« 【なごり雪と落ち葉を踏みしめて...蛾ヶ岳から三方分山】 タクシー情報4 山バス情報29 | トップページ | 【桃の花を見に 大栃山】 山バス情報31 »

2006.04.02

【春の芽吹き... 大蔵経寺山・鹿穴・要害山】 山バス情報30

Imgp1485

【山行日】2006年4月1日(土)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿   05:18 - 06:13 高尾   (中央線)
高尾   06:14 - 07:37 石和温泉 (中央線)

「歩行」
石和温泉駅  07:40 - 09:15 大蔵経寺山
大蔵経寺山  09:40 - 10:50 906ピーク
906ピーク 11:00 - 12:00 鹿穴
鹿穴     12:40 - 13:00 (エアリアの)岩堂峠
岩堂峠    13:05 - 14:15 要害山
要害山    14:35 - 16:30 武田神社

「バス」
武田神社 16:30 - 16:45 甲府 (山梨交通)

「鉄道」
甲府   16:48 - 18:53 新宿 (ホリデー快速ビューやまなし)

Imgp1531

1月に兜山へ行った 帰り、エアリアの岩堂峠で↑こんな立派な指導標を見たので、鹿穴はそこそこ歩かれているのだろうと思いまして、18きっぷ有効期限内だし、大蔵経寺山から尾根伝いに歩いてみようと、出掛けてきました。

山梨百名山効果で、石和温泉駅から大蔵経寺山までは迷うことなく誰でも歩けると思います。しかしながら、大蔵経寺山から北西にのびる尾根は『アタック山梨百名山』で紹介されているにもかかわらず、ところどころ踏み跡が頼りなく、いくつかある分岐でも道標は皆無。エアリアにも掲載されていませんので、地形図(最低でも1/25000「甲府北部」だけは必携)とコンパスで現在地を確認しつつ歩みを進める方がいいと思います。

とりわけ、鹿穴への登り口は注意していないと非常に判りづらいですし、鹿穴に登らずに『アタック山梨百名山』の記事のように巻くにしても、巻き道の分岐には赤テープがあるだけで、何の案内も道標もありません。(道なりに進むと東山=鹿穴西方の885ピークに行ってしまいます)

Imgp1524
(鹿穴の三角点)

ちょうどお昼に到着できたので、鹿穴で昼食としましたが、まったく無音といっていいくらいの静けさでした。普段はお昼ご飯を一人で食べていると、「誰も来なきゃ好い」などと思うのですが、野鳥の囀りさえ聞こえず、少しばかり寂しい気分になりました。

Imgp1500

Imgp1495

山はまだ花が少ないですが、芽吹き始めや開花スタンバイ状態の芽がたくさんみつかりました。自然林が結構多いので、来週か再来週あたりだと登山道も結構「様変わり」しているかもしれません。ただ、あまり暑くなってしまうと、大蔵経寺山の北西尾根は結構歩きにくい道になってしまうかも。

Imgp1533

冒頭でふれた岩堂峠ですが、↑こんな真新しいベンチがあって、「あれ?この前来たときこんなのあったっけ?」と腰掛けて、岩堂峠の兜山方面の道を見て唖然。なんとつち止めの丸太が登山道に埋め込まれておりました。ここらへん、そのうち本格的に整備されて鹿穴付近も道標など付くようになるのでしょうか? あまり過剰整備して欲しくないな~という気もしますが、行政側としては道迷いなどの遭難をしてほしくないということなのですかね。

それから、今回は要害山から要害温泉や積翠寺には降りず、武田の杜遊歩道を歩いて武田神社に向かいました。武田の杜遊歩道は最初こそ20分ほど登らされますが、あとは本当に緩やかな下りやすい道。途中に水場があり、ここでお会いしたご夫婦によれば、この水場付近はもうすぐイチリンソウとニリンソウが咲き乱れるそうです。

帰りは武田神社に停まっていたバスに飛び乗り、甲府駅北口でビールを調達後、ホームへ降りると「ホリデー快速ビューやまなし号」がすべり込んでくるタイミングの良さ。
武田神社16:30で新宿着は19:00前と、下手なあずさに乗るより早い(?)帰宅。
ただでさえ、青春18きっぷで運賃が半額近くで済んでいるのに、一階席でゆったり座っていい気分で帰ることができて、この日はコストパフォーマンス最高の山旅でした。




