2024.02.25

【松枝から伊豆ヶ岳~子ノ権現】 山バス情報200

 

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(子ノ権現にて…福寿草が好い感じでした)

 

【山行日】 2024年02月24日 (土)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
八高線某駅  - 07:40 東飯能 (JR八高線)
東飯能 07:56 - 08:35 芦ヶ久保 (西武秩父線)

「バス」
芦ヶ久保駅前 08:57 - 09:12 松枝 (西部観光バス 242円)

「歩行」
松枝バス停 09:20 - 10:00 山伏峠
山伏峠   10:10 - 10:45 伊豆ヶ岳
伊豆ヶ岳  11:10 - 11:30 古御岳
古御岳   11:35 - 12:02 高畑山
高畑山   12:05 - 12:30 中ノ沢ノ頭(622.7三角点)
中ノ沢ノ頭 12:40 - 13:50 子ノ権現
子ノ権現  14:05 - 15:33 吾野駅

「鉄道」
吾野  15:36 - 15:55 東飯能 (西武秩父線)
東飯能 16:06 - 八高線某駅 (JR八高線)

【地形図】 「正丸峠」 「原市場」 

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(山伏峠からの尾根道…積雪はほとんど無しに近かった)

 

 毎年この時期は、花粉症を理由に山をサボり続けてばかり。そして長いブランクが空いて、アカヤシオの時期になっても、重い腰がなかなか上がらない→あれこれ言い訳して山に行かない(笑)という悪循環を断ち切るべく、毎年この時期に見たいと思っても目にすることができなかったお花を目当てに出かけてきました。

 お目当ては子ノ権現の福寿草、そしてもうひとつ、この時期に咲き始めるザゼンソウ、このふたつの開花状況を下見という名目のもと、コースは全て一般登山道で、松枝から伊豆ヶ岳に登って、お決まりの子ノ権現に行ったら吾野駅まで歩くというもの。スタートが正丸駅ならガイドブックのコースとほとんど変わりありません。

 松枝(まつえだ)から歩くのはエアリア(山と高原地図)に松枝バス停近くとその先にあるというザゼンソウ自生地で様子を見てみたかったのと、もうひとつあったのですが、ともかく松枝バス停のようなどん詰まりのバス停というのは、私のようなバス派にとっては、とにかく一度行ってみたい場所(笑)ですので、それだけでもイイじゃん、というノリで乗車してみました。

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(どん詰まりのバス停なので、折り返し場があります)

 

 松枝行きのバスに乗るには、西武秩父駅まで行ってそこから乗り倒すのもひとつの手ではありますが、時間とバス代の節約ができる芦ヶ久保駅近くで待ち伏せという作戦をとりました。ただ、バス停の場所は少しわかりにくいです。

 「あしがくぼ山の花道」という標識の階段を降りてバス通りに出るまでは簡単なのですが、横断歩道を渡る前の右手にバス停が見えるので反対方向だとわかっていながら行ってみると、やはり西武秩父行きのバスの便しか表示されていないバス停です。こういう田舎のバス停は片側にしかないことが多く、その反対側の車線のバスは道路の反対側で手を上げて停めることが多いのですが、その場合は反対側のバスの時刻も表示されているものです。

 信号(押しボタン押さないと信号は変わりません)を渡って、反対側を探してみるもなかなか見つからず、少々焦りましたが、横断歩道を渡って、右ではなく左(県民の森→の表示が見える方向)へ進んでみると、小さな郵便局があり、陰に隠れるようにバス停があるのです。こちら側の時刻表には松枝方面の時刻しか表示されていませんので、ここで待つことになります。

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(こちらに向かって歩くと、松枝方面へ行くバス停がみつかる)

 予想に反し、バスには、同じところから私ともう一人登山者が乗車。その方も同じ松枝まで乗車でした。武川岳へ行くつもりだというもう一人の登山者もやはり、ザゼンソウ目当てだったらしく、私が携帯で登山届けを出している間に先に出発して、その様子を教えてくださったのですが、「北正丸ウッディーランドの管理人さんに確かめたところ、台風で流されてしまって今はほとんど咲いていない」というお話。私も行ってみてきましたが、「ザゼンソウ保護のため立入禁止」の表示があって、トラロープで囲ってある中にそれらしきお花は見当たりませんでした。

