2009.01.12

【身延線に乗って…白鳥山】

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(内房橋より白鳥山)

【山行日】 2009年1月11日(日)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿  05:35 - 05:53 品川 (山手線)
品川  06:16 - 07:59 熱海 (東海道線)
熱海  08:05 - 08:45 富士 (東海道線)
富士  08:52 - 09:23 芝川 (身延線)

「歩行」
芝川駅  09:25 - 10:20 七面宮跡
七面宮跡 10:25 - 11:05 白鳥山(しらとりやま)
白鳥山  11:40 - 12:15 塩出 
塩出   12:15 - 13:05 芝川駅

「鉄道」
芝川  13:26 - 13:59 富士 (身延線)
富士  14:02 - 14:43 熱海 (東海道線)
熱海  14:50 - 16:27 品川 (東海道線)
品川  16:30 - 16:47 新宿 (山手線)

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(白鳥山山頂より富士山:大沢崩が判る)


18きっぷ、最終回。すでに最初の3回でモトは取っているのですが、やっぱり、せっかくですから最後ぐらいは思いっきり遠いところに行きたい…ということで、身延線沿線の山が候補にあがりました。

ただ、この日は国立駅周辺の改良工事のため早朝の中央線の便が使えない状態。それでは、と東海道線周りで久しぶりに宝永火口を眺めながらのアプローチです。三島駅あたりから見え始める富士山の姿は普段見慣れないせいもあって、やっぱり素晴らしいもの。。。富士山までの距離も近いので迫力があります。

東海道線で冷え切った身体も(笑)、身延線ではポカポカになり、富士山の姿も大沢崩れが見えだし…というあたりで芝川駅。下車して左手にしばらく歩き線路を越えると、「あ、あの山だな」と一目でわかるほど目立つのが白鳥山。いちおう山梨百名山ですが、今日の予定ルートは静岡側からのアプローチ。
山梨側(十島駅方面)に抜けることも出来るのですが、それはゴルフ場の中の舗装道路を行く味気ない道らしいので、今回も山村正光著『山梨県の山(旧版)』に従い、周回コースとします。

駅から20分ほどで富士川を渡る内房橋。このあたりに来ると白鳥山の全貌がすっかり姿を現します。山梨百名山の中では最も標高が低い山(567.7m)ですが、けっこう登りがいがありそうに見えます。

駅から30分弱で本城寺。白鳥山登山道の案内と標識があり、ここで身支度を調えていると地元の方々からいろいろと声をかけていただき、東京から来たというと皆びっくりしていました。

しっかりと整備された登山道。指導標もしつこいぐらいに頻繁にあり、植林の道をずっと登っていきます。やがて右手に七面宮跡へ上がる階段が現れ、これを見送って登山道を進んでいきますが、登山道が付け替えられている為、結局先ほど見た石段の上に出て、七面宮跡からは富士山が展望できるようになっています。その50m先に展望地とされる箇所がありますが、そちらは木が茂ってしまい現在では愛鷹の一部が見える程度です。

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(七面宮跡からの展望)

七面宮跡から40分ほどで山頂。さすがに2日前に降った雪がまだ残っていました。山頂からは富士山はもちろん、目の前に篠井山、その奥に安倍奥の山々更に右手には南アルプスも見えますが、残念ながらこの日の南アは頭部が雲に隠れているものが多く、頭部に関しては北岳がホンの一瞬姿を見せただけでした。

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(山頂からの展望:中央に篠井山、奥は安倍奥の山々)

植林だらけの山なので、やはり山頂は寒くて長居できず、早めのお昼御飯を済ませたら、下山にかかります。

コンパスを南方に向けると立派な木の段の道がありますが、これをずっとたどっていくのではなく、あくまで南尾根につけられた踏み跡を辿ります。ここらへんが理解っていないと、この南尾根から塩出に至る径は指導標やマーキングのたぐいは一切ありませんから、林道に引きこまれて全然違う場所へ出てしまいます。

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(南尾根に切り開かれた径:最初はこんな感じで踏み跡もしっかりしているが…)

林道を右手に分けて、ガイドブック通り南尾根に切り開かれた踏み跡に入ります。踏み跡自体は、全体にわりとしっかりした感じなのですが、ある程度藪山歩きに慣れていないと、「???」な箇所もあるでしょう。南から南東に方角を変え、しばらく行ったところ=踏み跡が怪しくなって傾斜が増すあたりでは、この日実際に引き返そうかどうしようか相談されているご夫婦にお会いしました。

この傾斜が急になって踏み跡が少々怪しげになるあたりには、テレビのブースタアンテナがあるので、あとはガイドブック通りこの電柱とつかず離れずに踏み跡を追って下ればじきに墓地の裏手に出ます。

墓地の裏手から表に出ると、地元の方が珍しそうに私たち(わたしと先のご夫婦)を眺めていましたから、この径を辿る人は今はあまりいないようです。取り付きにあたる部分にも現在では全く標識もマーキングもありませんので、逆コースで登りにとる方がむしろ難しいかも知れません。

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(無事、塩出の集落へ降り立った)

あとは県道を左手にずっと歩くとトンネルになり、このトンネルを抜けてすぐに信号があって、ここで朝来た道と合わさります。

身延線の鰍沢口~富士宮は非常に本数が少ないので、この日もあらかじめ上下線の時刻を調べておきましたが、13:26発の電車に余裕で間に合うとわかり、ゆっくりと朝来た道を歩いて、途中のコンビニで酒類など仕入れたりしながらのんびり芝川駅へ戻りました。

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2009.01.07

【いにしえの峠道を訪ねて…荒倉山】 山バス情報94

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(平川峠への登りで…)

【山行日】 2009年1月4日(日)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿  05:18 - 06:13 高尾 (中央線各駅停車)
高尾  06:14 - 08:10 穴山 (中央線各駅停車)

「歩行」
穴山駅 08:20 - 08:55 穴山橋
穴山橋 09:00 - 10:05 平川峠
平川峠 10:15 - 11:10 荒倉山
荒倉山 11:35 - 12:05 平川峠
平川峠 12:15 - 12:30 小武川の河原(象の鼻)
象の鼻 12:40 - 14:10 円野上バス停 

「バス」
円野上 14:37 - 14:53 韮崎駅 (山交タウンコーチ 510円)

「鉄道」
韮崎  15:08 - 17:02 高尾 (中央線各駅停車)
高尾  17:08 - 18:02 新宿 (中央線快速電車)


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(つぶらの松=山頂手前の展望地より 八ヶ岳)

