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2006.10.22

【秋本番、大菩薩峠から紅葉の牛ノ寝通り】 山バス情報45

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【山行日】2006年10月21(土)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿  05:18 - 06:13 高尾 (中央線各駅停車)
高尾  06:14 - 07:23 塩山 (中央線各駅停車)

「バス」
塩山駅 07:30 - 07:55 大菩薩峠登山口(裂石) (山梨貸切自動車 100円)

「歩行」
裂石    08:00 - 09:30 上日川峠
上日川峠  09:40 - 10:45 大菩薩峠
大菩薩峠  10:50 - 11:20 牛ノ寝分岐
牛ノ寝分岐 11:30 - 12:20 巡視路分岐
巡視路分岐 12:50 - 14:00 大ダワ
大ダワ   14:10 - 15:20 小菅の湯

「バス」
小菅の湯 16:50 - 18:10 上野原駅 (富士急山梨バス 1120円)
(事故渋滞のため20分遅れの発車)

「鉄道」
上野原 18:19 - 18:44 高尾 (中央線各駅停車)
高尾  18:55 - 京王線某駅  (京王線)

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牛ノ寝通りは、紅葉の時に歩きたいと思っていたのですが、私の鈍足では、バス利用での日帰りは厳しそうで、タクシー利用か、テント泊でと考えていました。

しかし、大菩薩から牛ノ寝にテントは大袈裟な気がするし、時間も余って間延びしてしまいそうです。ネットで日帰りで行った人のコースタイムなどを参考にさせて頂いて、とりあえず、日帰り装備で大菩薩峠まで行って、その時点で体調や天候などを勘案の上、その先どうするかを決めることにしました。

大菩薩峠に11時前に到着できれば牛ノ寝決行、11時を過ぎればフルコンバから林道づたいに小菅、12時前後なら大菩薩嶺回りで裂石に戻るという3択を用意して、朝一番の大菩薩峠登山口行きの百円バスに乗り込みます。やはりこの百円バスを知っているとタクシーで上日川峠まで5000円超は給料日前には厳しい選択(笑)なのです。

大菩薩峠登山口バス停から上日川峠までの道はつい数ヶ月前の小金沢山行で下りにとったので、最初からぐんぐんピッチを上げて、バスの同乗客をほぼ全員抜き去って、千石茶屋の先から登山道に入ります。

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登山道は自然林の美しい径で、傾斜もさほどきついところもない歩きやすい径です。ブナも混じりなかなか色づきも好いので、休憩の代わりに立ち止まっては何枚も写真を撮ります。上日川峠まで約一時間半で登れたので、鈍足の私にしては上出来だったでしょう。ロッヂ長兵衛前のベンチに座って休憩していたら、自分の身体から湯気が立っているのが見えました。 水分をたっぷりとって福ちゃん荘へ。

すぐそばを舗装道路が通っているのですが、ここも自然林が美しい森の小径。紅葉がとてもきれいです。しかし、そういうときに限ってデジカメの電池切れ。福ちゃん荘で電池を入れ替えましたが、ちょうど晴れていてシャッターチャンスだったので帰ってきた今でも悔しい思いです。

大菩薩峠までは車が通れそうなほど広い径を行きますが、この径も紅葉に彩られ、人が多かったものの、悪くない道のりでした。

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大菩薩峠は介山荘の売店と相俟ってさながら観光地の風情で、5分ほど休憩したものの、やはり落ち着かなくて(笑)、大菩薩嶺に背を向けて石丸峠へ。この日の最高点と思われる熊沢山も肝心の頂点は巻いてしまうようですが、とにかくそれまでの喧噪が嘘のように静かな佳い径でした。

石丸峠へ降り、なおも小金沢山の方へ歩みを進めると牛ノ寝通りの入口です。残念ながら、前回来たとき同様、小金沢山の東(大月方面)はガスだらけで、牛ノ寝通りも霧の中を行くことになりそうです。ガスが晴れる様子はないのですが、長丁場に備えて少しここで休憩をとっておくことにしました。

牛ノ寝通りは、ガスっていたものの、話に聞くとおりの素晴らしい広葉樹の径でした。この日は1500~1700mあたりが見頃で、榧ノ尾山手前まではとにかく足がなかなか前に進みません。このガスでは紅葉の素晴らしさを写真に撮ってお見せするのは無理とわかっていても何度もシャッターを切ってしまいます。というか、むしろ静かなこの山径の紅葉が霧に煙ってかえって幻想的な雰囲気を醸しだしており、晴れているときとはまた違った趣があって魅力的でした。