 そのまま53号線を上がっていって、切り通しのようになっている横瀬町と飯能市の境を過ぎ、さらに車道を上っていけば、見覚えのあるげんきプラザ。ここから、以前のようにすぐに登山道という予定だったのですが、この日は前日の積雪状況も上の方ではどの程度かまだちょっと不明で鎖場の通過はできれば避けたかったこともありましたし、気になっていた山伏峠からの経路に行くチャンスということで、更に15分ほどの車道歩きで山伏峠。

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 湯ノ沢バス停からの方が、距離的には少し近いかも知れませんが、とにかく歩いてみたかった経路でしたので、、テルモスの甜茶で一息入れてから、尾根筋につけられたこのルートを上っていきます。登り始めのところに石祠があり、道中の無事を祈ってからえっちら上がっていきます。植林ばかりですが、登山道としては歩きやすい方ではないかという印象で、コースタイムより短い時間で伊豆ヶ岳に到着。ここまで積雪らしいものもなく、アイゼンも不要でした。

 時刻は11時前ですが、おなかも空いていたし、山頂はそれほど混雑もなく、陽当たりも好いここで早めのお昼ご飯にしました。このあと古御岳から子ノ権現、そして吾野駅は、このブログを始める前の2001年の秋に歩いていて、そのときのメモに「伊豆ヶ岳より古御岳!高畑山へコースタイムで行くのは無理」と書いてありますが、実際には記憶がほとんど無いというのが正直なところでした。

 古御岳へは、いったん下ってかなり登らされるのは覚えていますが、何故、古御岳の方が好いかというのは、古御岳を越えて、更に先に進んだところで、ああなるほどと思いました。

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 ここは、それまでの植林の多さに比して雑木が綺麗なところなのですね。更に先に進めばアセビがたくさんあるところもあって、この時期でも緑の葉を見られるのはなかなか嬉しいものです。そして高畑山。今持っている2017年版のエアリアのコースタイムは古御岳から30分。いちおう、コースタイム内で歩けました。当時持っていたのはおそらく2001年版で、20分と書いてありますから、私の足が速くなったわけではないようです(笑)。

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(アセビ群生)

 高畑山からしばらくで、送電鉄塔がありますが、なんと送電線がありません! 実際昔買った地形図「原市場」(平成7年修正測量)をみると確かに送電線があるところで、これは撤去されるということなのでしょうか…。

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(送電線がない送電鉄塔)

 高畑山自体もこの送電鉄塔も、今となっては全く記憶が無くて、その先の中ノ沢ノ頭(イモグナの頭)もまるで記憶にありません。今は巻くこともできますが、せっかくの三角点なので立ち寄って、古御岳から一時間近く経過していたので、ベンチもない山頂で樹の切り株に座ってミカン休憩としました。

 中ノ沢ノ頭の南尾根には、ロープが張ってあり、さらに「この先は登山道はありません」の表示がありますから、間違ってハイカーが入り込むこともないでしょう。柏木のあたりから506m地点を通ってバリハイルートがあるのかな、なんてことを考える酔狂につまらないヒントを与えるだけ(笑)でした。

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 天目指峠へと高度を落としてゆき、峠の手前のウナギ伝説を読み、すぐ近くの立派な石祠でここまでの無事を感謝してから、さぁ、ここからが大変です(笑)。身体というか気持ちは下りモードですが、地図を見れば判るように、ここから結構な登り、しつこいぐらい登らされます。多くのガイドブックに紹介されているコースですが、最後の最後になって、一体いつ終わるんだ!と言いたくなるであろう、この登りのことは余り書かれていないように思います。

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(愛宕山のこちらは木祠、この先でまた一度下ってから登らされます(笑))

 

