2009.01.25

【鐘ヶ嶽北尾根から小雪舞う大山へ】 山バス情報95

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【山行日】 2009年1月24日(土)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
小田急線某駅  - 06:35 本厚木 (小田急線)

「バス」
本厚木駅 06:55 - 07:23 別所温泉入口 (神奈中バス 430円)

「歩行」
別所温泉入口バス停 07:40 - 09:15 鐘ヶ岳
鐘ヶ岳       09:25 - 10:25 見晴広場A
見晴らし広場A    10:35 - 11:55 893m地点の先
893       12:20 - 13:10 大山
大山        13:25 - 14:30 下社の下の四阿
東屋        14:40 - 15:15 大山ケーブルバス停

「バス」
大山ケーブル 15:22 - 15:45 伊勢原駅北口 (神奈中バス 300円)

「鉄道」
伊勢原 15:56 - 小田急線某駅 (小田急線)

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(山神隧道分岐を過ぎたあたりから鐘ヶ岳を振り返る)

大山に登るのも、もう十年ぶり。久々の再訪に、鐘ヶ岳はいつ登ったんだっけ…と、調べてみたら、なんと未踏でした(笑)。

冬と春の18きっぷシーズンの中間である1月末から3月初旬は毎年のように財政難。しかし、逆に言えばこの時期にしか行けない丹沢吸血鬼地帯(笑)を訪れるいい機会でもありますので、例によって松浦本でコース選定をし、今回は『バリエーションルートを楽しむ』39「鐘ヶ岳北尾根から大山」(120頁)をそっくりそのまま辿ってみることにしました。

今回のバリエーションルートですが、別所温泉から鐘ヶ岳までは地図読みのスキルがある程度必要なものの、鐘ヶ岳から先に関して言えば、特段の地形判断力は必要ではなく、むしろ大山への静かなルートであり、初歩的な地図読みの練習に好いのではないかと感じました。
注意点は778m峰。ここには以前あったという道標が現在は(私の見落としでなければ)撤去されています。この点、現況と松浦本と異なっていますので歩く予定の方はご留意ください。


朝一番の宮ヶ瀬行きバスは、こんなオフ・シーズンでも、ほぼ満席。それでもさすがに別所温泉入口で降りたのは私一人だけ。バス停のすぐそばにセブンイレブンがあって、ここでトイレを借り温かい飲み物を買って出発です。

別所温泉は興味があるのですが、ここにある日帰り入浴施設「別所の湯」は温泉ではないそうですね。その施設のすぐ先で松浦本記載通り「ゴミあきカン捨てないよう」の看板のある電柱(煤ヶ谷125)の右に伸びる薄暗い杉林の踏み跡を辿って登っていけば簡単に鐘ヶ嶽北尾根に乗ることが出来ます。

尾根上にも踏み跡があり、コンパスで念のため南であることを確認してから尾根を登っていきます。と、ここでくしゃみが三連発。え?まさか、とは思いましたが、どうやら早くも花粉症を発症したようです。そういえば前日は3月下旬並の気温でした。標高300mに満たない杉林では気の早い花粉が炸裂してしまったようで、結局この日は天気にも恵まれず、その後もむずむずする鼻をかみながらのしまりのない山行き(笑)となってしまいました。

420m峰(「福神山」の標識あり)までは尾根上の踏み跡を追えば何となく着いてしまう感じでした。福神山から先に進む際にコンパスで南をしっかり指して進むのが注意点ですが、良く見ると赤と黄色のテープに進むべき方向がマジック書きされています。10分ほどで山の神の祠に着きます。

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祠から正面ではなく右下に降りたところにある鹿柵の扉を通過し、鹿柵に沿って急登しますが、ここらへんは植林が育ってしまい少々歩きにくいところでした。福神山以外は道標らしいものもありませんので、特に尾根を末端近くから辿りたいということでなければ、素直に一般ルートで鐘ヶ岳に上がった方が好い気もします。傾斜が緩みマーキング通り尾根を詰めると鐘ヶ岳です。

鐘ヶ岳から山神隧道分岐までは一般登山道で左手に朝の光を浴びた相模湾がきれいに見えるなか、ゆっくりと高度を落とします。隧道分岐で広沢寺温泉への指導標を無視して、そのまま尾根にあるしっかりした踏み跡を上がっていくと、すぐに手製の指導標「大山,唐沢峠」が現れます。松浦本記載通り、以降ずっと「水源の森林 神奈川県」と書かれた白柱も何度となく現れます。

ここから先はエアリアには赤破線もありません。確かに尾根に馬鹿正直につけられただけの径ですが、藪も全くなく、少なくとも登りにとるぶんには、それほど難しいことはありません。地形図とコンパスを片手にこれからバリエーションルートを楽しんでみたいと考える方が入門にとるには好いコースなのではないかと思いました。何より静かで、この日も大山のすぐそば(不動尻と日向薬師の分岐)まで誰一人逢うことがありませんでした。

