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2006.03.26

【なごり雪と落ち葉を踏みしめて...蛾ヶ岳から三方分山】 タクシー情報4 山バス情報29

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(精進峠付近からの富士山 眼下に精進湖)

【山行日】
2006年3月25日(土)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿  05:18 - 06:13 高尾   (中央線)
高尾  06:14 - 07:43 甲府   (中央線)
甲府  07:46 - 08:21 市川大門 (身延線)

「タクシー」
市川大門駅 08:25 - 08:45 四尾連湖(3370円)

「歩行」
四尾連湖 09:00 - 10:15 蛾ヶ岳
蛾ヶ岳  10:30 - 11:20 折門峠
折門峠  11:50 - 13:25 三ツ沢峠
三ツ沢峠 13:40 - 14:30 三方分山
三方分山 14:50 - 15:55 山田屋ホテル

「バス」
ふじみ荘前 17:27 - 18:05 河口湖駅 (富士急バス)

「鉄道」
河口湖 18:10 - 18:51 大月 (富士急行「フジサン特急16号」)
大月  18:56 - 19:43 高尾 (中央線)
高尾  19:46 - 20:30 新宿 (中央特快)

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18きっぷでJRの旅費が節約できるから、とタクシーを奮発して蛾ヶ岳(ひるがたけ)から三方分山(さんぽうぶんざん)へと山梨百名山を二つ繋げて歩いてみました。

蛾ヶ岳までは前日降ったと思われる雪がうっすらと積もっており、白い径を歩く喜びをかみしめて。。。そして、蛾ヶ岳から先は誰にも会わない静かな山行。落ち葉がくるぶしの上までくる雑木林の径を行く喜びは格別でした。

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意外と言っては失礼かもしれませんが、自然林がとても豊かな、素晴らしい径が道中ずっと続いて、これは新緑か紅葉かどちらかで、もう一度訪れてみたいと強く思いました。今は葉っぱでいうと「冬枯れ」状態ですが、それでも森の美しさを感じてしまうほど。

そして、三方分山ではそれまで雲の向こうに隠れていた富士山がデーンとお出ましになってうっとりみとれてしまいました。

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(三方分山からの富士山。 山旅のフィナーレに見る富士もいいものです)

帰りのバスまで一時間以上時間があって、どうしようかと思ったのですが、降り立った山田屋ホテルに「日之出の湯」という日帰り温泉施設(大人800円)があり、助かりました。
今の時期だと富士五湖の17時は風があるとかなり寒さが厳しいですから、これはありがたかったです。

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下釈迦に時間があれば寄ろうと思っていたのですが、エアリアのコースタイムを見てちょっと難しそうということでカット。しかしあとになって考えればやはり行ってみるべきだった気がします。

下釈迦だけ単独で行ってもおもしろいと思うのですが、うーん、富士急さん、土日祝日4月~11月だけでいいので、富士吉田→精進湖・本栖湖の朝のバス復活させてくれませんか~? 風穴行きのバスを期間限定でもうチョイ延長するだけでもイイですから~!

ところで、一日3本しかない精進~河口湖駅・富士吉田駅行きのバス、17:20台のに乗って河口湖駅に着くと、「フジサン特急16号」にどんぴしゃで間に合います。今まで一度も乗ったことがなかったのですが、追加料金300円ということで試しに乗ってみました。

感想は、座席が広々としていて、足を前にゆったり投げ出せるので悪くないと思いました。大月まで富士急ハイランド、富士吉田、都留文科大学前しか停まらないので、40分ほどと単線にしては(笑)速いです。マニアの方は一番前の展望車にさらにプラス百円でどうぞ~!

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2006.03.22

【 春爛漫! 高ドッキョーでホーホケキョ♪】 山バス情報28

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【山行日】2006年3月21日(祝)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿  05:35 - 05:53 品川  (山手線)
品川  06:16 - 07:59 熱海  (東海道線)
熱海  08:05 - 09:02 興津  (東海道線)

「バス」
興津駅 09:20 - 10:08 板井沢 (しずてつジャストライン)

「歩行」
板井沢バス停 10:15 - 10:50 登山口
登山口    10:55 - 11:40 樽峠
樽峠     11:40 - 12:30 清水方面展望台
清水方面展望台12:35 - 13:00 高ドッキョー
高ドッキョー 13:30 - 14:15 徳間峠
徳間峠    14:25 - 15:00 登山口
登山口    15:10 - 16:00 大平バス停

「バス」
大平  16:13 - 17:14 興津駅 (しずてつジャストライン)

「鉄道」
興津  17:18 - 18:10 沼津  (東海道線)
沼津  18:11 - 20:13 品川  (東海道線)
品川  20:16 - 20:36 新宿  (山手線)

【バス代】
興津駅~但沼車庫 350円
但沼車庫~板井沢 460円
大平~但沼車庫  590円

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(徳間峠にて)

山梨百名山のなかで最も南にある山が、この高ドッキョー(高ドッキョウ)。ガイドブックには東京からの日帰りは無理みたいなことが書いてありますが、現時点では最終バスが土日祝日なら大平発18:17ですので、決して無理ではありません。ただし、山梨側からでなく、南の静岡側からのアプローチになり、電車とバスにたくさん乗ることになります。

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但沼車庫~大平・板井沢のバスはしずてつジャストラインのHPをご覧になって頂ければわかりますように、静岡市の自主運行ということで、料金は但沼車庫~興津駅間とは別々に払うことになります。

