2010.08.22

【二年ぶりのテント泊…赤岳と阿弥陀岳 その2】 山バス情報112

 
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(赤岳への登りで…権現岳 奥は南ア)

三時頃目が覚めます。すぐに起きて支度すればよかったのですが、「もう少し、もう少しだけ」とゴロゴロしているうちに、三時半過ぎになってしまいました。外は満天の星空。これはひょっとすると好展望が期待できそうです。

前日のうちにサブザックの中身は点検済み。あとは粉末アクエリアスを水で溶かしてザックに入れるだけです。夏場のいつもの作戦、フリーズドライの きのこごはん をお湯でなく水で炊きます。出来上がりまで時間がかかりますが、こんな真夜中に近い早朝では、お腹がなかなか空きませんし、食欲もわきません。炊きあがるまで一時間ほどかかりますが、それまではお茶漬けとかパン(なければチョコでもいい)とかを口に入れておけば私の場合問題ないのです。

まだ暗いですが、四時半頃出発します。これもいつもやることですが、前日のうちに翌朝歩くコースのすべり出しだけ少し歩いておくと、暗い中ヘッドランプ頼りに歩くのもスムーズにいきます。さすがに肌寒いですが、どうせ登っていくうちに暑くなるに決まっていますから、薄手の長袖シャツだけ羽織ってレインウエアはサブザックの中。

文三郎尾根は行者小屋から赤岳までの最短ルート、地図で見てもすぐそこに見えます。とはいえ、標高差は約600mありますから、2時間ほどと見積もっていました。

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(赤岳山頂より北アルプスを望む)


最初は暗いのと起き抜けなのとで、フラフラした感じでしたが、徐々に明るくなってくるに従って、ペースも上がっていきます。20分ほどでヘッドランプも不要になり、背後を振り返ると、行者小屋が下の方に小さく見えます。やがて階段となり、やはりサブザックだと楽ですね。これがテント装備だったら足がなかなか上がらないのですが、5キロもないだろう荷物は本当に軽く感じて、空気の薄さもそれほどこたえません。

階段がいったん途切れた小平地で、お腹も空いてきたので、休憩がてら、少し茸御飯をお腹に入れておきます。もぐもぐやりながら気づいたのですが、どうみても北アルプスの連峰としか思えない山塊がその真正面に見えるのです。方向からいっても間違いなく、何よりあのギザギザは穂高でその右のとんがりは槍です。北ア縦走断念を少々後悔。しかし、そんなことよりも、前回八ヶ岳訪問時に匹敵するほどの好展望に恵まれたことに感謝です。夏場なのにこんな素晴らしい展望。そうしょっちゅうあることではないので、こういう幸運に感謝の気持ちを忘れてはいけません。

小平地をあとに、階段をまた登っていきます。「←赤岳・阿弥陀岳→」の分岐でやっと稜線に出ます。昨日下から見たときから気になっていた阿弥陀岳が、あとで登っていらっしゃいね♪と語りかけるように、朝日を浴びて綺麗です。
阿弥陀に登る時間あるかなぁ…と考えながら、とりあえず赤岳を目指します。岩場の登りになります。三年前に登った権現岳が見えます。カッコイイ山だなと感じます(トップ写真)。奥には南アルプスも見えます。

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(阿弥陀岳…登っていらっしゃいな♪)

 

岩場の登り、こういう晴天の時は、前が渋滞していない限り、一気に高度が稼げるので嫌いではありません。前を歩く人も降りてくる人もいないので、グイグイという感じで登って行きます。振り返ると阿弥陀岳がこちらに微笑みかけて、「せっかくのいい天気じゃない、きっと登ってらっしゃいよ」とまた誘惑します(笑)。前回天気が好かったのに赤岳を省略して悔やまれたことも思い出し、行ってみようかという気になります。

頂上のすぐ下で、この日初めて降りてくる人とすれ違いました。挨拶だけで普通はサヨナラなのですが、あまりにいい天気なので、「よかったですね~、いい天気で」と付け加えてしまいました。お互いに好天に恵まれたことの喜びを口にして、それぞれの目的地に向かいます。

富士山もうっすらとですが、雲海の中に立ち上がっているのが見え、更に登っていけば赤岳の標識です。2900mに数十センチ足りない三角点にタッチ。六時前の到着は私にしては上出来です。

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(快晴の赤岳山頂)

