2009.10.20

【秋色に身を染めたくて…大菩薩丹波山道】 山バス情報104


Daibosatsu_tabayama128
(フルコンバ)

【山行日】 2009年10月18日(日)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿  05:18 - 06:13 高尾 (中央線各駅停車)
高尾  06:14 - 07:23 塩山 (中央線各駅停車)

「バス」
塩山駅 07:28 - 07:55 大菩薩峠登山口 (山梨貸切自動車 300円)

「乗合タクシー」
裂石 08:05 - 08:20 上日川峠 (甲州タクシー 600円)

「歩行」
上日川峠  08:25 - 08:45 福ちゃん荘
福ちゃん荘 08:50 - 09:35 大菩薩峠
大菩薩峠  09:50 - 10:30 フルコンバ
フルコンバ 10:40 - 11:30 ノーメダワ
ノーメダワ 12:00 - 12:40 追分
追分    12:50 - 13:50 藤タワ
藤タワ   14:00 - 15:15 のめこい湯

「温泉」
のめこい湯 15:15 - 16:10 (村外大人 600円/3時間)

「バス」
丹波山温泉 16:35 - 17:22 奥多摩駅 (西東京バス 980円)

「鉄道」
奥多摩 17:40 - 18:18 青梅  (青梅線)
青梅  18:19 - 18:47 立川  (青梅線)
立川  18:52 - 19:28 新宿  (中央線快速)

Daibosatsu_tabayama117
(荷渡し場の先で)

もうそろそろ、いい加減にリハビリを抜け出したい。とはいえ、まだ自分の足に自信が持てない…。そんな中、紅葉の見頃との兼ね合いで考え出したのが、上日川峠までのバス(または乗合タクシー)を利用しての大菩薩丹波山道です。
さすがに三年前牛の寝通りを歩いたときのように、裂石から歩くことは毛頭考えず、甲斐大和駅からのバスか、裂石からの乗合タクシーで楽をしようという魂胆です。もっとも今の足の状態では、裂石から歩いたら山中で日が暮れてしまうでしょうから、これが精一杯の選択です。

尚、この上日川行きは甲斐大和発のバスも裂石発の乗合タクシーも11月最終日曜日までの土休日のみ運行ですので、ご利用に当たっては十分ご注意ください。

幸い朝早く目が覚めてくれたので、甲斐大和発より30分以上早く上日川峠に上がれる塩山ルートで行くことにしました。こちらの方が100円だけですが安いですし、座れる確率も高いですから、高尾発06:14の松本行きを捕まえられる方にはこちらがお奨めです。

Daibosatsu_tabayama7


乗合タクシーはどんな感じかな~と思っていたのですが、9人乗りのライトバンなのですね。この日は裂石に二台待機していました。
色づいた木々をぼんやり眺めているうちに上日川峠に08:20前に到着。裂石から歩いていれば、まだ千石茶屋あたりにいる時間です。600円で高度もかなり稼いでくれますし、本当に楽ちん。まるで魔法のようです。

ロッヂ長兵衛前で柔軟をしてから、福ちゃん荘へ。いつも通り車道の左手を通る土の道を行きます。ほんのり色づいた広葉樹の森を上がっていくと福ちゃん荘。ベンチ前の赤いモミジが綺麗です。福ちゃん荘前で一息いれてから、車が通れるほどの幅広い道を行くと富士見平から富士山が綺麗に見えました。沢の右手に伸びる大菩薩峠への道をエイコラと登っていき、介山荘の発電機の音が聞こえてくると大菩薩峠。ここは天気のいいときに来ると本当に気持ちが好い。今日も南アルプスが甲斐駒から聖まで総て丸見えでゴキゲンです。

Daibosatsu_tabayama54


お結びをひとつお腹にいれて、いよいよ丹波山道へ向かいます。初めて歩く道ですが、多くの登山者が裂石へ周回するせいか、こちらはとても静か。後ろから追い立てられることもなく、これまで人通りの多い登山道ばかり歩いてきた身には少し寂しいぐらいの感じです。

紅葉はあまり期待していなかったのですが、思いの外好かったです。特に1500m以上はちょうど見頃だったのではないでしょうか。荷渡し場からフルコンバのあたりが一番美しく感じました。

フルコンバは周囲の開けた気持ちの好い場所。時間によってはここでお昼でも好いのでしょうが、まだ10時半前なので、一休みしたら、右に小菅への径を分けて、やや登り気味の道を進みます。この先、追分まで右に小菅へ降りる径を何度も分けますが、尾根からつかず離れずの道を選んでいけば、そう難しくないと思います(分岐には小さな道標が必ずあります)。

フルコンバから高度を少しずつ落としながら、紅葉を楽しみつつ、一時間ほど進むと、ノーメダワです。ここも、フルコンバ同様北側が開けていて気持ちの好い場所です。お昼にはまだ三十分ほどありますが、お腹も空いてきたし、何よりこの開放的な雰囲気がお昼御飯にぴったりな気がして、ノーメダワで大休止としました。

ノーメダワからは、今倉山(サカリ山)の南面を巻く巻き道で、ドングリや栗のイガから栗の実が覗いていたりの楽しい秋の山道で、ほとんどアップダウンもなく、コースタイム一時間のところを40分弱で歩けてしまいました。トタンの小屋掛けと炭窯の蹟を見るとやがて尾根を乗越す場所に出ますが、そこが追分です。ここも北側の展望がひらけて、雲取から唐松尾あたりでしょうか奥秩父の主稜が居並びます。ベンチがあったのでしばしまた休憩。休んでいるとドングリがボトボトと凄い音を立てて落ちてきて、これが脳天を直撃したらかなり痛そうだな、と真剣に思いました。

Daibosatsu_tabayama204
(追分より奥秩父主稜を望む)

追分から高度をどんどん落としていくのですが、このあたりから、おやおや膝のあたりがあやしい感じになってきました。場所は例によって長期間山行きをサボっていると痛む膝の裏で、故障箇所ではない為、それほど心配要らないのですが、まだ一時間以上の歩きを残しているので、やや不安です。

ああ、ちょっとヤバイかも~という感じで、一時間ほどで藤タワに到着。ベンチがあったので休んでいると、ランナーが一人追い抜いていきました。フルコンバの手前で人にあって以来でしたから、このコースはやはり比較的マイナーなようですね。

膝の裏はそれほど痛いというわけでもないのですが、そろそろ悲鳴を上げそうな感じでしたので、だましだまし恐る恐る右手に見える車道へ降り、ゆっくり下っていったのですが、やはりまだ膝周りの筋肉が出来ていないのでしょう、のめこい湯に下る頃は足をやや引きずり気味でした。

丹波山温泉(のめこい湯)は、これで三度目でしょうか。でも随分久しぶり。もう十年ぶりぐらいかも。しかし、ここ、いつ来てもいいお湯だと感じます。ぬるつき具合といい、硫黄臭といい、温泉らしい温泉で、ゆっくり暖まって、ヱビスのロング缶で乾杯。久々に長いコースを歩いたのと朝早かったので、たちまちいい気分になってしまいました。

Daibosatsu_tabayama237


いい気分になったところで、バスの時間も近づいてきたので温泉を出ようとすると、入れ替わりに大きなザックを背負った団体さんが…。テントで奥秩父を縦走してきたのでしょうか。自分がテントを担げるようになるのは来年の夏あたりかな~、でもホントに担げるようになるんだろうか、などと、彼らの若さに羨望を抱きつつ、夕暮れ近づく丹波山温泉バス停で奥多摩行きのバスを待ちました。

| | コメント (16)

2009.05.03

【新緑の聖尾根からアカヤシオ咲く熊倉山へ】 山バス情報97

Hijiri_one214
(城山コースにて)

【山行日】 2009年4月29日(祝)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿  05:19 - 05:28 池袋   (山手線)
池袋  05:38 - 06:07 所沢   (西武池袋線 快速)
所沢  06:11 - 07:07 西武秩父 (レッドアローちちぶ61号)
御花畑 07:22 - 07:43 三峰口  (秩父鉄道)

「歩行」
三峰口駅   08:00 - 08:55  聖岩東鞍部
725東鞍部 09:10 - 10:20 1000m付近
1000m  10:30 - 12:20 三門の広場
三門の広場  12:55 - 13:05 熊倉山
熊倉山    13:10 - 15:10 城山
城山     15:25 - 16:30 白久駅


「鉄道」
白久   17:03 - 17:20 御花畑 (秩父鉄道)
西武秩父 17:33 - 18:26 飯能  (西武秩父線)
飯能   18:28 - 19:24 池袋  (西武池袋線)
池袋   19:35 - 19:40 新宿  (埼京線)

Hijiri_one53
(聖尾根にて)

熊倉山には、以前にも何度かアカヤシオの花見に訪れていたのですが、いずれも登りは城山コースで下りも一般登山道とバリエーション・ルートの経験はありませんでした。

聖尾根は以前から登ってみたいとは思っていたのですが、松浦さんの『バリエーションルートを楽しむ―花・巨樹・滝・眺望 魅力の100コース (新ハイキング選書)』が出て詳細な案内もあるし、そろそろ挑戦しないと、という感じで今回思い切って敢行に踏み切った次第です。

朝一番の電車で池袋05:38発の快速飯能行きに乗り込みます。このまま飯能まで行って各駅停車の西武秩父行きですと、御花畑で数分前に出る秩父鉄道の三峰口行きに間に合いません。そんなわけで今回は所沢でレッドアロー(特急料金510円)に7年ぶりに乗り換え、御花畑07:22発の三峰口行きを捕まえます。三峰口の駅には8時前の到着。

今回レッドアローを奮発して気づいたのですが、三峰口の駅から出る秩父湖行き07:48のバスや小鹿野役場行きの07:50の町営バスにも間に合うことがわかり、そのことも収穫でした。

聖尾根の取付は、前掲書『バリエーションルートを楽しむ』にあるとおりで、特に付け加えることもありませんが、尾根に上がる前、「前方に小滝を見て左岸(向かって右)に渡る」箇所や「涸れ沢を離れ左後方の山道」へ登る箇所などは、踏み跡が薄く錯綜していますから、赤テープのマーキングに留意し、コンパスや地形図を使って的確な地形判断をする必要があります。

570m付近の山の神の祠を見てからは、ずっと尾根通しですから迷うことはないと思いますが、725m峰(聖山)の東鞍部へ上がる直前、左手に地形図の破線路の名残のようなかすかな踏み跡がありました。私は松浦本通りに行き、この踏み跡は辿ってみませんでしたので、地形図通り750m圏峰の東側に出られるかどうかは不明です。

725m峰の東鞍部にはこの先の802m峰にあるのと同じ三峰口を指す赤いプレートがあります。松浦本の写真にある聖宮の祠を見に行ったところ、落石によるものでしょうか、倒潰していたのがショックでした。

祠から戻ってきて、750m峰への登りはかなりの急坂。虎ロープもありますがかなり古いモノで、これに頼らず急斜面を登り切り、802m峰へ。松浦本のとおり直進ではなく右へ南下。そのあと長い急な登りでかなり絞られますが、途中、ヒトリシズカ、それにイワウチワやカタクリに出会えたりで、カタクリはもう終わっているだろうと期待していなかっただけに嬉しい僥倖でした。1000m付近でやっと傾斜が緩み、少し進んだところで小休止。

Hijiri_one73


1020m付近の岩場は直登もできるようですが、私は右手にある巻き径から支尾根経由で主尾根に戻りました。この支尾根下部にも「三峰口→」の手製の指導標があったりしますが、一度も登りにとったことがない人が聖尾根を下るのは、無謀としか言いようがなく、一度登りにとった人であっても的確な地形判断能力が必須、というのが、初めてこの尾根を登った私の感想です。

1165で県造林のプレートを見てしばらくでやっとアカヤシオがお目見えです。盛りを過ぎた感じですが、やはりこの色は何度見ても好いものです。聖尾根は上部まで植林があり、アカヤシオも植林の合間に咲いている感じで、どうも青空をバックにした好い写真が撮れません。しかし1307m近辺まで上がると花付は今ひとつですが佳い色のアカヤシオに出会うことが出来ました。

最後のアカヤシオ帯から5分ほどで谷津川からの一般道と合流。合流点には聖尾根に入り込まないようロープが張ってあります。朝8時から歩き出したのですが、もうお昼を回ってしまい、腹が減ってフラフラしながら一般登山道を歩いていたところで、komadoさんとバッタリ♪。頂上は本日山開きのイベントでものすごい人との情報をいただき、お昼御飯は頂上直下の三門の広場でゆっくりとりました。

お昼御飯を食べていると、komadoさんのお知り合いの方々から声を掛けていただいたりと今日は本当にいろいろな人に出会います。

ちょっとのんびりしすぎたな、という感じで遅ればせながら1時過ぎに山頂に上がってみると、お一人男性が居るだけで、ここが一時間前まで大賑わいだったのが嘘のようです。ほとんど素通りして、下りは一般登山道である城山コースを下ります。

Hijiri_one218


城山コースではアカヤシオの他、ちょいと寄り道したところでヒカゲさんにも出会えたりとなかなか好かったです。アカヤシオもこちらの方が好い写真が撮れて、良い気分です。しかししかし、久々の超ロングコース。熊倉山は何処から登っても毎回「絞られたなぁ」との感想を抱きますが、この日はかなりへろへろ。にもかかわらず、大して標高差もないし、林道歩きは味気ない、なんて生意気なことを呟きながら、城山(648m)へ足を踏み入れてしまいました。

たいしたことないだろう、と高を括っていたのですが、これがさにあらず、疲れた足には結構堪えるアップダウンがあって、途中「よしときゃよかった」と何度も後悔。しかし、ここで見た新緑は聖尾根以上に美しいもえぎ色で、これだけは本当に素晴らしいものでした。

Hijiri_one237


ようやく里に出て、線路沿いを歩いていると、ちょうど池袋行き直通とすれちがったので、白久駅前の酒屋でのんびりビールなど買い込んでいたら、白久駅では10数分後の16:26の上り電車が行ってしまった直後(笑)。白久駅で30分待ちとなってしまいました。


| | コメント (10)

2009.04.12

【3年連続で達沢山からももの里温泉へ】 山バス情報96

Momonosato90

【山行日】 2009年4月11日(土)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
小田急線某駅 - 05:30 登戸 (小田急線)
登戸  05:34 - 06:01 立川 (南武線)
立川  06:04 - 06:15 八王子 (中央線)
八王子 06:35 - 08:03 石和温泉 (中央線)

「バス」
石和温泉駅入口 08:29 - 08:55 立沢 (富士急バス 610円)

「歩行」
立沢バス停 09:00 - 10:05 林道終点
林道終点  10:15 - 10:50 達沢山
達沢山   11:20 - 12:50 旭山(842m峰)
旭山    13:00 - 14:10 ももの里温泉

「温泉」
ももの里温泉 14:10 - 16:10 (600円/3時間)

「歩行」
ももの里温泉 16:10 - 16:45 中央道甲斐一宮バス停

「高速バス」
中央道甲斐一宮 17:05 - 19:20 新宿 (1700円)


Momonosato105


今度ばかりは、このまま山歩きをやめてしまうのではないか、ひょっとしてこのサイトも閉鎖かも、というぐらい、山に行く気が起こらず、自分でもどうなってしまうのか些か心配になってしまいましたが、やはりこう暖かくなって桜の散るのを見ているうち、桃の花が見たい気持ちがどこからともなく湧き出でて来るのでした。

しばらく山を歩いていなかったので、達沢山のようなロングコースはやめておいた方がいいかとも考えたのですが、はじめて達沢山を訪れた立沢からの一般コースなら、標高差もずいぶん少なくなるし、ゆっくり歩けば何とかなりそうです。

そんなわけで、好天予報のもと混雑を予想して登戸から南武線回りで八王子発06:35の松本行きに乗り込んだのですが、これが拍子抜けするほど空いていて、まるで平日のようでした。勝沼ぶどう郷の駅で南アルプスの麗姿を望み、塩山から先は桃畑の中を走り抜け、石和温泉駅には8時過ぎの到着。すっかり御機嫌で久々の山旅がスタートしました。

石和温泉駅では偶然↓のような温泉送迎無料バスが走っていることを発見。これは帰りの高速バスが予約できなければ使ってみようと思っていたのですが、予約できて、温泉でのんびりしてしまったうえ、ももの里温泉には今まであった町営バスの停留所しか見当たらず、時刻表も以前のまま。ももの里温泉のどのあたりから発着しているのか未確認に終わってしまいました。ただ、このバス、日曜日は走っていないのが残念なところです。

Momonosato3


右手に南アルプスを眺めながら、石和温泉駅入口バス停までのんびり歩きます。08:29発のバスは例によって遅れてきましたが、この日は私の他に4人のハイカーがこのバスに乗り、3人が立沢で下車しました。

Momonosato10
(こちらは桜:立沢バス停近くにて)

立沢バス停から少し戻ったところに達沢山の標識があり、大きな桜の木があってちょうど満開。しばらく採石場のトラックが通る埃っぽい道を歩きますが、すぐに登山道になります。と言ってもこれが長い長い林道歩きで、林道は標高1000m以上のところまで、時間にして約一時間ほど続きます。迷う心配はありませんが、やはり退屈です。まぁ、これまで山をサボっていた罰だと観念してえっちらおっちらとゆっくり登ることにしました。

それにしても今日は暑い。陽差しは夏の陽差しのようで、舗装道路だと余計暑く感じます。以前に歩いたことがあるのでわかってはいたけれど、やっぱり長い林道歩きで疲れ、林道終点ではアクエリアスを一本飲み干してしまいました。

林道終点からようやく土の道を歩きますが、植林が多くなかなか尾根に出ないので先が見えないのが難点。とはいえ、終点から45分ほどで達沢山山頂に到着。前二回は4時間かかってますから2時間かからずに登れるこのコースは格段に楽ちんです。

山頂からは珍しく南アルプスが見えています。春霞などでこの時期この場所から南アが望めたことはこれまでありませんでした。甲斐駒から北岳農鳥岳とはっきり区別できるほどで、おにぎりを頬ばりながらゆっくり白き峰峰の展望を楽しみました。

Momonosato32
(達沢山山頂より南アルプス)


下山は三年連続西尾根(旭山経由)で ももの里温泉へ。去年は間違えてしまったこともあり、今年は注意深く進みましたが、やはり一年も経つと人間の記憶というのはあてにならないもので、途中こんな所があったっけ?と思う箇所も何カ所かありました。幸い今回はコースを間違えることもなく無事 ももの里温泉へ降りましたが、1145m峰から下は依然として藪っぽく、やはりコンパスと地形図を使ったRF力が必要な箇所が数ヶ所あります。達沢山の西尾根ルートは、山頂からももの里温泉まで道標のたぐいは全く無きに等しい状態ですので、一般登山道とは異なる点、ご承知おきください。

旭山(842m峰)は青いプレートに続き木製の小さな標識までなくなってしまったようで、初めてこのコースをコンパス片手に歩いたとき、旭山の山頂で青い文字のプレートを見付けてホッとしたと同時にこの上ない充実感を得た記憶があるだけに、現状は非常に残念です。注意していないと、ここが地形図の旭山とは気づかずに通り過ぎてしまいそうです。

旭山という行政の標識がある809.5mの三角点峰を過ぎ、藪っぽい径を下っていくと眼下にはっきりと桃色の絨毯が見え、これからあの中に降りていくのだと思うと毎年のことながらわくわくします。蚕影山からは立木が一部伐採されて眼下のピンクの絨毯が望めるようになっていましたが、やはり山頂付近は藪っぽく、虫も五月蠅いので長居せず下ります。

Momonosato82
(蚕影山からピンクの絨毯を見下ろす)

相変わらず藪だらけの登山口にある鹿柵をくぐれば、目の前には満開の桃の花畑が広がっています。ああ、今年もやっぱり来てよかったと桃の花を写真に収め、携帯で高速バスの予約をしてから、ももの里温泉へ。

明日は休みだしということで、お風呂に一時間、湯上がりビール+ソースカツ丼に一時間とゆったりしてから、桃の花を撮りながらのんびりと高速バス停へ向かいました。いつもは甲斐一宮から一人か二人ぐらいしか乗らないのですが、この日はこのバス停だけで7,8人はいたでしょうか。桃の花シーズンとはいえ、ちょっとびっくりしました。

高速バスはいつもだと小仏のあたりで多少渋滞するぐらいなのですが、この日は上野原の手前から小仏まで大渋滞。やっぱり高速料金値下げの影響なのでしょうか。到着予定時刻を30分以上超過しての新宿到着でした。

| | コメント (13)

2008.12.21

【展望も佳い藪山 扇山から滑沢山】 山バス情報92

Ougi_namesawa69
(扇山手前の展望地点より南ア)

【山行日】 2008年12月20日(土)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿  05:18 - 06:13 高尾 (中央線各駅停車)
高尾  06:14 - 07:23 塩山 (中央線各駅停車)

「バス」
塩山  07:37 - 07:50 塩山市民体育館 (甲州市営バス 300円)

「歩行」
塩山ふれあいの森総合公園(塩山市民体育館) 
  08:00 - 08:40 752m峰
752m峰  08:50 - 10:00 扇山
扇山   10:10 - 11:05 越道峠(こいどとうげ)
越道峠  11:15 - 12:20 1250m峰
1250m峰 12:45 - 13:55 坂脇峠 
坂脇峠  14:00 - 15:20 笛吹の湯バス停

「バス」
笛吹の湯 15:27 - 16:12 山梨市駅 (山梨市営バス 500円)

「鉄道」
山梨市 16:26 - 17:43 高尾 (中央線各駅停車)
高尾  17:58 - 18:41 新宿 (中央特快)

Ougi_namesawa122
(960m圏峰より)


ちょうど一年ほど前の小楢山のときにも乗った甲州市民バス松里線(休日と年末年始運休)。このときの記事のコメント欄でも指摘しておいたように、このバス、塩山市民体育館という停留所で降りると、そこはもう滑沢山~扇山の尾根のほぼ末端ちかくです。

甲州市民バスは最近300円に値上げされたとはいえ、私のような単独屋の場合、やはりタクシーで行くよりは、はるかに割安。今回も例によって松浦本『静かなる尾根歩き』の逆コースをとることにより、タクシーを全く使わず、18きっぷを使って(笑)超格安の山行をしてきました。

ただし、今回のこのコースも、例によって指導標のたぐいは一切無く、マーキングもほとんどありません。松浦本では☆ひとつになっていますが、私が歩いてみた感じでは☆ふたつは必要(笑)な、適確な読図力と地形判断力が必要なコースですので、一般登山道以外歩いたことのない方は安易に入りこまない方が賢明です。

塩山ふれあいの森総合公園にはトイレの他、清涼飲料水の自販機などもあり、取り付きさえわかれば、一貫して登り基調になるとはいえ、こちらからのアプローチも悪くはありません。してその取り付きなのですが、「510mからの山腹道」というのがよくわからなかったため、私は目の前の尾根に適当に這い上がり、610m付近から尾根筋についたわずかな踏み跡をたどって752mへ到達しました。

Ougi_namesawa38
(820m圏峰が三つ並ぶあたり…落ち葉ふかふか)

752m地点から820m圏峰が三つ並ぶところまでも、まぁまぁの踏み跡がありますが、頼りないものです。820m圏峰が三つ並ぶあたりは雑木が美しく落ち葉ふかふかのところも多い、気持ちのよいところですが、登りにとったとき間違えやすいのは、やはり三つ目の820m圏峰を過ぎて810に向かうところでしょう。東に伸びる尾根に引きこまれやすいので、左手に注意して青ヒモのマーキングに従い磁北方向に伸びる尾根へ進みます。明るい落ち葉道で左手に地形図にもある貯水池が見えれば正解です。

やがて左手に大きく展望がひらける伐採地に出ます。目の前に堂々とした小楢山、右には乾徳山が印象的です。そして左手を見れば南アルプスがほぼ全山、白銀に輝いて、これには思わず頬がゆるみます(↑トップ写真)。

Ougi_namesawa47
(展望地から乾徳山と烏ノ尾根)

展望地をあとにして尾根を北東に辿り急登をこなすと扇山の静かな山頂。三角点と「扇山登頂記念」の小さな棒杭。このぐらいの慎ましい山名標識がよく似合う好ピークでしばし休憩。

扇山からいったん下って登り返したあと、次の鞍部に地形図に峠道が破線で記されているのですが、コレと判るような道は見つかりませんでした。次の960m圏峰では、富士山がよく見えて、このコースは藪山にしては展望のコースでもあるという気がします。

御料局三角点を過ぎ、赤い標石がある1002メートル峰は落ち葉ふかふかの気持ちのよいピーク。ここで少し休もうかとも考えたのですが、この先にあるという転げ落ちそうな急坂を無事下ってからにしようと、先に進みます。

防火帯となって道筋は明瞭ですが、松浦本記載通り、この急坂は、それこそ尾根がつながっているとはとても思えないほど真っ逆さまに下ります。地形図もちょうど継ぎ目に当たる部分なので判りにくいのですが、地形図の等高線の混み具合からは想像も付かないような角度で下ります。
無事下った鞍部の越道峠(こいどとうげ)は薄暗いので、少し登り返した陽の当たる場所で休憩をとりました。

このコース、ちょうど地形図の継ぎ目にあたるところが明確な防火帯となっているので、このあたりは地形判断力はさほど必要ではありませんが、送電鉄塔へ向かう際に微妙に送電線の巡視路が交差したりもしますので、防火帯をたどって行くようにした方が迷わずに済むと思います。

Ougi_namesawa161
(防火帯を送電鉄塔へと辿る…)

展望も楽しみながら、明るくひらけた防火帯の道を鉄塔までいくと、次の鉄塔への指標「一七七号へ至る」に従って進みます。お腹も減ってきたので、次の鉄塔には寄らず、薄暗い巻き道をとり、方角を北に変えて1250mのピークに立ちました。展望は樹の間からちらほらですが、きれいな青空の下、乾徳や小楢、南アの白い山塊を眺めながら、誰も来ない静かな頂での昼食は気分がよいものです。

1250m峰をあとにして次のピークに上がると再び送電線越しですが富士山が見えます。その次の豆粒のような1250m圏峰から東南に防火帯が下っていますが、これを右に分けて再び北に向かわないと、滑沢山へは行けません。ここらへんは的確な地形判断が出来ないと、マーキングもある防火帯への道に入りかねません。しつこいようですが、地形図とコンパス、それにこのふたつを扱うスキルが必要です。


Ougi_namesawa191
(滑沢山への登りで…)

尾根伝いに雑木のきれいな林を抜けていくとやがて滑沢山(1291.7m三角点峰)。三角点と小さな山名標がひとつ。展望は木々に遮られていますが、展望がない方がかえってその寂峰独特の好さが増すようにも感じます。

滑沢山を後に1290m圏峰が三つ続く箇所を経て大きく進路を東に変えるところ、ここが松浦本を逆コースに歩いたとき一番難しいところかも知れません。藪がちであるうえ、三つのピークがあまりはっきりせず、踏み跡は北西に延びる細長い尾根の方向にもついています。進路を変えて下るべき地点にはマーキングはひとつもありませんし、ひとつ手前のピークから東南東に延びる尾根は方向がよく似ています。遠くに見える坂脇峠を通る舗装道路の位置や尾根の落ち込み具合、そしてコンパスでの正確な計測などで1242へ向かう尾根を割り出す必要があります。

無事尾根をたどって1242へ最後の登りをこなした後は、ゆっくりと未舗装の林道に降りるまで尾根上の踏み跡を忠実に辿るだけ。未舗装の道から坂脇峠のある車道まではほんの1,2分です。

この日も山中では誰にも会わず、坂脇峠着は13:55。15時のバスに間に合うか微妙だったため、鈴庫山への登り口を確認せずに、小屋敷方面へ下ってしまいました。温泉もあるので時間つぶしもできるし16時にもバスがあるのだから慌てる必要もなかったのですが…。

小屋敷の集落はその名の名残とも思える古い廃屋などがあり、集落下部にはまだ住んでいる方もおられ、なかなか興味深い集落でした。

Ougi_namesawa221
(小屋敷最奥の土塀民家)

笛吹の湯にはバス発車の5分ほど前に到着できたので、温泉には寄らずにバスに揺られて山梨市駅へ向かうことに。。。その数分の間に、地元の方に温泉上がりに声をかけていただいたうえ、頂き物まで賜ってしまい、今回もまた表情がすっかり弛んで帰途についたのでした。。。

| | コメント (4)

2008.12.03

【岩崎山・雲母山から京戸山・カヤノキビラノ頭 その2】

Iwasaki_ummo168
(カヤノキビラノ頭より望む富士山)

三角点のある雲母山には岩崎山で見たのと同じ様な山名標があって、少し薄暗い雰囲気ですが、今日の難所(?)をこなして一区切りつけるには好い場所なので、ここで休憩をとります。
時刻は11時を少し回ったところ。予定より少し早く着くことが出来ましたが、ここから尾根伝いに京戸山の稜線に上がるには、この空腹ではちょっときつそうなので、パンを少しと水分を補給しておきます。途中からは4月に歩いたコースと合流するので、勝手はわかっています。

再び肩に戻って南に延びる明瞭な踏み跡を降りていくとちょうど鞍部で林道と交差し、林道の対面に尾根の入口が見つかり、たどっていくとまもなくで左手に大きく展望がひらけ、しばらくで大きな林道と交差。4月に見た「京戸山系達沢山ナットウ箱山登山道」と表示のある登山口があります。

ここからは一般登山道らしく、尾根の痩せたところにはロープが丁寧に張られていたり、急坂は直登せずに切り返して登ったりと至れり尽くせりです。それでも毎度のことながら、稜線直下は少し絞られて、稜線に出たときには「ああ早くメシにしよう」とナットウ箱山の表示のある三角点には見向きもせず、1439のピークに直行して、シートを広げてしまいました。

1439のピークはさして展望も好くなく、今日はぱっとしないピークでばかり休憩とってるな~なんて独り言を謂いながらおにぎりを頬ばります。やはり天気の好い日にお山で食べると何でも美味しく感じてしまい、ああ今日も出掛けてきてよかったなぁ、と思います。

Iwasaki_ummo135_3

昼食後、カヤノキビラノ頭へと向かいます。京戸山からカヤノキビラは初めてなのですが、これがこの日最高に好い尾根歩きでした。ブナ・ミズナラの美しい自然林で落ち葉もザクザク。あまりアップダウンもないので本当にリラックスしてのんびり歩けます。もう落葉していましたが、次回は葉のある時期に歩きたいな~とそんなことを思いながらニコニコして歩いていきました。

1487に行く前に尾根が分岐するところで南に入り込まないように注意しなきゃなぁ、と思っていたのですが、分岐点にはマーキングがしっかりあって、難なく東進できます(…でも逆に少し気になってしまいました。あの尾根を南に辿って1248.2の三角点へ行くコースって結構面白そうです。)

Iwasaki_ummo148


美林がずっと続き、尾根が痩せて少し歩きにくいところを過ぎると、やがてカヤノキビラの頭。ここは2006年の正月に来たことがあり、立派な指導標もあります。カヤノキビラから笹子峠はそのとき歩いていますのでもうあまり心配はありません。

カヤノキビラノ頭からは逆光ですが富士山がきれいに見えていました。ベンチもあり紅茶を飲みながらのんびり休憩。

カヤノキビラの少し先で左手に今日辿ってきた尾根がずっと見えて、結構歩いたなぁと感慨を抱きつつ尾根を辿ります。一度歩いたことがある尾根でもやはり記憶があやふやなところもありますが、中尾根の頭(1278のピークに「中尾根ノ頭」という立派な標識が設置されていますが、あれはたぶん間違い:その手前の1280m圏峰が中尾根と登山地図にも記されている尾根のピークなので、こちらが中尾根の頭ではないかと思います)にある中尾根への踏み跡を分けて北進、1278のピークで北東に向かって笹子峠へと降りてゆきます。

日が傾き、北面となった斜面を降りていくと峠を吹き抜ける風がいっそう冷たく感じて、手が少しかじかみます。笹子峠で少し足を休めて、笹子隧道へ降りると車で上がってきた観光客らしき人と会い、ああ、そういえば、今日は山中では誰とも会わなかったナと気づきました(笑)。

Iwasaki_ummo180
(笹子隧道)