 そして、天目指峠の手前あたりから出ていた花粉症の症状が、更にひどくなってきて(笑)、愛宕山の標識あたりでは、今日は帰りどうなっちゃうんだろうと…(笑)。時刻は13時を回っていて、これから急いだところで14:30に受付終了の休暇村奥武蔵の日帰り入浴には間に合わないし…。子ノ権現から先はもう登りはないだろうから、その先はマスクをして歩くしかなさそう…、ということで、子ノ権現までは辛抱。

 しかし悪いことばかりではありません。子ノ権現手前のフクジュソウは好い感じで咲いていてくれていました。ちょうど暖かい陽差しが一番降り注ぐ14時前。。。黄色というか、黄金色のように輝いて、久しぶりに見た実物は、やっぱりその名の通りハッピーな気持ちにしてくれる好い花だなぁ…という感想でした。

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 子ノ権現では、久しぶりに来た記念に足腰のお守りを購入してから、大きなわらじや下駄を見物。お堂でお参りして、トイレを借りたあと、水道の水で顔を洗って花粉を落とし、マスクを装着してから(笑)下山にかかります。

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(私もお参りしてから帰りました)

 大きなわらじ以外ほとんど記憶がありませんでしたが、ここから先は道標にしたがって吾野駅を目指せばよく、難しいことはありません。ただ、下の舗装道に出るまでの間がしんどかった。鼻水だけならいいのですが、目が痒くなってきてしまって(笑)。ああ、やっぱりこればかりはヨーグルトいくら食べても、甜茶いくら飲んでも治りそうにないなぁ…、とは思いつつ、しかしあの黄色い素敵なお花をこの目で見ることができて、来るんじゃなかったとはさすがに思いませんでした。

 不思議なことに下の舗装道路に降り立って、しばらく歩くとだんだん症状が治まってきてくれて、目のかゆみも不思議ととれてきました。浅見茶屋は残念ながら、本日は終了の看板が出ていましたので、写真だけ撮って素通り。

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 でもでも、奥武蔵はやっぱり山里に降りたあとがイイですね♪ 廃屋の先には柚の木がたわわに実をつけていたし、「吾野駅まであと2km」の標識付近には、民家の庭先に、何気に咲いている↑フクジュソウがたくさん見つかったし、よく見れば馬頭観音や冬椿の花もちらりと咲いているし、梅も白いのも紅梅も咲いていたし、で、こんな道だったっけ???と呟きながらも、長い道のりを吾野駅まで歩くのは退屈ではありませんでした。

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 吾野駅では、これまでの例にもれず目の前で上り電車が発車してしまうのかな、とそれも想定内で歩いていたのですが、なんと今回は15:36の電車にほぼぴったりのタイミングで駅到着。初めて、列車に腰掛けながら、下山通知をアプリ(コンパス)で提出したのでした。

 

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2024.02.08

【遅出でちょこっと…霞丘陵】

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(こんな素敵な尾根径もありますが…)

 

【山行日】 2024年02月03日(土)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
八高線某駅 - 11:52 拝島  (JR八高線)
拝島 11:54 - 12:09 東青梅 (JR青梅線)

「歩行」
東青梅駅 12:15 - 13:30 愛宕山グラウンド手前の土道のベンチ
ベンチ  13:45 - 14:20 七国峠 (225.9m三角点)
七国峠  14:30 - 15:20 金子駅

「鉄道」
金子 15:47 - 八高線某駅 (JR八高線)

【地形図】「青梅」

 

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(長い舗装道歩きが結構ありました)

 

 またまた、自分に言い訳で早起きできず、旧正月にちなんで干支の山のプランも計画倒れ。花粉シーズンに備えて寝具の洗濯を始めるも、干しながら、見上げる空は雲ひとつ無い青空。風もなく寒さも和らいだこの日、やっぱり出かけようよと、こんな時の為に用意しておいたプラン「霞丘陵ハイキングコース」に行ってみることにしました。

 霞丘陵は、スタート地点の塩船観音のツツジの季節の方がガイドブックではお奨めなのですが、私の持っている前世紀発行の『分県登山ガイド 東京都の山』で未踏は島嶼部を除くとこの霞丘陵が残るのみということもあって、岩藏温泉のことなども最近ネットで調べたばかり。山のカッコしていくほどのこともないと、普段着に運動靴、テルモスに詰めた甜茶とガイドブックのコピー、地形図「青梅」だけ小さなリュックに入れて、コンビニでおにぎりを買ってスタートです。