☆ ちょいと山バス情報 ☆

4月ということで、 「山バス時刻表の索引」 のリンク切れなどをチェックしてみました。
4月という要因よりも町村合併という要因でリンク切れやリンク先変更が多かったのですが、なかには町村合併でけっこうイイ変更もみつかりました。

中道町の町営バスなど甲府市と合併したため、 右左口トンネルの向こう(上九一色)まで延伸 しているのを発見! 土曜なら山の行き帰りの好い足となりそうです。

おかげさまでこのブログも一周年となりました。しょうもないページですが、リンク切れやリンク先変更などお気づきでしたら、ご面倒おかけしますが、掲示板メールでお知らせいただけるとたいへんうれしいです。 今後とも 当ブログ をどうぞよろしくお願い致します m(_ _)m

|

« 【なごり雪と落ち葉を踏みしめて...蛾ヶ岳から三方分山】 タクシー情報4 山バス情報29 | トップページ | 【桃の花を見に 大栃山】 山バス情報31 »

コメント

プログ更新しましたので・ご覧ください

投稿: おしり道下 | 2006.04.02 21:14

おしり道下さん、こんにちは。

ブログの方、拝見しました。

竹の向まで伸びたのですね。朝の便がないのが少し残念ですが上和田行きは生き残っているみたいだし、夕方の便はまあまあいい時間帯みたいですね。

そのうち利用したいなぁと思っています。

いい情報をどうもありがとうございました!

投稿: ゴン太 | 2006.04.03 08:00

ゴン太さんこんばんわ。本文の反応じゃなくてゴメンナサイです。

でも、でも・・・個人的にはすげービッグニュースでした。だってバスで上九の方へ入れるんだから。信じられません。

ゴン太さんに甲府市さん、バンザーイ!!ヾ(〃^∇^)ノ♪

投稿: komado | 2006.04.03 18:27

いやー、おれっちは何もしてないから...エライのは甲府市よ。って誰かの口調がうつっちゃった(笑)。

でも、わたしも、これはすげーニュースだって思って、別の記事にする余裕もなく、山行きの記事の中に書いちゃいました。

朝の9時過ぎに上九一色に着けるのがイイですよね。これなら、芦川北陵だけじゃなしに尾股山や、わたしが気になってしょうがない下釈迦にも使えそうですよね。

帰りの便に使うのもいいし。

でも、くれぐれも日曜に上九に降りないようにネ!土曜でも4/29とかはダメだから注意しないと。。。

いつもkomadoさんには山のバス情報いただいてばかりなので、たまにこうやって恩返しできるとワタクシもうれしいです。(^^)

投稿: ゴン太 | 2006.04.03 19:45

ゴン太さん、こんにちは。
どうやら同じ日に同じ電車に乗り同じ駅で下車したようです。
大蔵経寺山はこの春に行きたいと思っていた所なので横目で気にしつつ、タクシーで市立甲府病院へ(2020円)。そこから甲府市営バスで右左口トンネルを抜け、梯まで行きました。
迦葉坂を登ってずっと東の滝戸山が目的だったのですが、日蔭山止まりになってしまいました。帰りは右左口からまたまた市営バス。行きも帰りも同じ顔ぶれ(夫と私と運転手さん)。先行きが心配です。
ところで、町営バス時代を知らないのですが、市営バスになったのなら、なんで始発が甲府駅じゃないんでしょうね。市立甲府病院を地図で探すのが大変でしたよ。病院に行く早朝のバスは当然ないし。それに今回はたまたま土曜日に出かけられたからよかったですが
うちは基本的には仕事なんです(泣)。日曜日も走れ〜!