荒倉山と言っても、あまり馴染みがない山だと思います。エアリアでもちょうど南アルプス『甲斐駒・北岳』の右上端にギリギリ入らない…そんな中途半端なところに位置しているのです。

それでもこの山を訪れてみたいと思ったのは、現在のように御座石や青木鉱泉へバスが通っていなかった頃、途上にある平川峠(たいらかわとうげ)は鳳凰三山へ行く岳人が避けて通ることのできない峠だった、ということを知ったためです。

ですから私個人としては荒倉山というピークよりも、いにしえの峠道である平川峠の峠道に興味がありました。
穴山駅や韮崎駅は都心から鈍行で行っても片道2500円を超える場所。。。18きっぷのシーズンはこの峠を訪れるのに絶好の機会というわけです。

山梨県の山 (新・分県登山ガイド)』の旧版(山村正光著)では、平川峠の西半分がコースとしても紹介されているのですが、現在流通している新版の方では、「平川峠の小武川側の道はもはや定かではない」と書かれ、コースとしては紹介されていません。
平川峠のある尾根上に林道が走っている現在では、わざわざ峠を小武川側へ越える酔狂はほとんどいないでしょうし、歩く人が少なくなれば消えて廃道化となってしまうのが峠道の運命かもしれません。。。が、峠フェチの私としては、いにしえの峠道を何とかたどって峠越えをしてみたい…、そう思ってのチャレンジでした。

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(穴山駅近くより荒倉山:奥は鳳凰三山)

今回私は自分の家から一番早く乗れる中央線に乗って、穴山駅から歩きましたが、次の八王子発06:35の中央線で韮崎から08:38発 下教来石下 行きのバスに乗れば、ほぼ同じ時刻(9時頃)に穴山橋を出発できますから(私はちょうど橋の途中でバスに追い抜かれた:笑)、穴山駅から歩く必然性は特にありません。ただ、昔の登山者はおそらく穴山駅から歩いたのでは…とそんな妙なこだわりから穴山駅発としてみたのです。

穴山橋には、「平川峠・荒倉山」のおおきな茶色の標識があり、ここから登山道まで迷いようがないほど細かく頻繁に道標がついていて、これをたどって集落の中をいけばやがて龍珠院というお寺に至ります。

龍珠院のすぐ先で円池の道を右に分けてようやく登山道らしくなります。10分もしないところに、お目当ての「鳳凰山」の標識があり、祠を過ぎて落ち葉の登山道を登るようになります。昔ながらの登山道らしく、深く広く抉れていて、陽の差した趣ある明るい峠道を上りながら、キスリングに布のテントを詰め込んで登り降りした いにしえの登山者に思いを馳せます。昔ながらの峠道の傾斜というのは本当に身体にかかる負担が少なく、一級の芸術品。こればかりは現代人が真似して作ってみようと思ってもなかなか難しいでしょう。

途中八ヶ岳など望みながら、落ち葉を踏みならしていくと平川峠。しかし、未舗装とはいえ林道が尾根上を走っており、おまけに登山者の車が駐車してあったりして、とても往時の面影を探す気にはなりません。。。一気にしらっとした気分になってしまいました。

しかし、峠には行政の指導標の他に手製の道標もあって、こちらには小武川を指した木片も打ち付けられていて、これは何とかなるかも知れないと、期待を胸に、とりあえずは荒倉山を目指します。

林道の右手にすぐ登山道があって、こちらもほどよい傾斜で急坂は切り返して登るようになっていたりして、なかなか歩きやすい径です。でも残念ながら延伸した林道と再度交差してしまい、林道により分断されて付け替えた登山道の部分は若干歩きにくくなっていたりします。

地元の小中学生たちが作ったらしいユーモラスな標識をたどって登っていくと、やがて八ヶ岳がきれいに見える「つぶらの松」という場所が山頂の直前にあり、良く見れば、八ヶ岳の左手にはっきりと北アルプスが♪ 展望はまるで期待していなかっただけに、これにはちょっと感激。

山頂は、かつては展望どころか山名標識も何もなかったそうですが、今では立派な標識が複数あり、なんと富士山が展望できるようにその方向だけご丁寧に伐採してあります。甲斐駒や鳳凰の展望はもしかしたら…と思っていたのですが、やはり展望というと南アより富士山なのですかね。

11時過ぎと少し早いですが、誰もいなくなった静かな山頂で、せっかくですから富士山を眺めながらのお昼御飯にしました。

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注意:ここから先、峠を越えて小武川へ降りるのは、もはや一般道ではありません。よい子の皆さんは、こんなバカな真似はよして(笑)、円池(つぶらいけ)経由で龍珠院へ戻る周回コースを歩いてください。
高度差100mもない緩斜面を降りるだけですが、コンパスで自分の行くべき方向を指し示すスキル+廃道になりかけの峠道の特徴がわかっていないとこんな短い下降でも怪我をしかねませんので。。。

昼食後、来た道を戻り再び平川峠。ここでいちばんひっかかりやすいのは林道の左に見える小型車両なら通れそうなほどの幅広の道。こちらの道を少し辿れば判りますが、下るべき西方向には道形は一切見えず、この道は尾根をトラバースするように北へと向かっていくだけです。

古の峠道は、手製の道標の示すように、峠を背にして西方向に藪の中のあえかな窪みを辿っていきます。峠からの出だしは非常に判りにくいですが、西進して5分もしないうちに「あ、これだ!」とわかる昔ながらの峠道独特の抉れが現れ、峠道の道形がはっきりしてくると、↓のような往時の標識が見つかることと思います。登りで見た「鳳凰山」の標識とよく似ていますが、こちらの下りの標識は「鳳凰山登山道」と「登山道」の文字が消えずに残っています。

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標識が現れれば、道形はいっそうハッキリして、落ち葉のラッセルを楽しみながらジグザグに下ると、あっという間に真っ白い石が印象的な小武川の河原に降り立ちます。小武川のやや下流で水量の少ないところを徒渉。ガードレールの切れ目から車道へ上がります。

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(峠道、小武川側はこんな感じ…小武川の水面も見える)

小武川の徒渉は橋も飛び石もありませんから大雨の後などは危険でしょうし、徒渉するにしてもこの時期は靴を脱いで渡ると、とんでもなく冷たい水ですから覚悟してください(笑)。

車道に上がった後は、御座石鉱泉か青木鉱泉まで歩いて一晩泊めてもらいたいところですが、そんなお金はどこを探してもないですし、泊まってしまっては18切符のうまみもあまりありません(笑)から、反対方向へと向かいます。長い車道歩きですが、途中、両鉱泉の標識を何度も見ることが出来、なつかしいデコボコの車道歩きを交え、猿にも遭ったりしながら、20号線まで出て、暖かい陽差しの中、下教来石から来る韮崎行きのバスを待ちました。