なかでもこの日一番素晴らしかったのは榧ノ尾山手前の巡視道の分岐点。私のへたくそな写真では全くその素晴らしさが伝わらないのですが、実物はあまりに素晴らしかったので、思わず「うわ~」っと声が出てしまい、榧ノ尾山で食べることにしていたお昼御飯はここでとることにしました。

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おにぎりとお茶だけの簡素な昼食でしたが、素敵な紅葉の森の中で食べているだけでホントシアワセ♪ 今日もやっぱり山に来てよかったと感じます。

榧ノ尾山を過ぎ、牛ノ寝の核心部分(?)である1300mの平坦な稜線はまだ色づき始めといったところ。今度の週末あたり結構いい感じになっているかも知れません。

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秋の日はつるべ落とし。残念ながらあまりノンビリしているわけにもいかず、また早足になって先を急ぎます。紅葉でも新緑でもないときでもきっとこの森は美しいのだろうな、と感じながら大ダワへ。

大ダワからモロクボ平はかなり飛ばしはしましたが、おそらくゆっくり歩いても一時間はかからないと思います。モロクボ平から小菅の湯は急坂を下り、疲れた足にはチョットきびしいかもしれません。

小菅の湯に着くと15:20発の上野原行きが出るところ。飛び乗ろうかと一瞬考えましたが、明日は日曜日。汗も結構かいたし、お風呂に入ってゆっくりしてから次の上野原行きで帰ることにしました。

しかし、次の上野原行きは途中道路の事故渋滞により到着が20分遅れとなりました。上野原行き最終は通常は16:30ですのでお間違えないよう、また、このバスは11月26日までの土曜休日のみ運行ですので、ご注意ください。

まぁ、上野原行きがなくなっても、17:13金風呂行きの村営バスに乗れば奥多摩回りで帰京できますけどネ。。。

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コメント

ゴン太さん、こんばんわ^^
レポ拝見しましたぁ。
道じゃなく、あえて径って書いてある所が憎いなぁ@^^@
牛の寝。私も紅葉の時でした。自然林多くて、中々良い道ですよね。ただ展望が無いから、私は途中で飽きてしまったけど・・^^;

「仙丈ヶ岳・その1」の上より2番目の写真、素敵だなぁ~♪*^^*
これ何処から撮ったんですか~?
私~仙丈は山頂直下で撤退してるから、ヨダレ垂らしながら見ちゃいましたよ(笑)

投稿: れれちゃん | 2006.10.23 21:00

れれちゃん、こんばんは。この日は割と近くを歩いてらしたのですね。

そうかー、牛ノ寝、途中で飽きちゃったですか。確かに長いし同じような道がずっと続きますからね。でもあれだけの広葉樹の森は近辺ではなかなかお目にかかれない気がして、やっぱり紅葉の時期に来てよかったと思いました。

御指摘の上から二枚目のあの写真は、仙丈岳の山頂から撮ったものです。目の前の色づいた尾根が馬の背。その向こうに甲斐駒北西の鋸岳。バックは八ヶ岳かな。カールの底に見える建物が二日目に泊まった仙丈小屋です。

投稿: ゴン太 | 2006.10.24 19:41

ゴン太さん、こんちは。
以前、私も牛の寝を日帰りで歩きました。
なかなかいい尾根ですよね。私は暑い頃だったような気がしますが、途中の雑木林はとてもきれいで素晴らしい尾根だった記憶があります。写真も紅葉がかなりきれいですね。そんな時はガスでも楽しいですね。

小菅の湯はヌルつきがありました?天然温泉だから季節や天候によって若干の変化があるんですが、人が多いときなんかは普通のお湯みたいになっているときもあります。

投稿: リブル | 2006.10.24 20:20

リブルさん、こんばんは。

いや、実を言うと、リブルさんの記録、参考にさせていただいたんですよ。紙にリブルさんのコースタイムもメモっていったのですが、上日川峠で、こりゃ絶対追い付けないと諦めました(笑)。

まあ、私がどんなに急いだところで、リブルさん以上に早く歩けるはずもないのですが、リブルさんが14時過ぎに小菅の湯に降りられているのを見て、プラス2時間の16時過ぎなら可能かも知れないと、そう考えて日帰りに挑戦したしだいです。