山頂で素晴らしい眺めを楽しみながら、きのこ御飯をまた少し口に運びつつ、コースタイムを見積もり、阿弥陀岳に登っても何とか予定時刻に行者小屋のテントに戻れそうだとわかり、赤岳山頂での長居はやめて、来た道をとりあえず戻って、中岳を越えたところまで行ってみることにしました。時間が足りなかったり疲れていれば、阿弥陀岳に登らずにそのまま鞍部から行者小屋に降りることも出来ますから…。

岩場を慎重に降り、文三郎尾根の分岐まで戻って、中岳・阿弥陀岳方面へと更に高度を落としていくと、ああ、なんて素敵なことでしょう。コマクサがもうかなり萎れてきたとはいえ、まだ咲き残っているのです。遠くで阿弥陀岳が、「ね、だから、こっちへいらっしゃいって言ったでしょう」と笑いかけています。

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鞍部から中岳への登り返し、結構急ですが、それほどつらく感じません。やはり荷が軽いと心も軽くなるのでしょうか。中岳へ登り着くと、小さな子供たちが大勢いて「ヤッホー」と叫んでみてはこだまを聞いて喜んでい、ああ、夏山だなぁと思います。「ヤッホー」なんて聞いたのは随分と久しぶりのことでした。

中岳と阿弥陀岳の鞍部に降ります。羽虫が無数に飛び回っていてそれがうるさく感じますが、阿弥陀岳を見上げると「ここまで来たんだもの、もちろん登ってきてくださるわよねぇ」と最後の誘惑。もう勝てません。はいはい行きます、登ります。ピストンさせていただきます、という感じで。かなりな急坂を登っていきます。途中ハシゴなんかもあります。

息が上がるのに、なぜか元気で高揚感もあります。まだもう少し先にもうひと登りあるのかな、と思って上がった台地が阿弥陀岳の山頂でした。山頂には先客がお一人。一昨日麦草峠からずっと縦走されてきた方で、お話では昨日はずっとガスの中だったそうですから、私はどうやらこのお盆休みの一番好い日に来ることが出来たみたいです。阿弥陀岳の山頂ももちろん展望は申し分なく、北アルプス、南アルプス共にきれいに見えていました。富士山は霞んでいましたが、それでもすぐにそれとわかります。

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山頂でさらに残っているきのこ御飯を口に入れ、これから御小屋尾根を下るという縦走者と、それから阿弥陀岳嬢に、お別れの挨拶をして、来た道を戻ります。さすがにハシゴを下りるときはチョトだけ怖かったですが、降りてみればたいした傾斜でもなく、目の錯覚で怖く見えただけのことで、別段危険な箇所もありません。鞍部に降りてあとは行者小屋まで、ゆっくり慌てずに下っていきます。

朝来た道と合わさってまもなくで行者小屋。テントの撤収には相変わらず時間がかかって、一時間ほど要して9時半前に出発。予定では帰りは赤岳鉱泉回りで北沢からと考えていたのですが、南沢を戻れば、美濃戸口の八ヶ岳山荘でのんびりお湯につかって13時のバスに間に合いそうだとわかり、昨日と同じ道を美濃戸口まで戻ることにしました。

途中、落とした草履を拾ってもらったりと相変わらず他の登山者に思いっきり迷惑を掛けながら、南沢を戻って美濃戸口のバス停着は12時過ぎ。500円で汗を流させていただき、お腹も空いていたので、おでんと生ビールでバスを待ちました。

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13:20のバスは、直通バスということもあって、30分ほどで茅野駅に着きました。その1にも書きましたが、最初からこのバスを往復で使うことが判っている場合、茅野駅前のバスの案内所で往復割引乗車券を購入しておくとお得です。片道900円ですが、往復で買えば1500円と300円安くなります。

さて、茅野駅で次の下り各駅停車はと時刻表を見て愕然。次の各駅停車は高尾行きですが、15時半まで一時間半以上も待たなくてはならないのです。お盆だからあずさも満員だろうな、と思いつつ、指定券自動券売機をいじくってみると、30分ほど後の臨時のあずさ号に空席が見付かり、17時前に新宿に着ける、ということもわかって、ついふらふらと大枚をはたいて特急券と乗車券を購入してしまいました。残りの休みで18きっぷ一回分を使うか、もしくはオークションで売ってしまえばいいや、と特急列車に乗り込みました。