笹子駅まで2時間近い車道歩きは面倒だなぁ、笹子隧道でタクシーを待たせておけるような身分になってみたいものだ、それにしても笹子隧道から笹子駅ってタクシー代いくらぐらいかかるんだろう。。。などとつまらないことを考えながら車道をとぼとぼ歩いていくと車に何台か抜かれて、とほほと思っていたところ、矢立の杉への遊歩道がみつかったので、これをたどってみることに。。。これが、結構しっかり整備されて思いのほか歩きやすく、矢立の杉の先でも遊歩道が見つかって、峠から新田下のバス停まで一時間かかりませんでした。

残念ながら新田下のバスは20分ほど前に行ったばかりでしたが、追分のコンビニでお酒を仕入れたかったし、笹子駅まではのんびり歩くことにしました。追分のコンビニでは笹一のお酒も見つかったし、暖かいカレー饅も手にしてとっぷり日の暮れた笹子駅で美酒に酔いながら上り電車を待ちました。




その1に戻る

| | コメント (2)

2008.12.02

【岩崎山・雲母山から京戸山・カヤノキビラノ頭 その1】

Iwasaki_ummo86
(岩崎山の先より南ア)


【山行日】 2008年11月30日(日)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿  05:18 - 06:13 高尾   (中央線各駅停車)
高尾  06:14 - 07:12 甲斐大和 (中央線各駅停車)

「歩行」
甲斐大和駅  07:20 - 07:50 取り付き
取り付き   07:55 - 08:55 NHK中継局の上
NHK      09:05 - 10:00 岩崎山
岩崎山    10:10 - 11:05 雲母山
雲母山    11:15 - 12:25 1439mピーク
1439m  12:50 - 13:35 カヤノキビラノ頭
カヤノキビラ 13:45 - 14:55 笹子峠
笹子峠    15:05 - 16:00 新田下バス停
新田下    16:10 - 16:50 笹子駅


「鉄道」
笹子  17:06 - 18:21 高尾  (中央線各駅停車)
高尾  18:35 - 京王線某駅  (京王線)


Iwasaki_ummo30
(石祠の手前:まだ紅葉が少し楽しめた…)

先々週の山行で、やはり気になって仕方なかった岩崎山、マイバイブル(笑)でもある『静かなる尾根歩き』ではタクシー利用で紹介されていますが、逆コースにすればタクシーを利用しなくても登れそうですし、朝早くから歩き始めてRF(ルートファインディング)さえ上手くいけば、近隣の他の山々とも繋げて歩けそうです。

そこで、とりあえず、雲母山に到着した時点で、RFが上手くいって体調もじゅうぶんであれば、京戸山からカヤノキビラの頭を経て笹子峠。  RFに手間取って、お昼を過ぎてしまった場合は、京戸山から達沢山へ行って立沢に降りるか、今年4月に歩いた二本木山~茶臼山と繋げる。  敗退や体調不良・悪天の場合は おとなしく京戸川林道を降りる、といくつかのサブプランも携えての挑戦としてみました。

岩崎山とか雲母山と言われても、「どこよそれ?」と言う方のために最初に説明しておきます。。。
地形図や登山地図にはその名称はなくて、エアリアでいいますと、「大菩薩嶺」の左下、茶臼山・大沢山・二本木山とある右(東)に1041.1の三角点と1213.7の三角点が見つかると思います。この1213.7の三角点峰が雲母山で、1041.1の三角点の南にあるなだらかな盛り上がりのようなピーク、これが岩崎山(別称:日蔭雁ヶ腹摺山)になります。天気の好い日に甲斐大和駅の改札を出ると、真っ先に目に飛び込んでくる山が岩崎山ですので、機会があれば甲斐大和駅から望んでみてください。

Iwasaki_ummo1

朝イチの電車で甲斐大和駅07:12着は先々週と同じですが、降りたのはたぶん私一人だけ。

甲斐大和駅から20号線を西へずっと歩き、鶴瀬のバス停を横目で見てさらに西進。ドッグスクールの看板が見えたらそこが鶴瀬橋です。鶴瀬橋を渡り、中央道の上り線の下の細道をずっとさらに西に行くと下り線の上を通る芝橋に突き当たるので、これを渡ると左手に取り付きである82号鉄塔への巡視路(簡易舗装)があります。この取り付きまで駅から徒歩約30分ほどでした。

なお、06:43立川始発の中央線で来れば、甲斐大和駅発塩山行きの市営バスに乗れるので車道歩きを少し減らすことができますが、鶴瀬から先は自由乗降区間ではなくなるので、鶴瀬橋で降ろしてくれと言っても断られる可能性が高いです。ちなみに鶴瀬バス停からは取り付きまで約15分ほどでした。

取り付きから簡易舗装道路をずっと辿っていけばやがて土の道になり82号鉄塔の南に出て、そこがもう岩崎山の尾根の末端部になりますから、あとはしっかりした尾根上の踏み跡を南西へと登っていきます。

1041.1の三角点まで、下りにとればそう難しくなくても、登りでは間違えやすい箇所が二つあったので先に説明しておきますと、、、石祠のあるところで左手に伸びる濃い踏み跡には入らずに、尾根通しの急坂を登ること。もうひとつは、NHKの中継アンテナを過ぎて、1041.1の三角点に向かうところで今度は右手に伸びる濃い踏み跡(マーキングもあり引きこまれやすい)にも入らず、尾根通しに登ること。この2点です。こういう指導標のない尾根歩きコースでは、歩きやすくマーキングも付いている方向にはついつい入り込みたくなりますが、いずれも尾根原理主義者(笑)のように尾根通しに行くのが基本です。

未だ紅葉の残る石祠の前で道中の無事を祈ったり、NHKとYBSの中継アンテナの少し上の尾根で雪化粧した奥秩父や目の前の棚横手~甲州高尾山を眺めながら休憩をとったりとマイペースで登ってゆき、1041.1の三角点で南に進路を変えます。1041.1から岩崎山へ向かう途中の尾根は、右手に枝越しとはいえ、真っ白な南アルプスを見ながらの歩きでこれもなかなか楽しいのですが、尾根がやや左に向きを変えると枝藪が気になるやや歩きにくい径になります。

Iwasaki_ummo71
(岩崎山への登りで…ヤマカマス)

やがて傾斜が緩んでくると岩崎山。『静かなる尾根歩き』では山名標は見当たらなかったとのことですが、この日は「岩崎山」とそれに「日蔭雁ヶ腹摺山」の山名標も見ました。あまりぱっとしない山頂ですが、中継アンテナの休憩からちょうど一時間ほど経過していたので、ここでも水分補給休憩。

岩崎山からさらに尾根通しに南進。10分ほどで右手に南アルプスが見えたのですが、もうこの頃には南アの稜線には雲がかかっていました。スッキリとした展望ポイントではありませんが、でもこんなコースでは希少な撮影ポイントです(トップ写真)。南アの写真を撮ってからさらに南進。1090の手前で小林氏が這い登ったという地点をさがしましたが、はっきりとはわかりませんでした。ピーク直前に左手に赤のマーキングがありましたが、この斜面はかなり強引に登らないと…という感じでした。

右手に雲母山の端正な山容が見えてきます。1090を越えてまもなく右手に林道(未舗装)がある鞍部に降り立ちました。
林道を隔てた対面には雲母山へ登る踏み跡はなく、ここは難しそうだなとしばし鞍部で思案。ここから雲母山へ行くには3つの方法が考えられます。

1.松浦氏のコースを忠実に逆に辿る=林道から雲母山の東の支尾根をとらえ、直登。
2.林道をずっと辿り屈曲点で東の支尾根に乗るか、そのまま林道を辿って雲母山の南尾根から登る。
3.時間はかかっても完全尾根通し=1160m圏峰経由で逆V字型に尾根を辿る。

一番簡単なのは2番。難しいけれどやってみたいのはもちろん1番。
3番は美しいけれど、この先京戸山方面に行く際に同じところを結構無駄に往復することになります。

ここは急がば回れで2番か、と林道を上がっていくと、すぐに左手にそれっぽい踏み跡が伸びているのに気づきました。今日はここまで首尾好く来ているし、天気もこの上ないほど好いので、思い切ってこの踏み跡から尾根に取り付いてみようと入ってみました(=1番)。

Iwasaki_ummo102
(林道がUターンする地点の展望)

これが結果的には上手くいって松浦さんの記事の逆=西に進んで尾根に乗ったあと南西に進んで「保安林改良施行地」のプレートの先で大きく展望がひらけた林道の屈曲点に登りつき、そこから東支尾根を直登して肩のようなところ(南尾根からの踏み跡と出合う)に ほぼ最短距離で到達できました。

しかしながら、これは松浦本のコピーと地形図&コンパスを総動員して、しかも登りだからできたものの、同じコースを下ってみせろと言われたら出来る自信はありません。なにしろ、この東支尾根は地形図で見るまでもなく尾根の形は遠目には明瞭ではありませんし、この東支尾根上には枝打ちされた枝が大量に放置されていて、踏み跡といったものは無きに等しいからです。

そんなわけですから、このショートカット、地形判断や地図よみに慣れていない方は、なるべく避け、林道を迂回して行く方が安全かと思います。支尾根の歩きにくさを考えると所要時間もそれほどは違わない気がします。

また、しつこいようですが、今回のこのコースも指導標のたぐいは全くなく、地形判断力必須(コンパス&地形図で進むべき方向が割り出せる)ですので、その点、どうかご留意くださいますようお願い申し上げます。


その2に続く


| | コメント (8)

2008.11.18

【紅葉の大谷ヶ丸西尾根から笹一へ】

Oyangamaru_nishi_one99
(大谷ヶ丸西尾根 1180m圏峰の近くで…)

【山行日】 2008年11月15日(土)


【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿  05:18 - 06:13 高尾   (中央線各駅停車)
高尾  06:14 - 07:12 甲斐大和 (中央線各駅停車)

「歩行」
甲斐大和駅  07:20 - 08:05 西尾根取り付き
取り付き   08:15 - 09:05 御料局三角点(1150m圏峰)
1150圏峰 09:10 - 10:15 麻生山(1370m圏峰)
麻生山    10:25 - 11:15 大谷ヶ丸北峰
大谷ヶ丸北峰 11:20 - 11:30 大谷ヶ丸
大谷ヶ丸   12:00 - 13:00 曲り沢峠
曲沢峠    13:10 - 14:10 道証地蔵
道証地蔵   14:15 - 15:10 笹一
笹一     17:10 - 17:20 笹子駅

「鉄道」
笹子  17:33 - 18:44 高尾 (中央線各駅停車)
高尾  18:55 - 京王線某駅  (京王線)

Oyangamaru_nishi_one109

例のエアリア赤線での迷走のとき、笹一にとっておこうと思って見送ったプラン、これをよく見直してみると、どうも私の鈍足では笹一酒造の新酒祭りが終了する17:00に間に合いそうにない、ということが判明しまして(笑)、別プランを考えていたのですが、そういえば、もうずいぶん長いこと大谷ヶ丸には登っていないなぁ、と…。

そこで思いついたのが、松浦隆康著『静かなる尾根歩き』にも載っている、「大谷ヶ丸西別尾根から西尾根」の西尾根部分を登路にとって、下りを素直に以前歩いたこともある曲沢峠への一般登山道にして道証地蔵経由で笹一へ向かう、というプランです。朝一の電車に乗れれば(乗り損ねても甲斐大和駅から上日川峠のバスもあるし)ゆっくり歩いても、笹一に16時過ぎには着けるだろうとの目算も立って、実行してみました。


念のためのご注意:大谷ヶ丸西尾根は一般登山道とは違い、道標は一切無く、コンパスと地形図をある程度使いこなせる方でないと(特に下りは)難しいコースです。登りでも2万5千分の1地形図「笹子」とコンパスは必携ですので、ご留意ください。

早朝の甲斐大和駅。家を出たときは生温かかった空気もさすがにひんやりとして、青空に秋色の岩崎山が映え、午後から曇りの予報が当たるとはとても思えない気持ちのよい秋晴れです。

Oyangamaru_nishi_one5


車道歩きで景徳院を過ぎて、左手に茅葺きの民家を見てすぐに右手に分かれる舗装道が曲沢峠への道なのですが、曲沢沿いの道が荒れているため、登山道を付け替えたとの注意書きがありました。

今回は左手の尾根に取り付くため、指示には従わず、旧曲沢コースへの舗装道を上がっていきます。舗装が切れるところに大谷ヶ丸西尾根の取り付きである205号鉄塔への送電線巡視路があります。

きれいに色づいた雑木の巡視路を登っていくとあっけなく尾根の取り付きに成功し、やや藪がちではあるものの、尾根上のしっかりした踏み跡を辿ることが出来ます。尾根上も、カラマツなども混じりますが、ほとんど自然林の歩いていて気持ちのよい径です。左手にはきれいな秋色の西別尾根が見えていて、いつかあちらの尾根も歩いてみたいと思いながら少しずつ高度を上げていきます。

紅葉の写真など撮りながら、尾根を登っていくとやがて御料局三角点がある1150m圏峰に到着。取り付きから50分ほど経過していたこともあり、ここで水分補給がてら休憩。

御料局三角点から1199mピークに向かうと、ピーク手前で結構な枝藪になります(下りにとった場合はしっかり方向確認しないと間違えやすいところだと思いました)が、ピークに至れば、あとはスッキリした雑木の美しい尾根道となり、歩いていて大変気分が好いところです。紅葉もこのあたりから見頃となって、とりわけ赤い紅葉が鮮やかな彩りとなっていました。

Oyangamaru_nishi_one73
(西尾根1199mピークを過ぎたあたり…)

木製のやぐらがある1330m圏峰では、笹藪の中、西別尾根と合わさり、ここも(特に下りでは)しっかり方向確認が必要なところ。少し下って登り返せば発動機が放置された1370mのピークです。少々殺風景ではありますが、少しばかりの展望もあり、ここでパンと水分を少し補給しておきます。なにしろ、地形図の等高線を見るまでもなく、このあとは、約300m近い鉄砲登りが待っているからです。

覚悟していたとはいえ、やはり1370mのピークから先の斜面は絞られました(笑)。登っても登っても傾斜は緩まず、雑木の落ち葉が踏ん張りをきかなくする、マイナールート独特の登りづらさ。いつも終わってみれば楽しい思い出になるのですが、しかしながら登っている最中は「よいしょ」から「えいくそっ」「こんちくしょっ」にかけ声が変わるほどキビシイ(笑)。

最後は大岩を巻くようにして大谷ヶ丸北峰に飛び出します。ここまでもちろん誰にも逢わなかったのですが、北峰で一人単独の男性とお会いしました。挨拶だけして北側の岩で一休み。北峰は縦走路から外れたところにあり、落ち着いたいい雰囲気の場所で、あとからやはりこちらでお昼にすれば好かったなとちょっぴり後悔してしまったほどです。

北峰に上がる前から、ガスが上がってきてはいたのですが、北峰から南の高みを目指して笹藪に覆われた踏み跡をたどる頃には、上空はすっかり灰色になっていました。昼から曇りとの予報通りです。

縦走路に飛び出し、なつかしい大谷ヶ丸で少し早めですがお昼御飯にしました。お昼を食べている最中も単独行の男性お二人にお会いしただけ。。。南大菩薩の中でも大谷ヶ丸は比較的人が少ないですね。

お昼を済ませ、ここからは一般登山道を行きます。天気も悪いし、笹一の時間もあるので、今日は滝子山は寄らずに、まっすぐ曲沢峠へ。
途中の雑木林で落ち葉をガサゴソいわせるのはやっぱり楽しいです。曲沢峠までの径はほとんど紅葉は終わっていて冬枯れの様相でした。ときおりポツポツと額に水滴が落ちますが、雨降りとまではいかず、のんびりと緩い傾斜を下っていきます。

曲沢峠で少し休憩。休憩中何度か上空をヘリが旋回していて、どこかで事故でもあったのかな、と少し心配になります。曲沢峠からはスミ沢沿いの径へ降りますが、ここらへんはとても紅葉がきれいで、天気さえ好ければもっと好い写真が撮れたのにと残念でした。


Oyangamaru_nishi_one190


道証地蔵にたどり着き、2年前間違って降りてしまったところが目と鼻の先だったことを確認(笑)してから、笹一へ向かいました。

笹一では、おいしいタダ酒を駆けつけ三杯(笑)。
すっかりいい気分で誰も知っている人もいないし、そろそろ帰ろうか、としたとき、ba_sobuさんご夫妻とkomadoさんがいらして、4人で楽しくお話して、帰路の電車も高尾までご一緒させていただき、東北の山の話など貴重なお話をきかせていただき、気分好く帰途につくことが出来ました。

komadoさん、ba_sobuさんご夫妻、当日はいろいろごちそうになったりして、どうもありがとうございました。またどこかでお会いしましたら、どうぞよろしくお願いいたします。 m(__)m

| | コメント (14)

2008.11.05

【恩若峰南西尾根から源次郎岳 その2】 山バス情報90

Onjaku_nansei_one240
(源次郎岳から1530m峰へ向かう途上で)


源次郎平を後にして、源次郎岳へ向かいます。右手にキリガ尾根からの道(作業道と記されロープでとおせんぼ)を合わせしばらくで左手に展望が開けます。段々色づいた葉が目立つようになってきましたが、相変わらずの雲で紅葉の輝きは今ひとつ。

それでも源次郎岳への急斜面を登り始めると少しずつ陽の光も出てきて、この日初めてパーティーに出会います。なおも紅葉を愛でながら急斜面を登っていくと源次郎岳山頂に到着。1時を少し回った山頂は誰もおらず、帰りのバスの時刻を確認するとゆっくりしても大丈夫そうです。ひとりしばらく静かな山頂で憩いました。。。

山頂を後に下山にかかります。嵯峨塩鉱泉への道は下山といってもいったん1530m峰へと登っていきますので、下りというよりはまだ登りの感覚です。ちょうどこのあたりが紅葉の見頃だったようで、とりわけこの径はブナが多く、写真にはきれいに写らなかったのですがブナの紅葉が素敵でした。山頂で休んでいる間に雲もとれて陽差しも紅葉の美しさを引き立ててくれました。

Onjaku_nansei_one271


1530m峰のすぐ先に富士山の見える展望地点があり、きれいに富士山が見えていました。この日は展望がよい日だったようで、大蔵高丸からは北アまで見えたそうです。

この展望地点のすぐ先が下日川峠と嵯峨塩鉱泉との分岐になっていて、今日も二年前同様、嵯峨塩鉱泉の方へ下ります。ここからは本当に下り一辺倒ですが、嵯峨塩鉱泉まで標高差もそれほど無いため傾斜は緩やか。黄葉の素敵な径をのんびり下っていけるので、個人的には気に入っています。

Onjaku_nansei_one279
(黄葉の落ち葉径を行く)

いったん車道に出ますが、すぐ前に嵯峨塩鉱泉への径が続いており、またまた素敵ないろとりどりの紅葉の径を落ち葉をガサゴソいわせながら下っていくのですが、こちらはモミジの赤がわりと多くて、最後のフィナーレでカラフルな紅葉が楽しめ満足でした。

Onjaku_nansei_one324


車道に降りる前にもう一度富士の見える展望地点があり、木の階段を下りていくと嵯峨塩鉱泉の目の前の車道に飛び出します。右手に今秋から運行を開始した栄和交通のバス停が見つかり、念のため時刻を確認してから、嵯峨塩鉱泉で飲泉だけ楽しみながらバスを待ちました。
なお、この甲斐大和駅~上日川峠のバスは11月23日までの土日だけ期間限定運行だそうですので、ご利用に当たっては十分ご注意くださいませ。

バスは既に満席で私は立つ羽目に(笑)。しかも やまと天目温泉バス停 では乗客が長蛇の列で待機しています。嵯峨塩鉱泉では入浴できなかった(嵯峨塩の日帰り入浴は3時まで=2時前に入らないと受け付けてもらえません)し、明日は休みだし、温泉でのんびりしてから帰った方がバスも混まないだろうと判断して、やまと天目温泉で汗を流すことに…。

温泉にゆっくり浸かり、久々のビールで今日の山行を振り返ったりしながらぼんやりとしていたら、あっというまに5時前になり、バス停へ。甲州市の市営バスは最近値上がりして300円になったので、空いていればやや高い栄和交通のバスでもいいかな、とバスを待っていましたが、上日川峠からの最終バスは立ち客がわんさか乗っているほどの大盛況。

で、市民バスを待っていると、どこかで聞き覚えのある声が…。 
なんとかずさん、れれちゃん、そして たかさん の三人です。三人は湯ノ沢峠から米背負峠まで縦走しながらきのこ取りをしていたそうです。

バスに揺られ、電車で4人で山の話や四方山話などしながら、高尾まではあっという間に時間が過ぎていきました。最後の最後、気まぐれに寄った温泉でネット仲間と思わぬ遭遇でしたが、これがいい〆となって、楽しい秋の好日の山旅は素敵なフィナーレとなったのです。




その1へ戻る

| | コメント (10)

2008.11.03

【恩若峰南西尾根から源次郎岳 その1】 山バス情報90 

Onjaku_nansei_one135
(源次郎平の手前あたり)

【山行日】 2008年11月2日(日)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿   05:18 - 06:13 高尾     (中央線)
高尾   06:14 - 07:18 勝沼ぶどう郷 (中央線)

「歩行」
勝沼ぶどう郷駅 07:30 - 08:20 604.2三角点
三角点     08:25 - 09:35 870m圏峰
870m圏峰  09:50 - 10:20 恩若峰(おんじゃくみね)
恩若峰     10:25 - 12:00 源次郎平
源次郎平    12:25 - 13:05 源次郎岳
源次郎岳    13:15 - 14:30 嵯峨塩鉱泉

「バス」
嵯峨塩鉱泉  14:57 - 15:08 やまと天目山温泉 (栄和交通 600円)

「温泉」
やまと天目山温泉 15:10 - 16:55 (市外大人3時間 500円)

「バス」
やまと天目山温泉 17:12 - 17:23 甲斐大和駅 (甲州市民バス 300円)

「鉄道」
甲斐大和 17:28 - 18:44 高尾 (中央線)
高尾   18:55 - 京王線某駅  (京王線)

Onjaku_nansei_one61
(恩若峰を過ぎたあたり)

ちょうど二年前、源次郎岳へキリガ尾根から登った際、車道を歩きながらずっと左手に見えていて気になっていた恩若峰南西尾根。松浦隆康著『静かなる尾根歩き』では、下りにとって紹介されていますが、私の場合、エアリア赤実線でも道迷いをしてしまう(笑)ほど貧弱な地形判断力しか持ち合わせていませんから、登りにとってうまくいけば二年前のように嵯峨塩鉱泉で入浴というプランにしました。

『静かなる尾根歩き』の解説によれば、恩若峰南西尾根の末端の取り付きは、墓地の脇ということで、地形図にもお寺の記号があります。勝沼ぶどう郷駅から線路の左側を歩いていくと線路を渡る橋があって、この橋を渡るとすぐ左に細道があり、これが近道と判ります。ちょうど市民バスの黒橋というバス停があるところです。線路の右側を歩いていくと、目の前に線路を覆うように恩若峰南西尾根の末端があって、まさに末端付近にある墓地も見えてきます。

Onjaku_nansei_one8
(恩若峰南西尾根の末端)


取り付きは難なく見つかり、尾根を登っていきます。傾斜が緩むと左手に「表面が凹型にくりぬかれた巨石」が見つかり、目的の尾根に乗ったことが確認できました。途中枝道などもいくつか散見されますが、それらを無視して尾根を忠実に辿っていくとやがて604.2mの三角点に到着します。ここまで駅から50分ぐらいかかってしまったので、とりあえず、一息入れることにします。ただ南側の展望は植林が育ってしまったため、さほどよくはありません。

なおも尾根通しにいくと、「道が十字に交わる峠のような場所」に出ますが、ここは確かに下りにとったときは間違えやすい場所だと思いました。それにしても西南西に降りていく道はいったいどこに出るのでしょうか。地図を見てちょっと不思議に思いました。下りにとると判りにくいですが、ここには小さな石碑があって、私が行ったときはお酒がお供えしてありました。

Onjaku_nansei_one24
(峠近くの小さな石碑)

さらに尾根道を歩いていきます。木々はまだ緑色の葉をつけているものがほとんどで、たまに気の早い葉がうっすら色づいているていどです。南関東は10月後半の冷え込みが弱すぎたのでしょう。紅葉は例年よりもさらに遅れているようです。

840m圏峰を二つ越えるあたりまでは、この南西尾根、登りにとる限り、そう難しくないのですが、下りではそれほど難しくなくても、登りにとったとき少々難しいのが870m圏峰へ上がる直前です。来た方向を矢印で指した赤テープがあったのでもしかしたら下りでも少しまごつくかも知れません。
ここは地形図を詳細に見ればわかることですが、進行方向を大きく右に変える際に少し下ってから登り返す感じになります。進行方向をコンパスで確認して目指す尾根を探し出してください。

870m圏峰(445号標石)に上がると、なるほど、下りにとったときには間違える人が多いだろうな、という感想です。間違えやすい方向には枝で通せんぼの印があり、下るべき方向には赤テープではなく赤ヒモが下がっていました。お腹が空いたので、ここで水分とオニギリ一個を補給。

870m圏峰から標石の続く尾根を辿っていくと、440号標石に辿り着き、ここも確かに下りだと間違いやすいところだと感じます。下るべき方向には立木に赤テープが巻かれていましたが、降りてきた人はこちらに主尾根が続いているとはなかなか気づきにくいのではないかと思います。地形図をじっくり見ていれば、なるほど主尾根ではない方向に入り込みやすい地形だな、ということに気づくべきなのでしょうが…。


いずれにせよ、このコース(恩若峰南西尾根)は指導標のたぐいは一切無く、マーキングも必要最小限しかついておりませんので、コンパスを使って進むべき方向を割り出すことが出来ない方は安易に入らない方が賢明でしょう。

440号標石からさらに北東を目指して進んでいくと15分ほどで塩山からのエアリア赤破線路に飛び出します。目の前の立木には某山の会の「恩若峰を経て源次郎岳」のプレートがあるのはいいのですが、来た方向(南西尾根)を指して同じ山の会の小さな道標「下萩・牛奥方面」はいかがなものかと思いました。一般登山者の持っている登山地図で牛奥の表記があるのは嵯峨塩鉱泉の方だけですし、下萩は1/25000地形図で見ると塩山方向と勘違いされても仕方ありません。混乱を招くだけでは?と感じましたが、勝手に撤去するのも何ですから、そのままにしておきました。

恩若峰には10時前に到着できたらいいなと思っていたのですが、10時半近くになってしまいました。これでもう嵯峨塩鉱泉の入浴は難しそうだなと残念でしたが、急いでも仕方ないので、恩若峰でも少し休憩をいれることにしました。

Onjaku_nansei_one112


恩若峰からは源次郎岳を目指して一般登山道を行きます。平凡なピークを上手に巻いてくれていたりして、なかなか歩きやすい径ですが、いかんせん指導標のたぐいが少ないのと多少踏み跡の頼りないところもあるので、慣れていないと少々不安に感じるかも知れません。
木々は色づいたものが増えてきましたが、どうも今ひとつぱっとした紅葉に感じられないのは、やはりモミジの赤が少ないせいでしょうか、それともやはり冷え込みが甘いからでしょうか。お空の方も何故か源次郎の周辺だけが呪われたようにどんより曇っていて(笑)光が少ないのも原因のひとつかな、などと考えながら歩いていくと、源次郎平に到着。時間もお昼になってしまいましたし、この低血糖状態ではとてもあの源次郎岳への急登をこなせそうもないだろう、ということで源次郎平で源次郎岳を眺めながら腹ごしらえとしました。ここまで人っ子一人逢わない静かな山旅です。


その2に続く

| | コメント (2)

2008.09.23

【エアリア赤線で初めての迷走敗退】 山バス情報88

Meisou_kurodake2
(朝のバスの車窓から富士::これぐらいしか載せられる写真がない…)


【山行日】 2008年9月23日(祝)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿  05:50 - 06:30 立川  (中央線)
立川  06:43 - 07:39 大月  (中央線)
大月  07:51 - 08:41 河口湖 (富士急行)

「バス」
河口湖 09:00 - 09:25 三ツ峠入口 (富士急バス 330円)

「歩行」
三ツ峠入口バス停 09:30 -
(迷走して敗退) 
- 12:20 三ツ峠入口バス停

「バス」
三ツ峠入口 13:24 - 14:05 石和温泉駅入口 (富士急バス 940円)

「鉄道」
石和温泉 14:26 - 15:14 大月
大月   15:24 - 16:12 高尾
高尾   16:21 - 京王線某駅 


1. 本当は日光へ行きたかった。
2. 当初の予定(御坂山から笹子駅)を当日急に変えた。
3. ここ1・2週間少々気がかりなことがあった。

こういったことが理由であるにしても、エアリア赤実線のコースで道迷いをしてギブアップして引き返すことになるとは考えてもみませんでした。今でもちょっと不思議というか信じられない気持ちです。

そもそも、今回の週末は20日の土曜を出勤にする代わりに月曜日にお休みをもらって3連休とし遠出の予定だったのですが、天気予報がこれでもかというぐらい直前になって雨マークに変更され、仕方なく23日の日帰りだけとなったのでした。

で、実に久々に日帰りで日光へ行くつもりで計画を立てたのですが、計画を立てているうちに日光市の予報が悪くなってしまって…、それで「やむなく」の「やむなく」のまた「やむなく」という形で思いついたのが御坂峠から御坂山・清八山を越えて笹子に降りるというものでした。

ところが当日の朝の電車の中で、この笹子に降りるというプランは次の笹一にとっておいた方がいいんじゃない?という悪魔のささやきが(笑)…。
そこで思いついたのが、エアリアに赤実線が入った、三ツ峠入口バス停から板取沢沿いに黒岳南陵に上がるダイレクトルート。新道峠から大石峠をまだ歩いたことがないため、今回はそこを歩くのを目的としよう、そんな思いつきで家に置いてきた登山届のコースをバスを降りたところで急遽変更してしまったのでした。

向かう方向が全然逆ですが、これまで黒岳は二回登っていますし、今日は1/25000「河口湖東部」も念のため持ってきています。このルートは昔のエアリアには記載されていなかったけれど、エアリア実線だからまぁまず大丈夫だろう。時間があったら大石峠から芦川に降りてもいいかな、などとも考えていたのでした。

でもやっちゃったのです。道迷い。

しかもひどいことに今回は正しい道を見つけることが出来ずに敗退してしまったのです。

今まで、何度か道間違いをしてきましたが、いずれも「自分がどう間違ったのか」明瞭にわかり、その後コースを端折るなりして正規のルートを往復したり峠越えぐらいはしてきたのですが、今回はスゴスゴと来た径を引き返しただけで、何とも情けないというか不本意な山行きとなってしまいました。

今のところ、自己分析では、おそらくですが、最初「西ノ沢」沿いの径に入ってしまったらしいのです。この径は標高にして1300m近くまでかなりはっきりした道形でした。ですので、自分が間違って西ノ沢に入ってしまったとはこれっぽちも思いつかず、沢を渡るマーキングも発見したので、マーキング方向へかなり入り込んでしまいました。しかし、この沢を渡ってからは明らかにエアリア実線どころか赤破線の道でもない、道間違い独特の足裏の感覚。
付近を方々探し回りましたが、わたしにはこの径は最初から間違っていたとしか判断できませんでした。

で、ずっと戻って来てもう登山口はすぐそこというところで、新御坂トンネルのすぐ上の方へ延びる道を見つけ、藪がちですが入っていきました。どうもこれが板取沢への道らしいゾ、ずいぶんなポカを今回もやっちまったなぁと思いながら進んでいったのですが、踏み跡が急に土砂に覆われた感じで途切れてしまいました。どうもこれも違う感じ…でももう少し進んでみようとしたところで、なんと大嫌いなスズメバチが数匹! 慌ててすっころんで(笑)膝をイヤと言うほど打ってしまい、腹もペコペコになってもう完全にやる気をなくしてしまいました。

この時点で12時。残念だけどもう今日は風呂でも入って帰ることにしよう。そう決断して登山口を経てバス停へ。

バスの時刻を見ると河口湖へ戻るバスは一時間半以上待たなければなりません。しかし、石和温泉~甲府方面でしたら1時間後に来ることがわかりました。お昼がまだだったので、とりあえず登山口のあたりで地形図を見て自分がどう間違えたのか考えながらオニギリを食べます。

結局やはり河口湖方面のバスを待つ気にはなれず、石和温泉入口までバス代は1000円近くもかかってしまい、おれは今日一日こんなにたくさんお金を使っていったい何をしていたんだろう、としょげかえりながら、石和温泉で入浴もせずにビールとワインだけ買って帰りの電車に乗り込みました。

| | コメント (18)

2008.09.07

【18きっぷとタクシーで…三窪高原から倉掛山】 タクシー情報14 山バス情報87

Mikubo_kurakake106
(藤谷ノ頭付近から遠く倉掛山を望む)

【山行日】 2008年9月6日(土)

【使用公共交通機関等の詳細】

「鉄道」
新宿   05:18 - 06:13 高尾  (中央線)
高尾   06:14 - 07:23 塩山  (中央線)

「タクシー」
塩山駅北口 07:27 - 07:53 柳沢峠 (5570円)

「歩行」
柳沢峠   08:00 - 08:35 柳沢ノ頭
柳沢ノ頭  08:45 - 09:15 鈴庫山
鈴庫山   09:20 - 09:45 ハンゼノ頭
ハンゼの頭 09:55 - 11:55 倉掛山
倉掛山   12:20 - 13:00 白沢峠
白沢峠   13:10 - 14:25 芹沢入口バス停

「バス」
芹沢入口 14:40 - 14:47 笛吹の湯 (山梨貸切自動車 230円)

「温泉」
笛吹の湯 14:50 - 15:50 (入浴料500円)

「バス」 
笛吹の湯 16:07 - 16:50 塩山駅南口 (山梨貸切自動車 630円)

「鉄道」
塩山 17:04 - 18:57 新宿 (ホリデー快速ビューやまなし号)

Mikubo_kurakake153


18きっぷ最終週末は、天気予報が好転して、土曜なら午前中は晴れてくれそうだとのこと。最初は先週歯がゆい思いで見た谷川岳へと考えたのですが、どうやら天気は北の方ほど早く崩れそうだということで、山梨方面で日帰りできるところ、暑さに苦しめられない山、早めに登って早めに降りられるところというと…。3年前の同じ頃に行った柳沢峠、ここから三窪高原へ上がり、倉掛山へと縦走するプランを思いつきました。この周辺のバリハイルートにも興味があるし、その下見がてら、のんびりと高原を稜線漫歩するのも悪くありません。

値上がり前でも五千円超のタクシー代がネックではありますが、18きっぷでこれまで節約してきた電車賃や夏山大型縦走の見送りなどを考慮すれば、まぁたまにはタクシー奮発も好いでしょう。だいたいこんな時でもなければ、これからさき行く機会もなさそうだし…と決定です。

今回も出来るかぎりの早立ちをして、塩山駅には07:23着。バス乗り場と反対の北口に降りてタクシーに乗り込みます。運転手さんの話によると大菩薩峠登山口(裂石)までのバスはさすがに値上げされるようです。まぁ、これまでの100円はいくらなんでも安すぎですし、この原油高では致し方ないでしょう。

柳沢峠で「帰りはタクシーじゃないと思うけど…」と言いながら電話番号入りのティッシュをもらって降りると、うーん、なんと富士山の方角だけ青い空が見えていて、富士山が何とか望めます。これはもしかしたらうまいことこちらもじきに晴れてくれるかも知れない、と期待しながら準備運動をして登り始めます。

Mikubo_kurakake3
(柳沢峠よりうっすらと見えた富士 わかりますか?)