鹿柵沿いに進み急登をこなすと見晴広場Bに到着しますが、古い標識が地面に置かれているだけで、展望もあまりありません。少し先の見晴広場Aに放置されている標識には厚木市の名前も見られます。かつては登山道だったのでしょうが、手元にある20年以上前の古いガイドブックにも載っていませんから、登山道だったのはずいぶん昔のことなのでしょう。

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(まるで夕方…これでも午前10時半)

見晴広場Aからは遠く海に浮かぶ大島が見渡せましたが、もうこの頃には頭上に暗雲が垂れ込めていて写真を撮っても出来た写真はまるで夕方のようです。それでもまだ大山はしっかりと見え、これからあそこまで登るのかと思うとファイトが湧いてきます。


見晴広場Aからかなり下って鞍部は「すりばち広場」。 立派な指導標があって、弁天の森キャンプ場へここから降りることも出来るようです。その先の東屋にも立派な指導標があり、来た方向を鐘ヶ嶽、これから向かう方角を大山と記しています。

再び登り返して大沢分岐にはお手製の指導標があり、大山方面へ進みます。左手に大島、右手に丹沢三峰山を見ながらなおも登っていくと776mピークに到達。冒頭に述べたように指導標はありませんが、例の「水源の森林」の白柱に大山の方角が矢印で記されています。いちおうコンパスで方角を確認して西に向かう尾根を下ります。

軽いアップダウンのあと急登をこなすとやっと一般道(エアリアの唐沢峠からの赤実線)へ飛び出します。ちょうど指導標の裏に当たり、踏み跡には通せんぼのロープが張ってありました。登ってきた道は実際見た感じも一般道と間違いそうなほどのはっきりした踏み跡ですので、間違って入り込まないようにしているようです。

この一般道に入って登ってすぐのところに海が見渡せる場所がありましたので、大山山頂までとてももちそうにないと判断し昼食とします。
一般道に上がる直前からちらちらとは舞っていたのですが、小雪が降ってきました。どんよりとした曇り空で、期待していた日だまりハイクとは全然違いましたが、風がないのでそれほど寒さは感じずにのんびりとおにぎりを頬ばり、しょうが湯とカップスープを飲むとポカポカしてきました。

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(縦走路に入っても誰にも逢わない…)

昼食後山頂を目指し歩き始めるとすぐのところにベンチがあり、こちらで昼食としてもよかったと思いながら、寒々として誰の姿もない登山道を登っていきます。電線を通過し、丸太の階段のような道を背後を振り返りながら登り、辿ってきた尾根を見渡して、本当によくもあんな長い尾根を歩いたものだと我ながら感心します。

雪が少し激しくなりますが、一方で青空ものぞいたりして、山頂での展望も少し期待したのですが、残念ながら大山山頂からは自分の辿ってきた尾根はガスの中。その代わりというか、浅間山~高取山や日向薬師へ行く途上の尾根などは悔しいぐらいはっきりと見えて、伊勢原や秦野の市街が晴れているのがよくわかりました。

大山山頂からは、松浦本と同じ下社へ下山することにします。ここは実は長い間やっていなかった宿題だったのです。11年近く前、はじめて登山靴を履いて登ったのがこの大山だったのですが、蓑毛からヤビツ峠経由で登り、帰りは下社へ下山。しかし途中膝が痛くてたまらず、お恥ずかしい話ですが観念して下社からケーブルで降りてしまったのです。今回は下まで自分の足で降りてあのときの借りを返すつもりでした。

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(下社にて)

しかしながら、11年近く経った今、改めて歩いてみた感想は。。。やはりこの道は悪路としか言いようがありません。仮にも初心者が下りに使うべき道ではないと思いました。段差の大きい石の階段が続くこの道は登りにとっても、下りには使うべきでないでしょう。下社の下に東屋があったのでそこで休憩後、男坂を下ってみましたが、11年前、膝の痛い状態でこの道を下っていたらいったいどうなっていたことか、と思うほどの石段地獄。。。最後はさすがに膝が痛くなりかけましたが、何とか持ちこたえておみやげ物屋を通ってバス停へ。

11年前ケーブルを使わずにあの坂を下っていたら、イヤになって山など続けていなかっただろうか、それともやっぱり続けていたのだろうか…そんなことを考えながらバスに揺られ伊勢原駅へ。ホームでビールを飲み干してから小田急線に乗り込みました。

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2008.05.30

【平日だというのに…大混雑の檜洞丸】 山バス情報82

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【山行日】 2008年5月27日(火)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
小田急線某駅  - 07:03 新松田 (小田急線)

「バス」
新松田駅 07:15 - 08:40 西丹沢自然教室 (富士急湘南バス 1150円)

「歩行」
西丹沢   09:05 - 09:50 ゴーラ沢出合
ゴーラ沢  09:55 - 10:45 展望園地
展望園地  10:55 - 12:25 桧洞丸
檜洞丸   12:55 - 14:05 小笄(ここうげ)
小笄    14:10 - 14:45 犬越路
犬越路   14:55 - 16:10 西丹沢自然教室バス停