しかし、リブルさん、14時に小菅の湯って、途中走ったんじゃないのかな、と大ダワで思いましたよ(笑)。

小菅の湯はヌルつきありましたよ。個人的には丹波の「のめこい湯」の方が少し硫黄臭があって好きなんですけど、小菅の湯も悪くないですね。

紅葉はもっと下まで降りているかと思ったのですが、これからという感じでした。もっとも今日の強風と雨で結構葉が落ちてしまったかもしれませんが。。。

投稿: ゴン太 | 2006.10.24 22:44

ゴン太さん、こんにちは。

参考にして頂いたのですか。それはありがとうございます。
さすがに走ってはいないです。でも、ふと思い出したのですが、あそこを歩いた時、確か途中で蛇を見かけて、ちょっと急いだ気がしますよ。(^^;

そう言えば、丹波山温泉は随分行ってないです。仮設の頃は硫黄の香りも濃くて最高でしたが、施設が出来てからはどうせ循環だし、と思うとなかなか足が向かないです。といいつつ、奥秩父にあまり行ってないだけですね。

最近、雨の降り方が極端ですね。山の事故もやたらと報道が多いし、気を付けないといけないですね。先週は風邪を引いてしまってお休みしたのですが、今週は出掛けようと思ってます。

投稿: リブル | 2006.10.25 21:00

リブルさん、おはようございます。

丹波山温泉は私も行ったのはずいぶん前になります。施設ができてからですが、それでも硫黄の香りが(濃くはありませんが)はっきりわかりましたヨ。私も御無沙汰なので、近いうちにまた行きたいです。

雨の降りかた、おっしゃる通り、極端ですね。10月も半ば過ぎだと、冠水するような土砂降りなんて滅多にないことなのに。。。油断大敵で、気を引き締めて行かないといけませんね。

投稿: ゴン太 | 2006.10.26 07:42

ゴン太さん~おはようございます^^

秋は~景色に飽きちゃったら、目線を下にして・・^^; 私が唯一解るキノコ、タマゴタケを探したり(未だに自力で見つけられず、笑)後は、リース作りに使えそうな木の実を拾ったり~何だかんだ言っても楽しんでるんですぅ~^^
ゴン太さんが牛の寝歩かれた時、ブナの実落ちてませんでしたか?ブナの実って食べられるんですよ^^ 熊さんの好物は甘いんです(笑)

仙丈の山頂・・やっぱり!(T△T)ハァァァ予感的中だぁ~~<(T◇T)>
仙丈小屋~私が撤退した所だぁ(T△T)ガチョーン
おっ!山の名前が書いてあるっ!あり?何で知ってるの?私が山座同定出来ない事・・・バレちゃった?(((^^;
山の名前~ホントにホントに大感激しちゃった~!ゴン太さんってば、優しいねー♪ありがとうございましたぁ(*^^*)

投稿: れれちゃん | 2006.10.26 08:50

れれちゃん、こんばんは。

リース作りされるのですか。好い趣味ですねぇ。私もいろんな楽しみを山を通して見付けていけたらなぁ、なんて思っています。山って、ただやみくもに歩くだけだと苦しかったりつらかったりしますけど、花の名前やキノコの名前を覚えたりすると、展望がないときでも楽しく歩けますよね。

ブナの実はあまり見掛けなかったです。でも、あれ食べられるってナマでOKなんですか?煎ったり茹でたりするのかな?

山の名前(山座同定)は、私も特別できる方じゃないですヨ。ただ、あの日はとてつもなく展望が良い日で、まさに360度の展望でしたから、山頂からの写真といってもどちらを向いていたのかわかりにくいかなと思って、判る限りのことを書いたんです。

でも、れれちゃん、仙丈小屋で撤退決意ってことは、天候がよっぽどひどかったのですね。 3000m級の山は荒れるとシャレにならないですからね〜。

投稿: ゴン太 | 2006.10.26 22:09

ゴン太さん、こんばんわ~

リース作り。私ぶきっちょなので(笑)下手の横好きって奴なんです^^;
そう言えば1回だけ、土台と飾り=コストゼロで作った事がありました。アケビのつるをお風呂の中に半日入れて、柔らかくする所から始まったリースだけに、出来上がった時感動ったらね~(笑)

ブナの実。落ちた時に殻から外れちゃう事が多いものねぇ^^;
実は生で食べられるんですよ~意外でしょ?^^; ただし皮を剥かなきゃダメなんです。茶色い皮を全部剥くと、真っ白い米粒状の芯が出てきて、それが食べられる所なんですよ^^ 今度、ブナの実を見つけたら、騙されたと思って、剥いてみて下さい(笑)細かい作業なので、の~~んびり剥いてみて^^; 
そうそう、中身の無い「ハズレ」も有るから~中身の有る「当たり」を拾って下さいね(笑)