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2008.01.14

【粉雪舞う篠井山で凍える…】 タクシー情報13

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(御堂集落から見た篠井山)


【山行日】 2008年1月13日(日)

【使用公共交通機関等の詳細】

「鉄道」
新宿  05:18 - 05:38 品川 (山手線)
品川  05:55 - 08:05 沼津 (東海道線)
沼津  08:09 - 08:28 富士 (東海道線)
富士  08:43 - 09:35 井出 (身延線)

「タクシー」
井出駅 09:35 - 10:05 奥山登山口 (5750円)

「歩行」
大洞観察棟 10:15 - 11:00 渡場の頭
渡場ノ頭  11:10 - 12:00 篠井山
篠井山   12:20 - 13:10 水呑沢
水呑沢   13:20 - 14:10 杉林の中 (2.3kmの表示)
杉林    14:20 - 15:25 坂本バス停
坂本    15:25 - 15:45 ませど温泉
ませど温泉 15:45 - 15:55 坂本バス停
坂本    16:00 - 17:15 井出駅 


「鉄道」
井出 17:22 - 18:10 富士 (身延線)
富士 18:18 - 18:37 沼津 (東海道線)
沼津 18:42 - 19:00 熱海 (東海道線)
熱海 19:10 - 20:51 品川 (東海道線)
品川 20:54 - 21:12 新宿 (山手線)

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(渡り場ノ頭の手前あたり)

前3回の山行で既に18きっぷのモトはとれているのですが、18きっぷがあるとやはり一度は思い切り遠くへ出かけたくなり、開通80周年の身延線に乗りたくなりました。とはいえ、私の家から身延線で行く山となるとどうしてもタクシーを使わないと行けない山ばかり…。

晴れ予報が出ているし、ここはひとつ思い切り奮発して、以前から行きたいと思っていた篠井山に行くことにしました。

しかししかし、予報とはうらはらに、東海道線からの眺めは熱海を過ぎてもどんよりとした曇り空。いつもなら富士山の宝永火口をのんびり眺められる沼津から富士の間も富士山は雲の中で全く見えません。

富士駅で南部交通(0556-66-2125)に電話して井出駅からのタクシーを手配したものの、身延線に乗っていると、なんとガラス窓に水滴がポツポツ…(笑)。降りた井出駅では雨は降っていなかったものの、篠井山も遠く七面山も雲がかかっています。まぁ、最悪の場合奥山温泉もあるしと、予約したタクシーに乗り込みました。

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タクシーは奥山温泉の先、林道が大きくUターンして月夜の段へ向かうところまで入ってくれます。これが大洞観察棟というところでしょう。篠井山の奥山登山口というと、ここを指すようです。東屋のような建物があって、トイレもあります。タクシー料金は最近値上げがあった為、以前は5500円かからなかったそうですが、現在は5500円を超えてしまうそうです。久しぶりの大奮発でしたが、まぁ、たまにはこういう贅沢も好いでしょう。標高も結構稼いでくれますし、何よりすぐに土の登山道を歩けるのが嬉しいです。

この径は、さすがに自治体のオススメコースとなっているだけあって、しっかりした踏み跡で迷いようがありません。しかし、天からは粉雪が…(笑)。途中「渡り場の頭」という場所で休憩をとりましたが、このあたりから尾根に取り付くため風も強くなってきて、手袋をはめて登ります。

山頂直下で北峰と三角点のある南峰の分岐があったので、三角点のある南峰へ直接登りました。時間もちょうどお昼だったので、三角点のある山頂でお昼御飯にしましたが、風がびゅうびゅう吹いて、雪も強くなってきて、寒いの寒くないの…(笑)。じっとしている身体はあっという間に冷え上がって、素手でオニギリを持っているのがつらくて手袋をしながらの食事です(笑)。

お昼前に山頂に上がれたら、910.8の三角点を通って馬込へ降りるルートも考えていたのですが、この荒天では御堂へのルートしかなさそうです。

御堂へのルートは新しい1/25000地形図「篠井山」で破線が消えているように、最近はあまり利用されなくて、踏み跡が薄いとガイドブックにも記されています。(もっとも古い地形図の破線も実際のルートとは違う尾根に破線がつけられているそうです。)

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(御堂への径、下りはじめはこんな感じ)

下ってみた感想は、確かにある程度山を歩きなれていないと、不安になるルートだろうな、というものです。特に下りに使うと、踏み跡が頼りないうえ、落ち葉が積もったズルズルの痩せ尾根の下降になるので、溶けた雪が凍結していたりすると、かなり危険です。

しかしながらピンクのテープやところどころにあるkmの表示、境界標などがあるので、地形判断が出来ない人でもそれほど難しいわけではありません。また落ち葉でズルズルというだけあって、上部の林相はなかなかのものです。指導標もあるにはあるのですが、ここに欲しいなという場所にはなくて、ここは無くてもいいだろうという場所に立っているのがチョット問題かも知れません。

植林帯にさしかかるあたりで、甲府盆地の向こうに茅ヶ岳と特徴ある曲岳、さらには八ヶ岳が見えていて、ちょうどそのあたりで上空の黒い雲が途切れていました。あちら方面だったら凍えることもなかったなぁ、ともうこの頃にはこちらも雪もやんで穏やかな気象だったのですが、そんなことを考えながら植林帯を下っていきました。

ガイドブックには杉林の道になれば踏み跡もしっかりして…とあるのですが、私はその記述を読んでいて気が緩んだのか、植林帯ををほとんど下りきって林道に出る直前、伐採してススキが伸び放題になっているあたりで、道を間違えました。

幸い、昔の仕事道らしい径が見つかったので、それを伝ってバラヤブをかき分ける程度で無事林道に出られましたが、降り立ったのは実際の御堂登山口より5分ほど林道を北に歩いたあたりでした。(降りた林道を下っていくと本物の御堂登山口があったという次第です。)

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御堂の集落は山間の集落らしい、美しい場所でした。坂本バス停まで歩いていく間、右手にずっと篠井山の立派な姿が見えていて…、集落はひっそりと静かで、誰にも会いませんでしたが、ゆったりとした時間が流れている感じが何とも好かったです。

坂本バス停で「ませど温泉」の表示があったので、バス停前の酒屋のおじさんに聞いてみると徒歩10分ほどで行けるだろうということで、偵察してきました。実際は往復で約30分かかってしまいましたが、民宿で日帰り入浴はやっていないそうです。