「バス」
西丹沢自然教室 16:20 - 17:35 新松田駅 (富士急湘南バス 1150円)

「鉄道」
新松田 17:46 - 小田急線某駅

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4月の終わりに奥多摩へ出掛けて以来、土曜出勤や風邪、悪天などいろいろ口実をもうけては、山に登るのをさぼっておりましたが、ぼやぼやしているうちに、梅雨入りも間近になってしまい、このままじゃ、梅雨明けまで2カ月以上の大ブランクが空いてしまうぞ!という焦りが…。そこで思い切って平日にお休みをとって山に行くことにしました。

せっかく平日にお休みをとって行くのだから、普段混雑するところを…といえば、この時期ですから、「シロヤシオの檜洞丸しかない!」とかんたんに行き先が決まります。

いや~、檜洞丸なんて本当に久しぶりです。天気も好く、静かな檜洞丸でシロヤシオを堪能できる、とウキウキして自宅を出ました。

小田急線が本厚木に着いた頃、反対側の上り列車に乗るこれからお勤めの皆さんを見て、あぁやっぱ平日の山行きはいいわい、などと罰当たりなことを考えていたのですが、これが本当に天罰になるまで(笑)一時間とかかりませんでした。

新松田で降りる際に「あれ~、なんでこんなに登山者がいるの?」というぐらいたくさんリュックを担いだ人が目に入りました。それでも新松田の改札を出て西丹沢行きのバス停に並ぶ登山者の行列を見るまでは、まさかずっと立ちっぱなしで新松田から西丹沢まで行くなんて事はこれっぽっちも考えていませんでした(大笑)。

富士急の方でも想定外だったらしく、この日のバスはそれほど大型ではないバスで、私が乗り込む前に満席となり、当然平日ですから臨時の増発なんて気の利いたものは出ません。仕方ないので立ったまま西丹沢まで行くことになりました。当然のように降りる人はいませんし、谷峨駅ではさらに列を作った登山者が乗り込んできてまさに立錐の余地もないほどの大混雑。

そしてトドメは玄倉で通学のために乗り込んできた小学生たち…。 そうです。このバスは平日は通学バスとしての役割がそもそものメインなのですね。 ごめんね、山バカたちのせいでこんなに混雑させちゃって…おまけに途中混雑で遅延していたため、彼らは数分の遅刻です。

そんなわけで、西丹沢自然教室に着いたのは予定時刻を15分ほど超過した08:40頃。
バスの中で隣の席にリュックをおいてゆっくり食べるつもりでいた(笑)朝御飯は当然バス降車後になり、強い陽差しの中、日焼け止めを塗って、準備運動をして、とやっていたら、出発はついに9時を回ってからになってしまいました。


西丹沢自然教室のバス停から用木沢方面へ歩くと右手にツツジ新道の入口が見つかります。すぐに土の道を歩くことが出来、のっけから自然林で、この径はおそらく檜洞丸へ上る最短ルートだと思うのですが、本当に素敵な径です。下りに使ったこともあるのですが、この径はやはり登りにとるのが正解でしょう。

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ゴーラ沢出合までは沢の高巻き径で傾斜も緩く歩きやすい径なのですが、ゴーラ沢出合から先は尾根に取り付きますので途端に急傾斜になります。しかし、さすが「ツツジ新道」の名を冠しているだけあって、まずはヤマツツジの朱色がお出迎えです。新緑に映えるヤマツツジのこの色合いは、えもいわれぬ品格を具えていて、毎年これを見るたび春から夏に移行しつつあることを強く感じます。

強い陽差しをいっぱいに浴びた新緑を見ながら、なんとかきつい登りをこなして展望園地で一休み。
しかし、展望園地を後にしても、シロヤシオもトウゴクミツバツツジも簡単には姿を現してくれません。シロヤシオの花殻が落ちているのを目にし、そろそろかな、となおも続く急登をえっちら登っていくと、上から降りてきた人が「もう少しで、すごい群落が見えてくるよ」と知らせてくれます。

ちょうど木道が始まる少し手前あたりからがそれはそれは見事でした。シロヤシオとトウゴクミツバツツジの大競演です。今年のツツジの花づきは良いとは聞いていたのですが、これほどとは…。とくにシロヤシオときたら、もうびっしり隙間なく咲いていて、平日でもこれじゃあ混むわな、と妙に合点がいってしまったぐらいでした。この競演は箒沢からの径を併せるあたりまで続いていて、その間はまさに夢心地でした。

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(びっしり…)

山頂までの木道は、夢から覚めぬうちにいつの間にか歩いてしまった様な感じで、なんとなく歩いているうちに頂上に着いてしまいました。前回檜洞丸に登ったときは晩秋で、頂上は霧氷が見られるほどの寒さで凍えてしまったのですが、この日の山頂は残念ながらガスってしまっていて、今日こそは青空の檜洞丸山頂と期待していたのですが、どうも私と檜洞丸の山頂とは相性が悪いようです(笑)。