 家を出たのは11時前だったのですが、八高線は高麗川以南でも、昼間は上り下りとも1時間に2本しか無くて(笑)、拝島での乗り継ぎがよかったので助かりましたが、東青梅駅の歩き出しは12時を回ってしまいました。

 東青梅の駅はちょっとわかりにくいですが、北口に降りるには改札を出たら何の表示もない右へ行かないといけません(右側に行くと今時珍しい新聞の自動販売機があります!)。

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 で、北口に降りると「花と古刹の歩き道(青梅市)」という標柱↑が見つかると思いますので、これを目安に塩船観音まで行くことになります。ただ、塩船観音まではずっと車道の脇の歩道を歩きますから、人数がそろえば、タクシーで塩船観音まで行くというのでもいいと思います。(途中の吹上しょうぶ公園まで河辺駅からバスで行くという手もありますが、昼間は八高線より少ない一時間に1本とかゼロ本だったりします)。

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 宋泉寺の先で、ごく普通の民家に見える建物に「営業中」の赤いノボリや↑「カフェ ルビコン」の看板があって、玄関口にランチメニューの案内があり、見てみるとお値段はすべて1050円以上のランチセット。今ではこのぐらい普通なのかも知れませんが、私にはやっぱりやめておこうなお値段(笑)、超遅出ですしリュックのおにぎりもありましたので、素通りして、塩船観音へ。

 塩船観音からの取り付きが、私には少し難しかったです(笑)。ガイドブックには「すり鉢状になったツツジ園の右の縁を登っていくと、いちばん奥のあずまやの裏に指導標があり、ハイキングコースが始まる」とありますが、ツツジ園がすり鉢状になっているのは上から見れば、ああなるほどと判りますが、下からではわかりにくく、ツツジも咲いていないので、ツツジ園がどこを指すのかも不明です。たくさん並んだツツジらしき樹々の群生の中を登っていくと大きな観音像の裏に「展望広場」があって、その先の鹿柵がハイキングコースの端緒になっている、というのが現状です。

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 この鹿柵扉の地点には少なくとも指導標は現時点ではありませんが、少し歩くと指導標が次々に現れます。時に、お手製の道標「大法師の道」「フモンコース」などもありますが、特に初心者の方はむやみに入らない方がよろしいのでは、という印象です。ただ、「塩船地内→」という指導標もありましたので、塩船観音からハイキングコースへはいろいろな入り方があるようでした。

 ハイキングコースは、愛宕山グラウンドの手前まではほとんどアップダウンもない土の道を歩けますが、その先はずっと舗装道歩きになります。私はおなかも空いていたし、舗装道の手前にベンチがあったので、ベンチでおにぎりタイムにしました。

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(このベンチでおにぎりタイム)

 

 これは後で考えると、本当に「あたり!」の判断で、この先は、いつまで続くんだ!というぐらい舗装道を歩かされます。私のガイドブックでは幅の広い道とだけ書いてあるので、ひょっとすると、昔は舗装されていなかったのかも知れません。
 
 舗装道歩きが余りに長いので、間違った道を進んできた(途中で指導標を見逃した)のでは?と思ってしまいます。途中、送電線を横切ったところで、、地形図を見れば、間違っていないと判りますが、その先、再度車止めの柵を抜けた先がこれまたわかりにくかったです(笑)。

 左手に大きな看板があって、周囲の地図が描かれていますが、これはどちらが今来た方向なのかも判りません。ここは、右手にある小さい看板「このハイキングコースは地主の方のご協力により設置されました 青梅市」というのを見逃さないようにしてください。

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 これから向かう「←七国峠・岩藏温泉」は右手の舗装道を下っていった先にあると判ります。

 そして、突き当たった信号のある交通量の多い通り、この交差点がなんと笹仁田峠ということのようです。どこが峠やん?という感じの場所です。

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(笹仁田峠:どう見ても普通の交差点)