久々に乗った、あずさ特急。うーん、すばらしい、快適ですね~。あんまり快適すぎて、あずさ何号か控えるのを忘れてしまいましたよ。。。新宿まで二時間半しかかからないというのが驚愕。。。各駅停車で15時半の出発だと、おそらくは塩山にいる辺りで新宿に着いてしまう計算ですから…。甲府の次の停車駅が八王子というのもびっくり。途中で抜かされることもなくこちらが抜かすだけ。。。
いつも何の疑問もなくあずさを使っている皆さんの失笑を買うだけかも知れませんが、たまに特急列車を使用するとその速さに、そして車内の快適さに驚かされます。自分もいつか何のためらいもなくあずさに乗れるようになりたいものだ、とも思いますが、普段鈍行に乗ってばかりいるからこそ、そのありがたみも判るわけで、ここらへんは考え方次第です。

新宿駅では仕事帰りのラッシュにもあわず、臨時列車のお陰で帰省のラッシュにもあわず、今回の山旅も無事終了し、最寄り駅のラーメン屋でお気に入りのこってりラーメンを食べて家路につきました。





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2010.08.19

【二年ぶりのテント泊…赤岳と阿弥陀岳 その1】 山バス情報112

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(早朝の赤岳山頂より雲海:こんなものを見せてもらっちゃあ、山はやめられまへん)

【山行日】 2010年08月16日(月)
      2010年08月17日(火)


【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿  05:53 - 06:32 立川 (中央線各駅停車)
立川  06:46 - 08:36 甲府 (中央線各駅停車)
甲府  08:53 - 10:05 茅野 (中央線各駅停車)

「バス」
茅野駅 10:20 - 11:12 美濃戸口 (諏訪バス)

「歩行」

☆一日目☆

美濃戸口  11:40 - 12:25 やまのこ村
やまのこ村 12:40 - 13:40 南沢右岸
南沢右岸  13:50 - 15:10 行者小屋(テント泊:1000円)

☆二日目☆

行者小屋  04:30 - 05:00 階段上の小平地
小平地   05:10 - 05:50 赤岳山頂
赤岳    06:05 - 07:15 阿弥陀岳山頂
阿弥陀岳  07:25 - 08:20 行者小屋
行者小屋  09:20 - 10:40 南沢右岸
南沢右岸  10:45 - 11:20 美濃戸山荘
美濃戸山荘 11:30 - 12:10 美濃戸口

☆お風呂☆
八ヶ岳山荘 12:10 - 13:10 八ヶ岳山荘 (500円)

「バス」
美濃戸口  13:20 - 13:55 茅野駅 (諏訪バス)

「鉄道」
茅野  14:28 - 16:58 新宿 (あずさ臨時 6070円)    


※バスは 茅野駅~美濃戸口は片道900円ですが、お得な往復乗車券(1500円)を使用しました。


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(赤岳山頂より阿弥陀岳:奥は北ア連峰)

赤岳は、やらなきゃ、と思っていながら、ずっとやっていなかった宿題でした。最初にそう思ったのは、4年前の秋、仙丈ヶ岳へ登って、山梨百名山の西端を踏んで、それ以前に攻略していた東端・南端と併せ、残るは北端となったとき。 そして次は、翌年2007年夏、編笠山から権現岳と歩き、キレットの稜線にビビッて登る予定だった赤岳を前に好天のもと下山したとき。

昨年は足の怪我でテントどころではなく、歩くのが精一杯の状態。記憶違いでなければ、テント泊というもの自体、どうやら2008年の夏以来、実に二年ぶりのことになるようです。

お盆休み、最初は北ア狙いで、実はお恥ずかしい話ですが、麓の街まで18きっぷで入っておきながら、どんどん悪くなっていく北陸&信越の天気予報が、最終的にすべて雨マークになり、北日本は土砂降りになるとの予想で(体調まで悪くなり)、トンボ返りしてきたのです。今までの私だとこのまま家で暗い顔してふさぎ込むところなのですが(笑)、北ア縦走計画の前に、テント泊で予定しておきながら寝坊して行っていなかった、赤岳へ行者小屋からアタックする計画を思い出したのです。

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(行者小屋  ここに泊まって赤岳へ…)

八ヶ岳方面の天気予報「晴れ一時雨か雷雨」というちょっと微妙な予報と天気図。。。「一時の強雨ぐらいなら受けて立とうじゃないの」という、どこから出てきたのか皆目見当がつかない強気な気持ちになって、お盆休み残り2日のぎりぎり日程で決行してみることにしました。

18きっぷはまだ残り2回あるので、10時のバスに間に合うよう、立川発06:46普通甲府行きに乗り、甲府でまた普通列車松本行きに乗り換えて茅野へ。列車だけで4時間半の長旅のあとさらに美濃戸口行きのバスに揺られて50分ほどで登山口です。

