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2005.04.24

【月夜野〜長又バスで御正体山】 山バス情報3

NAGAMATA_BUS2

藤野駅発の月夜野行バスが廃止されてから、道志方面はすっ
かり足が遠のいていましたが、このサイトから唯一リンクを張
らせていただいている komadoさんのブログで月夜野発長又
行きのバス情報を発見。温めていた御正橋(白井平)から
御正体山(マコゼンの丸)のルートを歩くことができました。

【山行日】2005年04月23日(土)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
京王線某駅 - 05:27 調布 (京王線)
調布 05:34 - 05:59 橋本 (京王線)

「バス」
橋本 06:20 - 06:50 三ヶ木 (神奈中)
三ヶ木 06:52 - 07:35 月夜野 (神奈中)
月夜野 07:50 - 08:25 御正橋 (富士急)

「徒歩」
御正橋バス停 08:35 - 10:00 白井平分岐
白井平分岐 10:20 - 11:00 御正体山山頂
御正体山山頂 13:20 - 15:25 三輪神社
三輪神社 15:35 - 16:50 谷村町駅

「鉄道」
谷村町 16:59 - 17:18 大月 (富士急行)
大月 17:29 - 18:57 新宿 (JR)
(ホリデー快速びゅうやまなし号)

ごらんのように、道坂峠からの合流点(白井平分岐)で20分も
ティータイムをとるわ、山頂で昼寝やなんやで2時間半近くもの
長居をするわのコースタイムですから、ヤル気さえあれば(笑)
歩行時間の方は2時間は短縮できます。

このアプローチのポイントは相模湖発か橋本発の三ヶ木行き
一番バスを捕まえられるかどうかでしょう。

神奈中のHPを見るだけだと、三ヶ木での乗り継ぎに不安を
覚えるかも知れませんが、運転手さんにも営業所にも確認
しましたところ、三ヶ木では必ず相模湖発と橋本発の両便
の到着を待って月夜野行きが発車することになっています
ので、一番バスさえ捕まえられれば、ハラハラドキドキする
必要はまったくありません。 参考までに橋本駅発の三ヶ
木行き一番バスは北口バスターミナル1番乗り場からの発
車です。

もうひとつ、とても重要なポイント。それは、月夜野発長又行
きの富士急バスは休日は運行していないことです。
日曜はもち
ろん、祝祭日の運行もありません。月夜野バス停で足止めを食
らうほど悲惨なことはありませんので、十分注意して下さい。

今度のGWの4月30日や5月7日などの土曜日に利用される予定の
方は、祝日ではありませんが、念のため、富士急バス大月営業
所(0554-22-6600)に確認の電話を入れてみることをお勧めい
たします。

NAGAMATA_BUS1

それにしても、月夜野行きの神奈中バスも東野から先は乗客は
私だけ。長又行きの富士急バスにいたっては、最初から最後ま
で私一人の専用車でした。ハイシーズンの週末のバスとはとて
も思えない「深刻な」状況です。

奥多摩・丹沢のバスは、この時期、阿鼻叫喚の地獄図のような
混雑と想像しますので、あのピリピリした雰囲気の混雑バスが
耐えられない方は、大月営業所管轄の富士急バス利用を是非御
検討下さい(笑)。

あと、月夜野で神奈中バスの運転手さんと話してみてびっくり
したのは、神奈中バスの運転手さんが、ここで富士急バスに乗
り継げることを知らなかった、という事実です。

現在、唯一、富士急バスとの接点になっている三ヶ木発月夜野
行きが一日2往復だけになってしまった現状ではいたしかたな
いことなのかもしれませんが、私が山を始めた頃は朝1便と夕方
2便ずつ三ヶ木方面と藤野方面に乗り継ぐことができ、運転手
さんもそのことをよく承知していたことを思い出すと、本当に
寂しい限りです。

下山後のバスですが、三輪神社から都留市駅へ行くバスは午前
11時台の一本だけということで、事実上「ない」状態です。

ホリデー快速びゅうやまなし号の自由席は意外にもガラガラで、
通常運賃で、あのボックスシートを占有でき、大月駅で買った
釜めしをゆったり味わえました。

☆この山行のレポを読みたい方はここをクリックして下さい♪

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2005.04.17

【上野原〜飯尾の延長計画】山バス情報2

土曜日こそは、山へ出かけたいとおもっていたのですが、会社
の方から出動の要請。日曜日は所用がありまして、この週末も
残念ながら山行はナシでした。

ただ、富士急山梨バス(上野原)へバスダイヤの確認をした際
に興味深い早耳情報をいただきましたので、報告させていただ
きます。

現在、上野原駅〜飯尾行きは朝の08:28発の他に晴天の土日は、
08:08に しばしば臨時バスが出ていますが、この飯尾線、鶴峠
を越えて小菅の湯経由でナント!松姫峠まで延長することを、
国土交通省の方に申請中で、早ければ今秋の紅葉シーズンの土
日祝日だけの限定便で実現するかもしれないとのことです。