坂本バス停からは日曜なのでバス(南部町営バス)はなく、行きで贅沢をしたので歩くことにしました。(もっとも、土曜や平日であっても富小前で1時間以上の待ち合わせで十島駅行きと連絡ですから、このバスは正直あまり使い物になりません)

坂本バス停からは、山中以上に(笑)、地形図「篠井山」とにらめっこしながら井出駅を目指します。私は東海自然歩道の一部を利用して、うまいこと平の集落への峠越えに成功し、坂下から富栄橋を渡って井出駅へ最短距離で行けましたが、これは東海自然歩道の標識に従って歩いたのではありません

東海自然歩道の標識に従って(おそらく390m峰方面へ登る)も井出駅には行けますが、それは時間的にも距離的にも長いので、冬のこの時期は早い時間に日が暮れてしまいますから要注意です。井出駅まで歩く方は、車道を歩いて行くにしても、地形図「篠井山」が絶対に必要です。 もちろん、歩かずに坂本や坂本手前の御堂からタクシーで井出駅や十島駅へ出ることは可能で、この場合は地形図などいりません(笑)。

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2006.10.13

【仙丈ヶ岳 二泊三日 その3】 山バス情報44

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朝は5時に灯りが点ります。朝食後、忘れ物がないか確認して出発です。外は氷点下6度ですが、それほど寒くは感じません。申し分のない天気の中、松峰入口までゆっくり登ります。松峰分岐でザックをデポし、名残惜しいのでもう一度仙丈の頂上に挨拶をしに行きました。

雲海に浮かぶ山々。今日も遠く北アルプスが見え、展望は良好。

頂上で無事下山を願って、下山開始。途中で登ってくる komadoさん と挨拶。komadoさんも同じ地蔵尾根を歩く予定ですが、もちろん行動は別々。お先に、と私が先行する形で地蔵尾根コースに入りました。

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森林限界から見る地蔵尾根はたおやかで下りやすそうです。しかし、街があるところまでは、すごい距離があるなあと長丁場を覚悟。

樹林帯に入り、尾根から右にはずれるようにトラバースをしますが、地形図を見ればわかるように実際は地蔵尾根の主稜に向かっています。トラバースになるとやや踏み跡が頼りない感じになりますが、赤のマーキングが短い間隔でついています。

高度をかなり落とし、地蔵尾根の主稜をとらえると、小平地になっており、ちょうど松峰分岐から一時間ほど経過していたので少し休憩。

休憩地点あたりから、シラベ、コメツガの山深い森が続き、これだけでもこちらに来て好かったと少し得した気分。もちろん人には全く出会いません。静かな森を楽しみながら登り返すと地蔵岳手前の2400m圏峰。展望が素晴らしいのでまた休憩。と、ここでザックを降ろして愕然としました。ザックの外側にくくりつけていたテントポールがない!のです。

朝小屋を出るときにはあったはずで、おそらく降りる途中どこかで落としてしまったのです。戻って取りに行こうかとも考えましたが、もうすでに降り始めてから2時間ほど経過しており、この先の長丁場を考え、ポールは買えばすむこと、焦って登り返してあわてて降りたりすれば怪我のもととあっさり諦めてしまいました。

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(2400m展望地点から望む地蔵岳)

これって、もういい歳なんだからそろそろテントやめなっていう天のお告げかもなぁ、などと考えながら、地蔵岳のやや歩きにくい巻き道を過ぎて再び高度を落としていくと鞍部に着きます。ここに松峰小屋の入り口があるはずなんだけど。。。おかしいな。。。と少し進んだ先に「松峰小屋入口」の表示がありました。松峰分岐からここ松峰小屋入口までコースタイム通り約3時間なのですが、途中、判読可能な指導標の類は一切ありませんので、そういった道に慣れていない方だと、かなり不安を覚えるかも知れません。

松峰小屋を見に行ってみましたが、外はしっかりした作りで好いのですが、中はちょっと泊まりたいとは思えない雰囲気でした。トイレもなく、小屋の内部はやや荒れた感じです。非常用という意味では確かに心強いのですが...

このコース、松峰小屋入口から伊那里のバス停までエアリアもガイドブックも3時間と記してありますが、3時間は無理だと思います。4時間はたっぷりかかり、休憩をいれて4時間半は見ておいた方が好いかと思います。私はお昼御飯の時間を除いて4時間ちょっとかかっていますが、最後の一時間はかなり飛ばして降りています。最後に舗装道路に出て市野瀬の集落が見えるところなど、なんともいえないいい雰囲気なのですが、そこらへんをゆっくり味わえなかったのが心残りでした。

ここで、話を巻き戻して(笑)。。。松峰小屋入口から登り返し、また下って蜘蛛の巣を払いのけながら松峰を巻き、さらに進んで林道に出る手前でお腹が空いたのでお昼を食べていたら、komadoさんが降りてきました。挨拶をしようとクッカーを置くと、komadoさんが近づいてきて言いました。「ゴン太さん、テントポール落とされませんでしたか?」

ああ、神様仏様komado様です。彼のザックには私が落としてすっかり諦めていたテントポールがくくりつけてあり、「よかったよかった」と私に手渡してくれたのです。彼はテントポールを私に渡すと、「それじゃ、お先に」とニコッと笑って降りていき、私はその後ろ姿に向かってただただ感謝するばかりでした。そのあとポールはしっかりザックの中に入れもう二度と外側にくくりつけたりするまい、と心に誓いました。


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(市野瀬の集落)


伊那里に降りてから高速バスまで時間がありすぎて困っちゃいそうという当初の予想は外れ、高速バスの停留所である 「入野谷」 という施設でカラスの行水気味に入浴。

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(入野谷 この建物のすぐ脇に高速バスの停留所があります)

風呂上がりはkomadoさんとビールで乾杯し、 高速バス「南アルプス号」 新宿行きで帰宅しました。

この「南アルプス号」は超お奨め。早い安い快適の3拍子そろった高速バスです。とにかく伊那里から新宿まで乗り換えしなくていいし、渋滞さえなければ4時間で新宿駅に着いてしまいます。トイレ付き車両で、途中双葉サービスエリアで休憩もあり、軽い晩御飯も調達可能。それに何と言っても料金3600円は安い。広河原から新宿までバスと鈍行を乗り継いでも4000円以上かかりますし、時間は4時間では済みませんよね。。。新宿行きの超特急に乗ったって感じでした♪




その1に戻る


☆☆☆ この山行のレポはこちらです ☆☆☆
(但し、倒れそうなほど長文)

