【乗り鉄?…18きっぷで富山往復】
往路
2010年08月13日(金)
新宿 05:56 - 06:05 池袋
池袋 06:11 - 06:20 赤羽
赤羽 06:26 - 08:02 高崎
高崎 08:23 - 09:27 水上
水上 09:47 - 10:21 越後湯沢
越後湯沢 10:39 - 12:01 直江津 (六日町からほくほく線へ乗り入れ 950円)
直江津 12:08 - 14:08 富山
復路
2010年08月14日(土)
富山 06:24 - 08:24 直江津
直江津 09:08 - 10:31 宮内
宮内 10:36 - 12:39 水上
水上 12:46 - 13:51 高崎
高崎 13:57 - 15:33 赤羽
赤羽 15:37 - 15:51 新宿
お盆休み、前回記事で書きましたとおり、最初は北ア狙いでした。北アルプスは都心から遠いため、夜行がダメな私はなかなか足が向きません。でもこのブログをはじめる前の年に行った雲ノ平から見た黒部五郎岳はどうしても訪れてみたい山だったので、今年こそという感じでお盆休みにプラス二日お休みを付け足して挑戦のつもりでした。
予定コースは、前日、富山のホテルに泊まって、翌朝六時過ぎのバスで折立へ行き、一日目は太郎平の下の薬師峠テント泊。二日目は黒部五郎小屋前でテント泊。三日目は鏡平山荘に泊めてもらうか余力があればワサビ小屋まで行ってテント泊、翌日新穂高温泉から帰京というホテル一泊+テントで三泊四日のコースです。
前にもこのコースで予定していて、結局その夏は大気の状態がずっと不安定でゲリラ雷雨状態だったため、三日前にキャンセル料がかからないタイミングでホテルの宿泊やバスの予約もキャンセルしてしまったのです。
今年は直前まで、まぁまぁの天気予報で、台風一過のあとだし、なんとかなりそう、と出掛けたのですが、出掛ける前にあった晴れマークはひとつだけになり、それでも一日だけでも晴れてくれればと、ご覧の各駅停車で八時間かけて富山まで行ったのですが、どんよりと曇った富山に着いてから見た天気予報では、ついに晴れマークが消え、テレビでは北陸地方は激しい雨に注意との予報。夜になって雨も降ってきて、ネットで見た北アルプス方面の天気予報は全て雨マークに化けていて、とそのうえ、どうも食欲もなく身体に力が入らない感じです。
テント泊は随分久しぶりですし、この重い荷物で雨の中を歩くのはもちろん、夜激しい雨にあうと、テントは大変な事態(=浸水)になってしまいます。小屋に泊まるお金は念のため持ってきてはいますが、一番心配だったのは日程がギリギリで、途中にエスケープルートが無きに等しいことでした。停滞は許されず、悪天の中、予定をこなしていくのは難しそうですし、なによりこの体調では他の登山者に迷惑を掛けかねません。
幸いここまでかかった費用は数千円。これが新幹線でも使って一万円以上かかっていたりすると、せっかくお金掛けてきたんだから…と強行していたかもしれませんが、寝る前には「もう無理はしないで、起きてみて晴れていたりしない限りは見送っておこう」と気持ちが固まってきました。
翌朝起きてみると、まだ身体に力が入らない感じがあって、担いだテントも大層重く感じます。雨に濡れた地面を見て、(それでも折立行きのバスの発車場所を見たときには少し気持ちが動きましたが)結局昨夜調べておいた各駅停車での帰京列車に乗り込むことにしました。
結局富山を18きっぷで往復しただけの、乗り鉄(?)に終わってしまったのですが、途中上越国境のトンネルで回転するところでは回転しているのは実際には全く判らない(当たり前か)ことや、栂海新道の終着駅である親不知駅の様子など実際に訪れてみて、実際に乗ってみて判ったことなどもあって収穫はそこそこありました。
行きのほくほく線は利用しなくても富山まで行けますが、時間が大幅に短縮できるのと一度乗ってみたかったというのもあって利用してみました。私が乗ったときは途中で検札があり、そこで18きっぷを見せた上でほくほく線の料金950円を支払いました。なお、ほくほく線は車両にトイレが備えつけてありませんのでその点注意が必要です。
お盆でしたので行きはそれこそ大変な混雑で、高崎に早めに到着して上越線の席を確保できたことなどラッキーながら勉強になった面もありました。
富山まで鈍行で行こうと思えば行ける、というデータとして、安い移動の方法ということで、どなたかのお役に立てるかも知れないので、お恥ずかしい記録ですが参考にしていただけたら幸いです。
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