2009.11.10

【なぜか関西…ポンポン山 軽ハイキング】 山バス情報106


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(西山古道 はいってすぐのあたり)


【山行日】 2009年11月8日(日)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
江坂 07:58 - 08:04 西中島南方 (大阪市営地下鉄御堂筋線)
南方 08:11 - 08:49 東向日   (阪急京都線準急)

「バス」
東向日駅 09:21 - 09:50 善峯寺 (阪急バス 340円)

「歩行」
善峯寺バス停 10:00 - 10:45 丸太のベンチ 
ベンチ    10:55 - 11:35 ポンポン山
ポンポン山  12:20 - 13:30 本山寺の先
本山寺    13:50 - 14:40 神峰山の森
神峰山の森  14:50 - 15:24 神峰山入口バス停

「バス」
神峰山入口  15:24 - 15:45 JR高槻駅 (高槻市営バス 210円)

「鉄道」
高槻  15:54 -16:15 大阪 (JR東海道線)

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(釈迦岳からポンポン山への稜線にて)

毎年この時期は笹子近辺の山から笹一酒造へと決まっているのですが(笑)、今年はちょっと野暮用が入りまして、山歩きを始めてからずっとご無沙汰していた関西方面へ行くことになりました。実は私、山へ通うようになるまでは、関西が好きでよく通っていたのです。

今回、用事は土曜日だけだったのですが、今は、新幹線のチケットって、新大阪往復マトモに買うよりも、ホテル一泊付の往復セットの方が安く買えたりするのですね。そんなわけで、江坂東急イン一泊で日曜日は天気が好かったら軽ハイク、芳しくないようだったら京都か奈良の観光でもということにしました。

予報を見ると天気も良さそうなので、軽装でも登れそうな山ということで、前々から面白い名前だなぁと思っていたポンポン山に行ってみることにしました。バスの時刻を調べてみると、東向日駅発小塩行きはこの時期全て善峯寺まで行ってくれるものの、9時台が一番バス。混みそうだなぁ、と少し早めに駅に行ってバス停で待機。

案の定、ボーイスカウト+ちびっ子の団体が加わって、この行列じゃあ、臨時バスは当然と思いきや、これが「乗せてしまえるなら乗せてしまったらよろしいやないの」というノリで詰め込んでしまったのには、ちょっとびっくり。東京でこんなことやったら誰か客が一人ぐらい暴れ出しそうですが、そこはさすが関西、「エライ混みようやわぁ」とか言いながらも皆ニコニコして乗り込み出発。
途中で降りる人がいたときも、この混雑の中どうするのかと思ったら、子供たちが「降りはるよぉ」なんて声かけあいながら、通路を作って何とか降ろしてしまうのは誠に感心してしまいました。

善峯寺で下車。準備運動をし出発。右手に善峯寺の参道を分けてコンクリート道路を上がっていくと、左手に小さな分岐が見付かります。エアリアで破線になっている西山古道。釈迦岳経由でポンポン山に行く径です。登山道はしっかりした感じですし、車道歩きはやっぱり厭です。静かな雰囲気なので、迷わずこちらの西山古道に足を踏み入れました。

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(西山古道入口)

思った通り、静かな径でこの陽気で再び囀っているのか野鳥の声も聞こえます。残念ながら植林がほとんどなので、紅葉は楽しめませんが、ところどころ広葉樹が色づいているのがわかります。

この日は関西もかなりの暑さで、登るにつれ汗がかなり出ます。文化の日の寒さを考えると、まるで夏に戻ったかのよう。稜線にある釈迦岳の手前のベンチで500mlのアクエリアスが一本空いてしまいました。ベンチの目の前に「釈迦岳」のプレートがありますが、これは矢印が釈迦岳の方向とは逆に付いていて、標高まで書いてあります。紛らわしいというか無い方がむしろいいような標識ですので、できれば撤去して欲しいものです。

休憩後、釈迦岳へ。しかし、これかい?というほどピークらしくないピーク。三角点と標識が何種類もあるだけ。注意していないと気がつかないかも知れません。釈迦岳からポンポン山への稜線は植林は少なく結構色づいていましたが、奥多摩の大ブナ尾根で綺麗な紅葉を見たばかりの目には今ひとつさえない感じに映ります。時間はたっぷりあるので、のんびり稜線漫歩。それでも11時半にはポンポン山へ到着。想像していたよりは山頂は混雑しておらず、眺めの好い場所でお弁当にしました。

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(ポンポン山頂より北方面の展望 愛宕山?)