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2006.10.12

【仙丈ヶ岳 二泊三日 その2】 山バス情報44

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(大仙丈ヶ岳より遠く北アルプスを望む:クリック拡大可)


さすがに10時間近くも寝れば、翌朝は快調です。4時に起きましたが、まだ暗く、空にはたくさんの星が瞬いていました。寒いけれど昨日のような風もなく、穏やかな山の朝です。テントの中でお湯を沸かして紅茶を飲んでから、のろのろとテント撤収。パンとコーヒーの簡単な朝食をとって、小屋番さんに挨拶してから、薄暗い中、昨日のうちに確認しておいた野呂川越への道を歩きます。最初は平坦ですが、すぐに急な坂。しかし、一時間もかからず稜線に出られるのはありがたいことです。

横川岳への稜線歩きはやわらかな朝の光が木々の間から木漏れ日となっていて、とても良い雰囲気。苔むした道になってしばらくで横川岳です。横川岳のほんの少し先にこれから行く仙丈ヶ岳が望める場所があります。遠く真っ白に雪を被った北アルプスの山塊に呆然と見入ってしまいました。

横川岳から少し下って登り返していくとしばらくで素晴らしい展望地点に着きます。さえぎるものもない岩峰で、ここが独標のようです。あまりに展望が好いので、しばらく周囲の展望を楽しみます。写真にはうまく写りませんでしたが、槍や穂高ははっきりとそのシルエットが確認できましたし、白馬岳やさらには(おそらく)妙高も見えていました。富士山は残念ながら北岳の陰で見えませんが、ここから晴れた日に見る展望は素晴らしいの一言に尽きます。

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昨日バス停で見かけたカップルが登ってきました。彼らは残念ながら今日中に帰らないといけないらしく、今日はここまでで両俣へ戻って帰宅されるとのことでしたが、それでもこの好天の大展望にうっとり。こういう山の楽しみ方もいいじゃないか~、と私には新たな発見でした。

お二人に別れを告げて、急坂を下りだらだら坂を登り返し、やがて高望池。池から10分ほどで伊那荒倉岳。名前は好いのですが、三角点があるだけのピーク。少しガックリして苳ノ平へ向かいます。苳ノ平付近は(もう終わりかけていたのですが)まあまあ紅葉がきれいでした。

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苳ノ平から高度を上げていくとやがて森林限界を超え、目の前に仙丈ヶ岳の威容が。高度も2600mを超えてくると、それまでのペースからがくんと一気にペースが落ちてきます。荷物が重いせいもありますが、やはり空気の薄さが効いてくるのです。

風もなく快晴、長袖のアンダーにTシャツでしたが、2700mを超えても少々暑いぐらいに感じます。2755付近で水分や糖分を補給がてら休憩しました。仙丈ヶ岳のカールの紅葉はもう終わっていて、少しくすんだような色合いですが、しかししかし、この雲ひとつ無い青空にその山姿が映えている様はなんとも形容しがたい素晴らしさです。

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休み休み呼吸を整えながら大仙丈ヶ岳への急な坂を登っていきます。あとから登ってくる人もいないので、完全に自分のペースでいけるのが大変ありがたい。しかし、これじゃあアキレス腱が切れちゃうんじゃないかと思うぐらい急な坂を登らされ、傾斜が緩くなると左手の信州側がスッパリ切れ落ちていて「足を滑らせたら一大事」なところを通ったりで、あの女性的で優しげな山容というのは外見だけであると感じました。

大仙丈ヶ岳。まだ3000mに25mほど足りませんが、ここも大展望で気持ちの良いところです。一人若い男性がお昼寝をしていました。結局仙塩尾根で会ったのはこの男性とカップルを含め5人だけ。踏み跡がしっかりしていて歩きやすいだけにもっと歩かれてよいコースだと思います。

大仙丈ヶ岳から仙丈ヶ岳山頂はたくさんの人がいるのが遠目にも判るので簡単にあそこだとわかります。一歩一歩ゆっくりと進んで行き、30分強で到着。初めての3000m峰。心配していた高山病の症状もほとんど無く、放心したようにそこからの展望に見とれるだけ。今まで隠れていた富士山もお出ましになって、頂上にちょこんとだけ雪が被さっているのが逆に不細工な印象でした。

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電話で予約したとき、15時までに小屋に来てくれと言われていたのですが、予想よりずっと早く13時前に仙丈小屋に着いてしまいました。売店のオニイサンに混雑具合を訊くと、さすがに秋の平日前夜なので20人も来ないだろうから今晩はお奨めですよ、とのこと。昨晩は80人も入ったそうです。

手続きをしてから、小屋前のベンチで遅めのお昼御飯。ベンチは展望が素晴らしく、ここからも北アルプスや八ヶ岳がきれいに見えます。3時頃までぼんやりとのんびりとベンチで飽きるほど展望を楽しみました。

小屋で素泊まりは私だけのようで、16時過ぎあたりから食事の準備を始めました。フリーズドライのお米にお湯を注ぎ、ぼーっとしていると、新たに宿泊客が入って来ます。と、その顔を見てお互い「あれー? うそー!」と絶叫。なんとそこにはバンダナを巻いたkomadoさんが。。。一瞬夢でも見ているのかと思いました。芦川村ならともかく(笑)、こんな3000m級の稜線でバッティングするなんて...

話をしてみると、komadoさんも最初は東北狙いが荒天で断念。こちらへ転進してきたとのことでした。

この日の夜は幸いマナーの好い人たちばかりで、19:30に消灯した後は皆さん一言もしゃべらず、すぐに静かな夜となりました。


☆☆☆



その3
に続く

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2006.10.11

【仙丈ヶ岳 二泊三日 その1】 山バス情報44

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【山行日】 2006年10月8日(日)
      2006年10月9日(祝)
      2006年10月10日(火)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿    06:30 - 08:08 甲府 (あずさ71号)

「バス」
甲府    09:00 - 11:12 広河原 (山梨交通 1900円)
広河原   12:20 - 12:35 野呂川出合 (南アルプス市営バス 580円)

「歩行」
☆ 一日目 ☆
野呂川出合 12:40 - 15:00 両俣小屋(テント泊 500円)

☆ 二日目 ☆
両俣小屋  05:35 - 06:25 野呂川越 
野呂川越  06:35 - 07:05 横川岳
横川岳   07:10 - 07:40 独標
独標    07:50 - 08:20 高望池
高望池   08:30 - 08:40 伊那荒倉岳
伊那荒倉岳 08:40 - 10:20 2755付近
2755  10:30 - 11:25 大仙丈ヶ岳
大仙丈ヶ岳 11:35 - 12:10 仙丈岳
仙丈岳   12:30 - 12:50 仙丈小屋(寝具無し素泊 3500円)