 信号を渡って少し右に歩いたところに左手に戻るような幅広の山径(やっと土径を歩けます)があって、これを上がっていけばほどなく七国峠(というか七国広場という225.9m三角点近傍)に着きます。途中に立正佼成会のものとおもわれる植樹があり、舗装道ではないものの、ここら辺も教団の敷地という印象でした。

 七国広場には指導標が立っていて、道なりを「岩藏温泉」、来た方角を「塩船・笹仁田峠」、右手を「市内 今井方面」と示していて、指導標の裏側に回ると「12 七国広場」とあり、手書きで三角点の方角も示してくれています。

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 示された方向の踏み跡を少し上がれば、三角点と「七国見晴台225.9m」の標識がありますが、ガイドブックに書いてあるような南から西の展望は、現在は無きに等しいというのが素直な印象です。三角点もだいぶ傷んだ面持ちです。

 ここから、ほとんどの皆さんは、岩藏温泉へと下ってバスで青梅なり飯能なりへと向かわれると思いますが、ひねくれ者の私は(笑)指導標にあった「今井方面」へと歩を移しました。

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(岩藏温泉ではなく、今井方面へ行ってみました…)

 岩藏温泉は、25年前のガイドブックには、旅館4軒があり入浴だけの利用も可とありましたが、ネットで調べた限り、現在はほとんどが廃業していて、残っているところは、日帰り入浴は受け付けていない、ということで、お湯に寄らせてもらえないのなら、元の駅に戻るよりは元の駅を背にしたまま、八高線の金子駅まで歩く方が、自分らしい? というか、地形図で霞川の流れを見たときから、できそうならそうしよう♪と考えていたのでした。

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(地形図の卍記号のあたりだと思います…)

 七国広場から今井の集落はあっという間で、途中、縁日の(?)準備をしている尾根上の神社(お寺?)に寄り道しても、15分とかかりませんでした。車道に出てしまうとあとは退屈な車道歩き。ですが、途中、青梅せんべいのお店や、唐突に「埼玉県入間市」の道路標識が現れて、こんな短いウォーキングでも県境を越えてしまうという驚きや、地元の人たちの日常を感じ取れて、小春日和の日にのんびり歩く楽しさを感じました。

 県境には霞川の都の管理起点標識があり、霞丘陵の名前のおそらく由来となっているこの河川が荒川水系なのだということも初めて知りました。

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 地形図を見れば、あとはこの川に沿って東へ進めば、金子駅とわかり、コンビニの先で右折して、川の左手に沿う路を見つけ、金子駅を目指します。

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(金子駅へ…)

 ただ、この先、私は金子駅への近道と判断して、橋を渡って川の右側に渡って失敗しました(笑)。金子駅の出入り口は西側にはなくて、東側(線路の向こう側)だけなのです。東側に行くにはそのまま川沿いの路をまっすぐ進んで線路を跨ぐのが正解です(私は遠回りでいろいろおもしろいものも発見できたのですが…(笑))。

 霞丘陵の全体の感想としては、少なくとも「山に行った!」というあの感じは全くなくて、遊歩道というか、地元の人たちのお散歩道を歩かせてもらったという印象。また、舗装道歩きが長くて退屈ということもあり、私のような田舎暮らしならともかく、わざわざ都心からやってきて自然を求めて歩くのはどうかな、というのがあります。ただ、地元の方だと思いますが、道行く人たちは、とても快く挨拶を交わしてくれて、そういう意味では、登山靴も履かずにぶらりと出かけるのにはいい場所、という感じでした。

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2024.01.21

【初春は薄雪踏んで赤ぼっこ】 山バス情報199

 

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(前日の雪がうっすら積もった赤ぼっこ)

 

【山行日】 2024年01月14日(日)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
中央線某駅 - 07:08 立川 (JR中央線)
立川 07:22 - 07:54 武蔵五日市 (JR五日市線)

「バス」
武蔵五日市駅 08:05 - 08:15 慶福寺 (西東京バス 360円)