登山道は明瞭で迷いようがありません。ただ、板井沢から樽峠へ向かう車道歩きで、平治の段(林道コース)の標識↓に誘い込まれないように注意。この道はたぶん、1/25000「篠井山」の右下、樽の集落から尾根沿いにのびる林道へいくものと思われます。貫ヶ岳へ行くのであればこちらの方が近いかもしれません。

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ここ↑は車道をそのまま直進。
しばらくすると左手に「樽峠、平治の段、ハイキングコース」の道標↓が見つかりますので、こちらを行きます。

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樽峠までは植林の中ですが、歩きやすい良い道です。稜線はブナがたくさんあっていいのですが、本当に稜線のところだけが自然林で、両脇はこれでもかというぐらいの植林です。

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それでもうららかな春の好天。樽峠を過ぎたところで、今年最初のウグイスの囀り♪ うれしくなってしまいました。頬に当たる陽射しや空気の柔らかさ、そして春霞など春の雰囲気はそこかしこにあるのですが、やっぱりあの囀りを聞くと「ああ本当に春が来たんだなあ」と実感するのです。

スタートが遅かったため、朝の電車からはっきりくっきり見えていた富士山は歩いているうちに霞のなかに消え入って、山頂からは見えませんでしたが、それでも安倍奥の山々があちこち見えてごきげんでした。

それから登山道ですが、ガイドブックでも紹介されている高ドッキョー南東尾根道の他に、913ピーク手前から南にのびる尾根を伝って大平に降りると思われるコース↓(高野マキ?コース)もあるようです。

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さらにとても興味をひいたのが、高ドッキョー山頂から北に開けた切り開き。たぶん高ドッキョーの北(北北東)にのびる太い尾根を伝って南部町の南又か石合のどちらかに出るのではないかと思うのですが、どなたかご存じの方いらっしゃいましたらご教示くださいませ。

翌日が休みだったら、寄ってみたかったのが 「やませみの湯」。最終バスだと帰宅が深夜になってしまうため、見送りましたが、入浴料金も高くなく、これからの季節汗を流すにはいいのではないでしょうか。もっとも、夏場この周辺は吸血鬼のメッカ(笑)なので、訪れる勇気のある方はあまりいないでしょうけれど。。。

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2006.03.05

【ぱふぱふスノーハイク 浅間黒斑山】 山バス情報27

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【山行日】2006年3月4日(土)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿  05:50 - 06:09 東京 (中央線各駅停車)
東京  06:24 - 07:42 佐久平 (あさま501号)

「バス」
佐久平 08:40 - 09:35 高峰高原ホテル前(=車坂峠) (JRバス)

「歩行」
車坂峠 10:00 - 11:45 トーミの頭
トーミの頭 11:50 - 12:05 黒斑山
黒斑山 12:55 - 13:25 槍ヶ鞘
槍ヶ鞘 13:25 - 14:40 車坂峠

「バス」
高峰高原ホテル前 15:52 - 17:00 佐久平  (JRバス)

「鉄道」
佐久平 18:18 - 20:14 小淵沢 (小海線)
小淵沢 20:18 - 20:57 甲府  (中央線)
甲府  20:58 - 22:30 高尾  (中央線)
高尾  22:31 - 23:25 新宿  (中央線各駅停車)

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(車坂峠)

考えてみたら、長野新幹線って生まれて初めて。

スキーヤーやスノーボーダーで混雑すると予想して、臨時のあさま559号(東京06:40発)に乗るつもりが、間違えて一本早い一番列車あさま501号に乗車してしまったので(笑)、車内は当然のように混雑。上野では座れない人がでました。
なお、車坂峠へ行く「高峰温泉行き」のバスに乗るには、実際は30分ほど後に発車する「あさま503号(東京発06:52)に乗れば間に合います。

そして、高峰温泉行きのバス(冬季は「アサマ2000スキー場行き」という名称になるが同じバス)は、貸切か2~3人だろうという予想とは違って、登山客がこんな季節でもわんさかいて、席はほぼ満席でした。(スキーヤーの乗客はゼロのようでした)

高峰温泉行きのバスダイヤはこちらに。

帰りは高峰高原ホテルで入浴だけさせていただき(500円)、バスまでの時間調整も問題なく、佐久平では夕食をゆっくりととって、18きっぷで小淵沢回りののんびり帰宅としました。

18きっぷのシーズンでなければ、各駅で帰るのと新幹線の自由席で帰るのは2000円ほどの違いなので、新幹線で帰った方がいいかも。というか、いまどき、夕方、佐久平から都心まで各駅で帰ろうなんて考えるのはアホかも知れません(笑)。

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積雪状況は、雪遊びには最高の状態ではないかと思います。積雪は十分あり、岩場も注意してないと気づかないほどたっぷりです。雪質も今のところ、さらさらぱふぱふのパウダースノー。6本爪以上のアイゼンがあれば問題なく、スノーシューも表コースの往復のみであれば不要です(もちろんあればそれなりに楽しめます♪)。

最新の積雪状況は こちらを参照してください。

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そして、この日は最高のお天気で、展望もすごかったです。北アルプスが屏風のように見え、八ヶ岳、南アルプスはもちろん、富士山も望むことができました。はっきり断言できませんが、たぶん妙高も見えていて、高いお金を払ってでも来た甲斐があったと感激しました。

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(まっさらな雪の上を歩く快感! もぉ、くせになりそうです♪)

もちろん、浅間は、その噴煙をはっきりと視認できるほどの至近距離。成人してからこれほど間近に浅間山を見たのも初めてで、スノーシューも十分に楽しめ、言うことなしの山行でした。

 ☆ この山行のレポートは こちら です。

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