ガイドブックによれば、美濃戸口バス停の標高は1500m近くあるのだけれど、さすがに今年の猛暑は凄い。例年だとひんやりした空気なのに今日は「いくらか涼しい」程度。バス停前にある八ヶ岳山荘のベンチで軽くおにぎり昼食として、トイレ(100円)を借りてから出発します。登山道(というより未舗装車道)は道なりではなく、すぐに左折ですので注意。まっすぐ進めば御小屋尾根、突入すれば山中で日が暮れかねません(笑)。

未舗装車道を一時間弱歩くと、やまのこ村という山荘に着きます。冷たい湧き水があるので、ここで補給して、緊張のせいかどうもお腹の調子がよくないので、またもチップを払っておトイレを借りました。泊まりがけのお山は久しぶりだからなぁ…。

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(やまのこ村:ソフトクリームもあるし入浴も出来る)

休憩後、美濃戸山荘の先で南沢と北沢が分岐しています(南沢方面はここから土の登山道になります)が、ここらへん地図がないとどっちが赤岳鉱泉でどっちが行者小屋かわからないです。私は行者小屋なので南沢の方へ行きましたが、「←赤岳鉱泉・行者小屋→」のようなわかりやすい指導標はありません。というか、私が歩いた南沢に関して言えば、行者小屋に着くまで指導標は見当たりませんでした。かろうじて一箇所「登山道」というふざけた表示があるだけ。あとは「黄色のテープをたどりなさいね。迷う人いるみたいだけど」のような表示が時折現れます。
まぁ、踏み跡濃い方選んでいって黄色いテープが出てきたら正規の登山道からはずれていませんから、別に難しいわけではないのですけれど。。。

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コメツガ・シラビソ、いかにも八ヶ岳らしい苔むした登山道です。沢沿いの径なのであまり高度は稼げませんが、ゆっくり歩いても行者小屋には明るいうちに余裕で着けるので、ホタルブクロやトリカブトなど花の写真を撮りながらのんびり行きます。ときどき疲れたところで休んで、青空見上げて眼を細めて…、一泊のテントでもこれだけ重いのだから、縦走などやはり早すぎたのですね。徐々に身体を慣らしていかないとと反省。

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周囲が段々開けてきて、それでもなかなか小屋には着かず、最初は横岳(たぶん)しか見えず、次に赤岳が見えてきて、10分弱で行者小屋に到着。テントの申込みをして、テントを張り終えたところで、ビールを買いに行きます。水道水でちゃんと冷やしておいてくれていてありがたい。

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(明日はあそこへ…)

夕食を済ませ、もう一本ビールを飲んで、歯を磨いたら、少しずつ日が暮れてきて、テントで横になっているうち眠くなって、シュラフを出して寝てしまいました。もっともこの日の夕刻はシュラフが少々暑く感じるほど。ここは標高約2300mあるのにいったいどうなっているのでしょうか。

幸い雨にも降られず、気づいたら夜の九時過ぎでした。近くのテントのおしゃべりがボソボソボソボソと続いていて、耳について眠り直しにくいなぁ…と思っていたら、22時過ぎ頃だったでしょうか、誰か注意してくれた人がいて、やっと静かに。。。翌朝3時半までゆっくり眠ることが出来ました。



その2に続く

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2008.08.19

【飯盛山で高原気分♪】

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(飯盛山より平沢山 左は八ヶ岳の裾)


【山行日】 2008年8月18日(月)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿  05:53 - 06:31 立川  (中央線各駅停車)
立川  06:46 - 08:38 甲府  (中央線各駅停車)
甲府  08:53 - 09:43 小淵沢 (中央線各駅停車)
小淵沢 09:50 - 10:16 清里  (小海線)

「歩行」
清里駅 10:25 - 12:05 飯盛山
飯盛山 12:50 - 13:30 平沢峠
平沢峠 13:35 - 14:20 野辺山駅

「鉄道」
野辺山 14:47 - 15:21 小淵沢 (小海線)
小淵沢 15:44 - 18:08 高尾  (中央線各駅停車)
高尾  18:12 - 19:08 新宿  (中央線快速電車)

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今年のお盆休みは月曜日にお休みをプラスして、北アルプスに行くつもりで用意していたのですが、日本列島に前線が横たわっているうえに大気の状態が不安定とあっては、カミナリ様が何より恐い私としては出発する勇気が出ず、直前になってバスの予約を取り消してしまいました。
まぁ、その後の天気の経過を見る限り行かなくて正解だったようなのですが、グズグズしていたらお休みもあと一日というところになってしまいました。

飯盛山(めしもりやま)は一度登ってみたいと思っていたのですが、やはり飯盛山ごときにといっては失礼ですが、あずさを使うのももったいないし、普通列車の往復だけでも6000円以上かかってしまうこの山は、やはり18きっぷシーズンに行っておこうということで月曜日に出掛けてきました。