昼食を済ませ、今度は犬越路を目指します。この径ははじめてでしたが、ガスも徐々にとれ始めて、先に進むにつれてなかなか好い展望となり、大笄・小笄と尾根伝いにまたまたシロヤシオ&トウゴクミツバツツジのデュエットも楽しめました。展望は、富士山などは無理で、ガスが晴れてやっと大室山のどっしりした姿がはっきり見えた程度でしたが、これから歩く尾根の緑地に紫の刺繍が施されているのが見えたのは感激でした。

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(大笄あたりから大室山へ続く尾根)

帰りのバスの混雑を嫌って、熊笹ノ峰から長者舎~東野というルートも少し考えたのですが、平日の東野のバスダイヤが頭に入っていなかったのと、今回は新しくできた犬越路の避難小屋を偵察したかったので、大笄小笄を越えて犬越路におります。尚、蛇足ですが犬越路から神ノ川に降りる登山道は、現在通行止めとなっておりますので、十分注意してください。

犬越路の避難小屋は大室山寄りの急斜面に建っていて、土砂崩れなどあったら大丈夫かな、と少し心配になりましたが、中を見たら、ああ、ここなら一度泊まってみたいな、と思わせる好い感じの避難小屋でした。以前はなかったトイレもきれいですし、なによりウッディな感じの内部がとてもいいです。水場がないのは玉に瑕ですが、十分な水を運び上げれば快適な一夜が過ごせそうです。

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(犬越路避難小屋内部の様子)

犬越路から用木沢出合の径は以前に登りにとったことがあったはずなのですが、ほとんど記憶が抜け落ちていて、こんな径だったっけと何度も首をかしげながら下っていきました。

用木沢出合から西丹沢自然教室へ時計を気にしながら車道歩き。バス停に着いたのはバス発車時刻の10分ほど前でしたが、まだバスは来ていませんでした。予想通りバス停には長蛇の列。とても平日とは思えません(笑)。この日は臨時が出るという話もあったみたいなのですが、100人以上の団体さんに2台貸切を出してしまった関係で、結局臨時便は無し。代わりに大型のバスがやってきました。

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(平日16時頃の西丹沢自然教室バス停)

悪運が強いのか、私は何とかぎりぎり座ることが出来て、「座れなかったら中川で下車して温泉」という非常プランを取らずに帰宅できました。しかし、平日でバスの座席を心配しなければならないとは、いやはやハイシーズンの丹沢は侮れませんねぇ。。。


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2008.02.14

【雪たっぷり…丹沢表尾根スノウハイク その2】 山バス情報78

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塔ノ岳の左に富士山が見える小平地で雪を踏み固めて、さてビニールシートを敷いてお昼御飯を食べようと思ったのですが、なんとビニールシートを家に置いてきてしまったようで、ザックのどこを探してもありません。仕方なくこれまで約10年間全く使わずにいた非常用のアルミ製サバイバルシートを出して広げてみました。

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これ、結構薄い割には断熱はしっかりしてくれて、さすがビバークに使えるだけあるなと感心しながらお昼をいただきました。目の前の塔ノ岳の山頂には尊仏山荘が見え、さらには頂上付近を行き来している登山者の姿もはっきりと視認できて、あそこじゃ落ち着かないだろうなぁ、なんて思っていたのですが、腹ごしらえを終えて実際に登ってみると、やはりというか、想像以上に人がたくさんいて、塔ノ岳山頂はこの雪の中ざっと50人ほど登山者がいました。お昼時ならともかく、もう13時半になろうとしているのに!です。

人の多さに半ば呆れながらも、ここからの展望は本当に素晴らしく、富士山はもちろん、南アは甲斐駒から聖まで見えておりました。逆光だったこともあって写真にはうまく収まらなかったのですが、肉眼ではっきりと各峰峰の名前を指さして言うことが出来るほどです。

空の青さも朝より好い感じになってきているし、展望は好いしで、もう少し長居してもよかったのですが、どうも人の多い山頂では落ち着かないのと、日の短い時期ということで、山頂は10分ほどの滞在で下山開始。

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金冷シへ降りる途中で滑ってしまって尻セードしたりしたこともあって、急降下の訓練所尾根(小丸尾根)はやめて、あまり気のすすまない大倉バカ尾根を降りることにしました。雪であの歩きにくい丸太もあまり気にならないのでは?と思ったのですが…やっぱり南向きの尾根です。急傾斜の斜面ではやはり雪が急に無くなったりして、そういうところはぬかるんで非常に歩きにくいです。

丹沢イチ人通りの多い尾根だけあって、その浸食ぶりは超一級(笑)。高度が下がって雪がないところを歩いていると、もうまさに泥沼の修行です。登山靴の傷みも他の尾根とは比べものにならないだろうなという感想。

長時間の歩行で疲れていたこともあって、堀山の家の他、花立山荘、見晴茶屋、大倉高原山の家でも小休止をしています。途中で一緒になった男性に「しかしイヤな下りだね~」としみじみ言われ、苦笑するしかなかったほど…。

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(大倉高原山の家より秦野市街を望む)