「歩行」
慶福寺バス停 08:25 - 09:20 肝要峠
肝要峠    09:30 - 10:10 梅ヶ谷峠
梅ヶ谷峠   10:20 - 11:30 赤ぼっこ
赤ぼっこ   12:00 - 12:35 二ツ塚峠
二ツ塚峠   12:40 - 13:35 五望庵
五望庵    13:45 - 14:50 浅間岳
浅間岳    15:00 - 16:00 大澄山
大澄山    16:10 - 16:40 おがわや (ラーメン790円)
おがわや   17:10 - 17:15 福生駅 


「鉄道」
福生 17:16 - 17:32 立川 (JR青梅線)
立川 17:34 - 中央線某駅 (JR中央線)

【地形図】 「武蔵御岳」 「青梅」 「拝島」

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(赤ぼっこの三角点 心和む石の置物の作者は…?)


 おそくなりましたが、初歩きをしてきましたので、ご報告いたします。

 また、皆様が本年も安全に楽しい山歩きを楽しまれることを祈念しております。

 おなかに来る風邪で寝正月となったあと、初歩きはどこにしようかと考えて思いついたのが「赤ぼっこ」。そういえば、松浦本『バリエーションルートを楽しむ』に福生駅まで歩くロングコースが載っていたなぁ、正月だし縁起を担いで「福が生まれる」ところまで歩いてみようということで、行ってまいりました♪

 07:22立川発の武蔵五日市行きで終点の武蔵五日市駅で降りると、08:05発のつるつる温泉行きのバスにちょうどよい連絡で、好天のこの日は、ハイカーもそこそこ乗車して、皆さん日の出山登山口まで乗車の様子。そんな中、慶福寺のバス停で降りたのは、もちろん私一人だけ。昨晩の雨はこちらでは雪だったようで、道路にもうっすらとですが積雪が見られます。

 バス停から戻って小さな沢が道路下を流れているところ、ということで取り付いたのですが、確かに沢の左手(右岸)に細道があるものの、入口付近は工事したてのコンクリート階段があったりして、どうも ???な雰囲気。

 右岸を詰めていくということでしたが、五分ほど歩いた先に伐採された枝がこれでもかと進路をふさいでいて、とても歩けた状態ではありません。

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(伐採された枝が積み重なって行く手を阻まれた)

 それで、どうせ、左岸に最後は渡るのだし、ということで右手にピンクテープが見えたところで左岸へ移動して、少しずつ高度を上げながらトラバースしていくという暴挙に出てしまい、これが出鼻を大きくくじく形となってしまいました(苦笑)。

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(見た目はそうでもなかった左岸でしたが…)

 左岸は見た目には、そう険しくなさそうだったのですが、歩いてみるとかなり急な傾斜面。こちらもかなりの伐採が行われていたのと、足もとの地面がグズグズで全く踏ん張りがききません。手も足も使って、最後は何度かずり落ちそうになりながら、まさに這い上るという感じで林道に上がりました。

 肝要峠に着いたのは09:20。なんと慶福寺のバス停から1時間近くかかってしまい(松浦本のコースタイムは30分)、のっけから大きく時間と体力のロスです。。帰ってから山旅ロガーで見てみたのですが、私が歩いた(這い回っていた)のは地形図「武蔵御岳」の破線路の「尾根を一つ越した北側の」沢沿いの左岸でした。ひょっとして取り付きからして間違っていたのかも知れませんが、最後に見つけた踏み跡を辿ると、林道との交差地点には伐採・搬出中のためハイキングコースは通行できないという表示がありトラロープで通せんぼされていました。

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 肝要峠から先は松浦本の通りで、梅ヶ谷峠方面への目印の看板のそばには「梅ヶ谷峠方面(尾根道経由)→」の標識もありました。ただ、「上」の字の記された立ち木は青梅市二級基準点の前で見られたものの、その先には見当たらず、私は分岐に気づいたものの、特に標識も無かったため、フェンス(網)沿いに林道まで下ってしまい、林道を左手に下っていく形で都道に出ました。林道と都道が交差するところには石仏があり、「肝要峠方面(尾根径経由)」の標識があります。

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(都道からの取り付き点のマーキング?)

