが、かなり長くなってしまいました。またほとんど写真もなく、山歩きに役に立つ情報とも言えません。そこで、別ブログにアップしてみました。もし、このあとのゴン太の狼狽・苦悩ぶりを知りたいという奇特な方がいらっしゃいましたら、引き続きそちらの方でお楽しみいただければ(笑)幸いです。
というわけで、甲府篇は「こちら」になります。
但し、ウンザリするほどの長文(テキストだけで9キロバイト)で、写真は1枚だけです。
お時間のあるときにどうぞ(笑)。
※お花の名前、間違いありましたら、お知らせいただけると嬉しいです。m(__)m
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コメント
ゴン太さん、こんばんは。
大変な山行でしたね。ちょっとしたことが引き金になってスケジュールが大きく狂うという例ですね。誰にでも起こり得ることだと思います。でも山の上の天気がまずまずで良かったですね。この状況になれば、小生もやはり甲府泊まりでしょうか。往路ならばともかく、帰路の駅ビバークはちょっとつらいですから。
投稿: AKIO | 2017.08.24 22:05
大変でしたね。
山は早立ちが基本といいますが、やはり余裕を持つことが重要ですね。
特に事情の分からないところでは先先と手を打つことが必要なんでしょうか。
その後青春18切符がどうなったか、興味ありますね。
ぜひ続きをお願いします。
投稿: 西やん | 2017.08.24 22:14
AKIOさん、こんばんは。コメントどうもありがとうございます。
そうなのです。久しぶりに夏山らしいところに行って、青空が見えたので、それは本当にラッキーだったと思います。他の候補地はほとんど雨マークか良くて曇りでしたから。
考えてみれば今まで悪運だけは強かったので(笑)、こうも最悪のケースに遭うと、落ち込みぶりたるや相当なものでした。
続編に書く予定ですが、飯田線に乗っている間は、まだ帰れると勘違いしていたんです。あずさの最終にきっと間に合うんだろうなんて(笑)。
AKIOさんのおっしゃる通りで、ステビ(STB)は、帰路では精神的にきついですよね。往路なら、それなりにテントマットぐらい用意しているでしょうし、なにより、お風呂に入りたかったのでビジネスホテルを探しました。。。
今後は終電になる可能性がある場合は、テントマットだけはザックに入れていこうと思っています。今はかなり小さくて軽量(400g未満)なんですね。
投稿: ゴン太 | 2017.08.25 22:19
西やんさん、こんばんは。コメントどうもありがとうございます。
先手先手という感じで行っていたつもりだったのですが、やはり、ロープウェイ使ってピストンするだけだから…というのが甘かったのかも知れません。
まさか自分の目の前で運休となるとは、考えていませんでしたし、通常雷雲は1時間も停滞しませんから、待ちに入ってしばらくは、バスの臨時さえ出してくれれば間に合うとふんでいました。
運が悪いときはこうなってしまうのでしょう。良い勉強になったのは、最悪のケースを想定して、それもダメだった場合はどうするか、考慮に入れないといけないんだな、ということですね。
甲府のビジネスホテルぐらいすぐ見つかるだろうし、最悪韮崎なら空室あると思っていたのですが、それがそうでもなかったんです。
続編は全部書き直すつもりなので、アップまで時間がかかると思います。
お待たせしてしまって申し訳ないのですが、どうかご了承下さい。
m(__)m
投稿: ゴン太 | 2017.08.25 22:33
ゴン太さん
楽しい山歩きが一転、大変でしたね。
自分なんかは鉄道旅行でも頻繁ではないけどたまにあることなので、やけくそで楽しむことにしております(笑)。
甲府は南アの玄関口、夏のホテル事情はあまり良くないという認識ですがさてどうなったのでしょうか。そもそもインバウンドの影響で地方のホテルも近年取りづらくなっている傾向があるし。。。
投稿: komado | 2017.08.26 09:48
komadoさん、こんにちは。コメントどうもありがとうございます。
そうそう、そのまさに「やけくそ」になれたところで、苦悩も狼狽もすっかり消え失せてくれて、楽しめるようになりました。
いくら困惑しても、実際「なるようにしかならない」のですよね。
甲府のホテル、金曜の夜でもないし、南アの天気も好くないうえ、これだけマイカー登山が本流になってきたのに、何でどこも満室なんだろうと不思議に思ったのですが、なるほど、インバウンドの影響ですか。。。そういえば、最終列車の車内とか、日本人より外国人の方が多かったぐらいでしたね。
ちなみに今日中に帰れないと気づいた岡谷駅で目の前にホテルがあったので、値段だけ聞いてみようと行ってみたのですが、そこも満室でした。
やはり帰りが遅くなりそうなときはマットは必携ですね(笑)。
投稿: ゴン太 | 2017.08.26 11:20
ゴン太さんこんにちは。
木曽駒日帰りが出来るなんて考えても見なかったので驚きました!