ポンポン山の山名の由来は、頂上で四股を踏むとポンポンといい音がするとかいうらしく、登ってきた人がいちいちドスンドスンやり、「そういわれてみればポンポン音するわ」とか言っていますが、こんな音なら別にここの山でなくともどこの山頂でもするような(笑)…。
おそらくは下にあるお寺の和尚さんの木魚の音がポクポクいうのを麓の人が聞いて名付けたのではあるまいかと私は勝手に推測しています。

山頂でのんびりしてから、本山寺の方へ下山。最初は結構綺麗な紅葉なども見られたのですが、すぐに植林だらけの道に。。。本山寺はモミジが綺麗に紅葉していましたが、どうも自然林の紅葉を見慣れた目には、お寺のモミジというのが紅葉のため「だけ」のモミジに見えてしまって…、目が肥えてしまうというのはある意味悲しいことです(笑)。

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(本山寺 紅葉)

本山寺からはすぐにコンクリート道路に。「東海自然歩道はコンクリート道です」と車道歩きを強請するような文言に些か反感を覚えます。右手に土の登山道が見えますが、「こちらからは神峰山寺へは通り抜けできなくなりました」との注意書き。たぶん、エアリアで茶色の破線が書かれているのがこの径なのではないかと思うのですが確信が持てず、地形図も用意していないのでどうしようかとコーヒーを湧かしながら思案。

するとしばらくして来た男性ハイカーがコンクリート道路のすぐ脇の小径に入っていったのを見ました。どうやら車道と並行してついている登山道のようなので、こちらなら大丈夫そうだと私も後に従いました。
ところがこの径、最初はなかなか好かったのですが、残念ながらすぐに車道と合流してしまい、観念して結局長い車道歩きを受け容れざるを得ませんでした(笑)。

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(車道と並行していた径)

車道を足任せに下っていくとやがて神峰山の森という場所があったので、入ってみました。しかしこちらも少し登っていくと、やがて眺めもないベンチばかり沢山ある小ピークに辿り着くだけ。時間も先ほどの休憩地点から一時間ほどでしたので、ベンチで足休め。

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(神峰山の森にて)

戻って車道をまたてくてく歩いていくと神峰山口バス停近道というのがあったので、そちらへ。バスはドンピシャで来てしまったので、走って乗り込み高槻駅へ。

帰りの新幹線の時刻までかなり時間があったので、大阪に出て梅田あたりの繁華街を歩き回り、ゆっくり食事をしてから新大阪に出て新幹線で帰京しました。


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2006.09.08

【鳥海山 東北ずっこけデビュー その3】 タクシー情報6 山バス情報41

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三日目の朝も早起き。まだ薄暗い4時すぎに起床して、帰り支度を始めます。

もっとのんびりしてもいいのですが、昨日の万助道の様子から、少し余裕を持って歩きたいと思ったのと、事前に調べておいた 遊佐町営バス に乗ってみたかったからです。

万助道下部。最初だけは「またこういう道か」と先が思いやられたのですが、まもなく歩きやすい道となって、以降はほとんど問題ない、小屋上部の道に比べたらとても歩きやすい佳い径でした。自然林豊かで、紅葉の頃にまたいつか訪れてみたいと考えてしまうほど歩いていて気持ちが良かったです。

採石場の大きな音が近づくと一ノ坂。そこから車道をのんびり歩いていくと臂曲(ひじまがり)の集落に着き、四季の森「しらい自然館」が見えればそこが中村のバス停です。

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遊佐町営バスは想像していたよりずっと大きな立派なバス。手を挙げて停めないと素通りされてしまいそうなので、写真は撮れませんでした。

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三日もお風呂に入っていないので、遊佐駅から隣の吹浦駅まで電車に乗って、あぽん西浜 という入浴施設に行き、三日間の汗を流し髭を剃り、さっぱりしました。入浴料金は350円と良心的。お湯もなかなか好かったです。
駅から徒歩で約15分ほど。吹浦の駅で訊くと駅員さんが丁寧に道を教えてくれます。

