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2006.05.22

【てっぺんまで新緑! 大持山西尾根】 山バス情報34

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(大持山西尾根1142ピーク付近にて 新緑の美林)

【山行日】2006年5月21日(日)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿  05:19 - 05:28 池袋  (山手線)
池袋  05:38 - 06:34 飯能  (西武池袋線)
飯能  06:35 - 07:24 西武秩父(西武秩父線)

「バス」
西武秩父入口 08:06 - 08:30 浦山大日堂 (秩父鉄道観光バス)

「徒歩」
浦山大日堂   08:40 - 09:30 793ピーク
793ピーク   09:35 - 10:30 1142ピーク
1142ピーク  10:45 - 11:20 大持山
大持山      11:25 - 12:00 小持山
小持山      12:50 - 13:25 大持山分岐
大持山分岐   14:05 - 15:00 鳥首峠
鳥首峠      15:10 - 16:20 浦山大日堂

「バス」
浦山大日堂 17:05 - 17:30 西武秩父入口

「鉄道」
西武秩父 18:02 - 18:50 飯能
飯能    18:52 - 19:42 池袋
池袋    19:50 - 19:59 新宿

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(大持山~ウノタワ稜線 新緑のプロムナード)

GW以降、悪天が続きましたが、日曜日はひさびさにカラリと晴れるとの予報。これを信じて、早朝西武秩父駅へかけつけ、秩父鉄道バスで浦山大日堂へ。
komadoさん 金森さん のレポを参考にして、大持山の西尾根を歩いてきました。

いや~、行ってきてよかったです。新緑の美しさに酔いしれました。奥武蔵なんてと正直バカにしていたのですが、大持のあたりは別格ですね。ブナ、ミズナラの自然林がこれまでの雨で十分に水分を蓄え、まさに瑞々しい新緑となって輝きを増しておりました。


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稜線も緑色。そして、ミツバツツジが彩りを添え↑、
ヤマツツジが真っ赤な蕾でスタンバイ状態↓。
来週辺りは稜線のヤマツツジが花開いてのお出迎えとなりそうです。

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緑碧翠(みどりミドリmidori)、新緑にこんなに感動したのは生まれて初めてのような気もしました。
山が長く厳しい冬の寒さから暑い夏に移行する間にこんなすてきな瞬間があることに、素直に感動してしまったのです。

そして、道標のない尾根道を地形図頼りに無事登った山頂で、今年初めてホトトギスの鳴き声をきくことができました♪

ただ一つ残念だったのは、楽しみにしていた「大日そば」が「都合によりしばらくの間休業」だったこと。

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浦山大日堂発のバスは14時の次が17時ということで、バス待ちの時間があればぜひ寄って賞味してみたいと思っていたのですが、朝の時点でこの張り紙をみていたので、小持山の近くで久々に無線をやったり、大持山分岐の展望地点でお茶を飲みながら30分以上もボーっとしたりして時間稼ぎ。

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それにしても、この秩父鉄道バス、ハイシーズンの週末だというのに行きも帰りも乗客は私を含め、登山者2名プラス釣り人1名の3人だけ。 みなさん、是非ご利用くださーい!


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(「鳥首峠~冠岩」間の道標)

最後に、登山道についてですが、冒頭で参考にさせて頂いたお二人のレポートにもありますように、大持山西尾根は道標は一切なく、いわゆる一般登山道とは異なります。地形図とコンパスで一定程度の地形判断が必要だと思います。

それと、一般登山道ではありますが、鳥首峠から冠岩に降りる途中、一箇所、登山道が崩壊して道が不明瞭な部分があります。
途中には写真のような古ぼけた小さい道標が「あまり意味のない場所に」二箇所放置されているだけで、エアリア実線とはいえ、初心者は下りには使わない方が良いかも知れません。

☆ この山行のレポは こちら です。

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2006.05.04

【笠丸山でアカヤシオ&ヒカゲツツジ!】 山バス情報33

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【山行日】 2006年5月3日(祝)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿  06:04 - 06:14 池袋  (山手線)
池袋  06:21 - 06:30 赤羽  (埼京線)
赤羽  06:39 - 08:01 新町  (高崎線)

「バス」
新町  08:15 - 10:24 藤沢  (日本中央バス 1710円)

「徒歩」
藤沢  10:30 - 11:35 登山口
登山口 11:40 - 12:30 笠丸山
笠丸山 13:10 - 13:35 地蔵峠
地蔵峠 13:35 - 14:00 登山口
登山口 14:05 - 15:15 藤沢

「バス」
藤沢  15:33 - 15:42 道の駅 (日本中央バス 180円)
道の駅 15:42 - 17:20 新町駅 (日本中央バス:急行バス 1650円)

「鉄道」
新町  17:24 - 19:03 新宿  (湘南新宿ライン)

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昨年の5月3日は熊倉でアカヤシオ見物。今年もコースを変えてアカヤシオを見に熊倉山で計画を立てていたのですが、やはりあの帰りの羊山公園芝桜見物組との衝突はどっと疲れるし、どうも熊倉の某尾根は私の技量ではまだ早すぎる感じがしたので、いろいろ考えた末選んだのがこの笠丸山。

ガイドブックの一部にはマイカーがないと日帰りは厳しいようなことが書いてあるけれど、どう見積もっても付近に一泊しなくてもバス利用で楽に日帰りできると判断。
日本中央バス は初めてだったので少し不安だったのですが、群馬県の人はバスで山に行ったりすることはまずない、と群馬の山に登るたびに聞かされていたので、マイナーな西上州ならバスも混まないだろうと勝手な推測(笑)で行ってきました。

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結果は憶測通り(笑)空いたバスで車内もゆったり。帰りのバスにいたっては貸切と、とてもGWとは思えない状況でした。

一応お断りしておきますが、この日「道の駅」で 急行バス に乗り継ぐことができましたが、この乗り継ぎはいつもできるとは限りません。
藤沢からバスに乗った際に、急行バスに乗り継げるのか運転手さんに尋ねてみたところ、この運転手さんが機転を利かせてくださって、急行バスに無線で連絡を取ってくださり、道も空いていたのでこの日は乗り継ぎがたまたまうまくできたという次第なのです。

でもでも、この急行バスはトイレ付きのデラックス車両で、シートもリクライニングできてとっても乗り心地が良かったです。乗り継ぎのためバス代が120円ほど余計にかかってしまいましたが、120円なら安いと思わせてくれる乗り心地の良さと速さでした。

で、肝心の(笑)アカヤシオ開花状況ですが、ちょうど見頃だったとはいえ、 komadoさんのところの掲示板 でも嘆かれていたように、今年は花が少ないようです。咲き誇る、とか咲き乱れる、というような言葉からはほど遠いというのが、残念ながら今年の実情かもしれません。

しかし、この笠丸山、頂上付近はアカヤシオだけでなくヒカゲツツジがすごい。最盛期はすぎていたようでしたが、言い方は悪いけれど、それこそ「掃いて捨てるぐらい」咲いています。

私の持っているエアリア「西上州・妙義」は実は99年版なのですが、いままで一度も使ったことがなく、今回が遅い遅い西上州デビューとあいなりました。林相といい、山脈(やまなみ)といい結構魅力的なところだと感じました。 少しだけ世界が広がった(?)かもです。

☆この山行のレポは こちら です。

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