05:24立川始発の中央線、私はその電車には乗れないので(最高に早くても高尾駅6:14)もしかしたらそこがポイントなのかな?と思いました。
青空のアルプスも体験できて、もうちょっとで成功だったのに惜しかったですね~
でもアクシデント、ありますよ、私も数年前の冬、中の湯温泉から普通にバスは発車したのですが、
予想外の大雪で道の途中が軽い雪崩で通れなくなり、
バスに閉じ込められて2時間・・・
お昼ご飯を松本で食べるつもりだったので空腹(笑)
もちろん指定買ってたあったあずさは乗れないし、松本駅のお弁当関係は全て売切れ。ビールとおつまみが買えたから問題なしですが。
それでも自由席で友達四人で帰ってこれましたが、その後も雪が酷くなり私たちが乗ったあずさがその日最後のあずさでその後はすべて運休になったと乗った後で知りました。
月曜日の仕事、遅刻か休みかと焦りましたよ・・(山梨のブドウ畑に大きな被害の出た時です)
そういう失敗ネタはたくさん持ってる私です(v´∀`)
電車バス派にはつきものですよね、元気出して甲府編書いてくださいね(・∀・)
投稿: cyu2 | 2017.08.27 07:56
cyu2さん、こんにちは。コメントどうもありがとうございます。
私も1年前にこちらに引越して来るまでは、高尾発06:14発の松本行きが一番早い電車でした。今はその1時間前の05:14発に乗れるようになったので、いろいろ可能性が広がって、今まで諦めていたところに行けるようになったのです。
しかし、今回はそれがかえってあだとなった形ですね。私も世田谷に住んでいた頃は木曽駒なんてとてつもなく遠いところにある山で日帰りなど絶対無理と思っておりました。
18きっぷにしても、世田谷時代は笹子や塩山の往復だけ軽く元が取れていたのですが、こちらでは甲府近くまでの往復でないとあまり旨味もないのです。
いきおい今回のように、がめつく使おうとすると(笑)、飯田線あたりでということになってしまい、天気予報など見てみるにココしかないな…と。
結果運も悪くて、逆に痛い出費となってしまいましたが、あまりいい気になって無茶するでないよ…との天の戒めなのかもしれません。
cyu2さんも失敗ネタお持ちと言うことで、特に公共交通機関を使っていると、こういったアクシデントはつきものなのだと気持ちを切り替えて、次回以降の山歩きに繋げていきたいと、少し気持ちも楽になりました。
cyu2さんのお話を伺うと、今回の失敗、土曜日で良かったと、こればかりは不幸中の幸いでした。日曜の山行だと、翌日のことが気になって、たとえホテルが取れても、眠れない夜になってしまいそうです。
続編は、もうこのコメント欄でだいぶその後の顛末のエピソードも書いてしまったし、やっぱり書かなくても好いかな~なんて考え始めていたんですけど、書いているうちにいろいろ反省点など見つかるかも知れないですし、滅多にない(しょっちゅうあると困る(笑))アクシデントなので、思い出しながら書き綴っていきますね。
そうそう、野口五郎小屋、一度でいいから泊まってみたいのです♪ で、野口五郎岳で「オレンジの雨」を歌ってみたい、なんて言っても意味不明かな???