でもまぁ、ずいぶん久しぶりだし、懐かしい感じもあって、急いで降りる人にさっさと道を譲りながら、途中に何軒もある茶屋や小屋前で休憩しながらチンタラ下る分には、それほどヤな道でもありませんでした。

たどり着いた大倉のバス停は、話には聞いていましたが、きれいになったというか、すっかりソフィスティケートされちゃって、びっくりです。前に来たときは周囲の畑の風景の中にとけ込んでいたバス停だったのですが、いまやもう大倉バスターミナルですね。

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ちょうど発車間際にドンピシャで間に合って、もちろん、渋沢駅まではずっと立ったままでしたが、バスはともかく、そのあとの渋沢駅からの小田急線もずっと座れず、ここ数年そんな体験はほとんどしていなかったので、立ちっぱなしで電車に揺られ、手には缶ビールを持ったまま呑むことも出来ず(笑)、これは何かの間違いじゃないのかと思いながら帰途につきました。。。




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2008.02.12

【雪たっぷり…丹沢表尾根スノウハイク その1】 山バス情報78

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(三ノ塔にて)

【山行日】 2008年2月11日(祝)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
小田急線某駅 - 06:27 秦野

「バス」
秦野駅  06:35 - 06:57 蓑毛 (神奈中バス 260円)

「歩行」
蓑毛   07:10 - 08:10 ヤビツ峠 
ヤビツ峠 08:30 - 09:50 二ノ塔
二ノ塔  10:00 - 10:55 烏尾山
烏尾山 11:05 - 12:20 木ノ又小屋
木ノ又小屋 12:25 - 12:45 塔ノ岳手前の小平地
小平地  13:05 - 13:20 塔ノ岳
塔ノ岳  13:30 - 14:40 堀山の家
堀山ノ家 14:50 - 16:37 大倉バス停

「バス」
大倉 16:38 - 16:53 渋沢駅 (神奈中バス 200円)

「鉄道」
渋沢 17:03 - 小田急線某駅

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(三ノ塔からの富士)

山を始めてもうすぐ10年になるというのに、実はこれまで表尾根を歩いたことがありませんでした。

丹沢は私の住んでいるところからアプローチがよいのですが、よいゆえに何時でも行けるという考えがあり、そしてまた、いわゆる表丹沢は混む、というのが足がなかなか向かない理由でした。

2月に入り降り積もったであろう雪は結構な量だろうと思いましたので、マイナーコースはやめて、この超メジャーコースなら相当な積雪でもトレースがあり、ラッセルに苦しめられることもなかろうと、歩いてみることにしました。

ここ1、2週間の雪で、ヤビツ峠までバスは上がっていないだろうと、蓑毛行きの朝二番のバスに乗り込みます。オフシーズンの早朝のバスだというのに、何と席はほとんど埋まっています。乗客は全員登山者。終点の蓑毛まで途中下車する人は一人もいません。

蓑毛からヤビツ峠は、私が登山靴で登った最初の山、大山に行ったとき以来です。あれからもう十年近くの歳月が流れ、登山道は「こんなだったっけ?」というほど何も覚えていません。きっと初めての登山で緊張していたのでしょうね。

標高にして600mあたりから雪で少し歩きにくくなってきましたが、登りですしアイゼンをつけるほどでもなく、ヤビツ峠もすぐそこに鞍部が見えていたので、そのまま歩きます。

ヤビツ峠は、しかし、もう真っ白な銀世界。雪も結構積もっていて、ここでアイゼンを装着。ヤビツ峠バス停にはやはり積雪で蓑毛止まりのお知らせが張ってありますが、意外なことにタクシーが上がってきました。こんな積雪でも上がってきてくれるのですね~、これにはちょっとびっくり。

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アイゼンをつけたものの、岳ノ台への径はトレースがあまりなく時間がかかりそうだと引き返したり、6本爪は車道を歩くには、ちょっと歩きにくいので、結局4本爪に履き替えたり、と余計な時間を食ってしまい、ヤビツ峠で20分も停滞。

車道を歩き富士見山荘前のトイレに寄ってから、表尾根に入ります。さっそく結構な積雪。トレースがあるので、アイゼンさえあれば問題なく歩けますが、なければスノーシューでもない限り、ラッセルに苦しめられそうです。

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周囲の木がだんだんと展望を遮らなくなってきて、相模湾を見渡せるようになり、背後の大山が目の高さになってくるとやがて二ノ塔。…と突然姿を現す富士山。あぁ、なんて素敵な尾根なのでしょう。今まで一度も歩いていなかったなんて…。でも、ドカンというかゴロゴロというか、へんな音が聞こえるのはちょっとなぁ…

少し休んでから三ノ塔へ。ここも素晴らしい。富士山だけでなく南ア南部も見えています。この尾根は展望の尾根ですね。冬晴れの日にうってつけ。そしてこの日のように雪が深いと丹沢名物の丸太の歩きにくい道も丸太が隠れてくれます。風もなく好い日に来たのかも知れないと思いつつ歩いていくと…。え?あんなにしたまで下るの?というぐらいずいぶん下に烏尾山の小屋が見えます。

