2018.06.10

【神楽山から九鬼山へ】 山バス情報169

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(御前山から富士山がとても綺麗に見えていた)

【山行日】 2018年06月03日(日)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
中央線某駅 - 07:44 猿橋 (JR中央線 各駅停車大月行き)

「歩行」
猿橋駅 08:00 - 09:05 神楽山
神楽山 09:15 - 10:20 馬立山
馬立山 10:25 - 11:55 九鬼山
九鬼山 12:25 - 13:40 田野倉駅

「鉄道」
田野倉 14:04 - 14:10 大月 (富士急行線)
大月  14:15 - 14:51 高尾 (JR中央線各駅停車)
高尾  14:53 - 中央線某駅  (JR中央線快速東京行き)

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(自然林の多い尾根歩きだった)

 実は前回山行きで、ズボンのお尻に穴が空いてしまった(笑)うえに、登山靴のソールがかなり磨り減っていることに気づきまして、山行翌日の5月6日に某登山用品店に行き、登山靴を修理に出して、新しく夏用の登山ズボンを購入しました。ちょうど、その時点でこの先3週連続で週末に用事が入ってしまっていたこともあり、この際一気にやってしまおうと思ったのです。

 こんな時のためにとネットで購入したタウンユースにも使える感じのトレッキング風シューズがありましたので、ソールの張り替えが出来上がってくるまでは、それで間に合うぐらいのところに行けば好いかな…と。が、なんとそのシューズを家の周りで試し履きしてみると、右側のベロのところだけ少し当たる感じがします。

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(ネットで購入したトレッキング風シューズ)

 こうも週末の天気が好いと、さすがに6月の第一週は出掛けたくなりますが、土曜日には直前になって用事が入ってしまい、日曜日しかない。。。しかも靴が当たる…ということで、最悪すぐに引き返して来られるところ&エスケープがたくさんあるところ…と探すと、猿橋から神楽山、その先は…できたら九鬼山かその手前、行けるところまで…ということになりました。

 猿橋へは立川始発の大月行きがちょうどあったので、うまいこと席を見つけて、乗換無しで目的駅へ。確かこの立川始発は昔は甲府まで行っていたと記憶していますが、いつから大月止まりになってしまったのか、山を一時やめていた間かも知れない、などと、とりとめのないことを考えていると、あっという間に猿橋駅着いてしまいました。

 南口に降りるのはたぶん初めて。 エアリアを見ながら、取り付きの登山口に向かいます。よく注意していれば、要所に大月市独特のあの指導標が見つかりますので、「九鬼山→」を追っていく形で好いと思います。短いトンネルを抜けて、アスファルトの陽差しの強い照り返しを受けて進んでいくと、エアリアに図示された通り、車道が屈曲する地点の右側に登山道と指導標が見つかります。 

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(いきなり暑苦しそうな登山口…)

 しかし暑そうです。登山口付近は夏草が伸び放題で、完全に歩く時期を間違ったな(笑)という感じで、日焼け止めを塗り、防虫スプレーをかけ、熊鈴をつけて、Tシャツ1枚になって登っていきます。

 登り始めから結構な傾斜です。猿橋駅の標高が320mほどで、すぐ近くにある673.9mの神楽山まで一直線に登っていくわけですから、当たり前なのですが、汗が噴き出してきます。植林帯も束の間、また自然林の尾根径となって、緑が目に心地好い。。。遠くでホトトギスが啼いているのが聞こえます。岩場の急傾斜を登り切ると展望が開ける地点があり、あまりに暑いので、立ち止まって水分補給。展望といっても遠くに見えるあれが九鬼山なのかな…という程度のものです。

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(眺望…中央が九鬼山?)

 モンシロチョウ?、それにしては随分たくさん飛び交っているし、近くで見れば蝶じゃないみたいな姿…という感じで歩いて行くと、今度は白い綺麗な花を見て間もなく、神楽山の分岐点に出ました。せっかくなので、山頂に寄ることにします。三角点とアンテナ、それに山名標があるだけの狭い山頂でしたが、歩き始めて1時間ほど経過していたので、座って休憩することにします。

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(白い綺麗な花…テリハノイバラ?)

