【桃の花見♪ 茶臼山から京戸山・達沢山 その1】 山バス情報80
【山行日】2008年4月12日(土)
【使用公共交通機関等の詳細】
「鉄道」
新宿 05:18 - 06:13 高尾 (中央線各駅停車)
高尾 06:14 - 07:18 勝沼ぶどう郷 (中央線各駅停車)
「タクシー」
勝沼ぶどう郷駅 07:28 - 07:35 釈迦堂遺跡博物館 (1700円)
「歩行」
釈迦堂遺跡博物館 07:45 - 09:05 茶臼山
茶臼山 09:15 - 09:35 大沢山 (迷走)
大沢山 10:00 - 11:05 京戸山登山口
登山口 11:15 - 12:10 ナットウ箱山(△1412.5)
ナットウ箱山 12:40 - (達沢山経由) 13:30 1145m峰
1145峰 13:40 - 14:25 旭山(842m峰)
旭山 14:35 - 15:15 ももの里温泉 (600円/3時間)
ももの里温泉 16:15 - 16:50 中央道甲斐一宮高速バス停
「バス」
中央道甲斐一宮 17:02 - 19:05 新宿駅西口 (1700円)
都心の桜の花が散ってしまって、少し物寂しい感じがする頃、甲斐の山里はきれいなピンクの絨毯になります。もちろん、桜も咲いているのですが、それよりもずっと鮮やかな花、桃の花が咲き乱れて、まさに桃源郷のような美しさなのです。
里の桃の花だけ見るのも好いのですが、近くにはなかなかいい山がありますので、山バカとしてはセットで楽しむことになります。
数年前に茶臼山に登ってみた時、茶臼平からすぐに降りてしまったのですが、そのとき、大沢山を示す道標と結構はっきりした踏み跡があったのを見て、この尾根をずっとたどって、京戸山から達沢山へと行ってみたいと思っていました。
茶臼山から大沢山を経て京戸山というのは、あまり資料が無いこともあって、自信がなかったのですが、地形図で見て難しそうな二本木山から林道に降りたあと京戸山~岩崎山の尾根に行く箇所、ここを林道歩きにしてしまえば林道の終点前で尾根に取り付けるのではないか、と考え、もし無理ならそのまま林道を降りて帰ってくることにして実行してみました。
朝一番の中央線で勝沼ぶどう郷の駅に着いたのは07:18。客待ちのタクシーがいなかったので、携帯で呼ぶと10分ほどで来てくれました。去年と同じ釈迦堂遺跡博物館までは、タクシー代が上がったため1700円。昨年はなかった笛吹市の「釈迦堂遺跡」のバス停を見つけましたが、これが↓ごらんのような時刻表でおまけに土日祝祭日は運休。この市営バス、帰りに寄った ももの里温泉 も経由する、ハイカーにとっては願ってもないバスなのですが、土日祝日運休ではねぇ…。せめて桃の花のシーズンだけでも土曜休日運行してもらえると嬉しいのですが。。。
ただ、釈迦堂入口まで土日運行している甲州市のバスなら帰りの便としては使えますね~。
釈迦堂で朝の桃の花見をしたあと、水分方面へ向かいます。車道をずっと歩いていくと左手に「茶臼山登山口 ←ここから入る」と書かれた大きな看板があります。登山道は小さな支尾根にやや強引につけられた感じの径ですが、踏み跡ははっきりしており、迷うことはありません。稜線に出て右(東)にしばらく登っていけばやがて茶臼山の山頂に到着。
茶臼山から直角に方角を変え、南進。見覚えのある茶臼平をそのまま南へ。大沢山の手前で左に巻いていく踏み跡を見送り、尾根通しのやや薄い踏み跡を登っていくと大沢山に到着です。
大沢山には手製の指導標がありますが、この指導標の二本木山と書かれた上にマジックで×がつけられた方向には入ってはいけません。この方向(北東)には尾根通しに濃い踏み跡がついており、目立つマーキングまであるので、私もついつい入り込んでしまい、時間をロスしてしまいました。二本木山に向かうには、いったん茶臼山方面に少し戻って南に延びる踏み跡に入ります。ここらへんはコンパスが使えないと、「自分がどう間違ったのかも判らない」箇所だと思います。やはり一定程度の地形判断(スキル)が必要なルートですので、自信のない方は安易に入り込まない方が賢明でしょう。
二本木山への径は、尾根通しに踏み跡がありますが、枝打ちされた木々が放置されており歩きにくい箇所もあります。二本木山を通過後、無事尾根通しに最後の小さな小さな小ピークも越えて林道に降り立ちました。すぐに右手の尾根に上がれば上がれそうですが、ここは自信もないので、予定通り林道をえいこらと登っていきます。
林道上部で雲母山(△1213.3)方面へ分岐する林道を左に分けて更に登っていくと、赤ヒモの下がったマーキングもあるのですが、もう少し先で岩崎山から京戸山を結ぶ尾根に近づくのでは…とそのまま林道を上がっていくと、↓のような立派な登山口がみつかり、ここで、林道の途中までタクシーで上がっていらしたという女性四人組にも会いました。もう迷うこともなさそうだと安心したせいか、ちょっと疲れが出たのでこの登山口でしばし休憩。
この登山口から少しの登りで、岩崎山と京戸山を結ぶ尾根に上がり、あとは落ち葉ざくざくの明瞭な登山道を上っていけば1430m峰のやや東の稜線に飛び出します。しかし、ここにある指導標は来た径を「下山道」とだけ記したそっけないもの。行く先の地名も表記されていませんし、林道に降りたあとそのまま林道伝いに降りてくれればいいのですが、うっかりマーキングのある箇所で尾根に入り込んだりしたら、かなり危険ではないでしょうか…。
1430m峰は今日の最高地点。ここからは、アップダウンはあるものの、高度を下げるだけ。ゆるく下った先にある今日の最初の三角点:ナットウ箱山(1412.5m峰)には10人ほどの団体さんがいましたが、なかなか好ましい山頂なので、お腹もぺこぺこだしというわけで、ランチタイムにしました。
その2へ続く
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