そして、どうみても塔ノ岳であろう、この尾根の一番の高みは遙か遠くです。塔ノ岳に11:30までに到着したらまだ行ったことのない丹沢山へと考えていたのですが、11:30どころか、お昼前に着くことさえこの積雪と私の足では絶望的。もう今日は塔ノ岳までで十分と、のんびり歩くことにしました。

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(三ノ塔からの表尾根:左下が烏尾山。中央に遠く塔ノ岳を望む)

三ノ塔からの下りは、凍結していたら神経を使うところでしょうが、この日は凍結はしていなかったので、それほど恐怖を感じることもなく下れました。せっかく稼いだ高度を一気に手放すのが少しもったいなくは感じましたが…

ずいぶん下った鞍部からの登り返しはそれほどきつくないのですが、雪の重みで笹が登山道に被さってところどころ歩きにくくなっています。烏尾山荘前のベンチでティータイム。昨晩尊仏山荘に泊まられた方とみやま山荘に宿泊された方のお話を立ち聞き(笑)。新築のみやま山荘は結構暖かかったようです。

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(烏尾山へ…)

行者ヶ岳のクサリ場はさすがにこの雪ではいやらしく、神経を使いました。木ノ又小屋で時間が時間だったので食事にしようかと思ったのですが、展望がイマイチで、チョコで空腹をしのぎ、塔ノ岳まで頑張ろうと出発。

しかし、塔ノ岳への登りが始まる手前に展望もよい小平地があったので、ここを勝手にゴン太の休ン場と命名して、お昼御飯にしました。考えてみれば山頂は人が大勢だし、何よりお腹がぺこぺこでした(笑)。


その2に続く

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2007.02.25

【黍殻山から袖平山北尾根】 山バス情報55

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(黍殻山手前より南アルプスを望む)

【山行日】2007年2月24日(土)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
小田急線某駅      - 05:40 新百合ヶ丘     (小田急線)
新百合ヶ丘    05:45 - 05:57 小田急多摩センター (小田急線)
京王多摩センター 06:01 - 06:10 橋本        (京王線)

「バス」
橋本  06:20 - 06:50 三ヶ木 (神奈中バス 420円)
三ヶ木 06:55 - 07:20 西野々 (神奈中バス 320円)

「歩行」
西野々  07:30 - 08:25 焼山登山口分岐手前の小平地
小平地  08:30 - 09:20 焼山
焼山   09:30 - 10:25 黍殻山下のベンチ(水場分岐)
水場分岐 10:35 - 11:35 姫次
姫次   12:05 - 12:20 袖平山
袖平山  12:25 - 13:15 944付近
944  13:25 - 14:15 登山道(林道)との合流点
合流点  14:25 - 14:50 東野バス停  

「バス」
東野 15:15 - 15:33 やまなみ温泉 (藤野町営バス 200円)

「温泉」
やまなみ温泉 15:40 - 16:25(入浴料 600円)

「バス」
やまなみ温泉 16:35 - 16:50 藤野駅 (神奈中バス 220円)

「鉄道」
藤野 17:13 - 17:32 高尾 (中央線)
高尾 17:43 - 京王線某駅  (京王線)


※上記バス時刻は実際の運行時間でダイヤとは若干異なります。



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今回は、まず、山バス情報から先に…。

上記写真の藤野町営バスですが、運転手さんのお話によれば、3月11日に相模原市と合併することにより、東野→やまなみ温泉の土日ダイヤが少し増便される見込みだとのことです。現在奥相模湖発17時台のバスが東野まで延伸されることになり、今までより登山者にとっては利用しやすいダイヤとなりそうです。

具体的なことは藤野町のHP相模原市のHP?)にて、近くアナウンスされることと思いますので、そちらの方でご確認いただきたいのですが、もし実現すれば、合併により登山者にとってはよい状況がもたらされることになります。

で、上記写真のライトバンバス本体ですが、合併を機に廃車となる見込みだそうで、この写真もそう言った意味で貴重なものとなりそう(笑)です。

この藤野町営バス、神奈中が藤野~月夜野路線から撤退した後、朝の便も含め登山者にとってはその格安な運賃とあいまって大変貴重な存在だったわけですが、なかなか利用者がいないようで、この日も私一人の貸切でした。相模原市になっても存続は確実なようですので、皆さんも是非ご利用ください♪

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登山道の状況は、この日歩いたのはいずれも北斜面だったわけですが、積雪はほとんどゼロでした。但し、蛭ヶ岳~檜洞丸のいわゆる丹沢主稜は遠目に見てはっきりと積雪があることがわかりました。

袖平山北尾根はエアリアには赤の破線もありませんが、尾根通しであり、ある程度山慣れた人で地形図とコンパスが使える方ならそれほど難しくありません。
ただ、944から主尾根を右にはずれて小尾根を降りる際は気をつけてください。丹沢によくある「急傾斜な小尾根に芸もなく真っ直ぐつけられた踏み跡」を降りるわけで、雨後や積雪のあるときなどはかなり厄介だろうなと思いました。