判る限りなんてそんなぁ~~私にとっては、もぉ充分ですよ^^;
私が仙丈小屋へ着いた時、ガスってる割に山頂の標柱が見えてたんです。ただ風が強く吹いていて・・。小屋のベンチで休憩してたら、脇で「こういう天気の時は、行っちゃダメだー!下山しろー!」って小屋のご主人?が登山者全員に下山を促してたの。大声で何回も何回も言ってた。ちょっと聞いたら「こういう日は小仙丈もダメ」って言われて・・。それでも行くか行くまいか悩んでる時に、若い男性が下りてきて「山頂へ行っても立っていられないよ」って聞いて撤退を決めたんですぅ(>_<)くぅー
で、藪沢小屋経由で下りましたとさ^^; でもね~綺麗な滝のような沢いっぱい見れたし、良かったよ~^^; 

投稿: れれちゃん | 2006.10.27 22:03

ゴン太さん、こんにちわ^^

ゴン太さんが首を傾げてたよ~とか(笑)
みんなでクスクス笑ってたよ~とか、誰かさんから聞きましたよ~ん(笑)
質問してないのに、あれこれ教えてくれる人って中々いないんですよぉ~だからなの^^;
男が4人もいたのに、だぁーーーーーれも女心を判ってないんだからぁ。。。( ̄з ̄)ぷーん
「笑い話のネタにして」と言った話・・・ネタになっただけ、まっいっか(笑)

浅間隠山レポ、楽しみに待ってますね♪@^^@

投稿: れれちゃん | 2006.10.28 15:31

誰かって誰だ~?(笑)

今日は、誘ってくれてありがとう!
二度上峠はまた行きたくなりました。
今度は冬ばれのすっきりとした青空の時に行きましょうね。

シャクナゲ尾根の紅葉はちょうど良かったみたいだね。
下のほうはまだまだこれから楽しめそうだよ。
ってことは西沢渓谷も11月大丈夫なんじゃ?

最後の林道長かったよ~。

投稿: かず | 2006.10.29 00:10

ん~~誰だろうねぇ。謎(笑)

男が4人もいたのに発言は、さすがにマズイと思って・・^^;
とばっちり受けた方々、すみましぇ~ん。
悪気は無いので、笑って読んで頂ければ、これ幸いっス^^;

投稿: れれちゃん | 2006.10.29 00:26

れれちゃん、コメントどうもありがとうございます。

浅間隠の記事アップしました♪ がぁ(笑)、帰りの電車(バス?)の中で爆睡してドジを踏み、情けなーいレポ(記事)になってしまいました。

とってーも好かったですよ浅間隠。って、ほんと写真ないと私のヘボ文章じゃ、ほとんどその好さが伝わらないですけど(笑)。

「みんな笑ってた」かなー? いや、もしかしたら私の山座同定が間違ってたから(笑)かも知れない。

ところで、仙丈の話ですけど、私も三俣蓮華で立ってられないほどの強風で稜線を行く予定を変更し巻き道を行ったことがあります。あれは上へ行かないとわからないですが、ほんとに飛ばされてしまう、と思いました。稜線をちょっとはずれた下だとそれほどひどい風でもないのですけどね。やっぱり山は安全第一ですよ。リベンジはいつでもできますから。。。

ブナの実の生食、今度挑戦してみよーと思ってます。

投稿: ゴン太 | 2006.10.29 12:12

誰かさん、おはよう。もう起きたかな(笑)。

相乗りは、いつもつきあわせちゃって、おまけに面倒なこと全て引き受けてやってくれるし、こちらが感謝しないといけません。今度はかずさんの方からもリクエストしてください。

ところで帰りの電車でデジカメを失くしてヘンテコ記事が余計ひどい代物になってしまいました。かずさんとリブルさんのHPへフっておいたので、よろしくです(笑)。

西沢渓谷、下はまあ大丈夫かもしれないけれど、うーんそれでもちょっと微妙かも。それにあそこは紅葉の時期観光客ですごいから、帰りのバスが結構混むので要注意。

二度上峠はまた行きたいネ。でも、その前にデジカメ買わないとな〜(笑)。

投稿: ゴン太(落し物大王) | 2006.10.29 12:27

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