 ひと息入れたら、元の分岐に戻って御前山方面へ。マルバウツギを見て間もなくで、御前山の分岐。分岐点からすぐのところに「秀麗富嶽十二景 御前山」の標識があり、実際ここからはとても綺麗に富士山が見えます。自分の住まいのベランダからも見える富士山ですが、さすがにここまで近くに来て、山から望む富士山というのは、艶があり、山の息づかいが聞こえてくるような生き生きした感じがあって、好いものですね。 先ほど休憩を取ったばかりだったのですが、あまりに綺麗に富士山が見えていたので、御前山には10分ほど滞在してしまいました。

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(御前山の眺望: 中央奥、鹿留山の右に富士山、左に大きく九鬼山、右手前は馬立山か?)

 御前山をあとに尾根径を歩いていくと、大月駅への分岐。幸い靴擦れなどもないようなので、このまま尾根歩きを継続します。今度は右側に黒岳~大峠~雁ヶ腹摺山~楢の木尾根も見えてきて、暑くなってきたし、今後はタクシー奮発してでもあっちかな…と。しかし、意外やこの日は700mくらいの標高でも稜線を抜ける風は爽快で、湿度も少ないせいでしょうか、結構快適な尾根歩きです。

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(中央たわみが大峠、左:黒岳 右:雁ヶ腹摺山~楢の木尾根)

 マルバウツギを再び目にして、菊花山の分岐点…そう言えば、昨年高川山からの下山途中に見た菊花山は綺麗な形をしていて、少し惹かれるものがありましたが、今日はこのまま稜線づたいに九鬼山方面へと進むことにします。

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 すぐに沢井沢ノ頭。そしてその先に咲いていた↑これは、シモツケでしょうか。。。結構この稜線は自然林が多くて、お花もいろいろ咲いているのですね。。。なんの根拠も無く植林が大勢を占めているものとばかり思っていたので、このコースは今後も季節を変えて歩いてみたい…と思いを新たにする発見でした。

 快適な尾根歩きが続き、大岩を左に巻いて間もなくで馬立山(またてやま)。797m。あまり山頂らしい雰囲気ではありませんが、神楽山から1時間ほど経過していたので、座って水分補給がてら休憩とします。 ここで少しだけ思案。。。馬立山から1時間ほどで田野倉の駅に降りてしまうことも出来ます。しかし時刻はまだ10:20。。。 ただ、九鬼山へ行くには、ここからせっかく稼いだ高度を200mも手放して、最低鞍部の札金峠から350m以上も登り返さなければいけないのです(笑)。

 九鬼山に登ったのは、山を始めたばかりの20年前の秋。もう随分ご無沙汰しているので、久々に行ってみるか…正午過ぎぐらいには着けそうだし…という感じで、スポーツドリンクを一本飲み干してから腰を上げます。田野倉の分岐を見送り、九鬼山と示された方向へぐんぐん下っていきます。ハルゼミが鳴き出すのですが、大コーラスにはならず、すぐにやんでしまい、それがちょっと物寂しい感じ。うるさいぐらい喚いてくれるのが個人的には好きなのですが…。

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 ヤマホタルブクロを見て、一旦少し登り返しますが、すぐまた下り。ぐんぐんぐんぐん…。まるで下山するみたいに下ります。最低鞍部の札金峠。かつての峠道(朝日小沢へ行く径と札金鉱泉方面)を指す道しるべもありますが、エアリアにもあるとおり、もう少し先が札金鉱泉(既に廃業らしい)・田野倉駅方面への登山道分岐になっています。

 分岐に上がってみると、20年前の記憶が甦りました(笑)。見覚えある鉄製の背の高い指導標があって、思わず「ああ、そういえば、あったあった、これ」と口に出してしまったのですが、ここに来るまで、その指導標のことは全く忘れていました。当時ははっきり見えていたと思うのですが、指導標が示す白い字が薄くなってしまい、消えかかっています。すぐ隣に例の大月市の指導標がありますので、問題はありませんが。。。

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(左手の黒いのが鉄製の指導標)

 指導標から先は、それまでの尾根通しの径とは違い、トラバースで小さなコブをうまく巻いた道が続くようになります。紺場休場は、標識が見つからなかったので、よくわからなかったのですが、周囲が開けた広場のような、この場所のことでしょうか。

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 その先は尾根を左に外れるようにトラバース道になったので、たぶんここだろうとは思うのですが、日射しが強く暑苦しそうだったので、休憩を取らずにそのままトラバース道を行きました。

 登りに転じてガクウツギを見ながら九鬼山の肩のようなところに出ると朝日小沢へ下る赤破線路を示す古い道しるべ。ご丁寧に朝日小沢上発の富士急バス時刻も書かれていますが、さすがに現行とは違っています。平成30年4月改正の時刻表によれば、土日休日は07:40 13:46 17:48 の三本だけです。

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(今は昔の道しるべ)

