【紅葉の大谷ヶ丸西尾根から笹一へ】
【山行日】 2008年11月15日(土)
【使用公共交通機関の詳細】
「鉄道」
新宿 05:18 - 06:13 高尾 (中央線各駅停車)
高尾 06:14 - 07:12 甲斐大和 (中央線各駅停車)
「歩行」
甲斐大和駅 07:20 - 08:05 西尾根取り付き
取り付き 08:15 - 09:05 御料局三角点(1150m圏峰)
1150圏峰 09:10 - 10:15 麻生山(1370m圏峰)
麻生山 10:25 - 11:15 大谷ヶ丸北峰
大谷ヶ丸北峰 11:20 - 11:30 大谷ヶ丸
大谷ヶ丸 12:00 - 13:00 曲り沢峠
曲沢峠 13:10 - 14:10 道証地蔵
道証地蔵 14:15 - 15:10 笹一
笹一 17:10 - 17:20 笹子駅
「鉄道」
笹子 17:33 - 18:44 高尾 (中央線各駅停車)
高尾 18:55 - 京王線某駅 (京王線)
例のエアリア赤線での迷走のとき、笹一にとっておこうと思って見送ったプラン、これをよく見直してみると、どうも私の鈍足では笹一酒造の新酒祭りが終了する17:00に間に合いそうにない、ということが判明しまして(笑)、別プランを考えていたのですが、そういえば、もうずいぶん長いこと大谷ヶ丸には登っていないなぁ、と…。
そこで思いついたのが、松浦隆康著『静かなる尾根歩き』にも載っている、「大谷ヶ丸西別尾根から西尾根」の西尾根部分を登路にとって、下りを素直に以前歩いたこともある曲沢峠への一般登山道にして道証地蔵経由で笹一へ向かう、というプランです。朝一の電車に乗れれば(乗り損ねても甲斐大和駅から上日川峠のバスもあるし)ゆっくり歩いても、笹一に16時過ぎには着けるだろうとの目算も立って、実行してみました。
念のためのご注意:大谷ヶ丸西尾根は一般登山道とは違い、道標は一切無く、コンパスと地形図をある程度使いこなせる方でないと(特に下りは)難しいコースです。登りでも2万5千分の1地形図「笹子」とコンパスは必携ですので、ご留意ください。
早朝の甲斐大和駅。家を出たときは生温かかった空気もさすがにひんやりとして、青空に秋色の岩崎山が映え、午後から曇りの予報が当たるとはとても思えない気持ちのよい秋晴れです。
車道歩きで景徳院を過ぎて、左手に茅葺きの民家を見てすぐに右手に分かれる舗装道が曲沢峠への道なのですが、曲沢沿いの道が荒れているため、登山道を付け替えたとの注意書きがありました。
今回は左手の尾根に取り付くため、指示には従わず、旧曲沢コースへの舗装道を上がっていきます。舗装が切れるところに大谷ヶ丸西尾根の取り付きである205号鉄塔への送電線巡視路があります。
きれいに色づいた雑木の巡視路を登っていくとあっけなく尾根の取り付きに成功し、やや藪がちではあるものの、尾根上のしっかりした踏み跡を辿ることが出来ます。尾根上も、カラマツなども混じりますが、ほとんど自然林の歩いていて気持ちのよい径です。左手にはきれいな秋色の西別尾根が見えていて、いつかあちらの尾根も歩いてみたいと思いながら少しずつ高度を上げていきます。
紅葉の写真など撮りながら、尾根を登っていくとやがて御料局三角点がある1150m圏峰に到着。取り付きから50分ほど経過していたこともあり、ここで水分補給がてら休憩。
御料局三角点から1199mピークに向かうと、ピーク手前で結構な枝藪になります(下りにとった場合はしっかり方向確認しないと間違えやすいところだと思いました)が、ピークに至れば、あとはスッキリした雑木の美しい尾根道となり、歩いていて大変気分が好いところです。紅葉もこのあたりから見頃となって、とりわけ赤い紅葉が鮮やかな彩りとなっていました。
木製のやぐらがある1330m圏峰では、笹藪の中、西別尾根と合わさり、ここも(特に下りでは)しっかり方向確認が必要なところ。少し下って登り返せば発動機が放置された1370mのピークです。少々殺風景ではありますが、少しばかりの展望もあり、ここでパンと水分を少し補給しておきます。なにしろ、地形図の等高線を見るまでもなく、このあとは、約300m近い鉄砲登りが待っているからです。
覚悟していたとはいえ、やはり1370mのピークから先の斜面は絞られました(笑)。登っても登っても傾斜は緩まず、雑木の落ち葉が踏ん張りをきかなくする、マイナールート独特の登りづらさ。いつも終わってみれば楽しい思い出になるのですが、しかしながら登っている最中は「よいしょ」から「えいくそっ」「こんちくしょっ」にかけ声が変わるほどキビシイ(笑)。
最後は大岩を巻くようにして大谷ヶ丸北峰に飛び出します。ここまでもちろん誰にも逢わなかったのですが、北峰で一人単独の男性とお会いしました。挨拶だけして北側の岩で一休み。北峰は縦走路から外れたところにあり、落ち着いたいい雰囲気の場所で、あとからやはりこちらでお昼にすれば好かったなとちょっぴり後悔してしまったほどです。
北峰に上がる前から、ガスが上がってきてはいたのですが、北峰から南の高みを目指して笹藪に覆われた踏み跡をたどる頃には、上空はすっかり灰色になっていました。昼から曇りとの予報通りです。
縦走路に飛び出し、なつかしい大谷ヶ丸で少し早めですがお昼御飯にしました。お昼を食べている最中も単独行の男性お二人にお会いしただけ。。。南大菩薩の中でも大谷ヶ丸は比較的人が少ないですね。
お昼を済ませ、ここからは一般登山道を行きます。天気も悪いし、笹一の時間もあるので、今日は滝子山は寄らずに、まっすぐ曲沢峠へ。
途中の雑木林で落ち葉をガサゴソいわせるのはやっぱり楽しいです。曲沢峠までの径はほとんど紅葉は終わっていて冬枯れの様相でした。ときおりポツポツと額に水滴が落ちますが、雨降りとまではいかず、のんびりと緩い傾斜を下っていきます。
曲沢峠で少し休憩。休憩中何度か上空をヘリが旋回していて、どこかで事故でもあったのかな、と少し心配になります。曲沢峠からはスミ沢沿いの径へ降りますが、ここらへんはとても紅葉がきれいで、天気さえ好ければもっと好い写真が撮れたのにと残念でした。
道証地蔵にたどり着き、2年前間違って降りてしまったところが目と鼻の先だったことを確認(笑)してから、笹一へ向かいました。
笹一では、おいしいタダ酒を駆けつけ三杯(笑)。
すっかりいい気分で誰も知っている人もいないし、そろそろ帰ろうか、としたとき、ba_sobuさんご夫妻とkomadoさんがいらして、4人で楽しくお話して、帰路の電車も高尾までご一緒させていただき、東北の山の話など貴重なお話をきかせていただき、気分好く帰途につくことが出来ました。
komadoさん、ba_sobuさんご夫妻、当日はいろいろごちそうになったりして、どうもありがとうございました。またどこかでお会いしましたら、どうぞよろしくお願いいたします。 m(__)m
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