あ、ホリデー快速ビューやまなし号は、1階席の方が広くていいですよね。18きっぷであれに乗ると、本当にシアワセを感じるデス。

投稿: もりのふう | 2006.04.03 22:43

わぁ! もうさっそく利用されているなんてスゴイ♪
ネットで偶然この情報を見つけた時、「スクープだ!」なんて思ったのですが、もりのふうさんはもうその時点で乗車済だったのですね。

それにしても、石和から病院までタクシーで2000円チョイですか。。。わたしは身延線の南甲府か甲斐住吉から歩こうとか考えています(笑)。ホント起点を甲府の駅にしてほしいし、休日も運行して欲しい! 甲府市関係の方、もしお読みでしたら、ぜひ御検討をー。たぶんそうした方が儲かる(嘘)ですよ♪

ビューやまなし号はほんと、下の一階席はがらがらに空いていて快適ですよねー。あれに18きっぷで乗ると本当にトクした気分なのはわたしも同じです。

迦葉坂の道はどうでしたか? 結構あれているって以前ネットでみたような気がしたのですが、たどるのに苦労されたでしょうか?

投稿: ゴン太 | 2006.04.04 07:37

ゴン太さん、こんにちは。
もしよろしければ、FYAMA仲間である金森さんの掲示板(http://hpmboard3.nifty.com/cgi-bin/bbs_by_date.cgi?user_id=QZD01311&msg_per_page=10&def=10)の発言450を参考にしてみて下さい。中道橋あたりで、山梨交通バスと市営ライトバン(笑)の乗り継ぎができるかもです。

それから迦葉坂のみちですが、いいみちでしたよ。入口に表示は何もありませんでしたが。ちょっとした石畳、古い石垣や馬頭観音があって楽しめました。あえていうなら、落葉の下が荒れていた? 石か何かをを踏んづけたのか、がくっとなる事が何度かありましたが、そのくらいです。峠近くになると「どっちかな?」と思う所もありましたが、基本的に太い道形を行けば大丈夫だと思います。地形図の破線は、(私の目には)あの辺りちょっと謎なんですが。
エスケープルートとしても重宝しそうです。崩壊しそうな場所は当分ないでしょう。
ぜひ、お出かけ下さい。

投稿: もりのふう | 2006.04.05 18:39

金森さんのHPは私のブラウザにブックマークつけてあるんですが、掲示板の方はチェックしていませんでした。
今後は定期的にチェックするようにします。

以前、タクシーでないと無理だと思っていた毛無山の記事で金森さんがバスでアプローチされているのを読んでたいへん参考になったことがありますが、こういうところの掲示板はちゃんとチェックしておかないといけませんね(もりのふうさんの書き込みのタイトルがとても面白くっておもわず笑ってしまいました♪)

迦葉坂のみちの情報どうもありがとうございます。
芦川北稜の情報は極端に少ないので、こういう情報はとても貴重です。機会を見つけてぜひ歩こうとおもっております。

またいろいろ山のお話聞かせてください!

投稿: ゴン太 | 2006.04.06 07:20

ゴン太さん、こんにちは。
ゴン太さんに刺激されて、土曜日は兜山に行きました。
雨に降られたり、晴れたり、雹が降ったり、忙しい天気でしたが、なかなか楽しめました。あのあたりは初めてでしたが、結構いい山がありますね。桃の花は咲いていましたが、まだ少し早め。来週だと微妙ですが、まだ大丈夫でしょうね。

カメラのメモリを忘れて悲しかったです。

投稿: リブル | 2006.04.09 21:50

あら、ちょっと刺激が強すぎたかしら(笑)。

というのはもちろん冗談ですけど、昨日は出勤だったので、本日18きっぷの最終分を使ってまたまた石和にいってきました。

桃はおっしゃる通り少し早め、というか、例年この時期満開なのが、少し遅れているみたいですね。

わたしはデジカメの撮影画像サイズを間違えてしまって、1枚1メガ以上の画像の設定に気づかず、ぱしゃぱしゃやってしまって、さきほどPCに取り込んで一気に100メガ消化して唖然としてます(笑)。

投稿: ゴン太 | 2006.04.09 23:30

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 【春の芽吹き... 大蔵経寺山・鹿穴・要害山】 山バス情報30:

« 【なごり雪と落ち葉を踏みしめて...蛾ヶ岳から三方分山】 タクシー情報4 山バス情報29 | トップページ | 【桃の花を見に 大栃山】 山バス情報31 »