☆ 三日目 ☆
仙丈小屋 06:10 -(山頂経由)- 06:45 松峰分岐
松峰分岐 06:55 - 07:50 2422手前小平地
小平地  07:55 - 08:40 地蔵岳手前2400m圏峰(展望地点)
展望地点 08:50 - 09:45 松峰小屋分岐(松峰小屋往復)
松峰小屋分岐 10:10 - 11:15 松峰を巻ききったあたりの小平地
小平地  11:25 - 11:50 1900m付近
1900m付近 12:30 - 13:55 孝行猿
孝行猿  13:58 - 14:55 入野谷(入浴のみ500円)=伊那里バス停

「高速バス」
伊那里 15:50 - 19:55 新宿南口BT (南アルプス号 3600円)

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秋のスペシャル、当初の予定は東北狙いでした。しかし、ご存知の通り北日本は荒天で、代案の白山縦走も室堂平の予約をキャンセル。日曜日から天気は安定に向かい、南アルプスなら絶好の秋山日和に恵まれそうです。そこで、今夏アサヨ峰から一目惚れしてしまった仙丈ヶ岳に行くことに決めました。

仙丈ヶ岳(仙丈岳)は深田百名山で、おそらく登山者の90%以上は北沢峠からのアプローチになると思いますが、本気で惚れた女性にそんな安易なアプローチでは思いが届かないだろう(笑)と、敢えて北沢峠を登りにも下りにも通らないコース取りを考えていました。

一日目に両俣小屋に入り、翌日仙塩尾根をたどって仙丈ヶ岳頂上直下の仙丈小屋(旧避難小屋)に泊まり、翌日は信州の伊那里へ向かって地蔵尾根を辿るという二泊三日の行程です。

頼りは1/25000地形図「仙丈ヶ岳」、エアリアマップ、それにヤマケイアルペンガイド『北岳・甲斐駒・仙丈』だけです。

日曜日の朝、06:46立川発に間に合うように新宿駅には6時前の到着。少し時間があったので、指定券の自動券売機をいじくってみると、06:30発の臨時の特急列車あずさ71号の指定席がまだかなり空いています。06:43立川発の各駅停車は途中でこの71号とそのあとのスーパーあずさ1号にも抜かされるのです。甲府からまた広河原行きのバスで座れないなんてことにならないようにと、あずさ71号の指定席を奮発してしまいました。

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あずさ71号は全車禁煙車両で、たばこが苦手な方や吸わない人にはうれしい車両編成です。旧型の特急車両ですが、いちおう車内販売などもあり、普段鈍行に乗り慣れている私には快適で、うとうとしているとあっというまに甲府です。

甲府駅でゆっくり用を足してから、バス停に行っても登山者はまだ10人ほど。この日は結局臨時が3台か4台出たようで全員座れたようですが、係員のお話では土曜は道路状況確認に手間取り、4時発のバスが出られず、9時のバスはぎゅうぎゅう詰めの大混雑だったそうです。

甲府でも少し肌寒い風が吹いていましたが、広河原に着いて日が高くなってもまだ冷たい風が吹いていて、レインウエアをウインドブレーカー代わりに着て北沢峠行きのバスを待機。お昼御飯をゆっくりとってから定刻通りの北沢峠行きバスに乗り込み、途中の野呂川出合で下車。私の他にはアベック(ご夫婦?)だけ。長い林道歩きでしたが、途中紅葉も少し楽しめて、少し睡眠不足の身体にはちょうどいいぐらいの歩きで両俣小屋に到着。テントを張りたい旨、小屋の女将さんに申し出ます。

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(両俣小屋への林道途中にて)


両俣小屋の女将さんはほんとに気さくな感じの好い方でした。連休中とはいえそれほど混雑していない様子を見て、やっぱり小屋泊まりにすればよかったかと少し後悔。次回再訪のおりは是非小屋の方にご厄介になりたいと思いました。明日仙塩尾根を辿って仙丈ヶ岳に登るというと「それが仙丈に行く正しいコースよ」と言われうれしくなります。

女将さんの話では、前日北岳から両俣への道は増水で通行不可だったそうで、土曜に無理して出発して、北岳からつなげるコースをとったりしなくてよかったと胸をなで下ろしました。

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(両俣小屋テント場)


テントを張り、ビールを飲んで食事をすませ、歯を磨くと夕暮れで、テントに入って横になると、すぐに眠くなってしまいました。近くを流れる沢の音がゴーッっと結構すごいのですが、おしゃべりも鼾も聞こえないので、6時半頃には眠りに入ってしまったようです。さすがにこの時期、標高2000mのテント泊では寒さで時々目が覚めましたが、凍えたり震えたりするわけではなく、4時前ぐらいまで10時間近く眠りました。


☆☆☆


その2に続く

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2006.08.08

【アサヨ峰で夏山ごっこ】 山バス情報39

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【山行日】2006年8月5日(土)
     2006年8月6日(日)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿  06:03 - 06:42 立川 (中央線各駅停車)
立川  06:46 - 08:37 甲府 (中央線各駅停車)

「バス」
甲府駅 09:00 - 11:12 広河原 (山梨交通 1900円)

「歩行」

☆一日目☆

広河原  11:40 - 12:00 登山口
登山口  12:05 - 12:35 小尾根に乗る
小尾根  12:45 - 13:30 2130m付近
2130m   13:40 - 14:10 広河原峠
広河原峠 14:20 - 15:00 早川小屋(テント泊)

☆二日目☆

早川小屋 05:35 - 06:15 最初の展望地点
展望地点 06:25 - 07:05 ミヨシの頭
ミヨシの頭 07:15 - 07:55 アサヨ峰
アサヨ峰 08:25 - 09:15 栗沢山
栗沢山  09:30 - 10:55 北沢駒仙小屋
北沢駒仙小屋 11:45 - 11:55 北沢峠

「バス」
北沢峠 11:58 - 12:25 広河原 (南アルプス市営バス「臨時便」750円)
広河原 13:25 - 15:25 甲府駅 (山梨交通 1900円)

「鉄道」
甲府  15:33 - 17:03 高尾 (中央線各駅停車)
高尾  17:11 - 18:02 新宿 (中央線各駅停車)

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(アサヨ峰より甲斐駒ヶ岳)