投稿: ゴン太 | 2017.08.27 15:50
だいぶ大変な苦労をされたようですね。
後日談、ぜひ聞かせてください。
私も同じような経験あります。
山から下りて駅中の居酒屋で打ち上げして改札口に行ったら運転見合わせ!
遅くなっての運転再開、結局東京駅ホームの車両の中で仮眠しました。
朝、JRからの差し入れのアンパンとお茶の朝飯、うまくなかった。
翌日会社に出られず、あの時の酒は今も悔やまれます。
投稿: 西やん | 2017.08.27 22:27
西やんさん、
さきほど、その後の顛末、別ブログにアップいたしましたので、記事の最後の方のリンクからお越し戴いて、お楽しみいただけたら、と思います。
今回の場合は、JRとは全く関係のないところでおきたアクシデントでしたが、18きっぷの場合、仮にJR線内での遅延などによって、予定していた乗り継ぎが出来ない場合、代替措置はないので注意が必要ですね。
終電に乗り遅れた場合にしても、そうではない場合にしても代わりに特急に乗車することは出来ないそうです。
車内泊も相当おつらいでしょうけれど、駅の床にじかに寝るよりはまだマシなのではないかと思います。美味しくなかったとのことですが、それでも朝食を用意してくれただけ、親切だったと思います。
山の帰りでは、余裕を持って家の近くまでなるべく早く帰ってくるのが肝要なのでしょうね。
投稿: ゴン太 | 2017.08.27 23:09
ゴン太さん、別ブログの甲府篇拝見しました。
駅から離れるとホテルは空いているのですね。駅の近くは観光客や登山者に便利ですからね。広河原行きの4時発のバスも最近は駅近くのホテルに前泊する人の方が多いように思います。(ムーンライトやSTBの人は少数派でしょう)
甲府駅の一番端の線は要注意です。登りも下りも、それほど時間を空けずに甲府始発として使用していますから。小生も一度改札の電光掲示板で確認したにもかかわらず、停車している電車に飛び乗ったら、すぐに扉が閉じられて竜王まで行った経験があります。
投稿: AKIO | 2017.08.29 08:19
甲府編、お疲れ様でした。
ガラケーなのですね・・・それは厳しいかもしれませんね。
私はハイウエイバスも夜行関係の高速バスもJRもビジネスホテルも全部スマホ予約なので、
予約だけしてあったけど間に合わなくて駅で受け取れない時とか、駅に向かう途中のバスの中から予約変更とは、
もう、しょっちゅう(笑)
まあ、電波が届かなければスマホもただの重りですけどね。
駒ヶ根~新宿の中央高速バスは便利ですよね、でもあれもここ数年は外国人が多くて直前予約が取れないことが多くなりましたね(便によってです)
空いてれば途中からでも乗れるから、一人だったら大丈夫じゃないでしょうか?
話変わりますが「オレンジの雨」とは渋いですね(笑)曲が思い出せないのですが・・・青いリンゴと私鉄沿線ならわかります。
ゴン太さんとは同世代ですし、たぶん私の方が年上だと思いますよ♪
投稿: cyu2 | 2017.08.29 13:00
AKIOさん、こんばんは。甲府篇のコメントどうもありがとうございます。あんな長い文章を最後までお読み戴きましてたいへん恐縮です(笑)。
ホテルは、ガラケーで探しただけでしたので、もっと近くがもしかしたらまだ空きがあったのかも知れませんでしたが、夜中の11時を既に回っていたので、もうここにしちゃおうと。いい年してステビもないだろうと(笑)いう感じでした。
ものすごい豪雨でしたし、タクシーも目の前にいたので、素直にこの縁に従おうと決めた感じでした。
私も世田谷時代には、甲府ホテル泊で朝4時のバスの計画を立てたりしましたが、そのときはいくらでも駅前ホテルが予約できる印象でしたので、今回ホテルが見つからなくてちょっと(いやかなり(笑))びっくりしました。
甲府発の普通列車、AKIOさんも、やはり間違われましたか。。。あんな時間に甲府から上りに乗ったことはなかったので、あのような朝の時間帯だけなのかと思っていました。