なお、この日は第一月曜日でしたので営業していましたが、第二、第四月曜日は休館ですのでご注意ください。

さて、三日間にわたる東北デビューも無事終了、と思いきや、あわてて乗った吹浦発酒田行きの電車、乗り継ぎがなくて結局酒田駅で2時間半以上の足止めを喰らってしまい(笑)、行きも帰りも交通機関でずっこけてしまいました。

それでも、今回の東北デビューは思い出に残る山旅となったと思います。

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(七五三掛付近より御浜・鳥ノ海方面の稜線を望む)


東北の山、もしかしたら、ハマッつまうかもすれねっ♪



「その1」へ戻る


☆☆☆ この山行のレポは こちら です。 ☆☆☆
 (但し「うんざりするほど」長文)

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2006.09.07

【鳥海山 東北ずっこけデビュー その2】 タクシー情報6 山バス情報41

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新山で素晴らしい展望を楽しんだのち、岩場を下っていきます。登りとは違うコースで下れるようなのでそちらを下りました。しかし、重い荷物のまま登って来ないで大物忌神社にザックを置いてサブザックで登ってくるべきだったと反省。荷が重いと重心がブレ易いので、岩場では危険です。

岩の方に向き直ってそろりそろりと降りて、神社の脇で少し休んでから、七五三掛(しめかけ)へ下りました。途中登ってくる人は皆、この好天に大満足の様子で、挨拶を交わすとき、たいていどちらからともなく「好い天気で良かったですね」と付け加えます。それほど展望も申し分なく、早朝のガスが嘘のような晴れ渡り方でした。

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しかししかし、七五三掛を越え、御田ヶ原分岐で休憩して扇子盛へ登るときに、ふと振り返ると、信じられない光景が目に飛び込んできました。いつのまにか鳥海山(新山&七高山)の頂稜が分厚い雲の中に隠れてしまっているのです。

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ほんの1時間前、いや30分前まではすっきりと晴れていたのに。。。

昨日のタクシーの運ちゃんが、今になって神様に思えてきました。もし、私の行き先を再確認し間違えることなく百宅(大清水)に行っていたら、私は今頃あの雲の中で悔しい思いをしていたに違いないのです。

今回のメインは山頂(新山&七高山)よりもどちらかというと「鳥ノ海」だったのですが、幸い、これから向かう鳥ノ海方面はきれいに晴れており、御浜小屋で鳥ノ海をぼんやり見ながら、ゆっくりと早めの昼食をとることができました。

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昼食を終え、鳥ノ海周辺にも少しガスが出てきたところで、腰を上げ、鳥海湖のほとりを通って、蛇石流分岐。ここから万助道へ入ります。

万助道は、お世辞にも下りやすい径とはいえませんし、慣れない人が下ると、道を間違えてしまったのではないかと不安になるかもしれません。しかし仙人平のあたりなど「ちょっと、これは出来過ぎなんじゃないの」というぐらいいい風景です。

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仙人平を過ぎてからドッタリの間が傾斜も厳しく足場も悪いので、相当疲れます。ドッタリを過ぎてもラクな道にはならず、時間も思ったよりかかって万助小舎に着いたときは本当にホッとしました。

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万助小舎は『東北の避難小屋150』(高橋信一著)(随想舎)でも絶賛されて四つ星マークの通り、本当に好い避難小屋でした。単に備品が多いとかそういうことではなくて、この万助小舎をボランティアで管理している地元高校生たちのこの小舎に注いでいる愛情が、そのまま伝わってくるのです。

この日の夜は翌日が月曜ということもあってか、またもや私一人の貸切でした。


☆☆☆


「その3」に続く

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2006.09.06

【鳥海山 東北ずっこけデビュー その1】 タクシー情報6 山バス情報41

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【山行日】2006年9月2日(土)
     2006年9月3日(日)
     2006年9月4日(月)

【使用公共交通機関等の詳細】

「鉄道」
東京   07:36 - 11:32 秋田     (こまち3号)
秋田   12:12 - 12:55 羽後本荘   (JR羽越本線)
羽後本荘 13:00 - 13:38 矢島     (由利高原鉄道鳥海山ろく線)

「タクシー」
矢島   13:45 - 14:25 祓川(矢島口)(タクシー6850円)  

「歩行」
☆ 一日目 ☆
祓川 14:30 - 15:35 七ツ釜避難小屋 (泊)