清里駅で降りると陽差しは夏のぎらぎらだけれどやはり涼しい! そしてさすが観光地。お盆が明けたとはいえ、ご覧のような↓混雑ぶりです。

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そして、改札を出てトイレを済ませ歩き始めると、飯盛山とおぼしき山塊はなんと、こんな↓ありさまです。

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ああ、今日はガスの中を五里霧中の飯盛山かいな、と来る途中に車窓からみた光景である程度予想していたとはいえ、ここまで分厚い雲に覆われているとさすがに少々がっくりきます。まぁ、18きっぷで安く済むから好いか…と雷様に遭わないことだけを願い、気を取り直して出発。

私のエアリアは99年のもので古いせいか、清里YHの右を回り込むようになっていますが、実際は左手を回り込むように進みます。川までは車道を下っていきますが、川を越えてからは登りです。YHを過ぎてからは要所に道標がありますので迷うこともないでしょう。ロッヂ飯盛山の左手を進んでいくとやがて土の道になり、自然林百パーセントの緑のトンネルの中を行くようになります。花も多く、なかなか楽しい道のりです。

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そんな道がしばらく続くと、やがて道は沢を離れて尾根に乗ります。と頭上に青空が…平沢山の方はどうやら晴れてきてくれたようです。ひょっとして飯盛山の方もこれから晴れてくれるとか…、そんな期待を胸に尾根を登っていくと、飯盛山も含め周囲のガスが完全に晴れて、飯盛山の山頂にいる人が肉眼でわかります。あぁ、こりゃなんてツイているんだろうと嬉しくなり、花の写真など撮りつつもややピッチを上げて登ります。

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(平沢山の尾根の上に青空が…)


山頂に到着しても、飯盛山はガスの洗礼をうけずにすみそうな雰囲気でした。残念ながら肝心の八ヶ岳は分厚い雲がとれず、その姿は赤岳や硫黄岳が時折姿を見せるだけでしたが、ここ飯盛山上空は朝のあの雲からは想像も出来ないほどすっきり晴れ渡っています。時間もちょうどよいので、ここでお昼にしました。

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(たまにこのぐらい八ヶ岳が顔を出した…)


八ヶ岳や奥秩父の2000m峰はガスっていて、先日登った瑞牆山もなかなかスッキリとはその姿を見せてくれないのですが、茅ヶ岳、御座山、荒船山など近隣の山はよく見えていました。無雪期なので自信はないのですが、おそらく浅間山と思われる山塊も見えていました。これから向かう平沢山のなだらかな稜線を眺めつつ、おにぎりを頬ばりました。

林間学校でしょうか、小学生の団体が登ってきて賑やかになってきたところで重い腰を上げます。平沢山へは花の写真など撮りながらのんびり稜線漫歩を楽しみました。平沢山は三角点を撮って素通り、滑りやすい道になってきたのでゆっくり下ります。

あっという間に平沢峠に到着。山交のバスが止まっていたので、あれ新路線?と表に回ってみたのですが、先ほどの小学生の団体バスでした。しかしこんなところが太平洋と日本海の分水嶺になっているなんて、表示を見て知ったのですがちょっとビックリでした。

平沢峠からしばらく下ると、長い車道歩きの始まりです。でもさすがに標高1300m以上あると車道歩きも涼しくて全然苦になりません。オマケにこんな↓ものを見ることが出来て、ちょっとこれはうれしかった。

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駅前のスーパーでビールを買い、日本最高の駅をしっかり写真に収めて、14:47発の夏の臨時列車に揺られて、ああこんな乗車時間が歩行時間の二倍なんていうふざけた山歩きもたまにはいいもんだよなぁと、じゅうぶん満足して帰宅しました。


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2007.08.15

【やっと夏山へ…編笠山~権現岳 その3】  山バス情報67

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(編笠山への登りにて… 北アルプス全山遠望)

標高2400m近いところだと、さすがに朝の空気は冷たくて、長袖一枚でもちょっと寒いのだけれど、あんまり着込むと登っていくうちに汗だくになってしまうので、防寒具はサブザックの中。

ゴロゴロした岩づたいに登るとすぐに右手北西方向にギザギザの山脈がくっきりと見えています。え?まさか北アルプス?そうそのまさかです。全部見えています乗鞍から槍穂高もそして白馬の方も…あとで帰ってから気づいたのですが、妙高なども見えていたのでした。