カラマツの植林帯を登っていくと柳沢ノ頭に着きます。だいぶ青空が広がってきたので、日焼け止めを塗って虫除けに薄荷スプレーをシュッと一吹き、前回の柳沢峠の時と違って、この高度でもかなり蒸し暑いので水分も補給しておきます。

鈴庫山(すずくらやま)への分岐にはあずまやがあってベンチもあります。鈴庫山の方にもバリハイルートがあるし、天気も好転しそうな雰囲気なので、偵察がてら往復してみることにしました。

鈴庫山へはシラカバの混じる自然林の中をずっと下ってゆきます。エアリアで破線になっているところも実際ははっきりした道形ですから、鈴庫山の往復だけであれば難しいことはありません。ただし結構下ってしまうので、往復の時間はだいたい一時間ぐらい見ておかないといけません。出発の遅い場合などは鈴庫山の往復は見送っておいた方がいいでしょう。山頂からはたいした展望があるわけでもありません。

Mikubo_kurakake43
(鈴庫山からの展望:滑沢山へと続く尾根)


鈴庫山を往復してきたら空はすっかり青空になっていました。ハンゼの頭へ行くと奥秩父の峰峰がよく見えます。とりわけ飛龍山の姿が見事でした。残念ながら富士山は雲が沸き立ちもう望めなくなっていましたが、すっかり晴れ渡った青空のもと周囲の景色を眺めるのは気持ちのよいものです。

Mikubo_kurakake58
(ハンゼノ頭より奥秩父主脈)

ハンゼノ頭から無線局の方へ向かいます。このあたりからレンゲツツジの名所となるそうですが、近年シカの食害でほとんどダメになってしまったという話を聞きました。鉄柵などで囲いをしてありましたが、回復までどれぐらいかかるのでしょう。マルバダケブキがたくさん咲いていましたが、他の花はほとんど見あたりませんでした。

無線局を過ぎ、板橋峠の方へ向かいます。ここから先はあまり指導標も見かけなくなり、板橋峠から先は人もそれほど入っていないらしく、下草がうるさいこの時期は径を失いかけますが、幸いここから先はずっと防火帯を歩くことになるので、地形判断など出来なくても何とか径は見つかると思います。但し、板橋峠で林道に降りてから再び山道に入るところなどはコンパスがないと判断に苦しむかも知れません。
「二輪車進入禁止」のロープが張ってあるところはバイクが登山道に上がってきてしまうのを防いでいるだけなのですが、「進入禁止」の文字がイヤでも目に入り通行してはいけないように感じてしまいかねませんね。

峠からずっと防火帯の登りが続き、陽を遮るものがないのと草いきれで、かなり暑く感じます。予定では防火帯の高原をのんびり遊歩のつもりだったのですが、遠くに見える倉掛山にはガスが匍い昇ってきており、奥秩父の稜線にかかる雲も黒っぽいものとなってきて、焦ってピッチを上げるものの、この尾根は意外にアップダウンがあってひと山越えてはまたひと山と思ったより時間がかかります。鈴庫山はやっぱり余計だったかなと後悔してももう後の祭りです。

ハンゼノ頭から約二時間、最後の急登に苦しめられてやっと上がることの出来た倉掛山山頂は樹林の中。しかし、この暑さでは、日なたに出てお弁当という気は全く起こらず、三角点のすぐそばでお昼御飯としました。

倉掛山の山頂から少し戻る感じで、再び防火帯の径を今度は白沢峠へ向かいます。防火帯の径は登ってきた防火帯の径と雰囲気がよく似ているので、もと来た径を下っているような錯覚に陥りますが、やがて長い(といっても10分か15分ぐらい)笹藪の径になります。笹藪を抜けると再び防火帯の急坂を下りますがすぐに右手から斉木林道が合わさります。斉木林道との合流地点は逆から来た場合かなりわかりにくいと思います。「倉掛山」の地味な表示に気をつけてください。斉木林道は林道といっても舗装道ではなく土の道で、これをしばらくたどればやがて、あの有名な廃車の眠る白沢峠に到着。

Mikubo_kurakake174
(実は左ハンドル!の廃車)

廃車は良く見ると左ハンドルなのですね。ドアに「自家用」と書かれていますが、どこの車なのでしょうか。

白沢峠からの下山道は想像していたよりも傾斜がきつく、久々にまともに歩いたせいか、最後は足が痛くなってしまいました。
ところで結局この日は山中では誰にも会わずじまい。ほんとに静かな山旅でした。

白沢橋から大通りを歩いて芹沢入口バス停へ。芹沢入口バス停には山梨市の市営バスのバス停しかありませんが、山梨貸切自動車の西沢線バスは窪平から西沢渓谷まで自由乗降区間ですし、ここから山梨貸切自動車のバスにも乗ることが出来ます。芹沢入口バス停には山梨市営バスの時刻表しかありませんから、ご利用の方はよく調べてからお出かけください。特にこれからは運行パターンがめまぐるしく変化しますので十分にご注意を。

バスはどちらも笛吹の湯を経由します。この日はかなり汗をかいてしまったので迷うことなく笛吹の湯で下車。料金は500円だけで、ロッカーも下駄箱も余計なお金は要りません。山梨市営の施設だけに良心的です。
ただし!ただし!です。温泉の後のビールはお預けになります(笑)。あれぇ?ビールの自動販売機は~? と探していると休憩所が見つかり、中にはいると、そこには赤い字で「禁酒」と書いてあるのです(笑)。

Mikubo_kurakake192
(ビールは飲めません! 笛吹の湯)

まぁ、たまにはこんなお湯も好いか…と苦笑いしながら100%ジュースで喉の渇きを押さえ込み、ぼんやりとどこか田舎のおうちにでもいるような感じで、お酒だけでなく音楽も歌も禁止の温泉で静かなひとときを過ごしました。

いま一度、山梨貸切自動車のバスで塩山駅へ。塩山駅でビールとワインを仕入れているうちに目の前で各駅停車の高尾行を逃してしまったのですが、ラッキーなことに、次の普通列車はホリデー快速ビューやまなし号新宿行きで、久々にあの二階建て車両に乗って帰途につきました。18きっぷ最終週末のせいか、この列車の知名度がアップしたのか、結構な混雑ぶりでしたが、何とか席も確保できて、新宿まで乗り換えナシでスピーディーに行けてやはり快適でした♪

| | コメント (2)

2008.08.19

【飯盛山で高原気分♪】

Meshimori129
(飯盛山より平沢山 左は八ヶ岳の裾)


【山行日】 2008年8月18日(月)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿  05:53 - 06:31 立川  (中央線各駅停車)
立川  06:46 - 08:38 甲府  (中央線各駅停車)
甲府  08:53 - 09:43 小淵沢 (中央線各駅停車)
小淵沢 09:50 - 10:16 清里  (小海線)

「歩行」
清里駅 10:25 - 12:05 飯盛山
飯盛山 12:50 - 13:30 平沢峠
平沢峠 13:35 - 14:20 野辺山駅

「鉄道」
野辺山 14:47 - 15:21 小淵沢 (小海線)
小淵沢 15:44 - 18:08 高尾  (中央線各駅停車)
高尾  18:12 - 19:08 新宿  (中央線快速電車)

Meshimori72


今年のお盆休みは月曜日にお休みをプラスして、北アルプスに行くつもりで用意していたのですが、日本列島に前線が横たわっているうえに大気の状態が不安定とあっては、カミナリ様が何より恐い私としては出発する勇気が出ず、直前になってバスの予約を取り消してしまいました。
まぁ、その後の天気の経過を見る限り行かなくて正解だったようなのですが、グズグズしていたらお休みもあと一日というところになってしまいました。

飯盛山(めしもりやま)は一度登ってみたいと思っていたのですが、やはり飯盛山ごときにといっては失礼ですが、あずさを使うのももったいないし、普通列車の往復だけでも6000円以上かかってしまうこの山は、やはり18きっぷシーズンに行っておこうということで月曜日に出掛けてきました。

清里駅で降りると陽差しは夏のぎらぎらだけれどやはり涼しい! そしてさすが観光地。お盆が明けたとはいえ、ご覧のような↓混雑ぶりです。

Meshimori2


そして、改札を出てトイレを済ませ歩き始めると、飯盛山とおぼしき山塊はなんと、こんな↓ありさまです。

Meshimori7


ああ、今日はガスの中を五里霧中の飯盛山かいな、と来る途中に車窓からみた光景である程度予想していたとはいえ、ここまで分厚い雲に覆われているとさすがに少々がっくりきます。まぁ、18きっぷで安く済むから好いか…と雷様に遭わないことだけを願い、気を取り直して出発。

私のエアリアは99年のもので古いせいか、清里YHの右を回り込むようになっていますが、実際は左手を回り込むように進みます。川までは車道を下っていきますが、川を越えてからは登りです。YHを過ぎてからは要所に道標がありますので迷うこともないでしょう。ロッヂ飯盛山の左手を進んでいくとやがて土の道になり、自然林百パーセントの緑のトンネルの中を行くようになります。花も多く、なかなか楽しい道のりです。

Meshimori45


そんな道がしばらく続くと、やがて道は沢を離れて尾根に乗ります。と頭上に青空が…平沢山の方はどうやら晴れてきてくれたようです。ひょっとして飯盛山の方もこれから晴れてくれるとか…、そんな期待を胸に尾根を登っていくと、飯盛山も含め周囲のガスが完全に晴れて、飯盛山の山頂にいる人が肉眼でわかります。あぁ、こりゃなんてツイているんだろうと嬉しくなり、花の写真など撮りつつもややピッチを上げて登ります。

Meshimori57
(平沢山の尾根の上に青空が…)


山頂に到着しても、飯盛山はガスの洗礼をうけずにすみそうな雰囲気でした。残念ながら肝心の八ヶ岳は分厚い雲がとれず、その姿は赤岳や硫黄岳が時折姿を見せるだけでしたが、ここ飯盛山上空は朝のあの雲からは想像も出来ないほどすっきり晴れ渡っています。時間もちょうどよいので、ここでお昼にしました。

Meshimori123
(たまにこのぐらい八ヶ岳が顔を出した…)


八ヶ岳や奥秩父の2000m峰はガスっていて、先日登った瑞牆山もなかなかスッキリとはその姿を見せてくれないのですが、茅ヶ岳、御座山、荒船山など近隣の山はよく見えていました。無雪期なので自信はないのですが、おそらく浅間山と思われる山塊も見えていました。これから向かう平沢山のなだらかな稜線を眺めつつ、おにぎりを頬ばりました。

林間学校でしょうか、小学生の団体が登ってきて賑やかになってきたところで重い腰を上げます。平沢山へは花の写真など撮りながらのんびり稜線漫歩を楽しみました。平沢山は三角点を撮って素通り、滑りやすい道になってきたのでゆっくり下ります。

あっという間に平沢峠に到着。山交のバスが止まっていたので、あれ新路線?と表に回ってみたのですが、先ほどの小学生の団体バスでした。しかしこんなところが太平洋と日本海の分水嶺になっているなんて、表示を見て知ったのですがちょっとビックリでした。

平沢峠からしばらく下ると、長い車道歩きの始まりです。でもさすがに標高1300m以上あると車道歩きも涼しくて全然苦になりません。オマケにこんな↓ものを見ることが出来て、ちょっとこれはうれしかった。

Meshimori179


駅前のスーパーでビールを買い、日本最高の駅をしっかり写真に収めて、14:47発の夏の臨時列車に揺られて、ああこんな乗車時間が歩行時間の二倍なんていうふざけた山歩きもたまにはいいもんだよなぁと、じゅうぶん満足して帰宅しました。


| | コメント (10)

2008.08.05

【奥秩父で避暑…瑞牆山と小川山 その2】 山バス情報85

Mizugaki_ogawa54
(朝靄に煙る早朝の瑞牆山)


翌朝は、4時頃目が覚めたのですが、あと少し横になっていたい…とゴロゴロしているうち4時半近くになってしまいました。コンタクトレンズを装着してから、シュラフを畳んで、マットレスを丸め、テントの外に出てお湯を沸かしながら、テントの撤収作業と能率良くやったつもりなのですが、やはり食事を済ませて水も補充、準備万端で出発となると、起きてから一時間近くかかってしまいます。 ここらへんは小屋泊まりと違い大変なところです。

05:20出発。昨日確認しておいた八丁平への径は分岐に真新しい立派な指導標があり、「小川山4時間」と書かれています。径はしばらく行くと多少藪っぽくなりますが、歩きにくいというほどではありません。途中で朝日を浴びた瑞牆山が見え、朝靄に煙るその姿は神々しさすら感じます。

やがて沢音が聞こえてくると左手に天鳥川の水流が現れます。天鳥川を渡る直前にご覧のような↓すてきな場所(エアリアに伐採小屋跡と記されたあたり?)もあり、この径はなかなか好い径だわとすっかり気に入りました。

Mizugaki_ogawa65


天鳥川を渡って、いかにも奥秩父らしい苔むした径を朝日に向かって歩いていくとやがて八丁平に到着。来た径を指してこれまた真新しい指導標に「富士見平1時間」と書かれていますが、私は富士見平から八丁平まで1時間と10分かかってしまいました。

八丁平で一休みしてから県境尾根を北上して小川山へ向かいます。コメツガの原生林に花は終わっているもののシャクナゲが混じりで、雰囲気はなかなか好く、どのガイドブックにも書かれている倒木は気になるほどはありませんでした。おそらくかなり除去してくれたのだと思います。特別歩きにくいとは感じない径で誰にも遇わないのをいいことに完全マイペースです。40分ほど歩くと眺めの良い岩峰に着きました。おそらく2270m岩峰でしょう。

小川山の山頂は展望が悪いことでも有名ですが、ここからの展望は南アルプスがほぼ全山見え、金峰山の五丈石もはっきりとよく見え、朝の7時だけに遠く中央アルプスらしき山塊まで見えていました。

この2270m岩峰からさらに40分ほど登ると、2347m峰の岩峰(シオサブ?)に着きます。小腹も空いたし、ここは先ほどの2270m岩峰よりさらに眺めが良いので、お湯を沸かしてメロンパンで二回目の朝食にします。さきほどと瑞牆の姿が違って見え、高度も上がったので見下ろす感じです。瑞牆の向こうに雲海に浮かぶ南ア連峰。ずっと右手に先ほどは見えにくかった八ヶ岳も見え、ご機嫌です。

Mizugaki_ogawa134
(2347m峰の岩峰から瑞牆山と南ア)

陽差しも強くやや暑く感じてきたところで、小川山に向けさらに北上。右手に金峰山荘(きんぽうさんそう)の分岐を見てシャクナゲの藪をくぐって、ひと登りで小川山に到着しました。結局富士見平をあとにしてから小川山まで誰にも会わない静かな山旅です。

小川山は展望がないわけではなく、わずかな切り開きから南アも望めます。ただ、2347m峰の岩峰に比べたら貧弱な展望といわざるを得ません。

Mizugaki_ogawa159


一休みして咲き残りの石楠花を写真に収めてから下山。さきほどの金峰山荘の分岐で金峰山荘方面の径を下ります。少し下ると廻り目平から登ってきたお二人に会い少し立ち話。展望がなくてとこぼしておられました。

このときの様子ではこの先の径が結構な難路だとは想像もしていませんでした。何せエアリアにはこの径は先ほどまでの赤破線路と違い赤実線で記されていて、わざわざ「八丁平からのコースより登りやすい」とまで注意書きがあるほどなのですから。

しかししかし、私は下りにしかとっていないけれど、どう贔屓目に見てもこの径が八丁平からの径より歩きやすいとは言えないと思いました。2008のピークまでもシャクナゲの藪が邪魔で歩きにくい箇所がかなりありますし、ミストレースもあちこちあり、正しいコースを歩いていても、「ひょっとしてクライマーのコースに入り込んじゃったかのかナ?」と勘違いしてしまうようなところもありました。

Mizugaki_ogawa175
(クライマーが大喜びしそうな?岩峰群)

もう後は下りだけに見えるカモシカコース分岐点から先も、実は分岐点からすぐのところで、少々難しい岩場の乗越があり、その際かなり登ります。岩場にある赤ペンキのマーキングを注視していないと、変なところに入り込んでしまう危険がありますから十分注意が必要です。

それでもなんとかコースタイムの40分で金峰山荘に到着。時間も時間だったのでお風呂には入らず、3分100円のコインシャワーで汗を流して着替えをすませると、シャンプーも石けんも使わなかったのにかなりさっぱりしました。

自販機でビールを購入して、ぐびぐびやりながら川端下(かわはけ)のバス停に向かいます。金峰山荘前にも途中にも臨時のバス停があったけれど、これはもはや廃止されてしまったのですかね。(昔は川端下行きのバスは15名以上いれば金峰山荘まで延伸可能だったのです)

Mizugaki_ogawa190


ちょっと思ったのですが、金峰山荘まで夏の間のごく一部だけでもバスが延伸してくれたら、この日の私も入浴してビールとお昼御飯までいただいていたと思うのです。つまりバスの延伸は川上村にお金を落とすのではないかと…。

1時間ほど歩き、なんとか、バス発車の10分前に川端下に到着。川上村営バスの時刻は平成16年の古い時刻表がまだWEB上にありますが、微妙に変更されていて新しい時刻表がこちらにありますので、ご注意ください。

Mizugaki_ogawa215
(川端下バス停)

川端下(かわはけ)のバス停でバス停の写真など撮ってから、ベンチに座っていると、地元の小学生らしき男の子が野球のユニフォームを着てやってきました。どうやらこれから試合があるようです。男の子とごく自然に挨拶。これまで10年以上もこの山歩きという趣味を続けてこられたのは、自然とのふれあいもさることながら、こういう地元の人との心のふれあいがあったからなんだよなぁ、としみじみ思いながら、夏の暑い陽差しの中、信濃川上駅までバスに揺られて行きました。




☆☆☆一日目に戻る☆☆☆

| | コメント (6)

2008.08.04

【奥秩父で避暑…瑞牆山と小川山 その1】 山バス情報85

Mizugaki_ogawa109
(県境尾根2270m岩峰から朝の瑞牆山)


【山行日】 2008年8月2日(土)
      2008年8月3日(日)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
小田急線某駅 - 05:30 登戸  (小田急線)
登戸  05:35 - 06:00 立川  (南武線)
立川  06:04 - 06:15 八王子 (中央線)
八王子 06:35 - 08:29 韮崎  (中央線)

「バス」
韮崎駅  08:50 - 10:02 みずがき山荘 (山梨峡北交通 2000円)

「歩行」

☆一日目☆
瑞牆山荘 10:15 - 11:00 富士見平
富士見平 11:20 - 12:40 瑞牆山
瑞牆山  13:25 - 14:35 富士見平 (テント泊 500円)

☆二日目☆
富士見平 05:20 - 06:30 八丁平
八丁平  06:40 - 07:05 岩峰
岩峰   07:15 - 07:55 シオサブ
シオサブ 08:20 - 08:45 小川山
小川山  08:55 - 10:30 唐沢の滝との分岐
分岐   10:40 - 11:20 金峰山荘
金峰山荘 11:40 - 12:40 川端下バス停

「バス」
川端下  12:50 - 13:30 信濃川上駅 (川上村営バス 580円)

「鉄道」
信濃川上 13:38 - 14:21 小淵沢 (小海線)
小淵沢  14:30 - 17:02 高尾  (中央線)
高尾   17:08 - 18:02 新宿  (中央線)

Mizugaki_ogawa30
(大ヤスリ岩の基部より見上げる)

「親鸞」も「醤油」も漢字で書けるけれど、「薔薇」と「瑞牆」は書けない。山屋のくせにそんなことでいいのか! 
とはいえ、実際の話、深田百名山マニアの皆さんでもこの字を書ける人はあまりいないのでは。。。

瑞牆山(みずがきやま)は一度は登ってみたい山でした。見る角度にもよりますが、その姿は岩山嫌いの私でも惚れ惚れしてしまいます。しかし、バス利用で日帰りとなると、私のところからはみずがき山荘行きの朝一番のバスが掴まえられないこと。そして土日休日だと黒森上発のバスに間に合いそうもないので、ピストンになってしまいます。

まぁ、どうしても登りたければピストンでもいいのですが、どうせピストンするのなら、テント泊でのんびりして翌日にこれまた登ってみたかった小川山に行ってみるというのは、我ながらなかなかの妙案ではないかと思いまして、天気も安定しそうな土日に出掛けてきました。

いささか長めのブランクがあったので、いきなりテント泊はキツイかな~とも思ったのですが、どうせ家で寝ても暑くて寝苦しいだけだろう(笑)と軽量化を出来るかぎりして決行です。


八王子06:35発の松本行き普通列車というやつは、シーズン中の土休日は非常に混雑するため、今回は目先を変えて南武線回りで、一本早めの中央線に乗り込んで八王子駅で列の前の方に並びます。

中央線を韮崎で降りて、トイレに行ってみて気づいたのですが、みずがき山荘前行きのバスは韮崎駅のバスターミナルではなく、なんとトイレの前あたりの小さなスペースから発車するのです。

Mizugaki_ogawa1


このバスはおそらくスーパーあずさ1号の到着時刻にあわせて発車時刻を08:50としているのだと思いますが、スーパーあずさ1号で来た場合、あまり時間に余裕がないので、バスターミナルでこのバスを探し回っているうちに発車してしまいかねません。スーパーあずさ1号でこのバスをご利用予定の方はじゅうぶん気をつけてください。

みずがき山荘行きのバスは直通バスではありますが、運転手が北杜市の観光案内をしながら運転しますので、バスで一眠りしたいという方はちょっとつらいかも知れません。また途中「ハイジの村」や温泉施設などの観光所に寄るため、時間も一時間以上かかってしまいます。瑞牆山荘まで一人2000円ですから、人数が揃えば、時間を有効に使う意味でもタクシー利用の方が好いかも知れません。でもまぁ、私のような単独行ばかりの人間にとってはありがたいバスです。

瑞牆山荘ではトイレに100円かかりますが、富士見小屋のトイレでも50円取られる上にはっきり言ってかなり汚いので、富士見小屋に泊まる予定のない人は瑞牆山荘で用を足しておいた方がいいでしょう。

Mizugaki_ogawa8
(ご利用百円也のおトイレ)

標高1550mからのスタートで富士見平小屋まで50分の道のりなので、まぁ、今日はたいしたことないだろうと高を括っていたのですが、これがどうして、かなりきつい。久しぶりの山行でテント装備ということもありますが、とにかく暑い。汗びっしょりになって、途中のベンチで水分補給がてら休憩してしまいました。それでもミズナラの美しい自然林のこの径はなかなか素敵です。紅葉の頃もきれいなのではないでしょうか。

Mizugaki_ogawa17


富士見平小屋に着いてテントの申し込みをすると、11時過ぎですが、もうテントを張っても良いということで、先にテントを張って、それからサブザックに貴重品と必要最低限のものだけ詰め込んで瑞牆山へ向け出発。

すると、今までの重さとは天と地の違い。足に羽でも付いたかのようにぐんぐんスイスイ登れます。昔少年野球をやっていた頃、バットに重りをつけて振った後、はずして振るとバットがとんでもなく軽く感じたのを思い出しました。

途中、喉の渇きを癒すために少し休憩しただけで、特に急いで登ったわけでもないのですが富士見平から山頂まで1時間20分ほどで登れました。が、しかし山頂は既にガスの中。間近に見下ろせるはずの大ヤスリ岩もガスでご覧の通り↓の有様。折角展望の好いことで評判の山なのに、残念でした。

Mizugaki_ogawa36
(瑞牆山山頂から恐る恐る見下ろした大ヤスリ岩。晴れてなくて好かった???(笑))

山頂で少し遅めのランチをとったあと、しばらくぼんやり過ごしていましたが、さすがに2200mの高さで陽差しがないと少々肌寒くなってきたところで下山開始。重荷だとこの登り降りは大変だろうなと思いながらも、調子こいて怪我したりしないようにとのんびりゆっくり下っていきます。どうせ今日は泊まりだし、何も焦る必要はないのです。

明日行く予定の八丁平への径も少しだけ偵察して、もうすぐ富士見平小屋というところで、大学生ぐらいの若者たちがこれから登るというのでびっくり。メンバの中には完全に空身の人もいて、ホンマにダイジョブかいなと思いましたが、これが秋だったらとめますけど、ただの往復なら何とかなる時間かと、帰りは暗くなるかも知れないから気をつけてとだけ言って見送りました。

小屋でビールを買って、テントへ戻ると、隣のテントのご夫婦がやってきて、どうやらこれから撤収して帰宅されるようです。「いいなぁ、俺もビールのみてぇ!」と言われ少々申し訳なく思ったのですが、話してみるといい人で、おまけに奥さんがスゴい美人♪ 思わず「いいなぁ、俺も美人の奥さんと山行きたいなぁ!」とまぜっかえしたくなりました(笑)。
話によると、この日の瑞牆山はちょうどお昼頃からガスって来てしまったとのことでした。やはりこの時期の展望は午前中の早い時間ですね~。

ビールを飲むと簡単に酔っ払ってしまい、横になって一眠り。隣のご夫婦が出発されたあとに目が覚めたらしく、お隣は空き地に。。。
水を汲みに水場に行くと、すごい量の水が音を立てていて水量は十分すぎるほどです。キリキリに冷たくて本当においしい水。ここでビールやスイカを冷やしたらどんなにおいしいだろうと思ったのですが、そんなことをすれば、こんな世の中ですからやはり盗まれてしまうのでしょうかね。

夕ご飯を食べて歯を磨くと、することもなくてまた横になってしまいます。離れたところに団体サマのテントがあって、大宴会。大声でしゃべるので、ウトウトしては起こされを繰り返していましたが、9時頃におとなしくなってくれたらしく、それからはグッスリ眠ることが出来ました。



☆☆☆ 二日目に続く ☆☆☆

| | コメント (2)

2008.04.15

【桃の花見♪ 茶臼山から京戸山・達沢山 その2】 山バス情報80

Chausu_nattou_tatsuzawa158

ナットウ箱山という変わった名前の山頂で昼食をとり、少し横になっていましたが、温泉と帰りのバスのことを考えて、腰を上げます。ちょうど10人ほどの団体さんも出発の時を同じくして、なにやらこれから温泉にいくなどと話しており、失礼ながらこのメンバーで西尾根はちょっと難しいんじゃないのかなぁ…などと余計な心配をしていたのですが、達沢山との鞍部で下に降りていってしまいました。

そうです。立沢に降りて、おそらく「車に乗って」温泉に向かうのですね。達沢山の西尾根を温泉まで「歩いて」行くなんていまどき流行らないことをやるのは私ぐらいのものかもしれません(笑)。

達沢山の山頂は予想通り人が結構いて、山梨百名山の標柱をカメラに収めるだけで、ほとんど素通り。そのまま北西に延びる尾根を降ります。北西尾根との分岐ですっきりとした西尾根に入ります。去年と同じじゃ芸がないかな~、などとも思ったのですが、昨年登りにとったあの北西尾根を下る気にはならないし、なにより温泉に入ってビールをぐぐぐぃっとやりたかったのです(笑)。

Chausu_nattou_tatsuzawa109


西尾根は上部はすっきりとした尾根で落ち葉も積もって歩いていて楽しいのですが、下に行くに従って藪っぽい径となり、状況は昨年以上にバラ藪がはびこり、下部に行くほどRFが難しくなります。1145m峰で、ナットウ箱山からちょうど一時間ほどだったので、しばし休憩。このあたりまでは藪もほとんど無く道形もしっかりしていて歩きやすいのですが、問題はこのあとです。

尾根が北西と南に分岐するあたりから灌木の藪が目立ち始め、枝打ちをしたあとがあっても枝が径の上に放置されていたりします。1015から西進すると旭山(843m峰)手前のピークが見えてきます。このあたりまではまぁ道形もしっかりしているのですが、旭山手前のピークから旭山に向かう時、去年歩いた道だからと気を抜いてしまったらしく、ふらふらと北へ延びる尾根に入り込んでしまいました。

幸い足の裏の感触が妙に柔らかすぎるし、去年歩いた記憶もあったので、すぐに「あ、間違えた」と気づきましたが、こちらの尾根にもけっこう踏み跡がついていましたので、注意が必要です。

Chausu_nattou_tatsuzawa118
(旭山の手前にて)

842mの旭山には去年まであった、あの青い文字の山名標識は見あたりませんでした。三角点のある809.5m峰に堂々とした旭山の誤標識が建ってしまって、正しい方の標識が消えたのは何とも寂しい限りです。

昨年よりもいっそう藪がひどくなったなぁ、と思いながら、やや歩きにくい径を下っていくとやがて蚕影山。ここも昨年同様、草木が生い茂ってしまい、美しいピンクの絨毯は見えるものの、その美しい絨毯をうまく写真に収めるのは難しくなっています。

蚕影山以上に草が生い茂り、シカ柵の開け閉めも厄介になった登山口は、本当に見る影もなし、といった印象で、整備さえすればももの里温泉にダイレクトで降りられる好い登山道だけに、もったいないなぁ、と残念に思いながら、満開の桃の花をパシャパシャと撮り、携帯電話で帰りの高速バスを予約してから、温泉に浸かりました。