もちろん、まだ申請中で、国土交通省の方から認可が降りては
いない状態ですので、確定した情報ではないのですが、同じ
山梨県内ですし、長作〜鶴峠〜小菅は小菅の村営バスが運行し
ていること + 現在もグループ客などであれば、予約をうけて
上野原〜鶴峠〜小菅の湯〜松姫峠の運行を請け負っていること
など考えると、松姫はともかく上野原〜鶴峠越えのバス便の開
通は昨今の規制緩和などの流れの中、実現の可能性は結構高い
ように思われます。

もし実現すれば、鶴峠から奈良倉山や、鶴峠から三頭山などの
山行ルートがバス派にも実現可能ということになり、嬉しい延
長です。

ただ、これで奈良倉山〜鶴寝山などの静寂域がハイシーズンの
週末など、喧騒域に変貌してしまうことも考えられますので、
静かな山域を好む人達にしてみれば、痛し痒しというところか
もしれません。

なお、ついでに念のためということで、他の08:28発の山バス
を確認しましたところ、上野原発の井戸行き、無生野行きは現
在も運行中とのことでした。井戸と飯尾はともかく、無生野は
乗客が少ないので心配していたのですが、なんとか生き残って
いるようです。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

猿橋(大月)発の上和田行きも深城まで延長してほしいですけ
れど、まあ、あの路線は廃線にならないで済んでいるだけでも
よしとしなければいけませんかね。

猿橋〜上和田は数年前まで走っていた07時台のバスが廃止され
て、夕方の上和田からの16時台のバスも廃止されており、上野
原営業所の盛り上がりに比べて大月営業所の方は苦戦中であり、
なんとか復活の狼煙をあげてほしい♪と願っております。

この路線はなんとも素敵な山村風景が楽しめるのですが、やは
り便数が少ないためと、ガイドブックで紹介されないという不
運のため、たいていガラガラの空気輸送となっているのです。

奈良子行きや浅川行きなども同様の理由で低迷しており、両者
とも、とてものどかなバス路線で、私としてはイチオシなので、
何とかならないものかと思っております。

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2005.04.10

【新穂高温泉から新宿(裏技?)】山バス情報1

山とバスの情報基地を目指すサイトの割には、バス情報がほとんど
ないじゃないの、というお叱りが聞こえてきそうなので、そろそろ
出さないといけませんが、花粉症のこともあって山行にもいけず、
ここでは「最新情報ではないけれど」という但書きつきでの情報
提供となります。

昨夏、初めて北アルプスを歩き、富山県の有峰(折立バス停)から
雲の平経由で鏡平〜新穂高温泉と縦走しました。これはそのとき
実際に使ったバス利用の帰途方法です。

新穂高温泉から、首都圏にお住いの皆さんは、バスやタクシーで
松本駅に出て、松本から「あずさ」なり各駅停車の中央線なりを
使って都内や新宿に戻られる方がほとんどかと思いますが、バス
を使った安くて快適な帰途の方法がありますので、紹介します。

1.新穂高温泉から「高山バスセンター行き」か「平湯温泉行き」
のバスで「平湯温泉」に行きます。
(新穂高温泉でバスの待ち時間があれば次の2.の便を電話で
予約しておくと良い)

2.「平湯温泉」から「新宿行き」の高速バスで新宿に行く。

3. 新宿から各自の家にそれぞれの交通手段で戻る。

1.については1時間に1本以上のバスの便がありましたので、
ほとんど問題ないですし、時間があれば、新穂高温泉の無料の
温泉にでも入って時間調整すればなんら問題ありません。

2.は濃飛乗合自動車(電話0577-32-1688)に新穂高温泉から
電話したところ、当日の便でもその場で予約可能でした。
今夏のタイムテーブルはまだ確定していないかもしれませんが、
それほど便は多くないと思いますので、必ず濃飛バスのHPで確認
のうえ、計画を立てて下さいね。
平湯温泉バスターミナルには食事をとるところや温泉施設(有料)
もありますし、おみやげの店などいろいろあるので時間をつぶす
のにそれほど苦労はしなくてすむと思います。

濃飛バスのHPは
http://www.nouhibus.co.jp/top1010.htm


ここから「高速バス案内」→「高山〜新宿線」の「時刻運賃」
をクリックして進んで下さい。お値段とタイムテーブルが表示
されると思います。

3.新宿までは、当然のことながら、途中の交通事情(渋滞や
事故)によっては時刻表通りの時間で到着できないことが多々
あります。私の場合、予定時刻より少々遅れただけですみまし
たので、松本にでて各駅で帰ってくるよりはずっと早く新宿に
到着できました。