これはすごいぞ、とピッチを上げて登ろうとするのですが、軽い装備なのに、足が思ったほど前に進まず、身体がふらふらしてます。足に力が入らない感じ…そして少しだけど頭痛も。久しぶりに高いところに来て、朝起きたばかりだから?
喉の痛みはないので、風邪の方は大丈夫みたいだけれど、こんな調子じゃやっぱり赤岳は無理そうだな、と10%ぐらいあった赤岳越えてもう一泊の気持ちはここで5%未満に縮小。

登り着いた編笠山からの展望はすごかった。風がびゅうびゅう吹いていたのでそれほど長居はしなかったのですが、雲海に浮かぶ富士はもちろん、すぐお隣の南アルプスもそしてその右奥に中央アルプス…そのまた右奥には御嶽山の特徴ある山姿…でその右には先ほど見えていた北アルプスが乗鞍から始まってずっとずっと白馬の先までくっきりと見えているのです。槍の穂先がしっかり視認できるほどの遠望で、ここまでは期待していなかったから、本当に大感激でした。

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テント場に戻ってテントを撤収、乙女の水をたっぷり飲んで・汲んで、権現岳へ向かいます。幸い、後ろを歩いてくる人がいなかったので、ゆっくりとマイペースで登っていけたのがありがたかった。
ノロシバあたりから森林限界となって展望も好く、ここで北アルプスの山座同定をしているパーティーに会いました。
目の前に聳えるギボシを権現岳と思い込んで気合いを入れて登っていったのですが、権現小屋の先にある方が権現岳とわかってギボシでがっくり(笑)。でももうここまで来れば権現岳はすぐです。

左手に赤岳の凛々しい姿も見えてきて、でも、その稜線は左手がスッパリ切れ落ちている感じに見えて、ああ、これはわたしゃ苦手だなぁ、行かなくて正解かも、などと思いながら歩いていくと権現岳。

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(登れなかった赤岳 これは権現岳から降りたあたりから…)

権現岳で小腹が空いてきたので、時間もたっぷりあるしと、お茶漬けで朝御飯の第2ラウンド。これから歩く三ツ頭とその先に見える富士山を眺めながらゆっくりブレックファーストです。

権現から三ツ頭あたりまでは森林限界上の径。その先前三ツ頭までも、展望のよい道が続き、雲が湧いてきたとはいえ、富士や南アを眺めながらの気分のよい下りでした。

前三ツ頭からはかなりの急降下。降りるのもテント装備だと結構きついのですが、登ってくる人たちはそれ以上に厳しそうな表情でした。1800mあたりから傾斜もゆるみ、そろそろお昼ということで、天ノ河原のずっと手前の広場のようなところで日陰を見つけてランチタイム。天ノ河原はベンチなどもあるのですが、この時期は予想通り観光客が占拠(笑)状態。ランチ場所の選択は大正解でした。

天女山から八ヶ岳横断道路の方へ行く小径の入口はわかりにくいかも知れません。「美し森」への径を左に分けてなおも進むと写真↓のような標識が非常にわかりにくい場所に建っていて、「八ヶ岳横断道路」と記された方に進みます。

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横断道路に出れば、あとは甲斐大泉駅までは車道歩き。今回は結局バスは使わずじまいだったのですが、面白い北杜市市営バスを発見。大泉あたりは合併で北杜市となったというのもちょっとヘンな感じなのですが、もうそろそろ駅だよな、というあたり(大開集落)から甲斐大泉駅経由で長坂駅まで行くバスです。私はタッチの差でこのバスに乗れませんでした。

タッチの差でバスを逃したので、いや~な予感がしていたのですが、案の定、小海線もタッチの差で14:08の小淵沢行きを逃してしまいました(笑)。時刻表を見ると次は1時間半後。「やれやれ」と思いながら高尾までの切符を一万円札で買えるか聞いたところ、まったく問題なく(気持ちよく)買えた上、臨時列車が15:07にあること、そしてなんと駅前に温泉施設があることまで親切に教えていただき、「パノラマの湯」で気持ちよく汗を流した後、ビールもたくさん飲んで(笑)帰途につきました。

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甲斐大泉駅前に温泉施設があるなんて全く知らなかったので、これはとてもうれしいアドバイスでした。甲斐大泉駅の駅員さん、どうもありがとうございました♪
m(__)m



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2007.08.14

【やっと夏山へ…編笠山~権現岳 その2】

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(西岳から権現岳と鞍部の青年小屋を望む)


