【上州子持山でスノーシュー遊び♪】 山バス情報52
【山行日】 2007年1月13日(土)
【使用公共交通機関の詳細】
「鉄道」
新宿 05:19 - 05:28 池袋 (山手線)
池袋 05:30 - 05:40 赤羽 (埼京線)
赤羽 05:54 - 07:27 高崎 (高崎線)
高崎 07:44 - 08:31 沼田 (上越線)
「バス」
沼田 08:50 - 09:06 子持山入口 (関越交通バス 430円)
「歩行」
子持山入口 09:15 - 09:45 旭集落
旭集落 09:55 - 10:20 小峠
小峠 10:30 - 12:25 子持山
子持山 13:05 - 14:15 6号橋7号橋分岐
分岐 14:20 - 15:30 子持神社
子持神社 15:40 - 16:55 敷島駅
「鉄道」
敷島 17:19 - 17:50 高崎 (上越線)
高崎 17:58 - 19:32 赤羽 (高崎線)
赤羽 19:38 - 19:53 新宿 (埼京線)
新幹線を除けば、上越線は、たぶん生まれて初めての乗車。この時期、ドアの開閉は渋川を過ぎると車内保温のため手動のみになるのが新鮮で好かったです。
沼田駅に降りると、駅から目指す子持山が見えます。中山本宿行きのバスを待つ間、晴れていて陽が差しているにもかかわらず、ちらちらと白いものが舞ってきました。上空を見ると上越国境の山々でブロックしきれなかった雪雲の「おこぼれ」のように白い雲が北から流れてくるのがわかりました。水上駅まで駅3つしか離れていないことを実感です。
今回もガイドブックの逆コースにして「タクシーを使わない&18きっぷ」で格安狙い。しかし、やはり『雪国』のモデルになった清水トンネルはすぐそこ。スノーシューを担いでの、やや重装備です。
少し工夫(&実験)して、寺尾ではなく子持山入口バス停で下車。地形図「沼田」で見ればお分かりの通り、寺尾と子持山入口バス停は高度差180mほどあり、150円余計に払っても損はありません。横子集落を通る太い車道を道なりに南下すれば、寺尾からの道に合流。2kmほどでほとんど平坦な道ですからバス停から歩いて約30分で旭の集落です。
旭から先は称号が登山道になりますが、無雪期なら車で小峠の先まで入れます。現況は旭集落から先は車はチョット厳しいでしょう。轍がありましたが、凍結していました。
小峠の先からやっと本物の登山道になりますが、やはり北斜面ですぐそこは雪国。トレースはありましたが積雪たっぷりなので、用意したスノーシューを装着して、うひょうひょ言いながら登っていきます。
少し曇りがちだった天気も回復して、冬の柔らかい陽差しが雪を照らして、本当にきれい。雪目防止にサングラスをしていたのですが、ときどきサングラスをはずしてみると、ため息が出るほどの美しさ。やっぱり晴天のスノウハイクは最高っす♪
スノーシューがあるとはいえ、積雪は30cm以上(深いところで50cm近く)。小峠までが予想より早めだったため、余裕こいてスノーシューで遊びすぎたせいもありますが、小峠から山頂まではコースタイムを大幅に上回り、2時間近くかかってしまいました。
山頂からは、予想通り北方面の展望は雪雲の中でしたが、榛名、赤城、そして上州武尊方面がよく見えてごきげんです。だるま弁当を食べながら30分ほどの滞在でしたが、山頂は私一人だけ。結局山中でこの日会ったのは登りで出会った男性お一人だけでした。
山頂直下は、エアリアにも急坂&岩場と書かれているので、もちろんスノーシューは仕舞って4本爪の軽アイゼンで下ったのですが、これが、この日一番おっかなかった箇所でした。たぶん、雪が付いてなくてもイヤラシイ下りだと思うのですが、凍結しているところがあったかと思うと、アイゼンが邪魔でしょうがない雪のない岩場の急下降があったりで、途中写真を撮るのに何度も立ち止まったこともありましょうが、コースタイムの40分を大幅に超過して、大黒岩の先の6号橋と7号橋分岐まで70分もかかってしまいました。
大黒岩(獅子岩)は、時間と見た目から登るのは「やめ」にして、屏風岩ももちろん素通り、子持神社奥の院に道中の無事を感謝して、車道に降りたのですが、これがまたひどい状況で、一部は分岐で脱いだアイゼンを履き直さなければ通過困難な(笑)箇所も。
結局下の子持神社までは凍結した轍を避けて歩く羽目に。。。 たぶんですが、状況がこのままだと、タクシーはいくらお金を積まれても奥の院(7号橋)まで入ってこられないと思われます。冬期(特に降雪直後)にタクシー利用予定の方は、タクシー会社に確認をとってから、利用されることをお奨めします。
で、子持神社で遅すぎる初詣をした後は、勿論(笑)、地形図「鯉沢」を見ながら敷島駅まで歩きました。登りはお奨めしませんけど、下りならそう退屈しません。大鳥居を出た後に広がる眺めの佳い車道は交通量もそれほど多くなく、夕暮れ前のひとときにはむしろマッチした感じさえしました。
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