☆ 二日目 ☆
七ツ釜避難小屋 05:25 - 07:30 七高山
七高山     07:40 - 08:15 新山
新山      08:30 - 08:45 頂上小屋
頂上小屋    08:55 - 10:00 御田ヶ原分岐
御田ヶ原分岐  10:10 - 10:50 御浜小屋
御浜小屋    11:30 - 12:55 ドッタリ
ドッタリ    13:05 - 13:45 万助小舎 (泊)

☆ 三日目 ☆
万助小舎  05:20 - 05:55 分岐
分岐    06:00 - 06:35 渡戸
渡戸    06:45 - 07:40 一ノ坂
一ノ坂   07:45 - 08:25 中村バス停

「バス」
中村  09:08 - 09:30 遊佐駅 (遊佐町営バス 250円)

「鉄道」 
遊佐  09:51 - 09:57 吹浦

「温泉」
あぽん西浜 10:15 - 11:10 

「鉄道」
吹浦 11:27 - 11:49 酒田  (JR羽越本線)
酒田 14:22 - 16:32 新潟  (いなほ10号)
新潟 17:11 - 19:20 東京  (Maxとき340号)

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実はワタクシ、海外は北極圏の北緯70度まで行ったことがあるのですが、国内となると、最北が会津若松。しかも、このときは山に登っていないので、登った山の最北は那須の茶臼岳というほど、これまで東北の山には縁がなかったのです。

月曜日に休みをとって、最初は先日のアサヨ峰で惹かれた仙丈ヶ岳を考えていたのですが、天気図を見て前線がちょっと気になり、思い切って前々から行きたかった鳥海山に行くことに決めました。

どうせ、大枚をはたいて行くのだからと、当初の予定は、百宅口から登って万助道を降りるという、とても東北初心者がとるとは思えないコース取りだったのですが、矢島から乗ったタクシーの運ちゃんの話す言葉は、東京生まれで東京育ちの私にはとても日本語には聞こえない(笑)ほどの究極の秋田弁、というかたぶん矢島方言。タクシーの中での会話もなんだかうまくかみ合ってない感じです。

そのせいかどうか、矢島駅で「百宅の登山口、大清水までお願いします」と言ったはずなのに、連れて行かれたのは何と祓川の矢島口(笑)。
百宅(ももやけ)も大清水(おしず)も間違えないで読んだのに。。。たぶん私の発音が悪かったのだと思います(苦笑)。

それでも、エアリアを見れば、1時間半ほどで七ツ釜の避難小屋に行けそうとわかり、これも何かの縁と予定変更。祓川ヒュッテで水を補給してから、避難小屋目指して登ります。賽の河原付近や御田あたりは雪の上を歩いたりしますが、まだ凍結などはしていないのでアイゼンなしで登れました。

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途中、降りてくる人たちに「これから山頂ですか?」と何度も心配され、ああ、この分だと土曜の夜でも小屋は貸し切りだろうな、との予想は的中。小さな避難小屋で備品のたぐいはほとんどありませんでしたが、一人だけの静かな夜を過ごせました。

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☆☆☆

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翌朝は晴れていますが、足下の雲海の様子が気がかりです。雲海の雲が積雲で突起しているのです。直進する道をとらず、康新道をとったのは、大雪路は歩きづらそうだという推測と、ガスが湧いてくる可能性があるので朝のうちに展望を楽しんでおこうと考えたからです。

時々背後の日本海を振り返りながら登りますが、やはり日本海の方からどんどん水蒸気が供給されているのが雲の流れでよく判り、こりゃ、山頂までもたないかも知れないという悪い予感は的中。七高山までもう200mもないというあたりで、稜線にもガスが湧き出し、一度は晴れてくれたものの、結局七高山到着時は真っ白な霧の中でした。

七高山で少し待ってみましたが、ガスは全く晴れてくれそうにありません。それどころか、気温が急激に下がって指の先が少し冷たくなってきてしまい、仕方なく御室へ向かいます。

予定では新山はパスするつもりだったのですが、昨日のアクシデントで、時間はたっぷり。半ばやけくそで新山への岩場を登り始めると、あれれ~? なんだかガスが切れて晴れてきました。御室に下るときすれ違った団体さんが七高山への登りで歓声を上げています。再び少しガスりましたが、えっちらおっちら新山の頂上へ着き、手を合わせると、まもなく周囲のガスが劇的に晴れ上がり、大展望です。海岸線もくっきり。遠く飛島も見えて、呆然と頂上からの展望に見とれてしまいました。

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「その2」に続く

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