太平洋高気圧がぐぐっとせりだして、ぎらぎらと夏の陽差しが照りつけると、私みたいなのでも夏山に向かいたくなります。というより、34℃とかそういう気温で1000m以下から低山に登るのははっきり言って身体に毒(笑)です。

でも混んだバスはやだな~、ということで、出発する前もよっぽど奥秩父にでも予定変更しようか、と悩みました。

結局、とりあえず甲府駅に行ってみて、とてもバスに乗れないようだったら、奥秩父か八ヶ岳に変更することにして、都合みっつもエアリアをザックに入れての出発となりました。

甲府駅に着くと、やはり当然のごとくバス停は長蛇の列。それでも何台もの臨時便が次々にやってきては登山者を乗せ、よっしゃもう一台来れば座れる!というところで、係員の方が「座りたければ10時まで待ってください。立っていってもよければ、どのバスでも乗れます」との非情なお言葉(笑)。特急料金をケチったことを深く後悔しました。

それでも私は運が良く、すぐそばの席のひとが桃の木温泉で降りてくれたので、桃の木温泉から先は広河原まで座ることができたのです。夜叉神峠からは他のバスの乗客も含め全員座ることができ、メデタシメデタシでした。


広河原で軽くランチをとって出発。大樺沢の吊り橋まではすごい数の人でしたが、吊り橋を過ぎればうそのように静かな道路。車道歩き20分ほどで広河原峠への径が右手に見つかります。

広河原峠までの径は、ガイドブックなどにRF必要などとも書かれていますが、ルートファインディングというほどの技術は必要ない感じです。確かに慣れない人がつけたと思われるミストレースが散見されはしますが、登山道というのは基本的に歩きやすいところにつけられているものだ、という認識さえあれば間違えることのない径です。

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とにかく静かで、本当に南アルプスなの?というくらい人に会わないのでちょっとびっくりします。結局広河原峠までの登りで、降りてきた人に一名会っただけ。稜線でも誰ともすれちがわず早川小屋到着。同じ南アルプスでもこうも違うものかと、これは発見であり収穫でありました。


早川小屋は好い小屋でした。物静かだけど陰気ではない、いかにも山小屋らしいお二人の麦茶のもてなしにはただただおそれいるばかり。ビールもヱビスというのがこれまた心憎い。去年のものでよかったら400円、今年のだと600円。迷わず去年のものを二本買い求めました。うれしいことにビールがよく冷えておりました。

テントはこの日4張り。ひとつは某大学のWVのだったので大きかったですが、それでもまだ張るスペースが余っていました。小屋の方もわりと空いていたようです。


☆☆☆

ぐっすり眠った翌日は満天の星空の中、4時前の起床。朝御飯を食べて出発。すっかり晴れ渡って気分の良い稜線漫歩です。北岳の威風堂々な山容も間近で見るとなるほど素晴らしいのですが、私が最も心惹かれたのは北岳でも甲斐駒でもなく仙丈ヶ岳。

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(ミヨシの頭からアサヨ峰への稜線)

とくにアサヨ峰あたりや栗沢山などから見る仙丈は本当に惚れ惚れするぐらい。次回の南アルプスは仙丈ヶ岳にほぼ決まりです。特にいいな~と思ったのは北沢山(2435.8の三角点)に伸びる尾根のあたり。当然登山道があるに違いないと思ったのですが、ネットで検索してもこの尾根を辿った記録は見つかりませんでした。

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(アサヨ峰~栗沢山稜線より望む仙丈ヶ岳)

次の日は仕事だし、甲斐駒にも北岳にも稜線にもガスがでてきて、栗沢山から早々と下山することにしました。バスに乗り損ねて、もう一泊ではシャレになりません。

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栗沢山から尾根通しでまっすぐ北沢峠に降りる道は、結構歩きやすかったです。一箇所、岩場の急な下りで、ここは大きな岩を巻くんだろうな、というところで巻かない(笑)のはちょっと意外でしたが、それ以外は素直な径です。

北沢駒仙小屋は北沢長衛小屋が改称したのでしょうか。ここでビールを飲んでお昼御飯にしました。

御飯を食べて、早めにバス停で順番待ちでもしてよう、と北沢峠に着くと、目の前でバスに登山客が乗り込んでいます。係員の人に聞くと、臨時バスとのこと。上手く乗り込むことができて、北沢峠をあとにしました。

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(一番右のバスの後にあと3台バスがいます:笑)

広河原では待ち時間がありましたが、ご覧のように、10台以上の臨時便が出る大車輪ぶり。きっぷ係のおばちゃんも言っていましたが、この両日はこの夏一番の人出だったようで、山梨交通のみなさんには心の底から「お疲れ様でした」とその労をねぎらいたい働きぶりでした。


☆☆☆ この山行のレポは こちら です ☆☆☆

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2006.03.22

【 春爛漫! 高ドッキョーでホーホケキョ♪】 山バス情報28

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【山行日】2006年3月21日(祝)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿  05:35 - 05:53 品川  (山手線)
品川  06:16 - 07:59 熱海  (東海道線)
熱海  08:05 - 09:02 興津  (東海道線)

「バス」
興津駅 09:20 - 10:08 板井沢 (しずてつジャストライン)

「歩行」
板井沢バス停 10:15 - 10:50 登山口
登山口    10:55 - 11:40 樽峠
樽峠     11:40 - 12:30 清水方面展望台
清水方面展望台12:35 - 13:00 高ドッキョー
高ドッキョー 13:30 - 14:15 徳間峠
徳間峠    14:25 - 15:00 登山口
登山口    15:10 - 16:00 大平バス停

「バス」
大平  16:13 - 17:14 興津駅 (しずてつジャストライン)

「鉄道」
興津  17:18 - 18:10 沼津  (東海道線)
沼津  18:11 - 20:13 品川  (東海道線)
品川  20:16 - 20:36 新宿  (山手線)

【バス代】
興津駅~但沼車庫 350円
但沼車庫~板井沢 460円
大平~但沼車庫  590円

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(徳間峠にて)

山梨百名山のなかで最も南にある山が、この高ドッキョー(高ドッキョウ)。ガイドブックには東京からの日帰りは無理みたいなことが書いてありますが、現時点では最終バスが土日祝日なら大平発18:17ですので、決して無理ではありません。ただし、山梨側からでなく、南の静岡側からのアプローチになり、電車とバスにたくさん乗ることになります。

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但沼車庫~大平・板井沢のバスはしずてつジャストラインのHPをご覧になって頂ければわかりますように、静岡市の自主運行ということで、料金は但沼車庫~興津駅間とは別々に払うことになります。