停まっている位置で勝手に高尾行きと判断してしまいましたが、他の時間帯もそういうことがあるのですね。これからは本当に気をつけないといけません。。。
それこそ、身延線から最終の上りに乗り換えるときなど間違えてしまうと、最低の結果になってしまいますから。。。
投稿: ゴン太 | 2017.08.29 21:52
cyu2さん、お忙しい中、くだらないギャグにちゃんと反応して戴き、また、あの長くて退屈な文章を細部までお読み戴いたみたいで、申し訳ない思いです。
今の原始的携帯、1年半ぐらい前に故障して、修理に出そうとしたら、ショップのお姉さんにかなり冷笑されてしまったので、逆にムキになって修理して今も使っています(笑)。
月々の支払いを考えると、今回のホテル代なんて下手するとひと月分の差額なので、まぁ、また壊れるまではこのガラケーのままの気がします(笑)。スマホでひと月1500円ぐらいの契約があれば考えますがおそらくないでしょう(笑)。
ただ、Yahoo!の路線検索ぐらいは繋げて欲しい…。なんでも「安全性が確認できないためアクセスできない」のだそうです。
オレンジの雨、cyu2さんとは同じぐらいの年代かな…と思って言ってみたのですが、cyu2さんの方がお姉さん?なのですか。私はてっきり年下かせいぜい同じ学年、、、と勝手に思っていました。
女性に歳のことをしゃべらせるのは失礼なのでこれ以上は触れませんが(笑)、前にも書いたかも知れません、私とcyu2さん、今の人の言葉で言うと、誕生日が「ほぼほぼ」同じだと思います。
え?とイヤな思いされちゃったらごめんなさい。でも、違っても2・3日のはずです。
何で判るかというと毎年のように行っているバースデーキャンプなどの記事を何回か拝見しているのでわかったのです。
私鉄沿線、もいいですが、あれはちょっと確かストーカーっぽい歌詞(?)ではなかったでしたっけ。 オレンジの雨は、私も歌詞をすべて覚えているわけじゃないのですが、サビの部分だけ記憶に残っています。
YouTubeで野口五郎・オレンジの雨で検索すれば、すぐに本人が歌っている映像にヒットしますので、おうちの方で聞いてみて下さい。(職場だと音が出てまずいと思うので、URLはここには貼りませんが(笑))。
投稿: ゴン太 | 2017.08.29 22:17
ゴン太さん、こんにちは。
木曽駒ヶ岳に日帰りを計画しちゃうとはさすがです。あそこまで行ったら、やっぱり泊まりたくなりますよ。三の沢岳も静かで良かったですし。
でも、アクシデントは残念でしたね。
自分は帰ることができなくなったことはありませんけど、雷雨で電車足止めを食って深夜帰宅は何回かあります。狼狽するゴン太さんの気持ちは伺えますよ。
飯田線は中央線との接続がひどいことが多く、長時間待たされるのもしばしば、やはりどちらかというと高速バスの方が使えます。ちょっと日帰りはきつい路線です。JR東海だから狙って中央線との接続を悪くしているんじゃないかと邪推したくなります。
いまさらですけど、甲府に泊まるのであれば次の日に予定がなければ、逆に塩尻とか松本に向かうのも手だったかも。
ちなみに自分もオヤジなので、未だにガラケーですよ。電池は持つし、なんと言っても安いですしね。(^^;
投稿: リブル | 2017.09.02 20:21
リブルさん、こんばんは。コメントどうもありがとうございます。
リブルさんのブログでの野口五郎小屋利用のアドヴァイス、すごく丁寧で嬉しかったです。七倉山荘は知っていたのですが、建て替えられて新しくなったとは知りませんでした。お値段も良心的なので、この案、検討してみますね。
さて、木曽駒ヶ岳ですが、中央アルプス自体初めてだったのと、計画を思いついたのがほぼ前日というのが、予期せぬアクシデントにまるで対応できなかった原因かなぁと反省しています。
(飯田線も初めてでしたので、乗り鉄半分で出掛けたあたり(笑)、ちょっと不用意でした。)