Chausu_nattou_tatsuzawa161


ももの里温泉は、内湯は少々カルキ臭がしますが、露天はぬるつきもあって、個人的にはわりと気に入っています。お風呂から上がって、自販機のビールはアサヒのみだったので、食堂兼休憩所の生ビールを注文。しかし、あっという間に飲み干してしまいました。長時間の山行後、温泉からあがって飲むビールは、本当にウマイ♪です。桃の花もほぼ満開で、酔っ払ってとろんとした目で眺めていると実に幸せな気分になります。

帰りの足は、高速バス。以前にも利用したことのある「中央道甲斐一宮」のバス停までは、ゆっくり歩いて30分ほどです。温泉を出て高速バス停に向かう途中、京戸山登山口で出会った女性4人組に再会。彼女たちはこれから温泉を楽しまれるようです。市之蔵交差点を右折してずっと北上すれば高速道路に突き当たり、高速道路との交差地点で左下に高速バス停がすぐ見えます。

但し、この中央道の高速バス停を通過する便は少ないので、注意が必要です。多くの便はこの高速道路の更に北にあるバイパスを通るのです。

Chausu_nattou_tatsuzawa250


とはいえ、高速バスは乗ってしまえば、目的地まで爆睡できますし、席も確保されているので安心です。お値段もなんと勝沼ぶどう郷の駅から乗ったタクシー代と同額! 乗り換えもなく特急列車の通過待ちなんていうものもありません。ただし、この日も若干の渋滞に掴まりまして、土日休日は予定通りの時刻には着かないものと思っていた方が精神衛生上よろしいようです(笑)。

また、朝の便で中央道釈迦堂に行くのは一番早いもので10:06着。新宿を06:20に出る便は、釈迦堂には行かずバイパスの勝沼を回りますから注意してください。
それでも勝沼ぶどう郷駅から歩くよりは釈迦堂までずっと近いですし、時間に余裕のある山行や、桃の花見だけであれば、この新宿~甲府の高速バス、結構使えそうですね~。





その1に戻る

| | コメント (8)

2008.04.14

【桃の花見♪ 茶臼山から京戸山・達沢山 その1】 山バス情報80

Chausu_nattou_tatsuzawa159

【山行日】2008年4月12日(土)

【使用公共交通機関等の詳細】

「鉄道」
新宿 05:18 - 06:13 高尾     (中央線各駅停車)
高尾 06:14 - 07:18 勝沼ぶどう郷 (中央線各駅停車)

「タクシー」
勝沼ぶどう郷駅 07:28 - 07:35 釈迦堂遺跡博物館 (1700円)

「歩行」
釈迦堂遺跡博物館 07:45 - 09:05 茶臼山
茶臼山      09:15 - 09:35 大沢山 (迷走)
大沢山      10:00 - 11:05 京戸山登山口
登山口      11:15 - 12:10 ナットウ箱山(△1412.5)
ナットウ箱山   12:40 - (達沢山経由) 13:30 1145m峰
1145峰    13:40 - 14:25 旭山(842m峰)
旭山       14:35 - 15:15 ももの里温泉 (600円/3時間)
ももの里温泉   16:15 - 16:50 中央道甲斐一宮高速バス停

「バス」
中央道甲斐一宮 17:02 - 19:05 新宿駅西口 (1700円)

Chausu_nattou_tatsuzawa37


都心の桜の花が散ってしまって、少し物寂しい感じがする頃、甲斐の山里はきれいなピンクの絨毯になります。もちろん、桜も咲いているのですが、それよりもずっと鮮やかな花、桃の花が咲き乱れて、まさに桃源郷のような美しさなのです。

里の桃の花だけ見るのも好いのですが、近くにはなかなかいい山がありますので、山バカとしてはセットで楽しむことになります。

数年前に茶臼山に登ってみた時、茶臼平からすぐに降りてしまったのですが、そのとき、大沢山を示す道標と結構はっきりした踏み跡があったのを見て、この尾根をずっとたどって、京戸山から達沢山へと行ってみたいと思っていました。

茶臼山から大沢山を経て京戸山というのは、あまり資料が無いこともあって、自信がなかったのですが、地形図で見て難しそうな二本木山から林道に降りたあと京戸山~岩崎山の尾根に行く箇所、ここを林道歩きにしてしまえば林道の終点前で尾根に取り付けるのではないか、と考え、もし無理ならそのまま林道を降りて帰ってくることにして実行してみました。

朝一番の中央線で勝沼ぶどう郷の駅に着いたのは07:18。客待ちのタクシーがいなかったので、携帯で呼ぶと10分ほどで来てくれました。去年と同じ釈迦堂遺跡博物館までは、タクシー代が上がったため1700円。昨年はなかった笛吹市の「釈迦堂遺跡」のバス停を見つけましたが、これが↓ごらんのような時刻表でおまけに土日祝祭日は運休この市営バス、帰りに寄った ももの里温泉 も経由する、ハイカーにとっては願ってもないバスなのですが、土日祝日運休ではねぇ…。せめて桃の花のシーズンだけでも土曜休日運行してもらえると嬉しいのですが。。。
 ただ、釈迦堂入口まで土日運行している甲州市のバスなら帰りの便としては使えますね~。


Chausu_nattou_tatsuzawa7

釈迦堂で朝の桃の花見をしたあと、水分方面へ向かいます。車道をずっと歩いていくと左手に「茶臼山登山口 ←ここから入る」と書かれた大きな看板があります。登山道は小さな支尾根にやや強引につけられた感じの径ですが、踏み跡ははっきりしており、迷うことはありません。稜線に出て右(東)にしばらく登っていけばやがて茶臼山の山頂に到着。

Chausu_nattou_tatsuzawa52
(茶臼山への登りで…)

茶臼山から直角に方角を変え、南進。見覚えのある茶臼平をそのまま南へ。大沢山の手前で左に巻いていく踏み跡を見送り、尾根通しのやや薄い踏み跡を登っていくと大沢山に到着です。

大沢山には手製の指導標がありますが、この指導標の二本木山と書かれた上にマジックで×がつけられた方向には入ってはいけません。この方向(北東)には尾根通しに濃い踏み跡がついており、目立つマーキングまであるので、私もついつい入り込んでしまい、時間をロスしてしまいました。二本木山に向かうには、いったん茶臼山方面に少し戻って南に延びる踏み跡に入ります。ここらへんはコンパスが使えないと、「自分がどう間違ったのかも判らない」箇所だと思います。やはり一定程度の地形判断(スキル)が必要なルートですので、自信のない方は安易に入り込まない方が賢明でしょう。

二本木山への径は、尾根通しに踏み跡がありますが、枝打ちされた木々が放置されており歩きにくい箇所もあります。二本木山を通過後、無事尾根通しに最後の小さな小さな小ピークも越えて林道に降り立ちました。すぐに右手の尾根に上がれば上がれそうですが、ここは自信もないので、予定通り林道をえいこらと登っていきます。

林道上部で雲母山(△1213.3)方面へ分岐する林道を左に分けて更に登っていくと、赤ヒモの下がったマーキングもあるのですが、もう少し先で岩崎山から京戸山を結ぶ尾根に近づくのでは…とそのまま林道を上がっていくと、↓のような立派な登山口がみつかり、ここで、林道の途中までタクシーで上がっていらしたという女性四人組にも会いました。もう迷うこともなさそうだと安心したせいか、ちょっと疲れが出たのでこの登山口でしばし休憩。

Chausu_nattou_tatsuzawa84


この登山口から少しの登りで、岩崎山と京戸山を結ぶ尾根に上がり、あとは落ち葉ざくざくの明瞭な登山道を上っていけば1430m峰のやや東の稜線に飛び出します。しかし、ここにある指導標は来た径を「下山道」とだけ記したそっけないもの。行く先の地名も表記されていませんし、林道に降りたあとそのまま林道伝いに降りてくれればいいのですが、うっかりマーキングのある箇所で尾根に入り込んだりしたら、かなり危険ではないでしょうか…。

1430m峰は今日の最高地点。ここからは、アップダウンはあるものの、高度を下げるだけ。ゆるく下った先にある今日の最初の三角点:ナットウ箱山(1412.5m峰)には10人ほどの団体さんがいましたが、なかなか好ましい山頂なので、お腹もぺこぺこだしというわけで、ランチタイムにしました。


その2へ続く

| | コメント (0)

2008.01.22

【手強かった芦川北側稜線…滝戸山から日蔭山 その2】 山バス情報77

Takido_ubaguchi101


千畳敷からは地形図通りほぼ直角に北西に進路を変えます。落ち葉径をぐんぐん下っていき、『静かなる尾根歩き』記載の「980で北ではなく西北西に進むのがポイント」という箇所は、木の枝で通せんぼがあって、無事クリアしたつもりだったのですが、その後がまずかった(笑)。黄ヒモがないし、ずいぶん藪っぽいなぁ…と思いながらも細尾根を通過したので、これ以外ありえないと先に進んだのですが、その後目指した高みは、日蔭山のひとつ北にあるピークだったのです。

幸いにも明るい落ち葉径で、左手(南)にひときわ高いピークがあったので、地形図を見るまでもなく(いちおう確認しました:笑)、そちらが三角点のある日蔭山で自分はひとつ北のピークに上がってしまったと判りましたが、ガスの濃いときや荒天だったら判ったかどうか…今思い返してみても軽率すぎたと反省しています。

Takido_ubaguchi106
(図らずも登ってしまった日蔭山北峰への径もなかなか素敵…)

実は日蔭山北峰ともいえるこのピークに上がる前、またしても巻き径のような踏み跡があって、どうやらこれが北に下ってしまいそうな径だと気づき、「今度はだまされないぞ」とその踏み跡を外れてこちらに上がってきたのですが、結果はこのザマです。自分の地形判断力のなさを再認識。

ただ、この北峰から日蔭山は明るい雑木の落ち葉径だけあって難なく登れます。とんだRF失敗でしたが、地形図を見てどう間違えたのか判ったあとは、結果的にこのあたりの複雑な地形を楽しく歩けました。

千畳敷から日蔭山は結局RFミスや途中で落とした手袋を探しに引き返したこともあって、1時間近くかかる始末…。

Takido_ubaguchi109


日蔭山でこの近辺によくある特色ある青色の山名表示と三角点を確認してから、右左口峠へ向かったのですが、右左口峠直前の鞍部でまたしても木の枝による通せんぼ??。左手(南東)を見るとピンクのマーキング。ヘンだなぁと思いつつも、悪場でもなさそうなので、降りてしまいました。ここはホントは右折(西進)して914のピークを巻くべきなのに…。なんという凡ミス。「ありえへん!」といわれそうな間抜けなミスに気づいたのはだいぶ降りて林道が遙か下に見えた頃でした。仕方なく林道を大きく回って右左口峠へあがり、本来の降り口と右左口峠以西の登り口を確認。

今回は、自らの能力不足・注意不足を思い知らされた山行きでした。安易に踏み跡に入り込んだり、最後はマーキングがあるからと涸れ沢を下ってしまったり…。やっぱり自分には松浦本の三ツ☆コースは、まだまだ無理みたいだなぁ。。。☆二つのコースでしばらくは修行しなければ…、そう反省しつつ、とにかく無事に無傷で降りられて好かったとホッとしながら右左口峠をあとに林道を梯(かけはし)の集落までチンタラ降りました。

梯の集落は鴬宿と同じような兜造りの民家があっていかにも芦川流域らしい雰囲気の、なかなか好い集落でした。もう少し周辺をのんびり散策してみたかったのですが梯のバス停に着いたのは甲府病院行き最終バス発車の10分前。芦川駅行きの旧三珠町営バスのバス停もあるにはあったのですが、これがボロボロに錆びた状態で、走っているのかどうかちょっと確信が持てませんでした。

Takido_ubaguchi135
(さすがにこっちのバスは待つ気になれない:笑)

Takido_ubaguchi134
(行きと同じ甲府市営バスで帰りました…)

甲府病院行きのライトバンバスは行きの運転手さんと同じ方。定刻通り病院に着き、甲府方面行きのバスの時刻を見ると、17:11までありません。これって、歩けば南甲府駅に着く時間じゃん、ということで、朝同様帰りも南甲府駅まで歩きです(笑)。

Takido_ubaguchi139
(市立甲府病院から甲府方面行きのバスダイヤ)

途中セブンイレブンでお酒や肉まんを買ったりして、のんびり歩いたため、40分近くかかってしまい、あやうく17:07発の甲府行き普通電車に乗り遅れるところでしたが、なんとか間に合って、今日はなんだかんだでツイていたなぁ、と思いつつ、各駅停車に揺られて帰途につきました。




☆☆☆ その1に戻る ☆☆☆

| | コメント (4)

2008.01.21

【手強かった芦川北側稜線…滝戸山から日蔭山 その1】 山バス情報77

Takido_ubaguchi61

【山行日】 2008年1月19日(土)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿  05:18 - 06:13 高尾  (中央線各駅停車)
高尾  06:14 - 07:43 甲府  (中央線各駅停車)
甲府  07:46 - 07:53 南甲府 (身延線)

「歩行」
南甲府駅 07:53 - 08:20 市立甲府病院

「バス」
甲府市民病院 08:30 - 08:59 甲陽学園入口 (甲府市営バス 300円)

「歩行」
甲陽学園入口 09:15 - 11:30 滝戸山
滝戸山    12:00 - 12:38 千畳敷
千畳敷    12:45 - 13:38 日蔭山
日蔭山    13:45 - 14:20 右左口(うばぐち)峠
右左口峠   14:30 - 15:45 梯(かけはし)バス停

「バス」
梯 15:56 - 16:28 甲府市民病院 (甲府市営バス 500円)

「歩行」
市立甲府病院 16:30 - 17:06 南甲府駅

「鉄道」
南甲府 17:07 - 17:15 甲府 (身延線)
甲府  17:30 - 19:07 高尾 (中央線各駅停車)
高尾  19:11 - 20:01 新宿 (中央線快速電車)

Takido_ubaguchi3


前回滝戸山に行ったときから気になっていた、甲陽学園からのルートと滝戸山以西の芦川北稜…、18きっぷ最終回とkomadoさんのところで仕入れた甲府市営バスの情報をモトに歩いてきました。

南甲府駅からは、やや早足で、Yahoo!で最寄り駅からのルートを探索し作成した地図をモトに、市立甲府病院まで約2.5km歩きます。一人で黙々と歩けば、まぁ私のような短足でもじゅうぶん間に合います。私が甲府市民病院に着いた08:20にはまだ市営バスは到着していませんでした。

当初は右左口交差点バス停から歩くつもりだったのですが、運転手さんにおそるおそる聞いてみると、バス停以外でも降ろしてくれるとのこと。甲陽学園といってもよくわからなかったようなので、右左口トンネルに入る前にヘアピンカーブする地点があると思うので、そこで降ろしてくれるように頼みました。

これはうまいこと成功して、「甲府市 右左口の里」の表示がある甲陽学園のすぐ下から歩き始めることが出来ました。バス代も右左口交差点までの300円しか受け取らず、恐縮しまくってお礼を言って降りました。

Takido_ubaguchi4
(ここで降ろしてもらった…)

バスを降りたところから「滝戸山登山道」の表示があり、安心して林道を上っていきます。背後に冠雪した八ヶ岳や南アルプスが美しく、今日は好い日和になりそうです。

Takido_ubaguchi30
(この季節に、こんなに緑色!)

登山道に入っても、「滝戸山登山道」の表示は頻繁に現れ、登り始めはシラカシでしょうか、この季節でも緑色の美しい葉をつけた自然林が目を楽しませてくれます。ときどき植林が混ざったりヤブっぽい径にもなりますが、その後も概ね自然林。踏み跡もしっかりした径で、迷うことなく頂上に立てます。「山梨の森林100選」に三つも選ばれた山だけあって、道中は落ち葉がどっさり。エアリアに載っていない山ですが、いい山だなと思います。

山頂(というより稜線全体)は展望がありませんが、登り初めて1時間ぐらいで沢を離れ、そこから30分ぐらい登って支沢を渡ると、南アが甲斐駒から赤石・悪沢まで一望できる地点に出ます(トップ写真)。その後、支尾根に上がってから40分ほどで山頂着。
道中日当たりの良いところで2度ほど休憩をとっても、下から2時間半かからずに滝戸山山頂に着きました。

時刻は11時半。。。少し早めのお昼をとります。陽差しがあるので凍えるほどではありませんが、やはり上空を寒気が覆っていると、この季節、じっとしている食事中が一番つらい…(笑)。

Takido_ubaguchi88
(滝戸山をあとに、芦川北稜を西へ向かう…)

昼食後、ここからが問題の芦川北稜。指導標もなく踏み跡も頼りないのは、前回来たときに偵察済みで、手強そうだな…とは思っていたのですが、地形図「市川大門」「河口湖西」&『静かなる尾根歩き』のコピーも用意して、かじかんだ手でコンパスを握りしめ、稜線歩きに挑戦です。

最初は甲陽学園への径に引き込まれないように注意が必要ですが、これは朝登ってきた道ですから間違えようが無く、踏み跡の薄い稜線を歩きます。ときどき現れる踏み跡が歩きやすいので、ついついそれを追っていると、やがて到着するはずの千畳敷を巻いてしまいます。かなり巻いてしまったところで気づいたので、巻ききったところで尾根を戻りました。それにしてもこのあたりの自然林百パーセントの落ち葉径は素晴らしい。歩いていて、あぁ、今日も早起きして来てよかったと本当に嬉しい気分になります。

Takido_ubaguchi99
(千畳敷付近の美しすぎる落ち葉径)

千畳敷には山名標だけがありました。ここで少し身体も暖まったので着込んでいたものを脱いでザックに収納。
少しだけ休憩を入れます。

☆☆☆ その2に続く ☆☆☆

| | コメント (2)

2007.12.26

【羅漢寺山 ひとかけらの雪もなく…】 山バス情報75

Rakanji30
(うぐいす谷から南ア)


【山行日】2007年12月24日(月)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿  05:50 - 06:28 立川 (中央線各駅停車)
立川  06:43 - 08:46 甲府 (中央線各駅停車)

「バス」
甲府  09:00 - 09:59 夫婦木神社 (山梨交通 870円)

「歩行」
夫婦木神社 10:10 - 10:50 八雲神社
八雲神社  11:00 - 11:15 弥三郎岳
弥三郎岳  11:20 - 12:00 白砂山
白砂山   12:10 - 12:25 白山展望台
白山展望台 12:50 - 13:50 吉沢(きっさわ)農協バス停

「バス」
吉沢農協 13:55 - 14:28 甲府駅南口 (山梨交通 490円)

「鉄道」
甲府 14:33 - 14:54 塩山 (中央線各駅停車)
塩山 15:09 - 16:32 高尾 (中央線各駅停車)
高尾 16:33 - 17:32 新宿 (中央線快速電車)

Rakanji41
(パノラマ台より曲岳・黒富士)

土日の降水が山ではどれほどの積雪になっているのか…今回ばかりはまったく見当がつかなかったので、18きっぷのうまみを味わえ、いざとなればロープウェイで下山も可能な羅漢寺山(弥三郎岳)に行くことにしました。

清川経由の昇仙峡行きは、以前に太刀岡山に行ったときにも使いましたが、やはり、9時発の10時着は、もう一時間前のバスが欲しいなぁ~と乗るたびに感じます。一時間前のバスがあれば、曲岳や黒富士も何とかなりそうなのですが…

立川発の甲府行きが大月を過ぎると、周囲の山や駅のホームには雪が目立つようになり、二週連続でスノーハイク!と思っていたのですが、笹子のトンネルを抜けると状況は一変。まったく雪が見えなくなりました。

甲府の駅でバスに乗り込む頃には、これはひょっとするとアイゼンどころかスパッツも不要か!?という予感は的中(笑)。車窓から見える茅ヶ岳や曲岳にもまったく雪がついていません。

曲岳の姿を見て、清川で時間調整中に降りちゃおうかと少し思ったのですが、やはりどう考えても時間的に無理そう。予定通り夫婦木神社バス停で下車して、奥御岳林道をちょっとだけ偵察。ここをずぅ~っと5時間ぐらい歩けば(笑)チョキや袴腰の取り付きか~と、チョット見なんでもない車道を少々感慨深げに見てしまいました。

Rakanji8


夫婦木神社バス停からバス通りを進行方向に行くとすぐに羅漢寺山登山口の標識があり、立派な車道を上がっていきます。やがて未舗装の車道になりますが、結局、八雲神社の直前まで車道歩きでした。神社のほんの少し前で右手から登山道が上がってきており、指導標を見ると下福沢と記されていました。左手にロープウェイ仙娥滝駅への下山口もあります。どちらもエアリアには記載されていませんが、見た感じではそれほど難しい径でもなさそうです。

「うぐいす谷」という眺めの良い場所で、富士山や南アルプスの展望を楽しんだ後、神社にお参りしてから弥三郎岳に向かいます。かなり高度感がありますが、高いところが苦手な私でも、それほど怖がらずに一番奥の三角点まで行くことが出来ました。あいにく金峰山はまたしても雲の中でしたが、南アルプスや富士山だけでなく、茅ヶ岳や曲岳・黒富士、そして帯那山から水ヶ森のあたりが実に立派な山脈として聳えているのがよく見えます。

さて、弥三郎岳をあとにしてパノラマ台に戻ってから白砂山方面への径へ入ると、それまでの観光客の多い場所とは全くの別世界になります。

Rakanji76


なかなか好ましい落ち葉径で静か。ここからようやく山らしくなってきます。後で考えてみて気がついたのですけれど、この径に入ってから下山先のバス停まで結局誰にも会いませんでした。

Rakanji84
(白砂山から弥三郎岳方面を望む : 白いのは雪ではなく砂)


白砂山はどこが頂上なのかハッキリしませんでしたが、とにかくいけるところまで奥に行ってみました。途中から結構長い距離、白い砂と岩の径になります。
最後は崖になっていてこれ以上は無理というところまで行って、ちょうどお昼だったので御飯にしようかとも考えたのですが、何故かこの日は羅漢寺山の上空だけが呪われたみたいに(笑)雲に覆われていて、風も吹いて寒そう。とりあえず、もう少し歩いて白山展望台でお昼にしようと決めました。

なかなか好ましい雑木林をずっと歩いていくと、やがてありました、白山展望台。縦走路からちょっと入ったところにある、こちらも白砂の美しい展望台です。うまいぐあいに陽差しも出てきて、ようやくのランチタイム。目の前に南アルプスの山並み、少し右に視線をずらせば茅ヶ岳や太刀岡山。おにぎりをむしゃむしゃやりながら南アの美しい姿を堪能しました。

Rakanji113


陽が差している間は好いのですが、陽が翳り風が吹くと、さすがにこの季節、じっとしていられなくなります。下山先は比較的バスの多い長潭橋(ながとろばし)=昇仙峡口バス停の予定だったのですが、獅子平分岐の次の分岐で右「吉沢・敷島」と取ったあと、簡易舗装道路の南下を続けていくと昇仙峡口バス停から二つ甲府寄りのバス停「吉沢農協」に出てしまいました。どうやら地形図「甲府北部」の吉沢と書かれている沢沿いの破線路を吉沢の集落まで歩いてしまったようです。

まぁ、バス代も少し安くなったし、尾根を乗越さない分、ラクだったので結果オーライです。

バスはほとんど待ち時間なしで昇仙峡折り返しが来てくれたのですが、山中ではあれほど恵まれなかった陽差しが、バスの中では灼けそうなほど強くて、ウソのように晴れ渡った青空を恨めしそうに見上げながら、まぁ、こういう日もあるかと、苦笑しながら帰途につきました。

※ところで、羅漢寺山の山梨百名山標柱が見あたらなかったのですが、私の見落としでしょうか。どなたかありかをご存知の方、いらっしゃいましたらご教示くださいませ~。

| | コメント (16)

2007.12.18

【ちょっとマニアックに…小楢山 その2】 山バス情報74 タクシー情報12

Konara_fufu116


お昼ごはんを食べ終え、しばらくぼんやりしていたのですが、北の金峰山の方から押し寄せる暗雲が陽ざしを遮るため、じっとしていると寒くてたまらず、下山開始。小楢峠に戻り大沢ノ頭へ向かいます。途中、幕岩に登る鎖場があったので、よせばいいのに登ってしまい、降りる段になって腰が引けて(笑)、鎖に掴まって降りながら、やめときゃよかったと後悔。

大沢の頭は、本当に展望の素晴らしいところで、晴天であればかなりの遠望が期待できそうです。この日は真っ白な金峰山や小楢山の向こうに乾徳から黒金の稜線を確認することができた程度ですが、天気さえ好ければ南アルプスなどの展望が楽しめそうな場所です。

Konara_fufu144
(大沢の頭より塩山市街を見下ろす:中央に塩ノ山)


父恋しの径を見送って、指導標に従い妙見山への径を進みます。最近のエアリアでも赤破線が引かれるようになりましたが、まさにできたての登山道という感じで、灌木の藪を刈り払いした枝などが登山道にかぶさったままです。指導標はかなり頻繁に見られますし、マーキングも豊富ですので、迷うこともないと思います。

大沢の頭を出発してまもなく、カモシカに遭遇。相変わらずこちらをじっと見つめたまま動かず、しばらくして忘れた頃に逃げていきます。
天狗岩に寄って南頭(1467)を素通り、歩き疲れたのでみだれ岩の手前で少し休憩しました。


一次ノ峠では指導標があって洞雲寺への径が指し示されていますが、踏み跡はかなりあやしい感じです。地図で見ると短い距離で林道に出られるようですが、果たしてエスケープルートとして使えるのかどうか…チョット疑問符でした。

見返りの岩では、その名のとおりここまで辿ってきた大沢の頭からの尾根が一望できます。ただ、地形図で見るより、この登り返しは急で、鎖が設置された急坂を登り返します。

Konara_fufu170
(見返りの岩より、大沢ノ頭から続く尾根を振り返る)

地形図の妙見山(1358.3の三角点)は差山の標識があり、鼓川温泉まで1時間20分と記されていました。すぐ先に富士見台という展望地があり、さらに1224の妙見山の標識があるピークも展望地となっています。折角の好展望コースなのに、雲が多くやや消化不良気味ですが、今日はもう一つの楽しみ=温泉があるので、それを楽しみにして下って行きます。

Konara_fufu214


テレビの中継所のようなところを通って、ようやく雑木林に変わった落ち葉径をガサゴソ音を立てて気分良く下っていくと、舗装道路へ出ます。舗装道路を左に少し歩けば鼓川温泉です。

Konara_fufu227

鼓川温泉は公営施設ですが、見た感じや入った感じは公営施設独特の雰囲気ではなくて、こぢんまりとした温泉宿のようなたたずまいです。市外大人は3時間500円ですが、ロッカーも貴重品入れもお金はかかりませんし、休憩室も持ち込み可。うるさいカラオケなど無くて静かに休めました。

お湯はの方はまぁまぁいい感じ。露天の方は100%源泉掛け流しで、ややぬるめです。長時間浸かっていたい感じでしたが、風邪気味だったので、あまり長湯せずに上がってしまいました。

塩平(洞雲寺)からのバス、14時の便は鼓川温泉に上がってこないので、牧平まで歩かないといけませんが、16時のバスは鼓川温泉を経由してくれます。ちょうど夕暮れにさしかかるぼんやりしたひとときで、これからお湯に寄られる近所の方が歩いてきたりして、バスを待つ間もいい雰囲気でした。

塩平からの山梨市の市営バスは少し遅れてやって来ました。夕闇の中を窪平へ。窪平ではさらに西沢渓谷から来る山梨市営バス(山梨市駅行き)に乗り継ぐことも出来ます。

窪平で山梨市駅行きの直後に塩山駅行きのバスが来たので、あわてて乗り込んでしまったのですが、これがちょっとしたボーンヘッド(笑)。
山梨貸切自動車の塩山行きに乗ってしまったのですが、もうちょっとだけ待てば、杣口からの塩山駅行き(山梨市営バス)がやってくるのです。料金は230円の差。どちらで行っても、塩山からの上りの各駅停車17:21立川行きには間に合いませんので、レギュラー缶一本分損してしまいました(笑)。

でも、マイナーバス+スノーハイク+温泉といろいろ楽しめた好い山旅でした。
ちなみにバスは3本とも私一人の貸切。たいてい空いていると思いますので、皆様も是非ご利用をご検討ください!