不動清水で補給した水は3リットル。ずしりと身体にその重みが応えます。

少し落ち着いて考えたところ、西岳までのコースタイムの計算違いは1時間半弱。標高差を考えれば、こんな計算ミスをする方がどうかしているのですが、いずれにしても、日が暮れる前に青年小屋に着けることはまず確実なので、焦ってつまらない怪我をしたりしないように、それだけを十分自分に言い聞かせて登り始めます。

不動清水で冷やしたはずの身体ですが、やはりすぐに汗が噴き出てきます。ストックを二本出して、えっちらおっちら。プロトレックの表示が300m上がるごとに休憩をとりました。どうやら300m上がるのに45分ほどというテント装備にしてはなかなか好いペースで登れて、西岳にはコースタイム2時間40分に対して、花の写真も撮りながら休憩込みで2時間25分というなかなかの好成績(笑)でした。

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しかし、やっぱりテント装備でこんなにしゃかりきに登ると、きりのいい場所に着いたときに疲れがどっと押し寄せてきますね。西岳に着いた頃にはからだ中のエネルギーが天空へ抜けてしまったような感じでした。

西岳ではまだ編笠山がはっきり見えていたのですが、東の方(奥秩父方面)から入道雲が押し寄せてきて、なにやらゴロゴロとよろしくない音も聞こえてきて、ろくに展望も楽しめず、のんびりできないまま青年小屋に向かうことに…

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源治新道は、八ヶ岳らしい雰囲気の径で、ああ、八ヶ岳に来たんだなぁ、とこのとき初めて実感しました。想像していたよりアップダウンもないまま乙女の水の水場に到着。もうみんな夕餉の水汲みにやってきていました。テント張る場所あるかなぁ…と心配しながら着いたテント場は、もう10張り以上のテントが張ってありましたが、まだまだ十分にスペースがあり、整地された好い場所を確保。

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でも八ヶ岳のテント代ってやっぱり高いですね。800円! ビールは一本だけにしたのですが、ここでまた2枚、貴重な千円札が減ってしまって、残りは…
なんてこったい! 万札があるのにこんなに心細いってどういうこと?と半ば自嘲しながら、あともう一回テント張ってビール三本飲むと、千円札が消えちゃうナと確認…

ここらで、身体の疲れ具合と千円札の在庫状況の双方から、赤岳越えてもう一泊のプランは変更とほぼ心が決まってしまいました。考えてみれば、火曜からまた出勤だし、その前に洗濯やテント干し&シュラフ干し、それに買い物や掃除もしないといけないしと、とても山に来て考えるようなことではないことも考慮(笑)されてしまって、疲れた身体で、アルファ米が炊きあがるまでの時間、エアリアとにらめっこしながら、翌日の下山プランを考えました…。

夕食後、まもなく風が強くなってきたな、と思うと一気にガスってきたところで、トイレに行って就寝。横になっていると、あれれ、なんだか喉がいがらっぽいな…、もしかして風邪ひいた? これでもう一気に弱気になって、もう一泊するのはやめて翌日帰京することにほぼ決定。

夜は、みんないっせいに早めに寝てしまったのか、たいてい一組はいる「おしゃべりテント」もなくて、おかげさまで2時近くまで熟睡していたようです。「疲れてるのに全然眠れない、どうしよう」とずっと困っている夢を見てました(笑)。

夜は満天の星空。4時に起きたときもまだかなりの星が瞬いていました。風がけっこう吹いたのですが、簡単にパンと紅茶でミニ朝食。5時過ぎに、サブザックで編笠山に向かいました…。

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(早朝五時の青年小屋前より)

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その3に続く

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2007.08.13

【やっと夏山へ…編笠山~権現岳 その1】

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(三ツ頭付近より権現岳)

【山行日】 2007年8月11日(土)
      2007年8月12日(日)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿  05:18 - 06:13 高尾   (中央線各駅停車)
高尾  06:14 - 08:32 信濃境  (中央線各駅停車)

「歩行」

☆一日目☆
信濃境駅 08:45 - 09:15 国見山登り口
登り口  09:20 - 10:25 鹿の池
鹿の池  10:30 - 11:25 不動清水
不動清水 11:45 - 14:10 西岳
西岳   14:20 - 15:20 青年小屋 (テント泊 800円)

☆二日目☆
青年小屋 05:10 - 05:30 編笠山
編笠山  05:40 - 06:00 青年小屋
青年小屋 06:55 - 08:15 権現岳
権現岳  09:00 - 09:40 三ツ頭
三ツ頭  09:50 - 12:00 1725m付近の広場
広場   12:45 - 13:10 天女山
天女山  13:15 - 14:12 甲斐大泉駅