登山道は明瞭で迷いようがありません。ただ、板井沢から樽峠へ向かう車道歩きで、平治の段(林道コース)の標識↓に誘い込まれないように注意。この道はたぶん、1/25000「篠井山」の右下、樽の集落から尾根沿いにのびる林道へいくものと思われます。貫ヶ岳へ行くのであればこちらの方が近いかもしれません。

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ここ↑は車道をそのまま直進。
しばらくすると左手に「樽峠、平治の段、ハイキングコース」の道標↓が見つかりますので、こちらを行きます。

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樽峠までは植林の中ですが、歩きやすい良い道です。稜線はブナがたくさんあっていいのですが、本当に稜線のところだけが自然林で、両脇はこれでもかというぐらいの植林です。

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それでもうららかな春の好天。樽峠を過ぎたところで、今年最初のウグイスの囀り♪ うれしくなってしまいました。頬に当たる陽射しや空気の柔らかさ、そして春霞など春の雰囲気はそこかしこにあるのですが、やっぱりあの囀りを聞くと「ああ本当に春が来たんだなあ」と実感するのです。

スタートが遅かったため、朝の電車からはっきりくっきり見えていた富士山は歩いているうちに霞のなかに消え入って、山頂からは見えませんでしたが、それでも安倍奥の山々があちこち見えてごきげんでした。

それから登山道ですが、ガイドブックでも紹介されている高ドッキョー南東尾根道の他に、913ピーク手前から南にのびる尾根を伝って大平に降りると思われるコース↓(高野マキ?コース)もあるようです。

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さらにとても興味をひいたのが、高ドッキョー山頂から北に開けた切り開き。たぶん高ドッキョーの北(北北東)にのびる太い尾根を伝って南部町の南又か石合のどちらかに出るのではないかと思うのですが、どなたかご存じの方いらっしゃいましたらご教示くださいませ。

翌日が休みだったら、寄ってみたかったのが 「やませみの湯」。最終バスだと帰宅が深夜になってしまうため、見送りましたが、入浴料金も高くなく、これからの季節汗を流すにはいいのではないでしょうか。もっとも、夏場この周辺は吸血鬼のメッカ(笑)なので、訪れる勇気のある方はあまりいないでしょうけれど。。。

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2005.12.19

【さらに西(南西)へ... 思親山】 タクシー情報3 山バス情報21

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四十肩の激痛も去って、3週間ぶりにやっと山へ。18きっぷが使えて、軽く歩けそうな山と言うことで選んだのがこの思親山。山旅と言うよりは身延線を全線乗り倒すという、どちらかといえば「鉄な」旅になりました。


【山行日】2005年12月18日(日)

【使用交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿  05:46 - 06:05 品川 (山手線)
品川  06:16 - 07:59 熱海 (東海道線)
熱海  08:05 - 08:44 富士 (東海道線)
富士  08:52 - 09:48 内船 (身延線)

「タクシー」
内船 09:50 - 10:10 佐野峠
(タクシー代金=2170円)

「徒歩」
佐野峠 10:20 - 11:00 思親山
思親山 12:15 - 13:08 寄畑分岐(?)
寄畑分岐(?) 13:15 - 14:00 源立寺バス停(八木沢)
源立寺バス停 14:05 - 14:40 井出駅

「鉄道」
井出  15:12 - 17:21 甲府  (身延線)
甲府  17:30 - 19:04 高尾  (中央線)
高尾  19:10 - 20:00 新宿  (中央線)

行きは、長者ヶ岳・天子ヶ岳に行った2003年以来乗っていなかった東海道線。電車の窓から久々に宝永火口を見ることができました。そして、思親山からは2年半ぶりの大沢崩。富士をいろいろな角度から見ることができたのは楽しかったです。

うーむ、それにしても身延線、井出~甲府の2時間超には参りました(笑)。なんと途中の身延駅で30分近い停車。運転手さんに発車時刻を再確認して、改札を出て駅前のみやげもの屋さんでゆっくりとお酒&ビールをセレクトしてしまいました。

井出駅の時刻表をよーく見ると、10時と14時は上り下りとも一本も電車がないのです。
あわてて下山せず、のんびり歩いて本当に良かった(笑)です。

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ガイドブックの記述によれば、内船駅前にはタクシーが常駐とのことですが、実際には電車の到着にあわせてタクシーがやってくるという感じでした。

運転手さんのお話では、予約は必要ないけれど、できれば富士駅から電話をくれると大変助かるし、そうしていただければほぼ確実に乗れますよ、ということでした。 
☆南部交通 0556(66)2125 (営業時間 07:00~22:30)

登山道はガイドブック通りの登山道を辿る限り迷いようがないと思うのですが、このへんはエアリアにも記載されていないためか、地図無しで登ってくる方も結構多いそうで、分岐で勘違いして変な方向へ降りてしまうことが結構多いと、これもタクシーの運転手さんのお話でした。

あまりに整備されすぎた登山道で面白味に欠けるので、途中、地形図「南部」の寄畑駅へ降りる破線をたどろうかとも考えたのですが、地形図を見ながらそろそろこのへんでは?というあたりで見つかった右に行く分岐には「内船→」の表示。車道にぶつかったところで道が途絶えるということかな、というのと、そのあとの尾根の太ったところが(もし踏み跡が薄い場合)厄介そうなので、おとなしく井出への道を降りました。

あと、984のピークを過ぎて、次のピークを西に巻くところで、内船駅へ降りる道(道標には悪路と表示されています)があるようです。

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【ちょこっと山バス情報】

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超おんぼろの待合所にぴっかぴかのバス停のアンバランスがなんとも言えない源立寺バス停で町営バスが今も健在なのを確認してきました。ダイヤはヤマケイの『登山・ハイキングバス時刻表』どおりのようです。土曜なら強引に14:40の内船駅行きに乗ることもできたのですが、あいにく日曜だったので、井出駅まで歩きました。

南部町営バスダイヤは こちら

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思親山じたいは、富士の眺めが良く駿河湾も見渡せる以外、はっきりいって、それほど面白みのない山、というのが正直な感想。

でも、山頂でお会いした静岡の方と、富士の反対側に見える安倍奥の山々の話をしたことで、安倍奥の山々に対する気持ちがそれまでの漠然とした興味から、かなり深い関心へと変わったのは大きな収穫だったかも知れません。

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思親山は積雪は全くのゼロでしたが、富士川の向こうにそびえる、薄く雪化粧を始めた安倍奥の山々は本当に貫禄があり、帰りの身延線では左側の席に座ってずっとその山脈を眺め続けていたのでした。

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