その1に戻る

| | コメント (0)

2007.12.17

【ちょっとマニアックに…小楢山 その1】 山バス情報74 タクシー情報12

Konara_fufu80

 
【山行日】 2007年12月15日(土)

【使用公共交通機関等の詳細】

「鉄道」
新宿  05:18 - 06:13 高尾 (中央線各駅停車)  
高尾  06:14 - 07:23 塩山 (中央線各駅停車)

「バス」
塩山駅南口 07:37 - 07:50 下藤木 (甲州市民バス松里線 100円)

「歩行」
下藤木 07:50 - 08:10 窪平

「タクシー」
窪平 08:15 - 08:30 オーチャードビレッジ・フフ (1300円)

「歩行」
フフ    08:35 - 09:40 母恋し路入口
母恋し入口 09:50 - 11:05 小楢山
小楢山   11:45 - 12:20 大沢ノ頭
大沢の頭  12:30 - 13:20 みだれ岩
みだれ岩  13:30 - 15:05 鼓川温泉

「温泉」
鼓川温泉 15:05 - 16:30 (市外 3時間 500円)

「バス」
鼓川温泉 16:38 - 17:10 窪平 (山梨市民バス 100円)
窪平   17:15 - 17:29 塩山駅南口 (山梨貸切自動車 330円)

「鉄道」 
塩山 17:51 - 19:07 高尾 (中央線各駅停車)
高尾 19:11 - 20:01 新宿 (中央線各駅停車)

Konara_fufu101
(小楢山より金峰山)


タクシー代がネックの小楢山をなんとか安く登ってみたいと考えて、いろいろ調べているうちに、ふと思いついたこのアイデア…。窪平でタクシーをつかまえられなかった場合は、窪平からオーチャードビレッジ・フフも歩く覚悟で挑戦してみました。

甲州市のHPの市民バスをよく調べてみると、朝の早い時間帯に窪平までは行かないものの、そのすぐそばまで行く松里線という地元路線があることに気づきました(但、日曜祝日運休)

Konara_fufu1


もちろん、8:30発の山梨貸切自動車の窪平行きでも良いのですが、日の短い時期に帰りを鼓川温泉へ下るロングコースにとることを考えると、窪平でタクシーをつかまえられなかった場合、時間的に余裕がないと思いまして、1時間ほど前に塩山を出発する甲州市民バス利用にしてみました。
窪平からのタクシー料金がどれぐらい割安なのかわかるだけでも儲けものだし、何より市民バスは料金がたったの100円、ということで、例によって朝一番の電車で塩山に7:23到着。

Konara_fufu5
(笛吹川芸術文庫)

出発前、バスの運転手さんに聞いてみると、窪平には行かないけれど、窪平に一番近くてわかりやすい場所で降ろしてくれるとのこと。場所は下藤木バス停の少し手前、エアリアでいうと松里中のあたりです。バスを降りたらほぼ西へ有形文化財「笛吹川芸術文庫」の前の道を通ってまっすぐ歩いてゆくと西沢線のバス通りに出ます。バス通りを右に行けば牧丘方面への道が右にありますから、橋を渡って歩いて行くと窪平です。途中寄り道をしたので20分かかっていますが、実際には10分少々でつくのではないでしょうか。

Konara_fufu12


窪平には牧丘地区のタクシー会社2社があり、以前乗ったことのある牧丘タクシーに行くと、なんとその乾徳山の帰りに乗った時と同じ運転手さんでした。例によって甲州弁全開(笑)であっという間にオーチャードビレッジ・フフへ到着です。

タクシー料金は1300円。1400~1500円ほど節約できたことになります。フフから母恋しの入口までは、舗装された車道を歩かされるので、歩きながら、「塩平まで奮発して、『静かなる尾根歩き』に紹介されている塩平尾根にすれば良かったかな」と少し後悔してしまいました。

母恋し路からやっと土の径を歩けるようになりますが、小楢山という名前なのに、コナラはほとんどなくカラマツばかり。標高1500mあたりから雪が見られるようになり、小楢峠からは薄雪を踏むスノーハイクで、今年初めての雪をゆっくり踏みしめながら、小楢山へ。

Konara_fufu109


山頂は焼山峠からいらしたという先着のご夫婦が一組だけ。少し早いですが、お腹も空いたので、雲のかかった富士山を眺めながら、お昼ごはんにしました。


その2に続く

| | コメント (2)

2007.11.17

【たまには平日ハイキング…お坊山】 山バス情報71

Obou_heijitsu85
(南尾根1100m付近)

【山行日】2007年11月14日(水)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿  05:18 - 06:13 高尾 (中央線各駅停車)
高尾  06:14 - 07:06 笹子 (中央線各駅停車)

「歩行」
笹子駅   07:10 - 07:50 △819.9
819.9 08:15 - 09:05 1170付近
1170  09:30 - 10:00 お坊山東峰
東峰    10:05 - 10:15 お坊山
お坊山   10:20 - 10:30 東峰
東峰    10:50 - 11:30 棚洞山の先のベンチ
ベンチ   12:00 - 12:20 入道山手前のベンチ
ベンチ   12:25 - 12:45 891
891   12:50 - 13:35 稲村神社
稲村神社  13:40 - 13:55 笹一酒造
笹一酒造  14:05 - 14:10 笹子駅

「鉄道」
笹子  14:18 - 15:12 高尾 (中央線各駅停車)
高尾  15:33 - 京王線某駅  (京王線)

Obou_heijitsu117


先週末は悪天、今週末は土曜出勤、ということは…「えぇー!、今年はササイチ行けないじゃん!」。

「胃ぃ悪りぃくせに今年も笹一行くのかよっ!」とツッコまれそうですが、まぁ、今は飲めなくても、笹一のお酒はお正月用ですから(笑)、ということで、天気も最高に良さそうな水曜日にお休みをいただいて、笹子周辺の山と言うことで、昨年同様、お坊山へ行ってきました。

コースは、『バリエーションルートを楽しむ』にも載っている、お坊山東峰南尾根からお坊山南東尾根。コースタイムは短めですが、病み上がりの山行としては、この程度で十分だろうと判断しました。

途中信じられないほど頻繁にのんびり長休憩をとっていますので、普通に歩けば、7時発だとゆっくり歩いても1時、早い人なら午前中に笹子駅に戻って来られると思います。

但し、このコース、登りでさえ最初の取り付きは結構わかりにくく、とりわけ「祠を見て小沢を渡る」ところや「堰堤の10メートル手前」にある「巡視路用の階段」は、マーキングなど無いので細心の注意をもっていないと、見逃してしまう可能性大です。実際、松浦さんの本がなければ、この尾根に取り付くのは私の力では無理だったと思います。

また南東尾根にしても、下りにとるとエアリア破線にしてはやや難しい径で、昨年の私のような凡ミスをせずに尾根を辿れたとしても、尾根の末端に近づくにつれ、簡単とは言えないRF(地形判断)が必要な箇所がありますので、道標完備の登山道しか歩いたことのない方、コンパスの扱いがまだ不十分な方は、このコースに入るのは見合わせた方がいいと思いました。

Obou_heijitsu45
(南尾根900m付近)


松浦さんの的確な案内文のおかげで、取り付きに成功し、植林の落ち葉に隠れた巡視路用の階段を拾っていくと、三角点のある鉄塔10号へ到達。ゆっくりとお茶を煎れて休憩し、この先の地形を地形図で頭にたたき込んでから、雑木混じりの明瞭な尾根を登っていきます。傾斜が急なところもありますが、尾根さえ辿れれば、三角点から南尾根に合わさるまでは、登りにとる限りそれほど難しくありません。

南西からの尾根を合わせた後、しばらく緩やかな尾根ですが、1109から上は露岩などもある傾斜のきつい尾根になります。紅葉もきれいだったので、また長時間休憩。日射しは十分で、空気も11月とは思えないほどポカポカ。平日でこのコースでは誰にも会わず、のんびり寝そべったりして、ここから急登とわかっているだけになかなか腰が上がりません(笑)。

重い腰を上げて、急傾斜の尾根をチンタラ登っていくと、思ったほど時間もかからずに見覚えのある東峰に到着。喉が渇いたのでベンチで水をごくごく飲みました。

せっかくの好天ですから、お坊山へ行って、雪化粧をした南ア、八ツ、富士山の展望を楽しみます。さすがに北アルプスは見えませんでしたが、南ア、八ヶ岳ともにきれいに見えていましたし、富士山も逆光でしたがなかなか良いお顔をされていました。

Obou_heijitsu112
(お坊山から南アルプスを望む)

東峰に戻って南東尾根を下ります。前回と違って今回は気合いを入れてコンパスと地形図を手に、ジグザグを切る道は極力避け、なるべく尾根を忠実にたどることにしてみました。

尾根上は若干灌木の藪があるものの、薄いながら踏み跡もあり、それほど歩きにくくはありません。棚洞山の先にあるベンチでお腹も空いたので早めのランチ。おにぎりを食べた後、誰も来ないだろうとベンチに寝そべってまたまたノンビリ。

棚洞山からも忠実に尾根をたどったため、前回降りてしまった箇所は、正確にはわかりませんでしたが、入道山は巻き道もないですし、目指す尾根の方向をしっかり見極めていれば、私が去年やったようなボーンヘッドはしないと思います。ただ、冒頭でも述べましたが、891から先は下りだと要RF(ルートファインディング)で、易しくはない径です。
とりわけ最後の中央自動車道のフェンス沿いに降り立つところが難しく、錯綜する踏み跡に入り込まないように気をつけなければなりません。まず、登りにとってポイントを押さえてから下りに利用することをお奨めします。

結局この日は山中では誰にも会わずじまい。無事中央自動車道のガードをくぐって、稲村神社へ歩いていくと、下校中の小学生たちに元気に挨拶されて、晴天のもと上機嫌で笹一酒造へ…。

Obou_heijitsu205


笹一は平日とあって、週末の賑わいもなく、店内で本当に味見するだけ。週末のように駆けつけ三杯ということもできませんでしたが(笑)、胃を悪くしたばかりの今年の私には、この程度の方が良かったかも知れません。酔っ払うこともなく、例年通り「生しぼり原酒」を買い求めると、そそくさと笹子駅へ向かいました。


☆山バス情報☆

掲示板の方で、リブルさんからいただいた情報なのですが、甲斐大和駅発着の甲州市の市民バスが塩山駅発になったため、時刻も少し変わっています。ご利用の際はお気をつけくださいませ。
リブルさん、貴重な情報をどうもありがとうございました♪
m(__)m

| | コメント (6)

2007.09.02

【百円バスで百名山 大菩薩嶺】 山バス情報68

Daibosatsu_rei115

【山行日】 2007年9月1日(土)

【使用公共交通機関等の詳細】

「鉄道」
新宿   05:18 - 06:13 高尾  (中央線)
高尾   06:14 - 07:23 塩山  (中央線)

「バス」
塩山駅  07:28 - 07:55 大菩薩峠登山口 (山梨貸切自動車 100円)

「歩行」
大菩薩峠登山口 08:00 - 09:45 上日川峠
上日川峠    09:55 - 10:20 福ちゃん荘
福ちゃん荘   10:30 - 11:30 大菩薩嶺
大菩薩嶺    12:05 - 13:15 丸川峠
丸川峠     13:25 - 14:52 大菩薩峠登山口

「バス」
大菩薩峠登山口 14:52 - 15:19 塩山駅 (山梨貸切自動車 100円)

「鉄道」
塩山 15:33 - 16:09 大月   (中央線各駅停車)
大月 16:20 - 17:02 高尾   (中央線各駅停車)
高尾 17:15 -  京王線某駅  (京王線)

Daibosatsu_rei1


土曜出勤などもあって、2週連続で山に行けずにいたのですが、土曜日は予報が転々と変わったものの、どうやら雨には降られずにすみそう。それになにより気温が下がってくれたので、夏バテでへばり気味の身体でも山に行けそうです。

これまで、塩山~大菩薩峠登山口間の百円バスは何度か乗っていたのですが、人出の多さを嫌って深田百名山指定の大菩薩嶺に実はまだ登っていませんでした。で、その山へ行こうかなと…。


私のところから朝一番に出て塩山に着けるのは07:23。この時刻にあわせて運行してくれている百円バスは私にとって神様仏様女神様のような(笑)存在です。時間にして約30分、距離にして約7.5kmほどでしょうか。高度もかなり稼いでくれて、登山口の標高は900m近くあります。雲取山より標高が高い大菩薩嶺を日帰りできるのはこの運行時間と標高のおかげだと思いますが、安くて(たいてい)空いているこのバスを是非皆さんに利用していただきたいものです。

バスの乗客は10人ほど。登山客がほとんどですが、地元の方も利用されているバスです。この日もお二人ほどが途中下車されていきました。


バスを下車して軽く屈伸運動後、トイレによってから出発。残念ながらガスだらけの車道を上がっていきます。電車に乗っているとき、笹子では雨だったけれど、例によって笹子トンネルを抜けた途端天気が回復していたのですが、考えてみればその天気を分けている脊梁にこれから登るわけですから、お天気が好いはずもないのですね…。

Daibosatsu_rei47


それでも千石茶屋を過ぎれば自然林100%の登山道となって、ときどきガスも消えてくれたりして、ブナやミズナラを愛でながらのんびり歩いていけば、鹿がきゅーんと鳴いたりして、やがて上日川峠に着きます。

上日川峠まではタクシーで上がれますが、バスで来てここまで歩きでも、大菩薩嶺の周回であれば、のんびり歩いて十分帰りのバスに間に合います。

上日川峠で水分補給&休憩後、福ちゃん荘へ。お腹が空いてしまったので(笑)私は福ちゃん荘でも休憩をとりました。寒暖計があったので見てみると16℃。結構暖かいですね。涼しくなったとはいえ、これでは汗が出るわけです。

Daibosatsu_rei67
(唐松尾根を登る最中、一瞬青空が見えて…)


福ちゃん荘ではいかにも観光客風の人たちが大菩薩峠方向に行ったので、ここはまだ歩いたことのない唐松尾根を登ることに…。唐松尾根を登るうち日が差してきて青空も見えてきたので、ありゃりゃ、もしかして晴れちゃうの?と期待したのですが、10分後にはガスってしまい、雷岩を目前にして何故か急にバテてしまったりして、へろへろになりながらガスで真っ白の雷岩を素通りして大菩薩嶺へ。

大菩薩嶺はお昼も間近というのに誰もいないので、ここでお昼ごはんにしました。食事中も上がってきたのは1グループだけ。静かな百名山山頂をほぼ独占してしまいました。

大菩薩嶺から丸川峠へ向かうとすぐに、道なりに北尾根の踏み跡があるので、ちょっと注意が必要かも知れません。いちおう通せんぼの木が横たわっていますが、ここには道標はなく、利用者が多くなっているのか踏み跡が濃くなっていて、気をつけないと左手に降りていく丸川峠の径に気づかず尾根を直進してしまいそうです。


で、この日イチバン好かったのは、この大菩薩嶺から丸川峠までの径でした。誰にも会わなかったせいもあるのですが、しっとりと濡れた苔むした山径を静かに歩いていると無上の喜びを感じます。ブナだけでなくコメツガなども混じり、さすがに標高2000mもあるせいか、亜高山の雰囲気も感じられました。

Daibosatsu_rei97

樹林の美しさを堪能後、丸川峠で紅茶を煎れていたら、霧雨のような雨が降ってきて、ああ、帰りは降られちゃうのかな、などと思いながら、腰を上げて下山を開始。でも丸川峠からの急坂を下っている最中に今度は晴れて日が差してきたりと、標高の差で雲(ガス)の位置が違うこともあるのでしょうが、めまぐるしい天気の変わりようでした。

シラカバの混じる美しい自然林の中を下っていき、沢音が聞こえるとまもなくで平坦な道に変わり朝来た車道に出ます。

Daibosatsu_rei140


車道を歩いていくとバスがどんぴしゃりでやってきたので、温泉には寄らずに塩山から各駅で帰ったのですが、この14:52のバスであわてて帰ってもあまり意味がないかも知れません。連絡する電車は「かいじ」に乗るのでない限り、15:33発の大月行きなのですが、この電車は大月では上りの連絡がなく、次の15:52の立川行きで帰っても同じなのです。
もちろん、次のバス(16:47、17:10)では15:52発立川行きには乗れないのですが、東京方面へ帰る場合、あまり連絡がよろしくないので、翌日お休みの場合などは無理にこのバスを捕まえずに温泉でも入ってゆっくりしてから次のバスで帰った方がいいな、と思いました。


| | コメント (4)

2007.06.17

【ハルゼミ大合唱…節刀ヶ岳】 山バス情報63

Settougatake58
(大石峠にて)

【山行日】 2007年6月16日(土)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿  06:22 - 07:05 高尾   (中央特快)
高尾  07:11 - 07:48 大月   (中央線各駅停車)
大月  08:19 - 09:02 富士吉田 (富士急行)

「バス」
富士吉田駅 09:10 - 09:41 大石プチペンション前 (富士急バス 670円)

「歩行」
大石峠入口 09:50 - 11:30 大石峠
大石峠   11:45 - 12:45 節刀ヶ岳
節刀ヶ岳  13:15 - 13:50 鬼ヶ岳
鬼ヶ岳   13:55 - 14:30 鍵掛峠
鍵掛峠   14:35 - 15:25 林道
林道    15:30 - 16:35 鴬宿バス停 
「バス」
鶯宿 16:55 - 17:56 石和温泉駅 (富士急平和観光 1020円)

「鉄道」
石和温泉 18:15 - 19:40 高尾 (中央線各駅停車)
高尾   19:46 - 20:30 新宿 (中央特快)

Settougatake75
(大石峠)


いや~、やっぱり御坂は裏切ることはありませんね。とっても素敵な山歩きができました。

前回の赤城山行でエゾハルゼミの鳴き声を聞いて思い出したのが、二年前の御坂山行

梅雨の晴れ間に行こうと狙っていたところ、梅雨入り宣言直後に恒例の(?)晴れ予報が出ました。こうなれば行かない手はありません。

大月には一つ前の電車で到着。もう一つあとの電車でも良いのですが、富士急への数分乗り換えは毎度のように混雑して慌ただしい感じがキライ(笑)なのです。

富士吉田で電車を降りると目の前には富士山がくっきり。この季節では珍しいことだな~と思っていたのですが、この大展望はこの日一日、本当に素晴らしいものでした。

大石プチペンション行きのバスは、大型のバスなのですが、この日もやはり登山者は私一人。乗客にしても私の他にはおばさんがひとりだけ。時刻が確かに中途半端ではありますが、山に使えないわけではないので、皆さんもぜひ利用をご検討ください。

運転手さんも慣れたもので、何も言わなくても、大石プチペンションに入る手前の大石峠入口といえるあたりで降ろしてくれます。

しばらくは車道歩きで、峠の真下のトンネル工事なども目に入ってやや気が滅入りますが、峠道に入れば、ハルゼミがこれでもかというぐらい鳴いていて、純緑の自然林の中をえいこらと登っていく間もシアワセいっぱいです。

Settougatake22


上部の水場で美味しい水を補給してヤマツツジを見ながら更に登りをこなすと大石峠。そこはもう楽園といっても大袈裟ではない(?)ぐらい素敵な場所です。アヤメが咲き乱れるお花畑、そして目の前には富士山がどーんとあって、ずっとここにいてもいいかなと思うぐらい。

Settougatake69


稜線の素敵な縦走路を登っていくとやがて節刀ヶ岳。ここも富士山の眺めが素晴らしく、よく見れば南アルプスなども見えています。山頂にいた方とも少しお話ししたのですが、この日の展望は真冬でもそうないだろうというレベルのものでした。

Settougatake107
(節刀ヶ岳より南ア)

遅めのお昼をすませて、鬼ヶ岳へ。鬼ヶ岳…以前に来たときにはわからなかったのですが、こんな展望の素晴らしいところだったんだと認識を新たにしました。
鬼ヶ岳からは南アルプスがほぼ全部見えてしまうのですが、何と驚いたことに南アと八ヶ岳の間により白い山塊が… そうです、北アルプス、おそらくは槍穂高のあたりだと思いますが、見えていました。たぶん御坂から北アルプスが見えるのは真冬でもそうしょっちゅうあることではないと思いますが、何と梅雨入り宣言の二日後に見てしまいました。

Settougatake90
(稜線上も緑がきれい)

鬼ヶ岳から鍵掛峠へ。鍵掛峠に14:30までに着ければ、久々に芦川村に降りてみようと、少し急ぎました。

何とか2時半に峠に着いたので、鴬宿へ降りることに。この径は二度目なのですが、前回降りた二年前からあまり整備された様子もなく、少々荒れた感じもありました。とはいえ、純緑の自然林の中を下っていくのは気持ちがよいものです。とても好い峠道なので、なんとかもう少し整備して芦川村の方へも安心して降りられるようにしてもらいたいな~、と思います。
二度ほど涸れ沢を渡るところで径がやや不明瞭になっていて、ここで沢筋に入り込まないように注意が必要です。ケルンがあるので、まぁ判るようになってはいるのですが、ガスの濃いときなどはちょっと難しいかもしれません。

Settougatake173


降り着いた芦川村の鴬宿は2年前と全く変わっていませんでした。兜造りの民家があって小さな農耕地があって、芦川が流れていて、自動販売機の一つもない…民家の前におばあさんが二人いて静かにおしゃべりしている…そんなところですが、私はこの村が本当に好きで仕方ありません。

鴬宿から石和温泉駅に行くバスはまた私一人の貸し切りかと思っていたのですが、途中、新井原で登山客が二人乗車してきて、あぁ、このバスも少しずつ登山者に利用されるようになってきたのかなぁ、と少し希望が出てきました。

| | コメント (20)

2007.05.13

【初夏の奥秩父主稜 笠取山】 タクシー情報11 山バス情報61

Kasatori_0070


【山行日】 2007年5月12日(土)

【使用公共交通機関等の詳細】

「鉄道」
新宿   05:18 - 06:13 高尾  (中央線)
高尾   06:14 - 07:23 塩山  (中央線)

「タクシー」
塩山駅  07:30 - 08:20 作場平 (8750円:4人相乗り)

「歩行」
作場平橋 08:25 - 08:50 一休坂
一休坂  09:05 - 09:50 笠取小屋
笠取小屋 10:00 -(水干・多摩川源頭経由)- 11:10 笠取山
笠取山  11:15 - 11:25 笠取山(山梨百名山標柱設置場所)
標柱   11:55 - 12:30 雁峠
雁峠   12:35 - 14:20 新地平

「バス」
新地平  14:28 - 15:25 塩山 (山梨交通 940円)

「鉄道」
塩山   15:33 - 16:09 大月 (中央線)
大月   16:20 - 17:02 高尾 (中央線)
高尾   17:15 - 京王線某駅  (京王線)

Kasatori_0077


笠取山は、多摩川の最初の一滴がここに始まるということで、山を始めた当初から行きたいな~と思っていたのですが、日帰りとなるとタクシー代を1万円近く払わないと行けない、ということで、ずっと実行されず、未踏のまま残されていました。

そんなところへ、4月頃でしたか、リブルさんから石保戸山に行きたいので、よかったらタクシー相乗りしませんか、とのお誘い! これは千載一遇のチャンスです。日付も5月12日予定ということで、土曜出勤にひっかからないようなので、それでは是非参加させてください、ということになりました。

相乗りのメンバは私の他に声をかけてくださったリブルさん、かずさん、そして、komadoさんと合計4人。作場平でのメーター表示は8750円と高額でしたが、私の持ち分は2000円とチョットですんでしまいました。ありがたいお話です。

リブルさんとかずさんは犬切峠で降りて石保戸山を目指し、komadoさんは私が降りた作場平から更に奥に行きたいということで、タクシーを降りれば、いつも通りの私一人の単独山行です。

道はガイドブックで紹介されているコースなので、幅も広く危険箇所も皆無の歩きやすいしっかりした道です。迷う心配だけはないでしょう(笑)。
一休坂の分岐でも急登と称された笠取小屋への直登コースを選びましたが、急登というほどの傾斜もなく、ちんたら歩いているとやがて水場が現れ、そのすぐ上が笠取小屋。

笠取小屋到着が10時前だったので、まっすぐ笠取山へ登るのはやめて、水干や、更にその下にある多摩川源頭部を覗きに行ったりして逆回りで笠取山へ。

山頂直下にシャクナゲ地帯があるのですが、今年は暖かかったとはいえ、さすがにこの時期では「気の早いやつでも固く閉じた花芽」で開花はゼロでした。再来週あたりでしょうかね~?

Kasatori_0108


地形図で見て1953m地点=埼玉県の笠取山の表示地点が本来の笠取山の頂上なのでしょうが、ここは狭く居心地もそれほど良くないので、どこかランチ場所は…と進んでいくとまもなく、山梨百名山の標柱がある広々した地点に到着したので、ここで少し早めのお昼ご飯にしました。

この日は本当に眺めが良く、この地点を始め、稜線上からは富士山、南アルプスが、それはきれいにはっきりと見えていました。よく見ればほぼ磁北の方向にも白い山塊が見えていたのですが、あれは日光連山あたりだったのでしょうか。

Kasatori_0139
(笠取山ニセピークより南アルプス連峰)

お昼ご飯を食べ終えて、ぼんやり眺めを楽しんでいたのですが、風がやや強くなってきたのと、続々と登山者が登ってくるのがよく見えたので、下山開始。

雁峠避難小屋を偵察してみたのですが、入口には非常の場合以外使わないようにとの注意書きがありました。笠取小屋がすぐ近くにあるし、老朽化が進んでいるためでしょう。それでもなんとか雨風をしのぐことはできそうでした。

Kasatori_0176
(雁峠から笠取山)

雁峠は広々としてなかなか良い峠です。15時かうまくいけば14時半のバスに間に合うかなと、下っていったのですが、道は途中から車道になるものの未舗装なので歩いていてもそれほど疲れず、山中ではいまひとつだった新緑(高度があったためブナ・ミズナラなどの広葉樹はまだでした)も楽しめました。
意外というか、植林のカラマツの新緑が見事で、カラマツの新緑ってこんなにきれいだったっけ?と認識が変わりました。

Kasatori_0196


それにしても笠取日帰りなんてずいぶん前にあきらめていて、行くとしたらテント担いで山中泊しかないと思っていたのですが、今回リブルさんの提案と参加してくださったかずさん、komadoさんのおかげで格安にしかも絶好のお天気の中、行きたかった山を歩くことができ本当にありがとうございました。
m(_ _)m

こちら方面は行きのバスが塩山でも山梨市でも09時発(10時着)と日帰り登山者にとってはどうしようもなく遅いので、タクシー相乗り、ぜひまた機会がありましたらお誘いくださいませ。

とにかくこの日は特に稜線上の気持ちの良さといったら言葉にならないほどでした。この天気が続いてくれてフトコロに余裕があったら、雁坂峠か将監峠の小屋にでも泊めてもらって次の日までのんびり稜線漫歩していたかった…そんな楽しい山行でした。

| | コメント (20)

2007.04.08

【桃の花満開♪ 達沢山北西尾根】 タクシー情報10 山バス情報59

Tatsuzawa_nw_one219


【山行日】2007年4月7日(土)

【使用公共交通機関等の詳細】

「鉄道」
新宿 05:18 - 06:13 高尾     (中央線各駅停車)
高尾 06:14 - 07:19 勝沼ぶどう郷 (中央線各駅停車)

「タクシー」
勝沼ぶどう郷駅 07:23 - 07:33 釈迦堂遺跡博物館 (1540円)

「歩行」
釈迦堂遺跡博物館 07:45 - 08:20 蜂城山登山道入口
登山道入口    08:25 - 09:00 蜂城山
蜂城山      09:05 - 10:15 △910.6
△910.6   10:25 - 11:40 1290
1290     11:45 - 11:55 達澤山
達沢山      12:20 - 13:35 旭山
旭山       13:45 - 14:40 ももの里温泉

「温泉」
ももの里温泉  14:40 - 15:40 (600円)

「歩行」
ももの里温泉  15:40 - 16:40 栗合

「バス」
栗合 16:46 - 17:08 石和温泉駅前 (富士急山梨バス 330円)

「歩行」
石和温泉駅前バス停 17:08 - 17:20 石和温泉駅

「鉄道」
石和温泉 17:38 - 19:07 高尾 (中央線各駅停車)
高尾   19:22 - 20:15 新宿 (中央線快速電車:新型車両♪)

Tatsuzawa_nw_one243


この時期の石和や一宮の盆地は山から眺めると、まさにピンクの絨毯。いつもだと18きっぷ最終日あたりは、桃の花はまだ満開手前や開花前ということが多いのですが、やはり今年は暖冬の影響でしょうか、ちょうど満開の桃の花と対面できました♪

達沢山北西尾根は『静かなる尾根歩き』で下山ルートとして紹介されていますが、ここを登りにとり、下山は「ももの里温泉」へ伸びる(西尾根といったらいいのでしょうか?)旭山を経由する尾根を辿ってみました。

達沢山北西尾根は山頂から博物館まで下りの参考コースタイムだけでも約3時間半。登りにとれば4時間ではすまないだろうと、一番早い中央線で勝沼ぶどう郷駅に行き、タクシーを奮発して釈迦堂遺跡博物館まで。南アルプスもうっすらとですが見えています。

Tatsuzawa_nw_one84

釈迦堂遺跡博物館には7時半過ぎの到着と早かったのに、それでもすでに桃の花見客が結構来ていました。午後から曇りとの予報だったので、ここで桃の花の写真を撮ってから登ろうと考えていたのですが、デジカメのレンズが結露して曇ってしまい、結局ぼけた写真しか撮れませんでした。

そして、蜂城山(はちじょうさん)の登山口までが結構かかってしまって、北西尾根はその道中もけっこう厳しいのですが、登山口を探すのがこれまた大変でした。

登山口さえ見つかれば、蜂城山までは完全に整備されたピクニックコースで難しいところはまったくありません。そして、蜂城山から670の鞍部までも非常にしっかりした歩きやすい径です。670から踏み跡が薄くなりますが、それでも910.6の三角点までは歩きやすく、これは上まで楽勝かもと勘違い(笑)してしまいます。

Tatsuzawa_nw_one139
(866から910.6間の尾根道)

『静かなる尾根歩き』に記述の通り910.6の三角点から1200m付近までがこの尾根で一番大変なところ。疲れが出てきているところへ、灌木の藪や間伐された枝があるうえ、踏み跡も結構怪しくなります。尾根が広がった箇所などはマーキングがなければちょっとキビシイかも知れません。またこの日も間伐作業中で、間伐されたことによりマーキングもところどころ消えたりしていましたし、間伐された枝で踏み跡が覆われていたところもありました。

Tatsuzawa_nw_one149
(1000m付近にて)


達沢山北西尾根は、まったく指導標もなく、マーキングも混在しているので、コンパスと地形図で地形判断ができないと、かなり厳しいと考えておいた方がいいかもしれません。できる人でもガスが濃い日などはやめておいた方がいいと思いました。

そして、この日下りにとった旭山へと伸びる西尾根も以前(2000年)に行ったときと状況は変わっていて、

・1145のピークを巻く巻き道は倒木に埋もれてほぼ消えている(代わりに直登する径がある)
・旭山(842)の旭山のかわいらしいプレートがはずれかけていて、809.5の三角点に「旭山」の標識(?マークが追記されている)が設置されている。
・旭山の前後からは灌木のヤブがはびこり、蚕影山からももの里温泉への径もヤブが濃くなっている。蚕影山からの展望も7年前に比べ木が育って悪くなった。

など、やや荒廃へと向かっているように感じられました。

Tatsuzawa_nw_one184
(蚕影山付近にて…ン?もう咲いちゃったの?)


西尾根にしても、指導標はほぼ皆無で、一度も歩いたことがないと、地形判断できない人や慣れていない人には結構難しく感じられるかも知れません。


ももの里温泉は、個人的にはわりといいお湯だと思いました。ももの里温泉には町営バスが乗り入れているのですが、これは駅まで行かないので、町民以外あまり利用価値はないかもしれません。歩いて20分ほどで富士急の下黒駒のバス停に出られます。

この日はバスの時間まで40分ほどあったので、桃の花見をしながら、のんびり栗合まで国道34号線を歩きました。


うーん、それにしても桃の花の色、いいですね~♪ 桜が色褪せて見えちゃうぐらいでした。

| | コメント (18)

2007.01.28

【春のよう… 父不見山】 山バス情報53

Tetemeeji73_2


【山行日】 2007年1月27日(土)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿  06:04 - 06:13 池袋  (JR山手線)
池袋  06:21 - 06:30 赤羽  (JR赤羽線)
赤羽  06:38 - 08:00 新町  (JR高崎線)

「バス」
新町  08:15 - 09:43 生利  (日本中央バス 1050円)

「歩行」
生利(しょうり)09:50 - 10:50 登山道入口
登山道入口   10:55 - 11:35 杉の峠 
杉ノ峠     11:45 - 12:15 父不見山
父不見山    12:55 - 13:45 坂丸峠
坂丸峠     13:55 - 14:40 長沢バス停 

「バス」
長沢(ちょうざわ)15:25 - 16:00 小鹿野役場 (西武観光バス 510円)
小鹿野役場 16:05 - 16:38 皆野駅   (西武観光バス 470円)

「鉄道」
皆野   16:42 - 16:54 御花畑 (秩父鉄道)
西武秩父 17:02 - 17:54 飯能  (西武秩父線)
飯能   17:59 - 18:58 池袋  (西武池袋線 準急)
池袋   19:06 - 19:12 新宿  (JR埼京線)

Tetemeeji46
(杉ノ峠~父不見山稜線より奥秩父・奥多摩方面を望む)


「父不見山 誰にも会わぬ 峠道 車道ばかりなり 生利からの道」

限りなく奥武蔵に近い西上州の山、父不見山(ててめえじ)は、東京からバスで日帰りの記録はあまり見かけず、ガイドブックも武州(埼玉)側からのアプローチばかり紹介されています。

国境越えこそ山の醍醐味との主張に頑迷にこだわるワタクシとしては、やはり多少お金がかかっても、上武国境を越えるプランに拘泥しました。

最初考えたのは、上州の小平から登って、長久保へ降りるというパターンでしたが、小平からだと、日本中央バスがその直前の万場で5分の停車というネックがあり、そのうえ、エアリア西上州には「荒れた車道をからみながら」という記述があります。

生利(しょうり)からの道は以前のエアリア西上州や最近のエアリア奥秩父1では赤線が入っていませんが、最新のエアリア西上州06には赤実線が入っており、現況偵察という意味合いも兼ねて、生利から登り長沢(ちょうざわ)へ降りるという案に決定しました。

で、問題の生利から杉の峠への径ですが、エアリアで「父不見山まで160分」の看板という地点に看板はなく、見えにくい場所に指導標があるだけです。そして、その指導標からは延々と「荒れた車道」(といってもおそらく軽トラックぐらいしか入れない)を600m付近の山腹を巻く立派な車道と交差するまで歩かされ、さらに、交差地点からも荒れた車道を少し歩きます。

ようやく着いた登山道入口には「杉の峠まで80分」と衝撃的な文字が書かれていますが、どんなに歩くのが遅い人でもそんなにかかりません。半分の40分ほどをみておけばいいと思います。父不見山までのタイムにしても余裕があるくらいです。

登山道に入っても相変わらずの植林。これは峠までずっと続きます。登山道はあまり歩かれていないせいか、バラヤブや灌木のヤブが少しありますが、手入れはされているようなので、今の季節や春先なら歩くのに支障はありません。道形は非常にはっきりしていますから、登りにとる分には迷う心配もほとんどないでしょう。

Tetemeeji41
(杉ノ峠)

杉ノ峠に出るとぱっと明るくなって、奥秩父・奥多摩・奥武蔵方面の展望が見事です。その名の通り古い杉の木があって、いい峠だなと思いました。

稜線は山火事の痕跡はもうあまり見えず、茂ったカヤトがややうるさい感じです。

山頂に着けば誰かしらいるだろうとの予想は外れて、お昼時だというのに、山頂を独り占め。展望はありませんので、展望を楽しみながら食事をしたい場合は、隣の△1065.7(「大塚」の立派な標柱があるが、通称は「長久保ノ頭」)で昼食をとる方が佳いでしょう。

長久保ノ頭から坂丸峠は、途中、少々わかりにくいところもありますので、マーキングや指導標をよく見ていきます。

Tetemeeji105
(坂丸峠から小平への径)

坂丸峠で小平方面へ自然林の「イイ感じ」の径が下っているのを見て、かなり後ろ髪引かれましたが、、、当初の計画通り国境越えにこだわって、薄暗い植林の道を長沢(ちょうざわ)へ。 結局この日、山中ではとうとう誰にも会いませんでした。