「温泉」
甲斐大泉温泉
『パノラマの湯』 14:18 - 14:55 (700円)

「鉄道」
甲斐大泉 15:07 - 15:22 小淵沢 (小海線 臨時列車 ハイブリッド)
小淵沢  15:46 - 18:20 高尾  (中央線 各駅停車)
高尾   18:35 - 京王線某駅   (京王線)

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(早朝の編笠山より)

11日の土曜と13日の月曜が会社のお盆休みとなったので、テントで高山に行く機会ができました。天気は上々のようだし、東京にいたら死ぬほど暑い…お金がなくてもこれは高いところへ出掛けるしかありません。

プランでは当初、山梨百名山北端3山を一気に制覇する予定…すなわち、一日目に編笠山の往復をして青年小屋テント泊、二日目は権現岳から赤岳を越えて行者小屋か赤岳鉱泉でテントに泊まり、三日目に帰京するつもりでした。

ところが、いろいろありまして、結局、編笠山と権現岳、山梨百名山2山を一泊二日で巡るへたれ縦走に降格(笑)… それでもやはりこの時期の2500m稜線は爽快。展望・お天気ともに申し分なく、十分夏山気分を満喫できました♪



前回の18きっぷは指定券自動券売機で購入していたので、今回も朝、新宿駅で買えばいいやと、前日まで購入せずにいたのですが、これがそもそもの間違いの始まりでした。

朝、5時過ぎの自動券売機って1620円までのいわゆるフツーの自動券売機は動いていて、これでホリデーパスなんかも買えちゃうのですが、指定席も扱う自動券売機は動いていないんですね。。。もちろん、みどりの窓口も5時半まで開かないし、5時半まで待っていたら、鈍行で信濃境に着くのは予定よりかなり遅い時間になってしまいます。

仕方なく、手元の小銭で130円だけ買って予定の中央線に乗車。まぁ、帰りの電車を高尾乗り換え(京王線帰宅)にすれば、それほど運賃に差があるわけでもないし、5回分今から使い切るのは難しそう、ということでこの時点で18きっぷの購入はあきらめました。

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信濃境の駅に着いて精算に万札を出したら、「こまかいのないですかね~」と、ここで二つ目のパンチ。あぁ、地方のローカル駅ってこうなんだ…忘れてた。
んでも、山の中って万券嫌がられますからね~、とくにテントだとまず受け取ってもらえない(笑)。大事な千円札が3枚減ってしまい、これじゃ、帰りのバスに乗れないかも~(笑)とかなり弱気に。
130円の切符でも万札で買ってお釣りをもらうべきでした。自動販売機は「こまかいのないですかね~」なんて絶対言わないし。


えてして、こういうふうにスタートで躓くと、その後の経過はよろしくない、というのがお決まりのパターンなのですが、ご多分に漏れず私の場合も、道を間違えたわけでもないのに、ゴルフ場まで1時間30分というコースタイムのところ2時間もかかってしまったり、更にその先の西岳までのコースタイムを間違えて計算していたことに気づき、とても予定していた時間には青年小屋には着けないし、夕方までに着いたとしても、編笠山の往復は難しそうだということが不動清水で発覚(笑)。

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(スキー場付近より西岳と編笠山…この時点でもう11時前!)


まぁ、エアリアの車道歩きのコースタイムって、あんまり悪く言いたくないけど、実際に歩いて計測したとは到底思えないようなのが多いので、鵜呑みにした私も悪かったのでしょうが、それにしてもそのあとの登山道のコースタイムが妙に正確だったので、もう少し改善して欲しいなぁ…
いや、ゴルフ場まではタクシー使うべきですね、それほどお金に困っていなければ…歩いていてもあまり面白くない径ですし…信濃境の駅を降りてすぐのところにタクシー会社もあります。

不動清水までの道でずいぶん車道を歩かされたので、コースタイムの見積もり間違いは肉体的にも精神的にもかなり参ってしまいました。かなり動揺していたのか、不動清水では水を大量に確保するのに夢中で、不動清水の写真を撮り忘れてしまうほど。

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けれども、この不動清水、本当に冷たくって美味しい水です。身体を冷やすために頭からも少し浴びたのですが、、ちょっと寒気がしてしまうほど冷え上がりました。

あまりお腹は減っていなかったのですが、ここから始まる急登のためにも、心を落ち着けるためにも、ということで、軽く昼食を口にしました。

あと、不動清水で、もろきゅうをごちそうしてくださったご夫婦様。とても美味しかったです。あれでだいぶ落ち着けたのです。どうもありがとうございました!
m(__)m


その2に続く

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