で、リブルさんのおっしゃった三の沢岳というのも、え?そんな山あったっけ?と調べてみて、ああ、この主稜から外れたこの山か~と初めて意識に上った次第です。今度泊まりで行くときはぜひ立ち寄ることを検討してみますね。
おっしゃる通り、次の日何も予定がなければ、これから松本とか観光がてら行ってみようかと、ふと思いついたのですが、やらなきゃならない家事もあった(笑)のと、もう小淵沢とか岡谷とか昨日ガックリしたばかりの駅を通過するのが、さすがにちょっと気が進まなかったのです。
で、大月方面へと素直に帰路についたのですが、車窓から見える山々がたっぷりと雲を被っているのも見えて、途中で降りて扇山あたりでも…という気もなくなっちゃいました。
リブルさんもガラケーと聞いて少しホッとしました。スマホは毎月の料金が高くて、年間で見ると5・6万は違ってきてしまうので、よほど料金の安いプランができない限り、今回のような目に遭っても、移行する気はないですね。普段はほとんど電話もしませんし、電車の中でゲームもしないし、ネットにもアクセスする必要はまずないので。。。
そうそう、電池なんか充電しなくても1週間は楽勝ですものね(笑)。
投稿: ゴン太 | 2017.09.02 20:59
こんばんは、お久しぶりです。
木曽駒日帰り(のはずだった)顛末、読ませていただきました。
いやはやタイヘンでしたね。
スマホさえあれば! …って、私も青息吐息で動いているガラケーなので
やっぱり、こんな時はスマホだよな~、どうしようかな~
変え時かな~なんて、思ってしまいました(^^ゞ
投稿: pallet | 2017.09.02 23:12
palletさん、こんばんは。コメントどうもありがとうございます。
こんなたまにしか更新しないブログの、長文記事までお読み戴いたようで、大変恐縮しております(笑)。
palletさんもガラケーと聞いて、もうこれは、ガラケー山歩き同盟を作ってしまいたいと、少し心強くなりました(笑)。
あのとき、確かにスマホだったら…と何回も思ったのですが、喉元過ぎればで、スマホ持っていれば、あの日家に帰れたという訳でもないですし、あれば便利だけれど、無いからと言って命を落とすというわけでもなさそうだな…と。
月々の支払いが今のガラケーの値段と同じになるまで頑張って使ってみようかと思っています。
そうそう、私palletさんのブログはこれでもよくのぞきに行っているんですよ。最近ではあの東欧の記事にやられちゃいました。
私、今一番行きたい外国の国がスロヴェニアとクロアチアなんです。あ~いいな~とすごく思って、行ったこともない国なのにコメントし入れちゃおうかと思ったほどだったんです。
特にブレッド湖とトリグラフ山。トリグラフは出来たら頂上まで行きたいぐらいなのです(笑)。
投稿: ゴン太 | 2017.09.03 22:00
ゴン太さん、こんにちわ~
随分前にカキコしたんだけど、全部消えちゃって。。。
遅まきのコメでごめんなさい
今回のアクシデントは、大変でしたね。
折角の楽しい旅が一転して…悪夢のような展開に。
しかも、雨が追い打ちかけるなんて、神様ったら、なんてイジワルなの~。
私も帰れなかった事は無いのですが、
電車が突然運休したり(雨の五能線で2度経験あり^^;)
地震や事故、渋滞…に巻き込まれたことなんて、何回あるかなぁ~^^;
実は、自分の時も似たりよったりな経験してるんですよ。
まだ母娘旅の時だから、昔の話ですが…。
電車で行けるか?私も調べてみたんです。
だけど、流石に千葉からは無理で、高速バス利用で、駒ヶ根駅前で仮眠。帰りも高速バスの予定でした。
木曽駒は、濃ヶ池経由で山小屋泊。
翌日は、三ノ沢岳へ。降りて来たら、Rw2時間待ち。
まぁ、それを見越して計画を立てたんだけど、道路渋滞で、路線バスが大幅に遅延。
たったの5分の遅刻で、高速バスには乗れませんでした。
高速バスの発車時刻が来た時は、もう血の気が引いて…煩い筈の路線バスが、無音になったのを覚えてます。
その後、高速バスの窓口の方の配慮により、次のバスへ変更って形の…恩情を受けました。