長沢は奥武蔵ののどかな山村集落そのもの。とても気に入りました。長沢バス停前には酒屋があってビールを買いに入ると、ひとしきり父不見山のことや二子山のお話を聞かせて頂き、店を出てバスの待合所に向かうと酒屋の奥さんが追いかけてきて、「残りモンだけどよかったら食べてみて」と笑いながらお餅を手渡してくださいました。

こういうのっていいよなー、坂丸峠でかなり迷ったけれど、当初の計画通り武州へ降りてきてよかった… そう感じながら暖かい座布団がある長沢のバスの待合所で小鹿野役場行きのバスを待ちました。

Tetemeeji150

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007.01.08

【帯那山でお気軽スノーハイクのはずが…】 山バス情報51

Obina79
(帯那山山頂の様子:「カラー写真」笑)

【山行日】2007年1月7日(日)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿  05:18 - 06:13 高尾 (中央線各駅停車)
高尾  06:14 - 07:44 甲府 (中央線各駅停車)

「バス」
甲府駅北口 07:50 - 08:06 積翠寺 (山梨交通 300円)

「歩行」
積翠寺 08:17 - 09:25 馬込
馬込  09:30 - 10:35 石仏2体
石仏  10:40 - 11:20 帯那山
帯那山 11:35 - 12:50 切差

「バス」
切差 13:14 - 14:00 山梨市駅 (山梨市営バス 100円)

「鉄道」
山梨市 14:39 - 15:18 大月 (中央線各駅停車3両編成)
大月  15:36 - 17:05 新宿 (中央線快速)

※ 帰途の中央線は強風のためダイヤ通りではありません(遅延)。

Obina94
(まるで雪国のような戸市集落)

郡界の小高い山に上がると雪国であった。昼のおにぎりが白く光った(笑)。。。

前日の降水量から積雪がかなりあることは考慮に入れていました。しかし、当日の降雪はまったくの想定外。雪が深く、たぶん風が強いだろうから山頂にはそう長い時間いられないだろう…、そう思って、当初考えていた群馬のK山や静岡のA山から予定変更転進。すぐに林道にエスケープできて、かつ18きっぷじゃないとなかなか足が向かない帯那山に決めたのは前日のことでした。

帯那山だったら、雪が積もっていてもそう手こずることもないだろうし、万が一雪が無くて天気がよければ、『静かなる尾根歩き』の帯那山東尾根を(全部でないにしろ)たどるという選択肢もある… そしてもし東尾根が無理だとしても、切差(きりさつ)から戸市(といち)に延伸になった山梨市のバス利用狙いという山バスの偵察も、と考えて決定しました。


帯那山は、山梨市駅からタクシーで切差のずっと先(戸市のすぐ先)まで上がって、積翠寺に降りて甲府行きのバスの時間まで温泉につかりなさい、とほとんどのガイドブックに書かれていますが、18きっぷで電車賃が浮いたからといって、私のような貧乏人にはそんなマネはできません(笑)。

幸い、甲府駅北口発積翠寺行きの07:50のバスを掴まえられるので、ガイドブックとは完全に逆コースにして、戸市まで延伸した13:18発の山梨市の市営バス(100円)になんとか間に合わせることに挑戦しました。もしこのバスに乗れなくても水口まで歩けば(笑)、15:06のバスもありますし。

積翠寺からの登山道は下りの人向けの道標になっていて、馬込に上がる直前が少しわかりにくく、私はここで10分程度のロスタイムとなりました。帯那山自体、歩いて登る人が少ないためでしょうか、登山道は一部バラヤブのはびこっている箇所もあります。しかし、踏み跡自体は明瞭なので、道迷いの心配はあまりないと思います。

Obina64
(石仏2体をあとにしたあたり)

予想通り、馬込から石仏2体まではコースタイムほどかからず、1時間ほど。ここまでは薄雪を踏む楽しいスノウハイクだったのですが、石仏2体を後にしてからが大変でした。積雪が急激に増え、みるみるうちに暗雲がたれ込めてきて、白いものがチラチラ舞ったかと思っていたら、本格的な雪に。。。

幸い先行者のトレールがあったので、ラッセル泥棒させてもらい、歩きやすく迷うこともなかったのですが、先行者がいなかったらもっと時間がかかったし体力もかなり消耗していたと思います。山頂は積雪30cm以上。広い山頂はモノクロームの世界…雪原となっていて、雪が降っていなければきっとスノーシューが楽しめたことでしょう(笑)。

山頂の荒れた感じの休憩舎がありがたく、降雪を避けて昼食にありつけましたが、風も出てきて、あっという間に手がかじかんできたため、そそくさとおにぎりを食べてすぐに下山開始。

使わないだろうと思ってザックに入れたはずの冬山用のグローブをはめて、トレールのない切差への登山道に踏み込みます。大事をとって林道をたどってもよかったのですが、並んで歩けるほどのしっかりした道だったため、行けるだろうと判断。

ズボズボとふくらはぎまで雪にもぐりますが、下りなので快調に歩けます。最後まで道幅は広く、無事戸市の集落に到着。
バス停もあるのでここで待とうかとも思ったのですが、時間もあるし、なにより降りしきる雪を避ける場所もないので、切差まで歩くことにしました。切差までは15分ほどでしょうか。こんな雪道、バスが上がってこられるのかな、と考えながら下って行ったのですが、この懸念はあながち考えすぎではありませんでした。

Obina97
(戸市バス停。ここで待っていたら…)

切差でも雪を避ける場所はなかったのですが、バスを待っていたら、「切差」の方向巻きをつけたバス!がやってきました。「戸市」ではなく「切差」と書いてあります。どうやら、この天候&道路状況から切差折り返しに変更になってしまったようです。

Obina99
(周囲には集落以外何もない切差バス停)

あのまま戸市で待っていたら、、、と思うとちょっとぞっとしますが、運賃100円の市営バスでは、こういうこともあるのでしょう。

とにかく無事帰ることができてよかった、そう思いながら山梨市駅までバスに揺られると、薄日が差してきて、山梨市の駅で電車を待っている頃は、ぽかぽかと陽差しが眩しいぐらいになっておりました♪


最後にもひとつオマケ山バス情報。
山梨市駅で電車待ちの時間があったので、バス停を見学に行ったら、こんなお知らせが…

Obina109
(道路凍結で運休も… :クリック拡大可)

山梨市駅から、この時期、西沢渓谷方面にバスで行かれる方はご注意を。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2007.01.02

【元旦から「あぼーん」 茅ヶ岳・金ヶ岳】 タクシー情報9 山バス情報50

Kayagatake_kanagatake58
(あけましておめでとうございます♪)

【山行日】2007年1月1日(元旦)

【使用公共交通機関などの詳細】

「鉄道」
井の頭線某駅 - 04:43 吉祥寺 (井の頭線・大晦日臨時列車)
吉祥寺 04:53 - 05:16 立川  (中央線各駅停車)
立川  05:24 - 06:20 大月  (中央線各駅停車)
大月  06:23 - 07:13 甲府  (中央線各駅停車)
甲府  07:21 - 07:34 韮崎  (中央線各駅停車)

「タクシー」
韮崎駅 07:50 - 08:05 深田記念公園 (2890円)

「歩行」
深田記念公園 08:15 - 09:05 女岩
女岩     09:15 - 10:05 茅ヶ岳
茅ヶ岳    10:35 - 11:15 金ヶ岳
金ヶ岳    11:45 - 12:35 1300m付近白樺の平坦地
白樺の平坦地 12:40 - 13:00 明野登山口
明野登山口  13:10 - 15:40 穴山駅

「鉄道」
穴山 16:02 - 18:21 高尾 (中央線各駅停車)
高尾 18:33 - 19:16 新宿 (中央特快)

Kayagatake_kanagatake61
(ニセ八ツから八ツ:笑)


茅ヶ岳は、掲示板の方でも少し話題にしたのですが、当初は往路だけはタクシーを使う予定で計画していました。しかし、年末年始を控えて素晴らしいアイデアが浮かび、茅ヶ岳&金ヶ岳をバスと18きっぷだけで超割安に日帰りするプランを思いついたのです。

立川発05:24というのは、私の自宅から通常乗ることのできない電車なのですが、大晦日の終日運転(正確には元旦の超早朝運転)というのがあるので、コレをうまく使えば乗れるじゃん!ということに気づいたのです。この電車に乗れれば、韮崎駅発穂坂行きのバスを掴まえることができる。あのバスに乗れれば、なんとか帰りの浄居寺(じょうこじ)からのバスにも間に合わせることができそう!です。

おれって天才かも。これって超裏技だよ、などと一人悦に入って、元旦の朝早く家を出ましたが、結果は痛恨の大チョンボ(笑)。今年も新年早々、やっちゃいました(大笑)。


それにしても、立川発05:24大月行きは、10両編成のごく普通のオレンジ色の中央線で、人が全然乗っていないせいか、この時期はものすごく寒いですね。正月早々中央線で凍死かよ(笑)?というのが大袈裟じゃないくらい、本当に寒い寒い修行のような道のりでした。

で、中央線を乗り継いで、無事韮崎駅に7時半過ぎに到着。穂坂行きバス発車時刻07:53の3分前になっても姿を現わさないバスに「いや~な予感」(笑)。バス停に行ってもう一度よく見ると、そこには衝撃的な文字が!

Kayagatake_kanagatake9

そうです。「1月1日(元日)は全面運休」なのです。

Y(+o+)Y 「あちゃー! やっちまった」

帰るわけにもいかないので、ここは目の前で「おいでおいで」をしているタクシーへ…


しかし、18きっぷで行きのタクシー代はカバーできるにしても、帰りのバスもないからといって行き帰りでタクシー代約7000円は大きすぎます。タクシーの運ちゃんはとても優しい人で、帰りのタクシーは「小型でお願いします」って言えば少し安くなるよ、とアドバイスしてくれました。

でも実を言うと、タクシーを降りたときから、帰りはタクシーには乗らないと決めていたのです。浄居寺からのバスまで時間がありすぎる場合に備え、東大宇宙研究所から穴山駅まで歩く用意をしておいたので、タクシーを使わず穴山駅まで歩き通そうと、そのつもりで茅ヶ岳へ登っていきました。

幸い、コースタイムは想像通り甘めなので、予定よりずっと早く山頂に到着でき、ゆっくりと展望を楽しみ茅ヶ岳、金ヶ岳ともに30分の休憩をいれたにもかかわらず、東大宇宙研究所には13:30前に到着。ここからは山中よりも頻繁に(笑)1/25000地形図「若神子」を使い、迷うことなく穴山駅へ2時間チョイで無事到着できました。
なお、エアリアには穴山駅どころか、浄居寺のバス停もチョン切れて載っていません。穴山駅まで歩こうとお考えの方(笑)は必ず1/25000「若神子」をお持ちください。地図がないと徒歩ではまず到達不可能だと思います。

Kayagatake_kanagatake184


☆☆☆

登山道ですが、しっかりしています。女岩の水場はこの時期でも申し分なく水が出ています。ただ、山頂付近には少ないながらも積雪があり、これが融けて凍ると厄介です。念のため軽アイゼンでいいので、携行していった方がいいと思います。

茅ヶ岳山頂からの展望は、周りの木がほとんど切り倒されて、本当に360度の大展望でした。逆光でしたが富士山もはっきり見え、南アルプスと八ヶ岳の間には、写真にはうまく写りませんでしたが遠く北アルプスも望めたほど。金峰山の方もよく見えていました。

Kayagatake_kanagatake64
(甲斐駒ヶ岳が立派でした)

茅ヶ岳は深田先生がどうのこうのということを取っ払ってもいい山だと思います。一昨年の秋、太刀岡山から見て、「登りたいな~」とずっと思っていたのですが、やはり登ってよかったです。

そして、最後は長い長い車道歩きでしたが、富士、南ア、そしてこの日一番美しく輝いていた八ヶ岳がずっと見えていて、全く苦痛ではありませんでした。青く、白く、美しく輝く八ヶ岳に見とれながら、「ああ、八ヶ岳ってこんなにきれいな山脈だったんだ」と認識を新たにした一日でした。

Kayagatake_kanagatake159

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2006.12.03

【へっぽこRFで迷走 水野田山から棚横手】

Mizunoda97_1


【山行日】2006年12月2日(土)


【使用公共交通機関等の詳細】

「鉄道」
新宿 05:18 - 06:13 高尾 (中央線各駅停車)
高尾 06:14 - 07:12 甲斐大和 (中央線各駅停車)

「歩行」
甲斐大和駅  07:20 - 08:35 水野田山
水野田山   08:45 - 09:25 △1231.3
1231.3 09:30 - 10:10 古部山
古部山    10:20 - 11:10 三角コンバ
三角コンバ  11:15 -(途中迷走)- 12:00 境沢の頭(△1459.9)
境沢の頭   12:40 -(道間違い)- 13:00 境沢の頭
境沢の頭   13:00 -(林道経由)- 14:05 棚横手
棚横手    14:10 -(宮宕山往復) - 14:35 棚横手
棚横手    14:40 - 15:20 大滝不動   

「親切な方の車」
大滝不動 15:25 - 15:47 勝沼ぶどう郷駅

「鉄道」
勝沼ぶどう郷 15:57 - 17:03   (中央線各駅停車)
高尾     17:15 - 京王線某駅 (京王線)

Mizunoda25_1
(水野田山手前のマイクロウェーブ反射板より南アルプスを望む)

前回の山行の際、気になった水野田山。調べてみるとkomadoさんが6年前に古部山・三角コンバ・宮宕山・棚横手と繋げて歩いていらっしゃいます。行きたいと思っていた山が目白押しのこのコースに挑戦してみましたが、結果は己のRF能力のなさをモノノ見事に露呈する結果になってしまいました(笑)。

まず、最初の水野田山の取り付き。これはまぁ、下の農家のおじさんに教わった通りに林道を終点まで詰めたところから伸びる踏み跡を利用して尾根に取り付いてしまったため、急な傾斜に苦労しただけでRFそのものは間違いだったわけではないのですが、やはりkomadoさんのレポのように林道が尾根を乗越すところから素直に取り付くのが好いようです。

そして古部山から先は『静かなる尾根歩き』にも掲載されているので、それほど難しくもないだろうなんて、ナメたことを考えて気を抜いていたら、三角コンバから境沢の頭に向かうつもりが、境沢の頭を巻く明瞭な踏み跡に釣られて境沢の頭のさらに北にある1490m圏峰(三角点ではなくケルンがあります)に登ってしまう始末(笑)。これで40分ほどロス!

Mizunoda98


さらに極めつきが境沢の頭から深沢峠と示された道標の方向にあるミストレースに突っ込み、20分のロス。境沢ノ頭に戻って正規ルートを見つけたものの、林道に降りてから宮宕山への取りつきが判らず、それまでの大幅なロスタイムを勘案して林道を延々と歩いて棚横手から伸びるエアリア赤実線と林道との交差地点から棚横手だけ往復と予定変更。

しかし、棚横手に登ってみたら欲が出て(笑)、結局、宮宕山を未練がましく往復。これは初めてだったら「時間も時間&季節も季節」なので絶対やらないのですが、以前に棚横手だけは登ったことがあって、大滝不動まで降りればあとは林道歩きとわかっていたため、時間的には可能と判断、決行してしまいました。

そして、無事大滝不動に降りて、道中の無事を感謝。駅に着くのは17時過ぎちゃうかな~、と重い気分で歩き始めると、地元山梨在住のご夫婦の車に拾われ、山のお話などしているうちにあっというまに勝沼ぶどう郷の駅に横付けして頂きました♪

以前にも書きましたが、長い長い林道歩きを疲れた足でするのはつらいもの。この日のようにロングコースを歩いたあとだと尚更です。車に乗せて頂くのは本当にありがたいことです。こんな形でしか感謝の気持ちを表せませんが、この場を借りて御礼させて頂きます。


どうもありがとうございました♪ <(_ _)>


☆☆☆

尚、私の見落としかも知れませんが、『静かなる尾根歩き』と現況で少し違っていた点を…

Mizunoda96_1

・三角コンバにある道標は、上の写真のように来た方向を「古部山」(落ちている)、
そして、「(右)嵯峨塩鉱泉 (左)宮宕山」ではなく 「(右)境沢橋 (左)境沢の頭」になっていました。

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2006.11.19

【冬枯れと紅葉と... お坊山のんびりハイク】

Imgp0339

【山行日】2006年11月18日(土)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿 05:18 - 06:13 高尾 (中央線各駅停車)
高尾 06:14 - 07:12 甲斐大和駅 (中央線各駅停車)

「歩行」
甲斐大和駅 07:20 - 07:50 景徳院入口
景徳院入口 08:00 - 09:30 大鹿峠
大鹿峠   09:50 - 10:30 お坊山手前ベンチ
ベンチ   10:50 - 11:05 お坊山
お坊山   11:20 - 11:35 お坊山手前ベンチ
ベンチ   12:00 - 12:57 棚洞山
棚洞山   13:15 - 14:08 林道に降りる
林道    14:10 - 15:00 笹一
笹一    16:50 - 17:00 笹子駅

「鉄道」
笹子 17:07 - 18:21 高尾 (中央線各駅停車)
高尾 18:33 - 19:16 新宿 (中央特快)

Imgp0392


一緒に山を歩きませんかっていう話になったのは、実は11月の3連休の前のことでした。私の仕事の都合(土曜出勤:笑)で3連休ではなかったり、先週末は体調を崩してしまったりで、のびのびになっていたのですが、今週やっと、れれちゃんとノンビリお山を歩いてくることができました。

行き先は私が頑迷に笹子周辺を主張(笑)し、初顔合わせで私が病み上がりということもあり、のんびり歩けそうなところ、ということで、上記のように笹子雁ヶ腹摺にも寄らないお坊山だけ、という手抜きコースです(笑)。

甲斐大和駅で待ち合わせしたれれちゃんと景徳院入口まで車道を歩き、収穫したばかりの白菜が並ぶ民家の前を通って鹿猪除けの柵をくぐると登山道になります。氷川神社の手前で振り返ると黄金色に輝く山塊がみえました。このときはどこの山か全く判らなかったのですが、帰ってから地図などで見たところ、古部山から派生した尾根の1030.8三角点峰(水野田山?)あたりのようでした。

Imgp0329


最初は植林帯ですが、すぐに自然林の好ましい径に代わってゆきます。非常にゆっくりしたペースで登っていきますが、れれちゃんは「このペース歩きやすいよ」などと言ってくれるので、調子こいてマイペースで歩かせてもらうことに。

送電線がクロスする地点で少し休憩したあと、終わりかけた紅葉を見ながら少しずつ高度を上げていくとやがて大鹿峠に着きました。ベンチがあるのでまた休憩(笑)です。歩いている間もいろいろ話しながらですが、休憩中もおしゃべり。寒くてつらくなるころようやく腰を上げるというような感じだったので、本当にゆっくりのんびりです。

お坊山目指して再び登り始めると、周囲はもう冬枯れというかんじの木々の佇まい。途中、れれちゃんがヤマカマスの繭を見つけて教えてくれました。「カマスって知ってるよね」「うん」「繭の形がカマスに似ているからヤマカマス」「へええ」「羽化するとき繭を食い破って出てくるんだって」「食い破ってかぁ、すげー」

Obou008
(ヤマカマス 写真提供=れれちゃん)

れれちゃんはお花だけでなく山のことをいろいろ知っているので一緒に歩いていると本当に勉強になります。この日はさらに、ワラビの見分け方を教わりました。しかし、出来の悪い生徒=ゴン太くんは、このとき、カマスをてっきり魚のカマス(梭子魚)だとばかり思い込んでいました(笑)。

お坊山手前の小ピークにベンチがあってここからは滝子山が綺麗に見えます。当然ベンチがあるのでまた休憩しておしゃべり。寒くなってきたので、とりあえず目の前のお坊山に行ってみると、ザックを置いた男性が休んでいました。その男性に近づくと,,, あれえ?リブルさんじゃない? こんなところで逢うとは!とお互いびっくりです。山頂で南アルプスの展望など少し楽しんだあと、戻ってさきほどの滝子山が見えるベンチで3人でお昼御飯にしました。

曲沢峠まで歩いてから笹子へ向かうというリブルさんと別れて、東峰への径に入ります。東峰には立派な新しい標柱が建っています。そして、ここから尾根通しにいくのだとばかり思っていたのですが、径はエアリアで微妙に表現されているように、尾根筋につけられているのではなく尾根を縫うように蛇行します。傾斜の緩い歩きやすいところにつけられた径の道形ははっきりしており、落ち葉をガサゴソいわせながら足任せに下っていきました。

棚洞山は巻くように道がつけられているのですが、薄い踏み跡をたどって登ってみました。棚洞山には東峰同様真新しい標柱が建っていますが、ここからはお坊山東峰の端正な姿が見えてなかなか気分がよいので少し休憩しました。

Imgp0364
(棚洞山から望むお坊山東峰)

棚洞山から高度を下げていくとそれまでの冬枯れから徐々に紅葉の美しい落ち葉径になってきます。それまで見えていた滝子山の紅葉が恨めしいほど美しかったので、ようやくこちらも色づいた径になってくれて少し溜飲が下がりました。

このお坊山南東尾根道は予想に反して赤テープなどのマーキングの類が全くなく、落ち葉が多いとはいえ道形もはっきりしているので、すっかり気を抜いておしゃべりに夢中になりながら踏み跡を足任せに下っていくうち、入道山の手前でどうやら、エアリア赤破線からはずれたらしく(笑)「あれれ植林になっちゃったね」などと脳天気なことを言っていると道証地蔵のすぐ下の林道に降りてしまいました(大笑)。

そこからは車道を歩いて笹子駅ではなく笹一へ(笑)。1時間もコースタイムが長いリブルさんはすでに到着していて、すでにかずさんと美酒を酌み交わしています。私とれれちゃんも美酒に酔い、takigoyamaさんにもお会いして楽しいひとときを過ごしました。

Imgp0416


帰りの電車では、私とれれちゃんとリブルさんで山の話や東北の話、タクシーの話など話が尽きることもありません。そしてカマスの勘違い(おさかなではなく塩などを入れる袋=叺:かます)に気が付いてしまったのもこの時でした(笑)。

尽きない話はついには新宿の居酒屋まで持ち越され、楽しい2次会でビールで再び盛り上がりを見せてしまう始末(笑)。帰宅は深夜になってしまいました~♪


「追記」:れれちゃん、ヤマカマスの美しい写真をお送り頂きありがとうございます! スペシャルサンクス♪です。

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2006.11.05

【源次郎岳キリガ尾根から嵯峨塩鉱泉】 山バス情報47

Imgp0298


【山行日】2006年11月3日(祝)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿 05:18 - 06:13 高尾     (中央線各駅停車)
高尾 06:14 - 07:19 勝沼ぶどう郷 (中央線各駅停車)

「歩行」
勝沼ぶどう郷駅 07:30 - 08:40 林道終点(820m)
林道終点    08:50 - 09:50 1220m小ピーク
小ピーク    10:00 - 10:45 恩若峰尾根との合流点
合流点     10:50 - 11:30 源次郎岳
源次郎岳    12:15 - 13:35 嵯峨塩鉱泉

「温泉」
嵯峨塩鉱泉 13:35 - 14:15 
(日帰り入浴=500円/1時間)
※日帰り入浴は15:00まで

「歩行」
嵯峨塩鉱泉 14:15 - 14:57 天目バス停

「バス」
天目 15:00 - 15:19 甲斐大和駅 (甲州市営バス 100円)

「鉄道」
甲斐大和駅 15:30 - 16:32 高尾 (中央線各駅停車)
高尾    16:41 - 京王線某駅  (京王線)

Imgp0309


源次郎岳は以前から登りたいと思ってはいたのです。しかし、ガイドブックによれば、甲斐大和からタクシー(5500円)を使って登れとか、貧乏人には無茶なことが書いてあって(笑)、これまで登る機会がありませんでした。今回、『静かなる尾根歩き』やkomadoさんのレポなどを参考に、キリガ尾根を登路にとって、電車賃以外の交通費は100円で済むコースに挑戦してみました。

キリガ尾根の取りつきは簡単で、『静かなる尾根歩き』記載の通り、鬢櫛川に架かる橋をわたってしばらく舗装道路を歩くと左手にある別荘地内の簡易舗装道路を終点まで歩けば、そこが尾根の上(約820m)です。772.9の三角点にそれほど興味がなければ、これが一番良い取りつきでしょう。

勝沼の駅から鬢櫛川に架かる橋までは「勝沼ゴルフコース」の表示や「ろばた勝沼」の案内を目印に私のようにてくてく歩くも好いし、山頂でお会いした(この日偶然同じコースを歩かれた)男性のお話によると、タクシーを使っても900円なので、タクシーで行ってしまっても良いかと思います。歩くときは上記の目印の他、左手に見える恩若峰の南西尾根を眺めながら行くと楽しいかも知れません。

Imgp0047
(キリガ尾根、900m圏峰を過ぎたあたりの尾根道)


キリガ尾根は思ったより踏み跡はしっかりしており、多少ヤブっぽくなったり、踏み跡が薄くなる箇所があるものの、尾根を忠実にたどれて、コンパスで進行方向を指し示す程度のRFができれば、登りに使う限り特段に難しいこともない尾根です。ただし、道標やマーキングの類は、恩若峰尾根との合流点までありませんので、あくまでも一般登山道とは違うものだということはご承知おきください。

komadoさんのレポにもあるように、恩若峰尾根に合流してからが、実は結構たいへんで...道はマーキングが豊富にあるので迷う心配など無いのですが、なにしろ傾斜が急で急で、しかも落ち葉が湿っていて滑りやすい...どうしてほとんどのガイドブックはこちらを下山路にして登りを緩やかな嵯峨塩からの径にしているのか...逆なんじゃないかな、と感じました。

嵯峨塩鉱泉へ降りる径も、山梨百名山にしては踏み跡が少し頼りなく、慣れていない人にはちょっと「あれれ?」なところがあるかも知れません。古いガイドブックと実際の径は違っており、林道と交差する地点も、交差したその場所に嵯峨塩鉱泉へ降りる径があって、さらにそこにある道標も気づきにくい位置にあります。

Imgp0105
(キリガ尾根の紅葉、恩若尾根合流点手前あたり)

紅葉は、前二回の牛ノ寝、浅間隠が結構強烈だったせいもあって(?)か、期待したほどではありませんでした。キリガ尾根はその林相にも原因があるのかも知れませんが、色づき自体がいまひとつ。山頂(1476.6m)はほぼ落葉済み。この日一番良かったのは、嵯峨塩鉱泉に降りる直前の林のあたりで、この記事のトップ写真も嵯峨塩鉱泉のすぐ上のあたりで撮影したものです。

嵯峨塩鉱泉への道を辿って車道に降り立つと、目の前が嵯峨塩館。
「日帰り入浴11:00~15:00まで
 土曜日  12:00~15:00まで」
との表示。時間もあったし、こんな機会もそうはないだろうと、「少々高くてもいいや」と思い切って、またも敷居の高そうな扉を開けて日帰り入浴を申し出ると、「どうぞどうぞ」と愛想の好い応対でびっくり。しかも1時間以内なら500円でよいとのことで二度びっくり。

Imgp0323

お湯は、肌がすべすべになる感じで、とても満足。この前の浅間隠の鳩ノ湯は「湯上がりポカポカ」が印象的でしたが、今回の嵯峨塩温泉は「すべすべ感」が印象に残りました。帰りには館外で飲泉も少し楽しめて、満足な〆となりました。

嵯峨塩館をあとに林道をたんたんと歩いていくと、天目温泉の上の天目バス停に甲州市民バス(旧大和村村営バス)が停まっていて、ラッキーと飛び乗ろうとして唖然!発車間際のバスには大勢の人が乗っていて、すでに座れずに立ってつり革に掴まっている人も。。。やまと天目温泉では、積み残しが発生。運転手さんが「もう一回戻ってくるから30分ぐらい待ってて」と言い残して発車したほど。

さすが3連休の好天の初日。登山客は少なかったのですが、観光客が紅葉狩りに来ていたようです。。。それにしても想像を超える人出... どこかテレビか何かで紹介されたのでしょうか。


翌日(4日)がまた土曜出勤(泣)ということで、実に久しぶりに早めの帰宅としたのですが、帰りの京王電鉄でも高尾駅で「座れない!」という大事態に(笑)。もうずいぶん長いこと16時台の京王線なんて乗ってなかったのですが、久々に行楽ラッシュ攻撃にあって、たじたじとなりました(笑)。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2006.10.22

【秋本番、大菩薩峠から紅葉の牛ノ寝通り】 山バス情報45

Imgp3555


【山行日】2006年10月21(土)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿  05:18 - 06:13 高尾 (中央線各駅停車)
高尾  06:14 - 07:23 塩山 (中央線各駅停車)

「バス」
塩山駅 07:30 - 07:55 大菩薩峠登山口(裂石) (山梨貸切自動車 100円)

「歩行」
裂石    08:00 - 09:30 上日川峠
上日川峠  09:40 - 10:45 大菩薩峠
大菩薩峠  10:50 - 11:20 牛ノ寝分岐
牛ノ寝分岐 11:30 - 12:20 巡視路分岐
巡視路分岐 12:50 - 14:00 大ダワ
大ダワ   14:10 - 15:20 小菅の湯

「バス」
小菅の湯 16:50 - 18:10 上野原駅 (富士急山梨バス 1120円)
(事故渋滞のため20分遅れの発車)

「鉄道」
上野原 18:19 - 18:44 高尾 (中央線各駅停車)
高尾  18:55 - 京王線某駅  (京王線)

Imgp3482


牛ノ寝通りは、紅葉の時に歩きたいと思っていたのですが、私の鈍足では、バス利用での日帰りは厳しそうで、タクシー利用か、テント泊でと考えていました。

しかし、大菩薩から牛ノ寝にテントは大袈裟な気がするし、時間も余って間延びしてしまいそうです。ネットで日帰りで行った人のコースタイムなどを参考にさせて頂いて、とりあえず、日帰り装備で大菩薩峠まで行って、その時点で体調や天候などを勘案の上、その先どうするかを決めることにしました。

大菩薩峠に11時前に到着できれば牛ノ寝決行、11時を過ぎればフルコンバから林道づたいに小菅、12時前後なら大菩薩嶺回りで裂石に戻るという3択を用意して、朝一番の大菩薩峠登山口行きの百円バスに乗り込みます。やはりこの百円バスを知っているとタクシーで上日川峠まで5000円超は給料日前には厳しい選択(笑)なのです。

大菩薩峠登山口バス停から上日川峠までの道はつい数ヶ月前の小金沢山行で下りにとったので、最初からぐんぐんピッチを上げて、バスの同乗客をほぼ全員抜き去って、千石茶屋の先から登山道に入ります。

Imgp3490


登山道は自然林の美しい径で、傾斜もさほどきついところもない歩きやすい径です。ブナも混じりなかなか色づきも好いので、休憩の代わりに立ち止まっては何枚も写真を撮ります。上日川峠まで約一時間半で登れたので、鈍足の私にしては上出来だったでしょう。ロッヂ長兵衛前のベンチに座って休憩していたら、自分の身体から湯気が立っているのが見えました。 水分をたっぷりとって福ちゃん荘へ。

すぐそばを舗装道路が通っているのですが、ここも自然林が美しい森の小径。紅葉がとてもきれいです。しかし、そういうときに限ってデジカメの電池切れ。福ちゃん荘で電池を入れ替えましたが、ちょうど晴れていてシャッターチャンスだったので帰ってきた今でも悔しい思いです。

大菩薩峠までは車が通れそうなほど広い径を行きますが、この径も紅葉に彩られ、人が多かったものの、悪くない道のりでした。

Imgp3576

大菩薩峠は介山荘の売店と相俟ってさながら観光地の風情で、5分ほど休憩したものの、やはり落ち着かなくて(笑)、大菩薩嶺に背を向けて石丸峠へ。この日の最高点と思われる熊沢山も肝心の頂点は巻いてしまうようですが、とにかくそれまでの喧噪が嘘のように静かな佳い径でした。

石丸峠へ降り、なおも小金沢山の方へ歩みを進めると牛ノ寝通りの入口です。残念ながら、前回来たとき同様、小金沢山の東(大月方面)はガスだらけで、牛ノ寝通りも霧の中を行くことになりそうです。ガスが晴れる様子はないのですが、長丁場に備えて少しここで休憩をとっておくことにしました。