 およそ峠らしくない地点ですが、このすぐ対面のところに↑「あるといえばあるという程度のマーキング」からエアリア(山と高原地図)の赤実線コースに上がれる踏み跡(木段もあります)があります。ただ、バリハイルートに慣れていないと気づくのは難しいかも知れません。 最初のところで躓いているので(笑)、コンパスで念のために方角も確かめて急坂を登っていきました。登り切ったところには「馬引沢峠 二ツ塚峠 方面→」の標識があり、標識から5分ほどのところに東京都の立派な指導標が現れ、来た方角を「梅ヶ谷峠方面(行止り)」と表示しています。(愛宕山は訪れる予定だったのですが、往復30分近くかかりそうで、出だしのロスをカバーする意味でカットしました。)

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(この赤の杭はこの先しばしば「日の出アルプス」という形で現れる)

 

 天狗岩・馬引沢峠方面へ10分ほど歩けば要害山(414m)山頂で、↑これが山頂?という感じの場所。休憩を取るような場所ではなく、先へ進むと「山火事を防ごう 長淵山ハイキングコース№8」という看板があり、長淵山とはどこなのでしょう?(御存知の方いらっしゃいましたらご教示願います) 天狗岩へはいったん下って登り返す分岐があって、往復してみましたが、天狗岩でお昼ご飯にする気にはなれませんでした。

 赤ぼっこ(409.5三角点)に行くと、ベンチは埋まっていましたが、時刻も11時半となって、おなかも空いていたので、先端の方へ移動してお湯を沸かしながらお昼ご飯にしました。

 赤ぼっこの名前の由来ですが、昨年設置されたばかりの説明板がありましたので、写真を載せておきます。

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 なんと、100年前の関東大震災で、地形の変化があり、そのとき赤土が露出してできた場所ということで、この元旦に起きた能登の大地震の被害に思いが引き戻されて、複雑な気持ちを抱きつつ、三角点を後にしました。

 赤ぼっこから15分ほどで「馬頭観音」の標柱があり、標柱がないと気づかないくらい小さな石仏が置かれています。ここが馬引沢峠ですが、ここも余り峠という感じの場所には感じられないのは、右手(南側)がフェンスでそこに廃棄物処理施設があるせいでしょうか。私の持っている古い地形図「武蔵御岳」(平成7年測量)には南側にも破線路が描かれているのですが…。

 さらに20分ほど進めば、そこが旧二ツ塚峠。地形図の二ツ塚峠は、この先で横断することになる国道のあたりで、ここは地形図を読み違えないようにする必要があります。ベンチがあったので、赤ぼっこから35分ほどでしたが、テルモスのお茶で一息入れて、進むべき方角を確認します。

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(旧二ツ塚峠)

 ここでエアリア(山と高原地図)の赤実線から赤破線になりますが、特に藪などがあるわけではなく、「日の出町(バス停)」と記された方へ歩いて行き、すぐに右手に降りる径を見送ってそのまま無線中継所の脇の細道をいけば国道(地形図の二ツ塚峠地点)に出ます。

 国道で前を行くお二人のパーティーに目で挨拶。ここから先は私の登山地図では赤破線さえ描かれていませんので、同じコースを行く人がいるのは意外でした。松浦本には「金比羅山ハイキングコースの朽ちた木柱」があるということでしたが、見落としたのか、撤去されたのか目にすることはありませんでした。ただ、右手に少し登るとすぐに、ここまで散見されたタイプの標識で「野鳥の森公園方面 東平井橋方面→」とあり、クマに注意の標識や天狗岩付近などにも見られた「日の出アルプス」の杭が現れます。

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 松浦本「左の立木に満地峠を表示しているところ」というのも判りませんでしたし、地形図で見ると、329.6の三角点は結構距離があるのと、相変わらず遅れを取り戻せないでいることを時計で確認していましたから、ここもカットしてそのまま満地峠を目指します。

 登山地図で見ても判るとおり、この先は西から東へまっすぐ伸びる細い300m前後の尾根をひたすら進むことになります。316m地点は分岐さえも気づきませんでしたので、青梅市の基準点も見ていません(笑)。しばらく淡々と進んでいきましたが、旧二ツ塚峠から一時間ほど経過していてさすがに歩き疲れてきたこともあり、「警視庁機動隊のモニュメント」というところに休憩舎があったので、手前のベンチで休憩することに。。。