黍殻山避難小屋ですが、トイレもあり、天気のよい日であれば日当たりもよく、とても気分の好い場所です。ここ泊まりでの計画も練ってみようと思いました。

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藤野やまなみ温泉ですが、600円払う他は、ロッカーも靴箱もタダで、お湯もわりと好く、お奨めです。主食以外の菓子果物などの持ち込みもOK。この日は花粉落とし(笑)の為に連絡の好いバスを一本見送って入ったのですが、寄ってみてよかったです。

なお、藤野駅でみかけた東尾垂の湯のパンフレットによれば、こちらの温泉施設は無料送迎バスが藤野駅まで走っています。朝の便は山には使えそうもありませんが、夕方の便は(あまり便利ではないけれど:笑)使えなくありませんね。ただし、こちらは入場料850円(タオル・バスタオルセット付)。場所は奥牧野の近くの小津久バス停前です。

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(クリック拡大可能)

最後に…、この日登りは東海自然歩道をずっと辿ったわけですが、焼山を過ぎ右手にちらちらと南アが見えてみるものの、とうとう姫次まで、マトモな展望地点がありませんでした。で、姫次ではご覧の通り↓の「ガックリな」光景(笑)。黍殻山手前で不本意ながらもトップの写真をカメラに収めておいて好かったです…。

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(画面ほぼ中央に雲に隠された富士。 南アも消えていました 一時間前なら…)

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2006.04.16

【月夜野発長又行きバスで大室山茅ノ尾根】 山バス情報32

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(大室山茅ノ尾根上部のブナ林)

次の週末は用事があって、22日は天気が良くても山には行けないので、この週末は少々天気が悪くても出掛けようと思っていたところ、土曜の朝04:30、道志・山北の天気予報が曇りから晴れに転換。

以前から歩きたかった大室山の道志側尾根(茅の尾根)を登り、下りは県境尾根を降りてみました。

【山行日】2006年4月15日(土)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
小田急線某駅      - 05:40 新百合ヶ丘     (小田急線)
新百合ヶ丘    05:45 - 05:57 小田急多摩センター (小田急線)
京王多摩センター 06:01 - 06:10 橋本        (京王線)

「バス」
橋本       06:20 - 06:57 三ヶ木    (神奈中バス)
三ヶ木      07:00 - 07:35 月夜野    (神奈中バス)
月夜野      07:50 - 08:00 久保小学校  (富士急バス)

「徒歩」
久保吊り橋 08:10 - 09:00 久保分岐
久保分岐  09:10 - 10:05 1230m付近緩斜面
1230m付近 10:15 - 11:00 大室山
大室山   11:35 - 12:05 神の川ヒュッテ分岐
分岐    12:15 - 13:10 鐘撞山
鐘撞山   13:40 - 14:55 神の川キャンプ場
キャンプ場 15:00 - 15:55 神の川入口バス停

「バス」
神の川入口 16:16 - 16:58 三ヶ木  (神奈中バス)
三ヶ木   17:00 - 17:53 橋本   (神奈中バス)   

「鉄道」
橋本 18:01 -  京王線某駅  (京王線)

(注意)上記掲載のバス時刻は、渋滞などのため、公表されているバスダイヤの時刻とは異なっています。

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昨年のちょうど今頃乗った道志方面の月夜野発長又行きバスは健在で、祝日でない土曜であれば、現在も三ヶ木からの朝一本の月夜野行きと好い連絡をしてくれています。この日の長又行きは私の他にもう一人登山者が乗車していました。

バスに乗るときに、行き先を聞かれて答えておいたので、実際は久保小学校バス停ではなく、久保吊り橋のすぐ前で降ろしてもらえました。

帰りのバスは、これも夕方一本だけの月夜野発三ヶ木行き。こちらはkomadoさんのところで情報をいただきまして、4月1日よりダイヤが改正され、月夜野16:15発と以前より一時間繰り下がってくれているおかげで、山中では結構ノンビリ歩くことができました。ありがたいダイヤ変更です。

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(月夜野バス停 神奈中バス時刻表)

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(月夜野バス停 富士急バス時刻表)

登山道ですが、茅の尾根は踏み跡もかなり明瞭で、歩きやすい佳い径だと思います。山慣れた人であれば下りに使ってもほとんど問題ないと思います。

しかし、県境尾根は1200mあたりから、934小ピークへ向かう下りはかなりの悪路。道形が消えるわけではないのですが、なにしろ、急斜面なので、ザレがひどく、かなりの神経を使います。エアリア「丹沢」で見ても判りませんが、1/25000「大室山」で見れば一目瞭然で、ものすごい等高線の混み具合です。ここをほぼ一直線に下るのですから歩きやすいはずもなく、神の川ヒュッテ分岐から鐘撞山までコースタイムの40分で下れる人はよっぽど下りが得意な人でしょう(笑)。

そして、この県境尾根、キャンプ場に降りる最後の最後に登山道がものすごい崩壊をおこしていて、ゴール寸前で気が緩んだせいでしょうか、アホな私は足を滑らせてしまい、そのとき手にかなりの怪我を負ってしまいました。