牛ノ寝通りは、ガスっていたものの、話に聞くとおりの素晴らしい広葉樹の径でした。この日は1500~1700mあたりが見頃で、榧ノ尾山手前まではとにかく足がなかなか前に進みません。このガスでは紅葉の素晴らしさを写真に撮ってお見せするのは無理とわかっていても何度もシャッターを切ってしまいます。というか、むしろ静かなこの山径の紅葉が霧に煙ってかえって幻想的な雰囲気を醸しだしており、晴れているときとはまた違った趣があって魅力的でした。

なかでもこの日一番素晴らしかったのは榧ノ尾山手前の巡視道の分岐点。私のへたくそな写真では全くその素晴らしさが伝わらないのですが、実物はあまりに素晴らしかったので、思わず「うわ~」っと声が出てしまい、榧ノ尾山で食べることにしていたお昼御飯はここでとることにしました。

Imgp3690


おにぎりとお茶だけの簡素な昼食でしたが、素敵な紅葉の森の中で食べているだけでホントシアワセ♪ 今日もやっぱり山に来てよかったと感じます。

榧ノ尾山を過ぎ、牛ノ寝の核心部分(?)である1300mの平坦な稜線はまだ色づき始めといったところ。今度の週末あたり結構いい感じになっているかも知れません。

Imgp3721


秋の日はつるべ落とし。残念ながらあまりノンビリしているわけにもいかず、また早足になって先を急ぎます。紅葉でも新緑でもないときでもきっとこの森は美しいのだろうな、と感じながら大ダワへ。

大ダワからモロクボ平はかなり飛ばしはしましたが、おそらくゆっくり歩いても一時間はかからないと思います。モロクボ平から小菅の湯は急坂を下り、疲れた足にはチョットきびしいかもしれません。

小菅の湯に着くと15:20発の上野原行きが出るところ。飛び乗ろうかと一瞬考えましたが、明日は日曜日。汗も結構かいたし、お風呂に入ってゆっくりしてから次の上野原行きで帰ることにしました。

しかし、次の上野原行きは途中道路の事故渋滞により到着が20分遅れとなりました。上野原行き最終は通常は16:30ですのでお間違えないよう、また、このバスは11月26日までの土曜休日のみ運行ですので、ご注意ください。

まぁ、上野原行きがなくなっても、17:13金風呂行きの村営バスに乗れば奥多摩回りで帰京できますけどネ。。。

Imgp3736

| | コメント (14) | トラックバック (0)

2006.10.01

【ほんのり秋色 黒金山】 タクシー情報7 山バス情報43

Imgp3007


【山行日】2006年9月30日(土)

【使用公共交通機関等の詳細】

「鉄道」
新宿  05:18 - 06:13 高尾  (中央線各駅停車)
高尾  06:14 - 07:23 塩山  (中央線各駅停車)

「タクシー」
塩山駅  07:30 - 07:55 天科  (4820円:相乗り→1600円/一人)

「歩行」
天科 07:55 - 08:50 1264
1264 09:00 - 09:30 林道
林道 09:40 - 11:00 牛首のタル
牛首のタル 11:15 - 11:50 黒金山
黒金山 12:20 - 13:05 大ダオ
大ダオ 13:15 - 14:50 登山口(堰堤)
登山口(堰堤) 15:00 - 15:55 乾徳山登山口バス停(徳和)

「バス」
乾徳山登山口 16:06 - 16:40 塩山駅

「鉄道」
塩山 16:51 - 18:21 高尾 (中央線各駅停車)
高尾 18:35 - 京王線某駅 (京王線)

Imgp3006

なんだかんだで、前回の鳥海山の山行から一ヶ月が経過してしまいました。

今回は、湯ノ沢峠登山口までタクシーを相乗りしたメンバーと全く同じメンツ( かずさん と hillwalkerさん )で塩山からタクシーを相乗りして、念願の黒金山へ行って参りました。

一年ほど前に乾徳山からの眺望で黒金山と東御殿を目にして以来、ずっと行きたいと思っていたのですが、東御殿はともかく、黒金山は電車とバスのアプローチでは日帰りは難しく、できれば行きのアプローチにタクシーを使うことで、余裕を持った山歩きがしたいと思っておりました。

かずさんに連絡を入れると、相乗り候補のメンバに連絡を回していただいただけでなく、塩山からのタクシーの予約までしていただいて、いつものことながら本当に大感謝です。
m(_ _)m


天科からのコースの問題点は「取りつき」。少し行き過ぎたタクシーに戻ってもらって、『静かなる尾根歩き』掲載の白い橋からスタート。白い橋のすぐ脇にある「階段」は簡易木段のような感じです。青笹川の右岸に舗装道路がありますが、そこを上がるのではなく、最初から左岸(川の向かって右側)を行きます。

Imgp2983

五分ほどで「←黒金・牛首 青笹→」と記された道標が現れて取りつき成功を確認、以後は私が先頭に立たされ、懸命に速いピッチで登りますが、かずさん、hillwalkerさんのお二人はビタッと後に着いてきて、プレッシャー(笑)。

尾根に取り付くところで、先に行ってもらうよう懇願(笑)。hillwalkerさんは、ひょいひょいとすごいペースで登っていって、それまで聞こえていた鈴の音もあっというまに遠ざかってしまいました。

しばらく、かずさんと二人で尾根を登っていきますが、1264で息が切れて汗だくになり、休憩しました。時間もちょうど登り始めてから一時間ほど。すでにこの時点でバテバテで、頂上までもつかなと心配になりましたが、かずさんといろいろ身の上話(笑)をしながら自然林となった美林の尾根道を登っていくと1504のピークを巻いて林道に飛び出します。

林道では先着のhillwalkerさんがいっぷくしているところでした。私たち二人がなかなか上がってこないので心配になって待っていてくれたのかも知れません。林道はとても眺めの良い場所で、これから登る黒金山だけでなく、振り返れば奥秩父の山々が見渡せるので、林道に出たとき特有の不愉快な気分はありませんでした。

Imgp2998


お二人は牛首を往復するということで、林道交差地点から先は歩みの遅い私を置いていってくれたので、助かりました。自分なりに立てた計画よりかなりはやく歩けているので、もうそれほど時間を気にせず、じっくりと自分のペースで登っていきます。1700m前後から周囲がほんのり秋色に色づいて、写真を撮ったり、水場で水を補給しながらノンビリ。

トラバース道となってからが少し長いのですが、ともかく、ここまでの道は不明瞭なところも、笹藪が被さるようなところもない、エアリア破線と言っても、取りつき以外は難しくもなく、危険なところもない歩きやすい道でした。

牛首のタルに到着するとhillwalkerさんとかずさんが休んでいて、「もう牛首を往復してきたのですか」と半ば呆れ気味に訊くと「いやいやまさかそれはない」とのこと。少し早めのランチを軽くとっているところでした。私もおにぎりをひとつだけ口に入れました。

牛首に向かったかずさんを待たずに、hillwalkerさんと私は先に黒金山へ向かいます。それまでガスっていた空の一角が青くなってきたのです。牛首のタルから黒金山の径は、いかにも奥秩父らしい苔むした径でわくわくします。

Imgp3063


頂上からの展望は残念ながら一部ガスで遮られて「大展望」とはいきませんでしたが、それでも奥秩父の主脈を南から眺めるのは気分のいいものです。二つめのおにぎりを食べようとお湯を沸かしていると、hillwalkerさんは、できれば15:36の山梨市市営バスに乗りたいと先に乾徳山へ向かいました。

お昼を食べてぼんやりしているとかずさんがやってきました。山頂の目の前のケルンを見て、これから大ダオに向かう私が、ここを下るのかなあ、などと言いながら少し偵察。しかしどうも変な感じです。地形図をよく見たら、大ダオに向かう径は乾徳に向かう径と最初は同じですぐに分岐するようです。かずさんと一緒に乾徳へ向かう径を下ると、おおきな道標もあって、無事分岐点をみつけました。この分岐でかずさんともお別れです。

ひとりになって、エアリア破線の大ダオへの径を歩きます。奥秩父らしい雰囲気のいい道ですが、倒木が多く、径もところどころ不明瞭なところもあって、慣れていない人にはちょっと不安かもしれません。しかし、道標が非常に短い間隔で現れるので、まあ、よほどガスが濃いとき以外は迷うこともないと思います。

Imgp3076
(黒金山~大ダオ間の古めかしい道標)

大ダオはテント場になるかどうか見ておきたかったのですが、まあ、それほど好いテントサイトでもないです。水場は下の山の神まで往復で一時間ぐらいかかるでしょうし、このあたりの稜線上で強いてテントを張るとしたらここ以外に適地がないといったところでしょう。

Imgp3087
(大ダオから乾徳山を望む)

問題の大ダオから徳和への破線路は、想像以上に荒れていました。マーキングが豊富にあるので、辿っていけば迷うことはないと思いますが、そのマーキングもほとんどが白いヒモ。ガスが濃いときは、マーキングを見逃すおそれもあり、実際ミストレースも散見されましたので、ミストレースに引き込まれて、ムキになって下降すると非常に危険です。人が入っていないぶん、岩の苔も滑りやすく、何回かある沢の渡渉の前後など要注意です。

途中、渡渉する沢には橋はまったく架けられていませんので、雨が降ったときにエスケープに使うのはやめた方がいいかもしれません。全体に傾斜は緩やかな径なのですが、水量が増しているときに飛び石の渡渉がどれだけできるのか、雨の中でどれだけマーキングと踏み跡を拾えるか、ということを考えると、乾徳の巻き道をゆっくり下る方がマシのような気がします。

砂防堰堤のすぐ先から車道になるので、その先は本当に楽な道ですが、それまでの1時間40分が非常に長く感じました。おそらくこの先3~4年、人があまり入らず整備もされない状態が続くと廃道同然になってしまうんじゃないだろうか、というのがこの破線路を歩いた感想です。

車道をさっさと下り、見覚えのある乾徳山の登山口を過ぎ、徳和の集落に降りて、バス停に行くとかずさんがいました。バス停前の売店でビールを買ってイッキ飲み(笑)。

バスに乗って塩山駅に着いてもまたビールを買い、かずさんとビールを飲みながら電車の中であれこれお話。いつもは一人だけれど、たまにはこういうのもいいな、と思いながら帰途につきました。


☆☆☆

最後に、かずさん、hillwalkerさん、相乗りのお誘いに乗ってくださって、どうもありがとうございました!
機会がありましたら、またタクシー相乗りヨロシクです~♪

| | コメント (12) | トラックバック (0)

2006.08.20

【タクシー相乗りで小金沢連嶺】 タクシー情報5 山バス情報40

Imgp2737


【山行日】2006年8月19日(土)

【使用公共交通機関等の詳細】

「鉄道」
新宿  05:18 - 06:13 高尾   (中央線各駅停車)
高尾  06:14 - 07:12 甲斐大和 (中央線各駅停車)

「タクシー」
甲斐大和駅 07:20 - 07:40 湯ノ沢峠入口 (3450円:相乗り→1150円/一人)

「歩行」
湯ノ沢峠入口 07:40 - 08:35 湯ノ沢峠 
湯ノ沢峠   08:45 - 09:00 お花畑
お花畑    09:00 - 09:10 湯ノ沢峠
湯ノ沢峠   09:10 - 10:00 黒岳
黒岳     10:07 - 11:05 牛奥ノ雁ヶ腹摺山
牛奥の    11:15 - 11:50 小金沢山
小金沢山   12:20 - 13:20 石丸峠
石丸峠    13:30 - 14:45 上日川峠
上日川峠   14:55 - 15:55 千石茶屋
千石茶屋   16:00 - 16:30 大菩薩峠登山口(裂石)

「バス」
大菩薩峠登山口 17:10 - 17:37 塩山駅 (山梨貸切自動車 100円!)

「鉄道」
塩山  17:53 - 19:07 高尾 (中央線各駅停車)
高尾  19:15 - 京王線某駅 (京王線準特急)

Imgp2753


掲示板 の方に遊びに来てくださったhillwalkerさんへのレスに「よかったら今度タクシー相乗り誘ってください」なんて図々しいことを書いてしまったら、さっそく8/19予定で甲斐大和→湯ノ沢峠入口という企画をかずさんとhillwalkerさんが立ててくださいました。

こんなおいしい話に乗らないわけがありません(笑)。タクシーの予約など面倒なことをすべてやっていただいた かずさん は、お会いしてみるとやっぱりというかんじの、優しいお人柄で、タクシーを降りたらそれぞれ自由行動、ということだったのですが、ついつい一緒についていってしまい、湯ノ沢峠までの径に咲いているお花の名前をひとつひとつ教えて頂きました。

私の小さな脳のメモリーにはとても入りきらないほど、かずさん、hillwalkerさんの口から次々に花の名前が出てきます。湯ノ沢峠でお別れして私だけ北上の予定だったのですが、かずさん、hillwalkerさんに「大蔵高丸までは行かなくていいからその手前のお花畑だけでも見ていった方がいいですよ」とのお誘いに乗って、行ってみたお花畑は本当に素晴らしいところでした。

Imgp2694


かずさんは、「マツムシソウが少ないな~」と多少がっかりしていましたが、でもこんな天気の好い日だったら、毎日でも来たいなぁという感想は同じ。タクシーを使わないと来るのは大変な場所ですが、こうして相乗りすればヒトリアタマは新松田~西丹沢のバス料金と変わりません。また機会があれば是非という感じで、名残惜しいですが、お花畑でお二人とお別れしました。

白谷丸への登りはお花畑でかずさんに「あの急斜面を登るんだよ」と脅されて(笑)いたので、気合いを入れて登ります。確かに急斜面ではありますが、登り始めが1400m以上で、ここまでは登りらしい登りもなかったので、体力的には問題ありません。白谷丸まで登ってしまえば、あとはそう険しい登りはないと地形図からも判断。汗がバカみたいに噴き出しますが、お花の写真など撮りながら、高度を上げていきます。振り返ってかずさんたちが見えたら手を振ろうと考えていたのですが、やはり姿は見えません。

白谷丸を越えると、雰囲気ががらっと変わって、ガスも湧いてきて、しっとりとした樹林帯をゆるゆると登っていくと黒岳です。かなり汗をかいたので水分補給がてら、少し休憩。

黒岳から軽いアップダウンで川胡桃沢ノ頭。川胡桃沢の頭から稜線を右にはずれるような感じで下りますが、実際は主稜線上を辿っています。登り返すと牛奥の雁ガ腹摺山。これでやっと雁が腹摺山3つを制覇できました。

Imgp2720


牛奥ノ雁ヶ腹摺山から小金沢山(雨沢の頭)は笹藪が被っていて、濡れた笹でズボンはびしょびしょ。ここは綿のパンツだったら大変だろうと思います。笹をかき分けるほどの径なので面白くもなく、小金沢山まで全く写真も撮らずにさっさと歩いたせいか、ここだけコースタイムよりずっと早く歩けています。

小金沢山で昼食。南の方でゴロゴロと不気味な音が聞こえてきたので、あまりノンビリもせず、石丸峠方面へ。最初は笹藪径ですが、すぐに狼平~熊沢山方面の眺めの良い気持ちの良い笹の草原となります。ここが、この風景が見たくてこちらを目指したのですが、運良く天気がもってくれて、青空も見え、気分上々でした。来し方を見ればガスだらけ。自分の上と行く先は巧い具合に晴れてくれて、今日はツイていました。

Imgp2741

Imgp2747

牛の寝通りの分岐を過ぎ、石丸峠でかたちの佳い熊沢山を目の前にして少し登ってみたくなりましたが、裂石まではまだ結構な道のりです。花の写真など撮りながら、予定通りノンビリと上日川峠へ下ることにしました。

Imgp2759


上日川峠のロッヂ長兵衛でスポーツドリンクを補給し、疲れた足で休み休み裂石に下る途中、若い単独の女性にバスの時間を訊かれ、得意気に「17時10分」と答えたのですが、実際は16:48もその前にあったりして、どこのブログの管理者だよ!?と言う感じ(笑)ですが、裂石では我慢できずにバス停前の茶屋で生ビールを注文してしまい、結局16:48のバスを見送って、17:10のバスで帰りました。

帰りのバスといい行きのタクシーといい、今日はコストパフォーマンスよかったよなあ、と思いつつ、帰途につきました。

hillwalkerさん、かずさん、お誘い頂いて本当にありがとうございました。また機会があれば是非ご一緒させてくださ~い! 

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2006.04.10

【桃の花を見に 大栃山】 山バス情報31

Imgp1654

【山行日】 2006年4月9日(日)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿  05:38 - 06:30 八王子  (中央線)
八王子 06:34 - 08:03 石和温泉 (中央線)

「歩行」
石和温泉駅 08:07 - 08:20 石和温泉駅入口バス停

「バス」
石和温泉駅入口 08:29 - 08:50 桧峯神社前 (富士急バス 560円)

「徒歩」
桧峯神社前バス停 09:00 - 10:20 檜峯神社
檜峯神社     10:30 - 10:50 トビス峠
トビス峠     10:50 - 11:35 大栃山
大栃山      12:15 - 13:00 △1086.4
△1086.4     13:30 - 14:55 一本杉
一本杉      15:00 - 15:40 桃の花バス停留所

「バス」
桃の花バス停留所 15:55 - 17:30 石和温泉駅 (桃の花バス 無料)

「鉄道」
石和温泉 17:38 - 19:07 高尾  (中央線)
高尾   19:11 - 20:01 新宿  (中央線)

Imgp1690
(「桃の花バス」 乗り心地の良さは観光バスなみ)

18きっぷ期限前日の日曜日に最終分を使って、大栃山へ行って参りました。

甲府~富士吉田のバス、4/10からダイヤ改正だそうですが、登山者にとってはあまりかわりばえがしないダイヤのままのようです。

桃の開花状況ですが、下の方(標高200~300m)は八分ほど咲いていたりしますが、上の方(標高500~600m)は一分二分咲きといったところ。わずか200~300mの標高差ですが、花の咲き具合となると結構この差が顕著でした。

ちなみに一本杉の桜はちょうど満開♪でした。

カタクリはまだ開花したものはなかったようですが、もうあと三日ほどで咲いてしまいそうな雰囲気。

Imgp1590
「た、たのむ、あと三日、三日だけ待ってくれ... このとおりだっ」


そうかと思うと稜線のミツバツツジがすでに咲いていたりして...

Imgp1626


で、今回の目玉の「桃の花バス」ですが、無料で石和の駅のすぐ目の前まで行けるのはありがたいのですが、いかんせん、時間が...(笑)まじめに走れば30分ほどで着くはずなのに、なんでこんなに(一時間半も)かかるのかというと、途中、八代、境川などの物産品販売所で停車時間が15分とか20分とかあったりするためです。

Imgp1680

ついついその土地の農作物やソフトクリームなんかを買ってしまうと、時間がかかった上にバス代以上の買い物をしていたなんてことにもなりかねないので、注意が必要(笑)です。

Imgp1600
(大栃山山頂より南アルプス)

登山道ですが、北西尾根は危険箇所などありませんし、道標や青いヒモのマーキングなんかもあるので、それほど難しくはありませんが、少々難しい609ピークのあたりなど肝心の所には道標がなかったりしますので、地形図とコンパスで現在地を確認しながら歩くことをお奨めします。

☆ この山行のレポは こちら です。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2006.04.02

【春の芽吹き... 大蔵経寺山・鹿穴・要害山】 山バス情報30

Imgp1485

【山行日】2006年4月1日(土)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿   05:18 - 06:13 高尾   (中央線)
高尾   06:14 - 07:37 石和温泉 (中央線)

「歩行」
石和温泉駅  07:40 - 09:15 大蔵経寺山
大蔵経寺山  09:40 - 10:50 906ピーク
906ピーク 11:00 - 12:00 鹿穴
鹿穴     12:40 - 13:00 (エアリアの)岩堂峠
岩堂峠    13:05 - 14:15 要害山
要害山    14:35 - 16:30 武田神社

「バス」
武田神社 16:30 - 16:45 甲府 (山梨交通)

「鉄道」
甲府   16:48 - 18:53 新宿 (ホリデー快速ビューやまなし)

Imgp1531

1月に兜山へ行った 帰り、エアリアの岩堂峠で↑こんな立派な指導標を見たので、鹿穴はそこそこ歩かれているのだろうと思いまして、18きっぷ有効期限内だし、大蔵経寺山から尾根伝いに歩いてみようと、出掛けてきました。

山梨百名山効果で、石和温泉駅から大蔵経寺山までは迷うことなく誰でも歩けると思います。しかしながら、大蔵経寺山から北西にのびる尾根は『アタック山梨百名山』で紹介されているにもかかわらず、ところどころ踏み跡が頼りなく、いくつかある分岐でも道標は皆無。エアリアにも掲載されていませんので、地形図(最低でも1/25000「甲府北部」だけは必携)とコンパスで現在地を確認しつつ歩みを進める方がいいと思います。

とりわけ、鹿穴への登り口は注意していないと非常に判りづらいですし、鹿穴に登らずに『アタック山梨百名山』の記事のように巻くにしても、巻き道の分岐には赤テープがあるだけで、何の案内も道標もありません。(道なりに進むと東山=鹿穴西方の885ピークに行ってしまいます)

Imgp1524
(鹿穴の三角点)

ちょうどお昼に到着できたので、鹿穴で昼食としましたが、まったく無音といっていいくらいの静けさでした。普段はお昼ご飯を一人で食べていると、「誰も来なきゃ好い」などと思うのですが、野鳥の囀りさえ聞こえず、少しばかり寂しい気分になりました。

Imgp1500

Imgp1495

山はまだ花が少ないですが、芽吹き始めや開花スタンバイ状態の芽がたくさんみつかりました。自然林が結構多いので、来週か再来週あたりだと登山道も結構「様変わり」しているかもしれません。ただ、あまり暑くなってしまうと、大蔵経寺山の北西尾根は結構歩きにくい道になってしまうかも。

Imgp1533

冒頭でふれた岩堂峠ですが、↑こんな真新しいベンチがあって、「あれ?この前来たときこんなのあったっけ?」と腰掛けて、岩堂峠の兜山方面の道を見て唖然。なんとつち止めの丸太が登山道に埋め込まれておりました。ここらへん、そのうち本格的に整備されて鹿穴付近も道標など付くようになるのでしょうか? あまり過剰整備して欲しくないな~という気もしますが、行政側としては道迷いなどの遭難をしてほしくないということなのですかね。

それから、今回は要害山から要害温泉や積翠寺には降りず、武田の杜遊歩道を歩いて武田神社に向かいました。武田の杜遊歩道は最初こそ20分ほど登らされますが、あとは本当に緩やかな下りやすい道。途中に水場があり、ここでお会いしたご夫婦によれば、この水場付近はもうすぐイチリンソウとニリンソウが咲き乱れるそうです。

帰りは武田神社に停まっていたバスに飛び乗り、甲府駅北口でビールを調達後、ホームへ降りると「ホリデー快速ビューやまなし号」がすべり込んでくるタイミングの良さ。
武田神社16:30で新宿着は19:00前と、下手なあずさに乗るより早い(?)帰宅。
ただでさえ、青春18きっぷで運賃が半額近くで済んでいるのに、一階席でゆったり座っていい気分で帰ることができて、この日はコストパフォーマンス最高の山旅でした。




☆ ちょいと山バス情報 ☆

4月ということで、 「山バス時刻表の索引」 のリンク切れなどをチェックしてみました。
4月という要因よりも町村合併という要因でリンク切れやリンク先変更が多かったのですが、なかには町村合併でけっこうイイ変更もみつかりました。

中道町の町営バスなど甲府市と合併したため、 右左口トンネルの向こう(上九一色)まで延伸 しているのを発見! 土曜なら山の行き帰りの好い足となりそうです。

おかげさまでこのブログも一周年となりました。しょうもないページですが、リンク切れやリンク先変更などお気づきでしたら、ご面倒おかけしますが、掲示板メールでお知らせいただけるとたいへんうれしいです。 今後とも 当ブログ をどうぞよろしくお願い致します m(_ _)m

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2006.01.09

【兜山から岩堂峠・積翠寺】 山バス情報24

IMGP1048

【山行日】2006年1月8日(日)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿 06:44 - 07:30 高尾 (中央特快)
高尾 08:01 - 09:30 春日居町 (中央線)

「歩行」
春日居町駅 09:40 - 11:00 駐車場
駐車場 11:00 -(山腹コース経由)- 11:30 展望ベンチ
展望ベンチ 11:35 - 11:55 兜山
兜山 11:55 - 12:20 990mピーク
990mピーク 13:00 - 13:50 (エアリアの)岩堂峠
(エアリアの)岩堂峠 14:00 - 15:00 積翠寺
積翠寺 15:40 - 16:10 武田神社

「バス」
武田神社 16:10 - 16:23 甲府駅北口 (山梨交通)

「鉄道」 
甲府 16:51 - 18:44 高尾 (中央線)
高尾 18:47 - 19:32 新宿 (中央特快)


膝の方はもう何ともないものの、どうやら左足を少し捻挫していたようで、歩くとまだちょっと痛い。でも天気はとても良さそうだし、18きっぷもあるので、軽く歩けそうな山は...ということで、春日居町駅からみると立派な姿の兜山に行ってみようということに決めました。

当初は『アタック山梨百名山』のコース通りに歩いて、帰りに岩下温泉か足湯の予定だったのですが、あまりに長いコンクリート道歩きに閉口して、駐車場のある登山口のすぐ先にある、「山腹コース」なる登山道を登りにとりました。

山腹コースは土どめのある幅広い道。簡単に言うとファミリーハイク向の道で、迷いようがありません。下までクルマで入ってこの道を往復するだけなら地図も不要という感じでした。

下山は、こちらの方が静かな感じがしたのと、(岩場コースという名の)あの急な尾根を降りるのが何となくいやな気がして、時間もじゅうぶんあったのでエアリアに載っている岩堂峠を越えて積翠寺へ降りるコースを歩いてみました。

予想通り、990mピークから積翠寺まで誰にも会わない静かな山歩きが楽しめ、棚山への尾根道の様子を垣間見ることができたり、帯那山への破線路の入口を見つけたり、また、岩堂峠が地形図と違う場所であることに気づき、岩堂峠道にある骨董品モノの(笑)指導標を見つけたりと、想像以上にこちらのコースはよかったです。

IMGP1081

IMGP1072


ただ、積翠寺発甲府行きのバス、バス停の時刻表をぼんやりした頭で眺めていたせいで、丸印の付いた時刻は土曜・休日運休ということにしばらく気づかず、30分以上も来るはずのないバスをノンキに待ってしまいました。

IMGP1100

結局バス到着時刻前に土日運休に気づいて、しょうがなく武田神社までとぼとぼ歩いて、甲府駅北口経由伊勢崎営業所行きのバスに乗って帰ることになりました(バス代=180円)。

展望は勝沼ぶどう郷の駅で南アルプスがそれはそれは見事だったので、期待して行ったのですが、山腹コースの展望ベンチも兜山山頂近くの展望地も、そこから見えるのは富士山だけで、南アルプスは見えず、がっくり。

IMGP1070

でも、山腹コースをほとんど登り終える頃に振り返って見えたのと、990mピークの岩の上でもまあまあ見えた(ここで昼食にしました)ので、少しだけ溜飲が下がりました。

※積雪は登山道はまったく無し。岩堂峠道のあたりで少し雪をみましたが、それもほんのちょっと。厳冬でもこちらには雪がほとんど降らないので、日本海側の凄まじい豪雪がうそのようです。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.01.04

【新春も雪を踏みしめて...ボッコの頭】 山バス情報23

あけましておめでとうございます

IMGP1020

歩き初めは前々から行きたいと思っていた大沢山~大洞山。
エアリアでもずっと赤線が入らないままですが、稜線はかなりしっかりした道が通っていました。
今回も前回に続きスノーハイクも楽しめました。

IMGP0987


【山行日】2006年1月3日(火)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿  05:18 - 06:13 高尾  (中央線)
高尾  06:14 - 07:06 笹子  (中央線)

「歩行」
笹子駅 07:10 - 08:15 送電線鉄塔
送電線鉄塔 08:20 - 08:55 944m圏鉄塔
944m圏鉄塔 08:55 - 09:15 1059mの先の緩斜面
1059mの先の緩斜面 09:35 - 10:40 大沢山
大沢山 11:00 - 11:45 ボッコの頭
ボッコの頭 12:15 -12:55 摺針峠
摺針峠 13:00 - 13:20 大洞山(△1402.6m)
大洞山 13:40 - 13:50 カヤノキビラの頭(1411m峰)
カヤノキビラの頭 13:55 - 14:45 中尾根の頭(1278m峰)
中尾根の頭 14:50 - 15:15 笹子峠
笹子峠 15:20 - 17:50 甲斐大和駅

「鉄道」
甲斐大和 18:07 - 19:09 高尾 (中央線)
高尾   19:10 - 20:00 新宿 (中央線)

IMGP1004


うーん、ひさびさにたくさん歩きました。一日で(休憩をいれてですが)10時間以上も歩いたのは何年ぶり?という感じで、最後は膝にキテしまい、つらかった(笑)です。

笹子峠から素直に笹子ではなくわざわざ甲斐大和へ降りたのは、日影集落をみたかったから。陽がとっぷり暮れてからの到着で、その集落のよさを写真でお伝えできず残念ですが、旧甲州街道の面影を残す建物などがまだあって、次回は陽の高いうちに訪れてみたいと考えています。

登山道は最初の取りつきで少しまごつき、隣の尾根に取り付いてしまったようで、899m圏に着くと左手から明瞭な道が上がってきていました。

稜線では踏み跡はいたって明瞭。時々灌木がうるさいところもありますが、ヤブこぎなど無く、尾根を忠実にたどれて、ある程度のRFができれば問題ない道だと思います。

標識は主だったピークや摺針峠などに立派なものが新設されていますが、要所の分岐などに道標があるわけではなく、とりわけカヤノキビラの頭から中尾根の頭に向かうときに大きく北へ進路を変える地点など道標はなく、コンパスと地形図が必要です。

IMGP1024

留意点は尾根をはずさないこと。巻き道のような気の利いたものはひとつとしてありません。カヤノキビラの頭から降りてすぐ、巻き道のように見える道があって辿ってみたのですが、歩きにくいことこの上なく、おまけに途中で道が消えて、尾根に這い上がり直す羽目になりました。楽をしようと考えると痛い目にあいます(笑)。

それにしても、”静かなる尾根歩き”そのもの。山中では誰とも会いませんでした。

積雪は北面や、1000m以上の稜線には積もっていましたが、アイゼン・スパッツを装着するほどでもなく、深いところでも10cmぐらいでした。

残念だったのは展望。南アの展望を期待していったのですが、この日は南アどころか、富士山も見えませんでした。幸い大菩薩連嶺がきれいに見えましたが、ここまできたらやはり南アが見たい...