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(ベンチで一息入れました)

 時刻は13時半を過ぎていて、予定していたよりも相変わらず遅れたままですが、まぁ、仕方ありません。ラムネで糖分を補給して、テルモスのお茶で一息入れたら再出発です。

 松浦本通り、尾根上に警視庁のモニュメントが続きますが、立ち寄る時間は無駄とひたすら尾根径を進んでいくと右手がフェンスの径がずっと続き、警察犬やマムシに注意の表示がありますが、いたって静かで、この季節ですからマムシも出ません。

 ただ、満地峠付近は本当にわかりにくいです。松浦本の通り「神霊教施設のブロック塀の手前で左後方に折れて、『擬木の階段』を下ること、その先で「浅間岳・大澄山」の立派な指導標に従って、擬木の階段を上がって、ブロック塀沿いに浅間岳を目指し尾根径を行くのですが、途中にある満地峠を指す方角が、少なくとも旧満地峠を指しているのではないのです。私は予定時刻から大幅に遅れていましたので、もちろん、レトロ調のトンネル見学もカットです。実際、古満地峠にある木ぎれもほとんど判読できない状態でした。

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(古満地峠の文字は判読できないほどかすれている)

 これだけいろいろカットして、ほぼ最短でたどり着いたはずの浅間岳(235.2三角点)到着は15時前。ここでテルモスのお茶も飲み干して一息入れたところで、さきほどの国道で先を行っていたはずのお二人が上がってきて、途中で抜かしたはずはないのに、とお互い不思議そうに顔を見合わせ(笑)聞いてみると、お二人は満地トンネルの方へ降りてから登り返したということでした。

 これから羽村へ向かうというお二人と分かれて松浦本にあるコースタイム30分では無理だろうけれど、という覚悟で大澄山へ。。。時刻は15時過ぎ。しかしここまで来ると標高は200m台で、山間の登山道とは違って16時に真っ暗になることもないでしょう、と右手がゴルフ場の細道をたどっていきます。

 「羽村草花丘陵ハイキングコース」の標識があり、しばらく行くと道は遊歩道という感じでアスファルトになって、最悪、日が暮れてしまってもなんとかなる(まだ明るかったです(笑))という安心感で、のんびり下っていきます。

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(遊歩道となって、羽村市街の眺めも好い)

 ただ、羽村大橋の分岐から先はよくわかりませんでした。東京都の指導標も、上っていく道を「大澄山1.4km」と表示していながら下っていく道は「大澄山0.7km」としていたりで、なんだこれは、とおもいつつ上がっていく道を選んだら朝日山妙見堂という標識と鳥居が見えたので、ここで遅すぎる初詣(笑)として、今年一年の無病息災と安全を祈りました。

 その先で右手に上がっていく細道を見つけて登ってみましたが、ピークには倒壊したお堂?があって、「妙見宮」という表示を見つけただけでした。降りて、更に大澄山の指導標に従って歩いて行けば、車道に出て、大澄山は信号を渡って行くように指示され、松浦本の三角点探しは、もう疲れ果ててする気にもならず(笑)、192mの大澄山山頂(?)には、立派な東屋があり、時計を見れば16時(笑)。浅間岳から1時間かかっていました。

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(大澄山の立派な東屋とベンチ。三角点を探す気力無し(笑))

 

 それにしてもよく歩いたなぁ、そうひとりごちて、水筒の水を少し飲んで、一息ついたところで、立派な指導標に従って慈勝寺と書かれた方向へ下山。降りていくと酒屋を発見(笑)。缶ビールを買って、念のためお店の方に福生の駅へ行く道を確認して、歩きながら飲み干します。永田橋を渡ってそのまま、福生駅へというのがいつものパターンでしたが、今回は近くにある家系ラーメンのお店をチェックしてあったので、寄り道してみました。

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 17時前の入店だったので、お店は空いていて、待たされることもなく、やっぱりラーメンは豚骨が一番だなぁ…と店を出て福生駅へと向かったのでした。

 

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