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(県境尾根下部 新緑とミツバツツジ)

茅の尾根道、県境尾根道とも、赤破線のマイナールートだけあって、結局誰にも会わない静かな尾根歩きができましたが、県境尾根は途中、折花橋分岐の前で尾根をはずれてトラバース道になるなどわかりにくい点が多いことなどもあって、個人的にはお奨めはしません。ただ鐘撞山は本当に鐘があって撞くことができます。これがなんともいい音を出してくれるので、興味のある方はどうぞ(笑)。

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逆に茅の尾根は下部(900m以下)が植林ばかりという点を除けば、歩きやすくわかりやすいし、なにより上部のブナ林は秀逸です。新緑のころはさぞかし素晴らしいのではないかと思いました。もっと歩かれてよいコースです。

大室山山頂で会った方の話では、大室指からの道も結構しっかりしているとのことで、次回は大室指からの道に挑戦したいと思いました。大室山は西丹沢からのコースばかりガイドブックに載っていますが、道志側からのアプローチももっと紹介されていいと思います。

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(大室山山頂直下の樹氷)

ところで、この日、かなり冷え込んだようで、富士急バスに乗っているときから大室山の山頂に樹氷(霧氷?)が見えていたのですが、登り着いた11時でもまだ樹氷が残っていました。

☆ この山行のレポは こちら です。

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2006.02.06

【たまには西丹沢行きバス 不老山&ゆったり湯】 山バス情報25

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【山行日】 2006年2月5日(日)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
小田急線某駅 - 07:03 新松田 (小田急線)

「バス」
新松田 07:20 - 07:53 棚沢キャンプ場 (富士急湘南バス)

「歩行」
棚沢キャンプ場 08:05 - 09:05 600m付近小平地
600m付近小平地 09:15 - 10:40 不老山
不老山 10:45 - 11:20 世附峠
世附峠 11:25 - 11:35 樹下の二人
樹下の二人 12:40 - 15:00 ゆったり湯
ゆったり湯 16:09 - 16:20 駿河小山駅

「鉄道」
駿河小山 16:26 - 16:50 松田 (御殿場線)
新松田  17:04 - 小田急線某駅 (小田急線)


丹沢は、ずっとご無沙汰しておりました。近くて、いつでも行けるからと言うのもありますが、シーズン中はなにしろ混雑が半端じゃないですから...

とはいえ、さすがに朝一の西丹沢行きはこんな真冬のクソ寒い時期でも谷峨駅で空席はほぼなくなりました。やはりなんだかんだ言っても人気路線のようです。

今回、丹沢、というより不老山を訪れたのは、FYAMAでおなじみのs-okさんの著書、『誰も知らない丹沢』(風人社)で見た「樹下の二人」という場所にとても惹かれたからです。

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 (樹下の二人)


丹沢の日帰りできるような山はだいたい一回は登っているのですが、何故か不老山は何回か計画を立てたものの、まだ一回も行っていなかったし、なにより、椿丸~菰釣山という丹沢の秘境部分を眺めてみたかった。それに、神奈川(相模)から静岡(駿河)に抜けるというのもなかなかおもしろい。

不老山自体は、植林と林道がむやみやたらと多く、あまり好きになれない山でしたが、途中で何度か見かけた岩田さんお手製の案内は微笑ましかったし、富士の眺めが誠に素晴らしい。そして、「樹下の二人」は本当にいいところで、ここでお昼ご飯を食べている間はシアワセ~♪な気分でいっぱいになりました。

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最後は駿河小山駅のすぐそばにある健康福祉会館ふじみセンターの「ゆったり湯」でゆっくり暖まって、近くのコンビニで買っておいたビールで乾杯♪ 電車の時間に合わせて出てこられる(駅まで徒歩約10分)のがすごく好いです。そして、この「ゆったり湯」、なんと入浴料金は2時間までなら、町外者でもたったの300円。もちろん、大広間の休憩室も使ってのんびりくつろげる(食べ物飲み物持ち込み可!)ので、超オススメ♪です。

なお、「バスヲタ」なネタですが、駿河小山駅から平日夕方一本だけ片道走っている小山教会前行きのバス、やはり気になって途中で見かけたバス停の写真だけですが撮ってきました。

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それにしても、小山教会前まで夕方片道一本だけのバスって、いったい誰がどんな風に利用しているんでしょう? バスの復路は当然回送になるんでしょうが、利用している方って、出かけるときは歩きで、帰りだけバスに乗るんでしょうか...うーん...謎だ~。

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(オマケ:帰り道に自動販売機でみつけたリボンシトロン!懐かしい味がしました)

 あ、最後にわりと重要な情報 : 不老山にもハンターが入っています。ちょいとおはなししてみたら、登ってくるとき、あの尾根おもしろそうだな~、と思っていた「まさにその尾根」のあたりに入るんだと言っておられました。一般登山道以外を歩く方はお気をつけください。


 ☆この山行のレポはこちらです。

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