この帰途方法のいいところは、
☆バス利用なので大きな荷物はトランクに収納できて、周囲の
旅行客の迷惑にならない。
☆年寄りが乗り込んできても、新宿までは席を譲るべきかどう
かなどと、疲れた身体と頭で考えなくてすむ。
☆安くて、うまくいけば、松本回りの「あずさ」で帰るより早
く帰ることができる。
ことです。

バスが苦手、バスより電車が好き、という人は別ですが、そう
でなければぜひ利用してほしい、お勧めの交通手段です。

ちなみに、このとき、平湯温泉〜新宿の登山者風の乗客は私だ
けで、バス自体も平日(金曜)のせいかかなり空いていました。

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2005.04.09

花粉症な山ヤ

大の山好きでありながら、実は私、かなり昔から花粉症であり、
花粉症歴は20年ほどです。

昨日など長野県の方で山火事の通報があり、消防が駆けつけた
ところ、煙に見えたのは飛散する杉花粉だったというニュース
をネットでみつけてしまいました。

花粉症でない方にはわからないと思いますが、今年の症状は、
かなりツライものがあります。どう説明したら感じがつかめ
るかな...ちょうど自分の鼻に大量の胡椒をまぶされた状態が
ずっと続いている感じ。そういえばこの感じが少し伝わるか
もしれません。

くしゃみがでているうちはまだ良いのです。昨日の状態は「鼻
が壊れた」状態で、鼻がつまって、かつ、鼻から鼻水が洪水の
ように漏れ出て止まらない。口を開けて呼吸しなければならず、
酸素が不足して大変苦しい状態でした。(高所訓練にはなった
か?:笑)

今日は外出を控え、だいぶ改善しているので、「鼻で呼吸でき
る喜び」を噛みしめております(苦笑)。

そんなわけで、さすがにこの週末は山へ出かける勇気がでませ
んでした。

本当は
「(道志の)月夜野発長又方面行きのバスが土曜07:50発」
で運行中という情報をキャッチしたので、

御正橋(白井平)から御正体山というコースを試してみようか、
などと計画だけは立ててみましたが、さすがに昨晩の呼吸困難
の翌日とあって計画倒れに終りました。

普段なら梅の開花で始まり、桜満開で終了する花粉シーズンで
すが、今年はやはり長引きそうです。花粉症の山ヤには、なん
とも歯がゆい状態でして、遅くともGW前に終了してほしいもの
だ、と毎日お祈りでもするしかなさそうです。

最後に、花粉症について、妙な因果関係があるのでは、と最近
個人的に思っています。それは喘息との関係。喘息の人やかつ
て喘息を患った経験のある人に花粉症患者が少ないような気が
するのですが、気のせいでしょうか。

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2005.04.03

FYAMA終焉

あまりに急なことだったので、ショックでした。
7年ほど前、山歩きをはじめたばかりの私を暖かく迎え入れて
くれた、あのFYAMAが突然の終了宣言。終了まで1週間ほどの
猶予しかない突然の宣告に、私に限らず多くのFyamaersたちは
泣くことも出来なかったことでしょう。

パソコン通信という、いまのインターネット全盛時代の少し前
に一部のメカ好きの間で流行った、電子通信ごっこは、テキス
トオンリーの世界でしたが、それはそれはスリリングで、知的
で、高額な通信費を払ってでも続けてしまうほど魅力的でした。

やがてインターネットの爆発的な普及でパソコン通信は下火に
なり、FYAMAもインターネット上での再生を目指したのです
が、やはり時代の趨勢でしょうか。突然息を引き取ってしま
ったというわけです。

私自身、インターネットに移行してからは、ほんの数回しか
FYAMAには投稿しておらず、このような事態に至らしめた
張本人でもあるので、誰を責めるつもりもありませんが、
もう少し猶予をいただいてみんなで名残惜しみたかったなあ、
というのが少しだけ心残りであります。

しかし、文句ばかり言っても何もなりません。
それではいっそのこと、テキストだけで昔のパソコン通信
みたいに山のお話を誰かに語る方法は、と考えてこのブログ
設立を考え付いたというわけです。

昨今のインターネットで山の情報は溢れ返るほど沢山ありま
すが、どうも車を持っていない私なんかからみると、公共交
通機関だけで行なう山行の情報は少なく思われます。

そんなわけで、このブログでは

☆☆☆ 「 車 を 使 わ な い」 ☆☆☆

☆☆☆ 「バスと電車と徒歩だけの」 ☆☆☆

山歩きの話題に絞って情報交換できたらうれしいです。

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