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2009.07.10

【夏山登山バス 2009】 山バス情報102

「今頃、遅いぞ!」とお叱りを受けることを承知で、今年も夏の山バス情報をお届けします。

まずトップニュースはHikaruさんが提供してくださった。北杜市の清流と甲斐駒ヶ岳周遊バス
なんと、韮崎駅~尾白渓谷~小淵沢駅を結ぶ路線で、竹宇駒ヶ岳神社行きのバスが廃止されて久しい昨今としては大変嬉しいニュースですね。朝の便は10時発となるので七丈小屋に15時までに着くのはよっぽどの健脚者じゃないと難しいですが、帰りの便としては使えそうですよね。近くに温泉施設(べるが尾白の湯)などもあるようですし、汗を流しながらバスを待つのも好いかも知れません。

もうひとつ、これは夏山でもないのですが、おなじくHikaruさんが教えてくださった、深田公園行きバス。山梨峡北交通さん、瑞牆山荘行きのバスに続いて、山バス拡充に積極的で、今後も楽しみです。みなさん、利用することでぜひ存続と拡充に寄与しましょう。

そして、去年残念なお知らせをした、しずてつジャストラインの静岡駅~畑薙第一ダムを結ぶバス、今年は走ってくれるようです。ただ、ご存知の方も多いと思いますが、なんとあの、千枚小屋が火事で全焼してしまいましたので、南ア南部へ行かれる方はくれぐれもご注意ください。

そのほか、例年お伝えしている、毎日新聞社主催の毎日アルペン号は今年も走ってくれます。今年は従来商品に更に「奥日光・丸沼高原ルート」も追加され、こちらも山バスの拡充に進んでいます。夜行バスが苦にならない方は、是非ご利用をご検討ください。

あと、こちらは、もう既に6月から走っていますが、夜行が好きな方は、今年も私鉄で唯一の夜行列車「尾瀬夜行23:55」もどうぞ。もっとも尾瀬は夜行バスが毎日走っていますから、乗り換えもないバスの方が、という人はやはりこちらになるのでしょうかね。

また、去年広げた大風呂敷は、相変わらず東北方面のみのカバーとなっていて、今年も広げっぱなしのままですが、多数あったリンク切れなど訂正してみましたので、東北方面狙いの方は一度覗いてみてくださいませ。

そのほか、皆さんの方で、お気づきになった情報などありましたら、この記事のコメント欄や、掲示板でどうぞ。自信のない未確認情報であればメールでくださっても嬉しいです。

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2009.07.07

【左膝の打撲】 

 タイトルを見て、ほとんどの方は、あ、ゴン太、山で転んだな、と思うことでしょう。
そう、山での事故なら、まだカッコイイというか、ありうべきことなのですが、今回の打撲は山でやらかしたのではなく、たいへんにお恥ずかしい話なので、黙っていようかと思ったのですが、自戒の意味も込めて、ご報告することにします。


 7月4日土曜日、もうずっと10年以上も会っていない人と久々に再会することになりました。

 久々の再会場所は品川。そこで私たちは実にいろいろなことについて大変興味深い話をしました。しかし、話が佳境に入り、酒量もいつになく多くなって、最近ほとんど深酒をしたことのない(というよりここ数年、外で飲んだことさえない)私は、ぐでんぐでんに酔っ払ってしまいました。足もとがしっかりせず、まっすぐ歩けない、ところどころ記憶が飛んでいるところもある、そんな危険な状態ですが、とてつもなく気分はいいので、これが困ったところです(笑)。

あれ、ヘンだな、と気がついたのは帰りの山手線の中。いつの間にか座って寝ていたのですが、聞こえてくる車内アナウンスは上野だとか日暮里。。。なんと山手線の反対回りに乗って眠りこけていたというウソようなホントの話! 池袋、目白、高田馬場、新大久保、ときて、やっと新宿に着いたときは、小田急線の最終間近。

扉が開き、ここで降り損なったら大変、と立ち上がって降りようとしたら、やはり相当酔っ払っていたのでしょう、ホームと電車の間に左足を突っ込んでしまいました。
すぐ近くにいた人が「大丈夫?」と心配して声をかけてくれたほどだったので、よっぽどひどい落ち方だったのでしょう、このときひどく左膝をホームにぶつけてしまったのです。


それでも、このときは、さほど痛みを感じず、フラフラしながらですが、歩いて駅の階段を上り下りして、無事小田急の最終で、最寄り駅からも自分の二本の足で歩いて帰ったのです。

ところが、その翌朝、目覚めて寝返りを打とうとしたら、飛び上がりそうなほどの激痛。左膝が痛くて痛くて、トイレまで歩いていくのも激痛に耐えながらという有様。体重を少しでもかけるととんでもなく痛い!見ると腫れもだいぶひどくて、こんな痛みは初めてだし、これは骨折しているのかもしれないと感じました。

日曜日で、医者もやっていません。痛みはどんどんひどくなる感じで、寝返りも打てず、少し動くと激痛。二日酔いで食欲もなかったのですが、調理など一切出来ない状態。寝ていても痛いし起き上がろうと膝を伸ばすだけで激痛。ああ、もうこりゃあ折れているんだろう、と観念しました。

いったい治るまでどれぐらいかかるんだろう、夏山は無理として、秋は?秋も間に合いそうにないな… しばらくは買い物にも行けないだろうし、仕事も骨折してたらとても出来る種類のモノではない、膝を使う仕事だし、どうしよう…と目の前がマックラになりながらも、リンク先のsanpoさんの骨折記を読んでみたりしましたが、痛くてそれも続かず、眠れない長い夜を過ごしました。

たまにうつらうつらしてみる夢の中で、自分が自由に歩き回っているので、夢の中で、ああ、こりゃ夢だわ、と気付いてしまう始末。

翌々日、あ、少し痛みが引いたような…、もしかしたら折れていないかもしれないぞ、と気を取り直して、近くの医者へ。幸い自分の住まいと斜向かいの所に外科があるので、そこへ行って診てもらいました。普段なら30秒もあれば着くその斜向かいの医院にたどり着くまでがまた大変。自分は集合住宅の3階に住んでいて、エレベーターはないので、階段を下りるのですが、このとき、山のストックがなければかなり辛かったと思います。階段を下りて医院に着くまでが、なんでこんな目の前がこんなに遠く感じるんだろうというほどの時間のかかりよう。

受付を済ませても、なかなか自分の順番が回って来ず、そのあいだ、骨折してたら、いったん実家に帰って厄介になるしかないかな、などと考えます。

40分以上待たされてやっと順番が来て診察室へ。診断は幸いにも捻挫と打撲で、レントゲンでも骨折は認められないとのこと。全治3週間。

悪運の強い奴、なのかもしれませんが、まさに不幸中の幸いでした。

皆様も、どうか、飲み過ぎにはご注意を。

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