不幸中の幸いとはいえ、トラウマになりそうな苦い経験は、もうしたくないなぁ。
ゴン太さん、のっけからハラハラドキドキだったけど、怪我しないで良かった^^♪
今回の件でトラウマにならなければ、濃ヶ池も三ノ沢岳も静かで、ゴン太さん好みかも~♪
私もガラケー派ですよん。
何と言っても、安いのが魅力だも~~んネ♪
気にしないで、使ってます(笑)
遅まきのコメ&長文で失礼しました。。
投稿: れれちゃん | 2017.09.10 16:56
れれちゃん、コメントどうもありがとうございます。
トラウマというほどでもないのですけれど、その後、レポのアップはまだなのですが、18きっぷの残りをなんとか山行きで使い切ることができました。
ただ、昨日期限ぎりぎりで使い切った時も、大糸線16時でほぼ最終みたいなプランでしたので、万一逃した場合、あずさでは何時、北陸新幹線では何時何分という形で昨日中に帰る路線検索も済ませてから行きましたよ(笑)。
れれちゃんも、まさに木曾駒のロープウエイで同じような目に合いそうになったとのこと、私は高速バスのことは知ってはいたのですが、18きっぷで余裕で日帰りできると思い込んでいて(笑)、逃した場合のことをあまり深く考えていませんでした。これが今回の一番の反省点ですね。
ガラケーはあまり持っているのを見かけなくなったので、私ぐらいかな~と思っていたのですが、これだけたくさんガラケー派がいるとわかって、もうしばらくはガラケーのまま押し通してしまおうと自信がつきました。
濃ヶ池も三ノ沢岳も次回は立ち寄ろうと思っています。いろいろ励ましてくれてどうもありがとう(笑)。またいろいろ教えてくださいまし。
投稿: ゴン太 | 2017.09.11 13:39
ゴン太さん、こんばんは。
皆さんとゴン太さんの会話を楽しんでいます。
18キップからスマホ vs.ガラケーに発展しているのも面白いですね。
小生も、もちろんガラケーです。
基本的には電話とメールがあれば十分ですから。
もちろん、検索出来たら便利な場合もありますが、
ゴン太さんの言われる通り、「スマホがあったらその日に帰宅できたわけでもないし、命を取られるわけでもない」だと思います。
結局、「検索が、あれば便利ではなく、無いと困る」ような場合が年に何回あるの?ということでしょう。
また、通信業界に限らず、いろいろなサービスや製品で「付いていれば便利、しかし無くてもそれほど不自由しない機能やサービスをパッケージにして売りつけようとする商法」が世の中に横行しているのが気に食わないのも、個人的にはガラケーに拘っている大きな理由かもしれません。
投稿: AKIO | 2017.09.11 21:31
AKIOさん、コメントどうもありがとうございます。
スマホVSガラケーということではないんですが、こんなにたくさんの方がまだガラケーだと聞くとかなり安心し、心強く思います(笑)。
このサイトを訪れる人でも半数以上はスマホに移行していると思っていたのですが、そういうわけでもなさそうですね。
そういえば、中学校の同窓会で久しぶりに再会した同級生の女性の一人が「私も山歩きますよ」ということで結構話し込んだのですが、彼女も「いまだにガラケーなのよ」と笑いながら話していました。
よく、温泉の口コミ欄で「ネットにつなぐことができない」などと不平を書き込んでいる人がいたりしますが、山歩きをしていると、そんなことで不便だとか思わないのですよね。
そう考えてみると、山歩きの人たちにガラケー派が多いのも、おっしゃるとおり、あれば便利だけれど、なくて困ることも滅多にないのでわざわざ替える必要もないか…ということなのでしょう。
ほかの業界でもおっしゃる通り必要ない機能が付いた製品で何とか利益を稼ごうとしていますが、なかなかそれもうまくいっていないようですよ。やはりそんなことにそれだけお金を払うのをやめれば、いくら浮く、と庶民はすぐ判断してしまいますからね(笑)。
投稿: ゴン太 | 2017.09.12 13:52