IMGP1011

初めての訪問でしたが、このコースは季節を変えて再訪したいとおもう好い山道でした。特に気に入ったのはボッコの頭。ここでお昼にして本当に良かったです。

IMGP1007


【ちょこっと山バス情報】
今回は電車だけでバスは使用しませんでしたが...大和村から甲州市に合併したものの、(旧村営)バスは従来通り走っているようです。

IMGP1040

☆☆☆ この山行のレポートはこちらです ☆☆☆



☆☆☆ お知らせ ☆☆☆

このブログにまたまた新しいリンク先ができました。
おしり道下さんのブログ です。
富士急大月営業所の情報は少なく、貴重な情報源となりそうです。先日も年末年始のダイヤを細かくフォローしてくださったりと、ありがたいサイトです。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2005.11.27

【西へ西へ 鳥坂峠から春日山・滝戸山】 山バス情報20

昭文社の山と高原地図(エアリア)31『富士山 御坂・愛鷹』2005を見ると、釈迦ヶ岳から神座山、鳥坂峠と春日山を越えて黒坂峠の先まで赤実線が引いてあって、もうここまできたら、大栃山や達沢山、大沢山、それに蛾ヶ岳などを含めたエアリア『御坂・天子』を新規に作ってほしい!とひそかに願っているのですが、今回は『中央線の山を歩く』(藤井寿夫著)(新ハイキング社)、それにkomadoさんのレポも参考にして、鳥坂峠から滝戸山まで歩いてみました。

IMGP0855


【山行日】2005年11月26日(土)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿  06:22 - 07:05 高尾   (中央特快)
高尾  07:25 - 09:11 石和温泉 (中央線)

「バス」
石和温泉 09:25 - 10:11 鳥坂トンネル (富士急平和観光)

「徒歩」
鳥坂トンネルバス停 10:15 - 10:30 鳥坂峠
鳥坂峠 10:30 - 11:10 春日沢の頭
春日沢の頭 11:20 - 11:50 黒坂峠
黒坂峠 11:52 - 12:08 地形図の名所山(春日山最高点の看板 1236ピーク)
地形図の名所山(春日山最高点の看板)12: 38 - 13:12 鶯宿峠(なんじゃもんじゃ)
鴬宿峠(なんじゃもんじゃ) 13:35 - 14:15 滝戸山
滝戸山 14:45 - 15:10 林道ベンチ
林道ベンチ 15:20 - 16:45 芦川村役場 

「バス」
芦川村役場 17:01 - 18:01 石和温泉駅 (富士急平和観光)

「鉄道」
石和温泉 18:15 - 19:41 高尾 (中央線)
高尾   19:46 - 20:30 新宿 (中央特快)


鴬宿峠(なんじゃもんじゃのリョウメンヒノキ)での停滞は、ここで「まごついた」ことを示しています。ここは地形図と若干異なっておりまして、↓のような「名所山林道」なるもの(未舗装)が黒坂峠まで走っているのです。

IMGP0862

おまけにこのなんじゃもんじゃのある場所に設置された芦川村の指導標に「←黒坂峠・春日山 ● 鴬宿峠・滝戸山→」などと書かれており、混乱してしまいました。(「なんじゃもんじゃ」のあるところが、馬頭観音もある本来の鶯宿峠なんですが、現代のクルマ社会の鴬宿峠は車道が乗越している方ということなんですかね)

IMGP0849


結論から先に言うと、黒坂峠から山道をたどってこの「なんじゃもんじゃ」まで来たら、未舗装の林道を(芦川村側だけ)舗装された大窪鴬宿林道に出るまで歩くと、簡単に滝戸山へ上がる山道の入口が見つかります。

IMGP0859


他は春日沢の頭(アンテナが何本も立っている)で「稲山」と記された方に直進しないように注意する以外、とりたてて難しいところはないです。ただ、黒坂峠から鴬宿峠までは夏場などは藪っぽくてかなり歩きにくいかも知れません(道自体は明瞭ですので道をロストすることはないと思います)。

今回、滝戸山に14時前に到着できれば、中道町が新しく開いたという甲陽学園への道を降りて、右左口(うばぐち)からの町営バスに乗ろうと考えていたのですが、鴬宿峠でのロスタイムなどもあり、実現しませんでした。

滝戸山から更に西(南西)へ向かうのは地形判断できないと苦しいかもしれません。少し偵察してきたのですが、滝戸山から日陰山・右左口峠方面は降り積もった落ち葉で踏み跡がかなり薄くなっており、よっぽど注意していないと、稜線をはずして甲陽学園へと降りる道に引き込まれてしまうのではないかと思います。

IMGP0856


          -----------------------------------------------


IMGP0852

紅葉は稜線ではほとんど終わっており、冬枯れの落ち葉道の風情↑でした。代わりに帰りの大窪鴬宿林道ではきれいな紅葉を見ることができ、なごり雪ならぬナゴリモミジ↓を堪能できました。

IMGP0868


あと、気になっていた地形図の鶯宿峠からの昔ながらの峠道。鶯宿峠から林道に最初にクロスするまでは難なくたどれましたが、そのあとはもう私の力量ではとても無理。陽の短い季節を考慮するまでもなく、おとなしく立派に舗装された林道を伝って車道へ降り、中芦川まで歩きました。

最後に... このあたり、地形図、標識、指導標どれをとってもむちゃくちゃで、山梨百名山の春日山の標柱には1235mと書かれているし、地形図の名所山には「春日山最高点」の標識があり、滝戸山のすぐ手前のピークには名所山(1205m)と書かれた芦川村の指導標があったりしますので、くれぐれも混乱なさらないようにご注意くださいませ。

☆ この山行のレポはこちらです。


☆☆☆ またまたうれしいお知らせ ☆☆☆

FYAMA時代の強力なメンバお二人のサイトが新たに相互リンクとなりました。
リブルさんとba_sobuさんです。

リブルさんは、そのレポート数ではおそらくFYAMAナンバーワン。FYAMA時代は大先輩として、私の稚拙なレポに貴重なレスをたくさんいただきました。ホームページは 山と温泉の風 です。

ba_sobuさんは、komadoさんのレポや記事によく登場するのでおなじみの方も多いかと思います。お花を愛する繊細なセンスとヤブルートを走破する大胆さがスゴイ。私と同じココログで、HPは 青空に雲が光る です。
最近では「切通峠から織戸峠経由で菰釣山」なんてスゴ過ぎます!

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2005.11.07

【神座山(黒打の頭)で紅葉に酔い痴れる】 山バス情報18

IMGP0520


3日に行った東御殿では道に迷い、かなり疲れたばかり。しかし、5日(土)は快晴と天気予報がひっくり返ったので、あまり人気(ひとけ)がなくて、紅葉が楽しめそうなところ、ということで、前回芦川村を訪れたとき気になっていた神座山へ行ってみることにしました。

IMGP0546

【山行日】2005年11月5日(土)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿  05:38 - 06:30 八王子  (中央線)
八王子 06:34 - 08:03 石和温泉 (中央線)

「徒歩」
石和温泉駅 08:10 - 08:20 石和温泉駅入口バス停

「バス」
石和温泉駅入口 08:29 - 08:50 桧峯神社前 (富士急バス)

「徒歩」
桧峯神社前バス停 09:00 - 10:25 檜峯神社
檜峯神社     10:35 - 10:50 トビス峠
トビス峠     11:10 - 11:50 神座山(黒打の頭)
神座山(黒打の頭)12:55 - 13:50 △1521.9
△1521.9  14:45 - 14:50 ジョーリヌギデーラ
ジョーリヌギデーラ14:55 - 16:20 新井原

「バス」
新井原 17:04 - 18:01 石和温泉駅 (富士急平和観光)

「鉄道」
石和温泉 18:15 - 19:41 高尾 (中央線)
高尾   19:46 - 20:30 新宿 (中央特快)

IMGP0562


行きの富士吉田行きのバスは、日本人より外国人の乗客の方が多くて韓国語、中国語、広東語などが飛び交っていてびっくり。さらにこのブログのリンク先である「花のひかり」の管理者komadoさんと行き帰りのバスが偶然同じになってしまい、これには本当にびっくりでした。

紅葉は、ほぼ全コース中よかったです。中でも神座山~△1521.9の稜線と、ジョーリヌギデーラからの下降路は秀逸。あまりにすばらしい紅葉で、先に進むのがもったいなくてしょうがなかったほどでした。

IMGP0581


コースタイムは「完全紅葉狩りモード」のため、かなりゆっくり歩いた場合の所要時間とお考えください。途中の休憩時間も異常に長いので、普通の人なら大栃山の往復と釈迦ヶ岳の往復の両方を加えても間に合うのではないかと思われます。

ただ、紅葉の時期はどちらか端折ってゆったり楽しみたい、そんなコースでした。△1521.9でお会いしたkomadoさんに、わたしゃ今日は大栃も釈迦も登らないよと言ったら、さすがにあきれておられましたが・・・(笑)。

IMGP0604


登山道は、神座山~△1521.9の稜線で尾根をはずさないように気をつける以外、迷うようなところはないと思いますが、舗装道路歩きの最後の方、檜峯神社の手前で釈迦ヶ岳に登るルートとの分岐があり、こちらを登っていけばジョーリヌギデーラ(上芦川下降点)のすぐそばに出ます。また、檜峯神社にも釈迦ヶ岳の道標があり、こちらは神座山~△1521.9の稜線に出るようです。

なお、文中「神座山」と記した△1474.4のピークは「黒打の頭」であり、神座山とは山梨百名山の大栃山であるという強い主張があることは認識しておりますが、登山者の権威のようなエアリア『富士山 御坂・愛鷹』の最新版2005年版についにこの山頂が「神座山」と記されてしまった関係上、さらなる混乱を避けるために、あえて「神座山」の名称を使いました。

IMGP0639


フィナーレはお気に入りの芦川村へ降りて、秋の夕陽に照るヤマモミジ♪を堪能しながら新井原の酒屋さんへ行きましたが、配達中でビールが買えず、少し先のおそば屋さんへ足を伸ばすもすでに閉店後の悲劇。しょんぼりしてバス停に座り込んでいると、17:00前になって酒屋のおやじさんが店を閉め始めているのを見るや、すかさずビールをくれーとお願いして(笑)、最後はホントにメデタシメデタシでした。

☆ この山行のレポートはこちらです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005.11.06

【紅葉の東御殿をさまよう】 山バス情報17

IMGP0412


【山行日】2005年11月3日(祝)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿  05:38 - 06:30 八王子 (中央線)
八王子 06:36 - 07:50 塩山  (中央線)

「バス」
塩山  08:08 - 08:43 乾徳山登山口バス停 (山梨貸切自動車)

「徒歩」
徳和   09:00 - 10:10 大久保峠
大久保峠 10:15 - 12:10 東御殿
東御殿  12:40 - 13:17 馬頭尊
馬頭尊 13:20 - 13:50 大久保峠
大久保峠 14:00 - 14:45 徳和

「バス」

乾徳山登山口 15:29 - 16:05 山梨市駅 (山梨市営バス)

「鉄道」
山梨市 16:26 - 17:43 高尾  (中央線)
高尾  17:58 - 18:54 新宿  (中央線)

IMGP0361

朝、塩山駅でトイレに行ってからバス停に行くと、長蛇の列。タクシーの客引きで少し減ってもまず座れない様子。徳和まで立っていくのかと観念したら、早めのバスが来て、運転手さんが乗客を数えてすぐに携帯で「もう一台だしてや」と連絡。2台目のバスでゆっくり座って乾徳山登山口バス停で下車できました。

数年前、連休で甲武信岳に行った時は立ったまま西沢渓谷までいった乗客がいたことを思い出すと、山梨貸切自動車もずいぶん「いい意味で」変わってくれたようです。

IMGP0454


帰途、試験運行の山梨市営バスに乗ってみました。写真は酔っぱらって歩きながら撮したため(笑)、思いっきりピンボケしていますが、内部は、ちょうど、秩父バス(浦山大日堂~秩父駅)を新装開店したような(笑)感じです。

この日は、西沢渓谷の紅葉目当ての観光客で席はほぼ埋まっており、徳和で最後に乗車した私で、ちょうどぴったり満席になりました。

なお、このバスの運行は11月27日までですので十分にご注意を。

IMGP0403


で、問題の(?)登山道ですが、はっきりいって「ものすごく」荒れています。今回の山行で参考にした『一日の山 中央線私の山旅』(横山厚夫著 実業之日本社=絶版)の「東御殿」の記述と現状とはかなりかけはなれています。

私の場合、大久保峠の手前で一回、大久保峠から大久保山を巻きながら東御殿と小石ゼンの鞍部に向かう道に取り付くところでもう一回、道を失いました。

二回とも、あきらめて「撤退しよう」と戻る途中で休憩をとって落ち着いてよく考えることで幸いにも道を見つけることができましたが、 道標完備の一般登山道しか歩いたことのない方や地形図とコンパスを使ってルートを割り出した経験のない方だと80%以上の確率で道迷いをする→ガスッていたりした場合など遭難の可能性アリです。

理由は、もとあった登山道が尾根通しについているわけではなく、大久保峠から大久保山を西に巻く地点では尾根がでっぷりと太っていて、単純な尾根歩きより地形判断が数段難しいからです。

マーキングはありますが、このマーキングが肝心の場所にはついていなかったり、何種類かのマーキングが混在していて、その中のマーキングはあきらかに山仕事の仕事道についているものなので、これらを混同すると本当に厄介なことになります。

もちろん山中では誰にも会いませんでした。東御殿の山頂は暖かい陽射しが降り注いでいれば本当に何時間でものんびりしたいと思わせるすばらしいところです。紅葉も道中結構きれいでした。

IMGP0421
(行きは見逃してしまった「馬頭尊」 「馬頭観世音」の文字がみえる)

今回のこの山行は、ごめんなさい「レポなし」です。
十分な地形判断ができているとはいえないワタクシの駄文を読んで、他の一般ハイカーの皆さんが安易に「なんとなく行けそうな気分」にはなってほしくないルートなのと、昨日も山にいってきたので、そちらの方の報告もなるべく早くしたいためです。

コースタイムは、私の場合、2回の道迷いと撤退のための逆戻りなどがありますので、往路はすんなりいった場合より40分ほど余計にかかっているかと思います。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005.10.24

【太刀岡山 未だ色づかず・・・】山バス情報16

IMGP0343

【山行日】2005年10月23日(日)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿  06:00 - 06:38 立川 (中央線)
立川  06:43 - 08:45 甲府 (中央線)

「バス」
甲府  09:00 - 09:40 清川 (山梨交通)

「徒歩」
清川バス停 09:45 - 11:00 太刀岡山
太刀岡山  12:30 - 13:30 平見城入口
平見城入口 13:32 - 14:17 清川バス停

「バス」
清川  15:20 - 16:05 甲府 (山梨交通)

「鉄道」
甲府  16:21 - 18:02 高尾 (中央線)
高尾  18:04 - 19:06 新宿 (中央線)

IMGP0277


立川発06:43の甲府行きを終点まで乗り倒す酔狂はあまりいません。というのも、新宿を07:00に出たスーパーあずさ1号に途中の塩山で抜かれ、塩山では抜かされたあともこのまま永遠に発車しないんじゃないかと疑いたくなるほど停車してから甲府に向けてゆっくりと走り出すのです。

清川経由の昇仙峡行きバスは空いていました。行きは登山スタイルは私だけ。帰りも30名の団体さんが来なければ私一人の専用車となっていた可能性大です。

このバスの利用上の注意点は、
清川発甲府行き15:20のバスは土曜は運行していないので、土曜の場合、14:20に乗らないと、18:20までバスがないということ。

清川の集落近辺には温泉も食べ物屋もないので、15時を過ぎて陽が当たらなくなると、これからの季節は、はっきりいってマジ凍えます。

太刀岡山だけなら、ゆっくり登って頂上でのんびりしてから降りてきても、14:20に間に合いますが、鬼頬山をちょっと欲張っちゃったりすると厳しいし、黒富士まで行けば、相当な俊足でも間に合わないでしょう。

あと太刀岡山は最初の取りつきがちょっとわかりにくいかもしれません。橋を渡ってすぐ太刀岡山の表示が見えますから、そこからすぐ左手の民家の間の細い道(ここにも指導標あり)を入っていきます。人のうちの軒先というか裏道を通り抜けていくような登山道は素直な取りつきに慣れている人には「まじー?」という感じかも知れません。

IMGP0314

紅葉は「まだ」というより「まだまだ」でした。『山梨百名山』(山梨日々新聞)の太刀岡山のページの写真のような紅葉になるまでには一週間じゃとても足りない、という感じ。お隣の茅が岳や曲岳は遠目にはそこそこ色づいていたようでしたが、太刀岡山は標高が足りない分、頂上付近以外はまったく紅葉してませんでした。

ただ、天気が良く、空気が澄んでいたので、展望の方はばっちり。頂上で久々の長居をして眺望を堪能してきました。

あ、あともうひとつ、大事なことを書き忘れてました。快晴の日曜だというのに山中では誰にも会いませんでした。これにはちょっとびっくり。太刀岡山は山梨百名山でもマイナーな部類なんでしょうかね・・・

☆☆☆ この山行のレポートはこちらです ☆☆☆

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.09.12

【トリカブト咲く黒岳から釈迦ヶ岳】 山バス情報13

IMGP0146

水曜日に早々と期日前投票をすませて、山行には万全の体制を整えましたが、今回も結局日帰り。コースタイムの見積もり間違い、それに午後になってにわかに怪しくなってきたお天気で、山中では今回もあまりのんびりとはできませんでした。

IMGP0179

それでも、お花、きのこ、そしてフィナーレは芦川村の好ましい山村風景でかなり満足の山旅でした。

【山行日】2005年9月11日(日)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿 06:00 - 06:38 立川  (JR中央線)
立川 06:43 - 07:39 大月  (JR中央線)
大月 07:51 - 08:40 河口湖 (富士急行)

「バス」
河口湖駅 08:50 - 09:06 三ツ峠入口

「徒歩」
三ツ峠入口バス停 09:10 - 10:40 御坂峠
御坂峠 10:50 - 11:45 黒岳
黒岳 12:20 - 13:00 どんべえ峠(日向坂峠)
どんべえ峠 13:10 - 14:00 釈迦ヶ岳
釈迦ヶ岳 14:01 - 14:15 ジョーリヌギデーラ
ジョーリヌギデーラ 14:25 - 14:40 舗装道路
舗装道路 14:40 - 15:00 釈迦ヶ岳登山口
釈迦ヶ岳登山口 15:00 - 15:47 上芦川バス停
上芦川バス停 15:55 - 16:10 新井原

「バス」
新井原 17:04 - 18:00 石和温泉駅 (富士急平和観光)

「鉄道」
石和温泉 18:15 - 19:41 高尾 (JR中央線)
高尾 19:46 - 20:30 新宿 (JR中央特快)


登山道は、初っぱなの取り付きだけ注意すれば、迷うようなところはないと思います。御坂峠までは途中下草がうるさいところなどもありますが、おおむね明瞭な登山道です。

黒岳~釈迦ヶ岳は迷いようがないほど明瞭です。黒岳から10~15分ほど降りたところにある「→上芦川」の表示は、表示方向へ進めばOK。上芦川(すずらん畑)に実際に降りる分岐はさらにこの先を10分ほど行ったところにあります。

IMGP0185
(御坂側から湧き上がる雲、釈迦ヶ岳山頂直下にて)

そして、最後、釈迦ヶ岳から降りきった鞍部=ジョーリヌギデーラにある上芦川分岐の表示に書かれた15分の文字は「何これ?ありえな~い!」と反応してしまいますが、15分ほどで「簡易舗装道」に降りられます。そういう意味でこの道はエスケープとしてお勧めかも。ただしかなりの急傾斜なので、天候急変の時などは十分注意。

私の持っている99のエアリア『富士・富士五湖』には釈迦ヶ岳から車道に降りるまで1時間20分と記載されていますが、途中休憩をはさんでも1時間ほどで着きました。そのあとの上芦川バス停までの車道歩きも相当ノンビリ歩いても50分かかりません。ゆっくり芦川村の集落の美しさを堪能しながら歩くことをお勧めします。

IMGP0207


最後の最後、新井原の酒屋さんまで足を伸ばし、ビールを買って飲んだくれていると、それまでポツポツだった雨が本降りに。幸い店内で雨宿りさせていただいたおかげで、帰りのバスまで濡れずに時間がつぶせました。おやっさん、ホンマにありがとうございましたっ <(_ _)>

芦川村のバス、日曜もしっかり走ってました! でも、また実質私一人の貸切。 行きの天下茶屋行きのバスもがらがらだったし、これからの季節、空いたバスで紅葉狩りを、とお考えの方にはお勧めのコースかも。

☆☆☆ この山行のレポートはこちら ☆☆☆


| | コメント (6) | トラックバック (0)

2005.09.07

【富士急バス 甲府駅〜富士吉田駅 路線 の悲しいダイヤ変更】 山バス情報12

当ブログの唯一のリンク先であるkomadoさんのページ「花のひかり」をチェックしている方は、すでにご存知かと思いますが、富士急バスの甲府〜富士吉田のバスダイヤが改正されてしまいました。

これにより、土日祝祭日の朝一番のバスは、甲府発06:55(石和温泉駅入口発07:10)がなくなって、甲府発08:10(石和温泉駅入口08:29)になってしまいました。(甲府駅発07:30は土日休日運休であることに注意!)

本情報は、komadoさんが、9月3日に河口湖からバスに乗車された際に発見された情報で、お忙しい中、重要な情報だからということで、情報転載を快諾いただきました次第です。

毎度のことながら、komadoさんには貴重なバス情報をいただいてばかりで頭が下がりますです。


komadoさんのブログの記事
でも触れられておりますように、芦川村行きのバスへの早朝の乗り継ぎ便が消滅してしまったのがなにより残念なことでして、もう少し肌寒くなったら北多摩の実家から早朝芦川村へ入って行こうと思っていた山行計画のいくつかが実現不能となってしまい、ちょっぴりしょげております。

石和温泉駅に7時前に到着できる方は、そう多くないと思いますが、今週末にこちら方面を計画されている方はご注意くださいませ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.09.04

【あくせく 日帰り乾徳山】 山バス情報11、タクシー情報2

kusari1


乾徳山はたいていのガイドブックに日帰りで紹介されていますが、実際に休憩などいれた時間を見積もってみると、一番のバス(塩山発08:08)で行って最終のバス(乾徳山登山口発16:17)で帰ってくるのは難しそうなので、これまで訪れたことはありませんでした。

登山口からの高度差は1200m。登り4時間・下り2時間半の見積もりで6時間半。休憩をいれても案外ゆっくり日帰りできるのかもと挑戦してみましたが、実際のところは山中ではほとんどのんびりすることはできず、「はい登りました、メシ食いました、下山しました」という感じで、道中は帰りのバスの時間をずっと気にしながらの「せわしい」山行。

しかも、帰りは結局10分ほど前にバス停に到着できたものの、ビールの酔いが回ったところでタクシーの運ちゃんに声かけられて5人相乗りのタクシーにふらふらと同乗。塩山駅までお一人様700円ほどでカッ飛びとなってしまいました。

最終バスを逃してもうまくタクシーに相乗りできたかどうか、というと話は別ですが、これならもう少し山中でのんびりしてくれば良かったと後悔。

これからの季節、日が短くなりますし、鎖場での渋滞など考慮すると、この山の場合、行きをタクシー相乗りにして先回りしてノンビリ歩くのがお勧めです。こんな記事を書くと、乾徳山登山口を経由するバスがなくなってしまうかもしれませんが、現在のバスダイヤでは乾徳山という山を「歩く」ことはできても「味わう」ことは難しい、といわざるをえないでしょう。山梨貸切自動車さんには西沢渓谷発塩山行き最終バスの乾徳乗り入れか、7時半塩山発のバス便を是非いちどご検討いただけたらと思いますです。

尚、この春から山梨市が山梨市駅~西沢渓谷間を試験運行(一日3便)していますが、このバスは朝一が山梨市駅09:06で乾徳登山口最終は15:26。乾徳山をバス利用で日帰りするのであれば間に合わない時間設定です。料金は600円と50円安いのですが、都内23区へ中央線で帰る場合、電車賃が300円以上高くついてしまいますので結局割高になります。

山梨市のバス、山梨市駅発天科行きの最終バスの時間をもう少し早くしていただいて、三富小学校あたりで西沢渓谷17:39発塩山行きの最終バスに乗り継げるようにしてくれると大変ありがたいのですが、そういうのはやっぱりちょっと無理なんですかね~?


【山行日】2005年9月3日(土)

【使用交通機関の詳細】

「鉄道」
小田急線某駅 - 05:51 町田  (小田急線)
町田  06:06 - 06:30 八王子 (JR横浜線) 
八王子 06:36 - 07:50 塩山  (JR中央線)

「バス」
塩山駅南口 08:10 - 08:45 乾徳山登山口 (山梨貸切自動車)    
(バス代=650円)

「徒歩」
乾徳山登山口バス停 08:50 - 09:46 銀晶水
銀晶水 09:50 - 10:36 錦晶水
錦晶水 10:45 - 11:20 月見台
月見台 11:30 - 12:30 乾徳山山頂
乾徳山山頂 12:50 - 14:15 高原ヒュッテ
高原ヒュッテ 14:20 - 15:00 道満山
道満山 15:10 - 15:40 徳和峠
徳和峠 15:45 - 16:05 乾徳山登山口バス停

「タクシー」
乾徳山登山口バス停 16:15 - 16:32 塩山駅北口
(タクシー代=約3500円:5人で割り勘)

「鉄道」
塩山 16:47 - 18:02 高尾  (JR中央線)
高尾 18:17 - 19:02 新宿  (JR中央特快)


登山道ですが、「下りやすい」と一部のガイドブックに書かれているエアリアの下山道は、お世辞にも下りやすい道とは言えません。むしろ危険な箇所も多く、高度を落としている間はまったく気が抜けず、山腹を巻くようになってからやっと普通に歩ける、という感じです。

登山口バス停~乾徳山登山口(大ダオ方面との分岐)までは手元のエアリア(2001)では20分と記載されていますが、私の足では30分ほどかかりました。この道は高度差が100mほどありますので、上り下りが同じ所要時間ということはないと思います。

高原ヒュッテ~道満山、歩きやすい道でかなりセカセカと歩いたので40分で行けましたが、50分ほどみておかれたほうがいいかも知れません。尚、高原ヒュッテですが、建物自体はしっかりしているものの、中は少々荒れた感じでした。避難小屋にはマットや毛布などが備品としておかれていることが多いのですが、ここはストーブのほかは全く何もありませんでした。

kinsho_sui

銀晶水、錦晶水とも水は申し分なく出ています。冷たくておいしい水でした。

鎖場は、一つ目は高度感があって、高いところが苦手な人は好きにはなれないでしょう。山頂直下の最後の鎖場は、登る分には私のような高いところが苦手な人間でも恐怖感はまったくないですが、右手に巻き道もあるようなので、苦手な人や渋滞で長時間待たされそうな場合は巻き道経由で山頂に行く方がいいかもしれません。

retro_akikan
(オマケ:駒止でみつけた「レトロな空き缶」コレクション)

☆☆☆ この山行のレポートはこちら ☆☆☆

| | コメント (2) | トラックバック (2)

2005.08.21

【タクシーで柳沢峠から黒川鶏冠山】 タクシー情報1、山バス情報10

IMGP0072


いや~、涼しかったぁ♪というのがいちばんの感想。別天地でした。やはりこの時期、標高1000m以下から歩き始めるのは身体に毒(笑)です。 柳沢峠(1472m)到着が8時前ということもありましたが、歩き始めは少し肌寒く感じるほど。 朝から汗だらだらが当たり前と思っていた私には異国かと思うくらい。 夢のようでした。

しかしながら、久しぶりに迷走してしまい、ちょっと気がゆるみ過ぎたかなと反省もありの山行でした。

帰りは大菩薩の湯から塩山駅まで100円バス♪で帰りました。あんな長い距離で市民でなくとも100円とは塩山市に感謝感激雨あられです。

IMGP0086


【山行日】2005年8月20日(土)

【使用交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿 05:18 - 06:13 高尾
高尾 06:15 - 07:23 塩山

「タクシー」
塩山駅北口 07:25 - 07:55 柳沢峠
(タクシー代金=5140円)

「徒歩」
柳沢峠  08:10 - 09:00 六本木峠
六本木峠 09:05 - 09:35 横手峠
横手峠  09:35 - (迷走)- 10:35 鶏冠山
鶏冠山  10:45 - 11:00 黒川山展望地点
黒川山展望地点 11:30 - 12:25 六本木峠
六本木峠 12:40 - 13:20 天庭峠
天庭峠  13:30 - 14:15 丸川峠
丸川峠  14:30 - 16:30 大菩薩の湯

「バス」
大菩薩の湯 17:13 - 17:32 塩山駅南口
(バス代=100円)

「鉄道」
塩山 17:50 - 19:04 高尾
高尾 19:10 - 20:00 新宿


登山道は迷いようがないほど明確なのですが、私は見事にミスコースしてしまいました。

場所は横手峠のすぐ手前。エアリアだけ見ると右:黒川山 左:落合ですが、最初の道標で「右:黒川『金山』」を黒川山と勘違いして、1/25000「柳沢峠」の△1514方面へ山腹を巻くように蛇行して緩やかに下降する破線の道へ入ってしまったのです。

幸い5分ほど過ぎたところで「あっ!あの道だ」と気づきましたが、エアリア(2001)だけしか見ていないと、登りが無いのでおかしいおかしいと思いながらも、もっと先に進んでいたかもしれません。

ミスコースしたところに戻ってよく見れば、すぐ先に「鶏冠山→」の道標があり、そちらには「横手峠」の表示もあって、ひさびさに「やっちまった」と苦笑いでした。

それにしても黒川金山というのは、そうすると鶏冠山のほぼ東の△1507のピークあたりの谷間にあるのでしょうか。鶏冠山への小分岐にも「黒川金山」の標識があってその道は下降路でしたが、どなたか詳しい方いらっしゃいましたらご教示お願いいたします♪

なお、現在青梅街道のオイラン淵~三条新橋あたりまで土砂崩れのため完全通行止めになっているようで、
黒川金山~黒川谷の方へ降りてしまうと、塩山からはタクシーを呼べないので、丹波まで2時間以上の車道歩きをするか、奥多摩から2~3台しかないタクシーを呼んで待つしかありませんので要注意です。


コースは丸川峠までは人も少なくアップダウンもほとんど無い道なので、静かにゆったり歩きたい方にはお勧めです。私は今回新しく購入した登山靴の履き馴らしもかねて行ったのですが、結構長い距離の割には足にかかる負担も少なくて、ちょうどよかったです。

IMGP0071

IMGP0065

IMGP0081

下界はまだまだ厳しい残暑ですが、今回はきのこも結構目について、そろそろ山は秋に向かいつつあるのかな、などと感じた山旅でした。

☆☆☆ この山行のレポートを読みたい方はこちらをクリックしてください。


| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005.07.17

【レトロバスで雪頭ヶ岳から鴬宿へ】山バス情報8

前回の山行で気になって仕方がなかった芦川村の鴬宿へ降りてみました。

oushuku2

行きは前回記事のレトロバスを使って西湖の根場へ。雪頭ヶ岳へのダイレクトルートをとり、鬼ヶ岳から鍵掛峠、そしてドキドキしながら鴬宿への道を降りました。

retro_saiko1

鴬宿からのバスはヤマケイの『登山・ハイキングバス時刻表』の記載では奈良原や栗合までしか運行していないようにみえますが、実際は石和温泉の駅前まで乗り換え無しで運行中です。

oushuku_bus


詳しくは、芦川村HP記載の時刻表を参照してください。

【山行日】2005年7月16日(土)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿 06:22 - 07:05 高尾 (JR 中央特快)
高尾 07:14 - 07:49 大月 (JR 中央線)
大月 07:51 - 08:40 河口湖 (富士急行)

「バス」
河口湖駅09:10 - 10:00 西湖いやしの里根場(富士急+河口湖町レトロバス)

「徒歩」
西湖いやしの里根場 10:05 - 12:15 雪頭ヶ岳
雪頭ヶ岳 12:15 - 12:30 鬼ヶ岳
鬼ヶ岳 13:00 - 13:45 鍵掛峠
鍵掛峠 13:55 - 14:50 登山口
登山口 15:00 - 16:00 鴬宿バス停

「バス」
鴬宿 16:55 - 18:00 石和温泉駅 (富士急平和観光)

「鉄道」
石和温泉 18:15 - 19:41 高尾 (JR 中央線)
高尾 19:46 - 20:30 新宿 (JR 中央特快)


登山道は西湖いやしの里根場~雪頭ヶ岳は時期が時期だけに下草のうるさいところがかなりあります。

問題の鍵掛峠~鴬宿の道は北面ということもある(?)のか、最近整備されたのか下草もほとんどなくとても歩き易い峠道です。 ん?という感じの場所には赤ヒモのマーキングがありますので、ある程度の地形判断ができる方ならリラックスして下れるでしょう。

注意点があるとすれば一箇所だけ。1100m付近のカラマツ林があるところで、倒木のため、左のマーキング方向に進みにくい箇所があります。ここで右手の踏み跡に入ると、本来の方向(=左手に続く正規のルート)を見失いやすいので注意してください。

この峠道の道形は全般に明瞭で、不明瞭な箇所は10mと続きません。沢をわたるところにはケルンなどもありますので、落ち着いて降りれば魅惑の集落「芦川村鴬宿」と出会えると思います。
ただ、鶯宿周辺には酒屋どころか、飲み物の自動販売機も見あたりませんでした。暑い時期だけに、ちょいとだけツラかった(笑)です。

【バス運賃】
河口湖駅~西湖いやしの里根場 680円
鴬宿~石和温泉駅 1020円

そういえば、朝、新宿駅で06:30発の「あずさ71号南小谷行き」を見かけましたが、がらがらでした。3連休初日なのに...やっぱりまだあまり知られていないのでしょうかね。


☆この山行のレポートを読みたい方はこちら
(毎度のことながら長文です:4000字程度)

| | コメント (0) | トラックバック (0)