 肩から尾根につけられたしっかりした径を上がっていきます。ヤマツツジが見つかりましたが、さすがにこの標高で今年の花の進み具合ですから、もう萎れてしまってみる影もありません。エッチラ登っていって、コアジサイを見て、すぐ先の平地が山頂でした。なんとちょうどお昼前だというのに、誰もいません。 大菩薩方面の展望がぱっと開けて、あれぇ?富士山はと見回すと、あまり開けていない方角に見えたには見えたのですが、さすがにもうこの時間だと雲がかかっていて、早い時間帯に御前山で堪能しておいて良かったです。

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(九鬼山山頂…誰もいない…)

 丸太ベンチに座り込み、お湯を沸かしながら、二本目のスポーツドリンクを飲み干し、おにぎりタイム。誰もいないので、のんびりして、久しぶりに無線でもやってみようかな…と考えていたのですが、昼食を食べ終えようか、と言うところで、次々に団体さんが上がってきて、お茶を飲み終えたら、そそくさと撤収(笑)、下山にかかります。

 ルートはまだ歩いたことのない池ノ山コースを選択。すぐに現れる分岐を右に行けば好いのですが、ここにある大月市の指導標には行く先を指して「落合橋」の表示。更にマジック書きで大きく「都留市」と書かれています。エアリアを見ても、地形図を見ても落合橋なんて見つかりませんし、都留市なんて都留市駅に行く径か?と勘違いしてしまいますよね。禾生(かせい)駅とか田野倉駅とか、池ノ山でもいい、誰にでもわかる地名を書いて欲しいものです。

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(落合橋は禾生方面に下るとある、水路に架かる橋=史跡らしいが…)

 7,8分で「←眺めよし 天狗岩」の標識があり、寄ってみました。なるほど、確かに中央自動車道を挟んだ両側が一望でき、富士山も左手奥に見えています。3分ほどと標識に追記されていましたが、往復で3分かからないぐらいすぐのところにあります。

 植林の急坂が続きますが、田野倉と禾生の分岐から先はまた自然林が多い楽しい道のり。途中の池ノ山は登り返しが無く、ここに三角点を置いた意図がよくわかりませんが(笑)、展望ももちろん無くて、ただの通過点のような、この日三つ目の三角点にタッチしただけで、通過。

 池ノ山と言うからには周囲に池の跡のようなものがあるのかと探してみましたが、見当たらず、更に下っていけば、左手が唐突に開けて、リニアモーターカー実験線路と中央自動車道の交差点が目に飛び込んできます。遠くに富士山も見えるのですが、もうほとんど雲に覆われている状態。

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 高川山も九鬼山も、歩いているときは、この下をリニアの線路が走っていて土手っ腹に穴が空いているなんてことは忘れているのですが、こうして目にすると、どちらもせっかく駅から近くて佳い山なのに…といささか複雑な心境になります。

 山頂からちょうど1時間ほどで、登山口に着地。ここから富士急行線の田野倉駅までは15分ほどとエアリアにあります。時刻は13時半前。さすがにこの時間帯の舗装道歩きは暑さが厳しい。。。

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(田野倉駅へ向かう途中…線路手前の田んぼで苗を植えていた)

 20年前の記憶では田野倉の駅前はコンビニなど無い小さな田舎の駅で、チューインガムみたいな硬い紙の切符を窓口で買ったことが今でも思い出されます。もう今は富士急行線もICカードが使えるようになったので、あの切符は無いだろうな…と思いながら歩いて行くと、左手の大通り(139号線)の向こう側にローソンが見えてきて、その先の田野倉駅で大月行きの列車の発車時刻まで20分以上あることを確認してから、戻って(笑)ローソンでビールを購入。

 14時台の大月行きはその後の中央線の接続があまり良くなかったように記憶していたのですが、14:04発は大月での乗換も数分で連絡良く、例によって、帰ってからシャワーを浴びて、そのあとで買い物に出掛けて、夕食をゆっくり作る時間がありました。     


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2018.04.15

【冬眠からやっと目覚めて…日連アルプス】

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(金剛山から峰山へ…新緑がきれいだった)

【山行日】 2018年04月08日(日)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
中央線某駅 - 07:31 高尾 (JR中央線各駅停車)
高尾 07:47 - 08:05 藤野 (JR中央線各駅停車)

「歩行」
藤野駅 08:15 - 09:10 金剛山
金剛山 09:20 - 10:10 鉢岡山
鉢岡山 10:15 - 11:10 宝山
宝山  11:30 - 13:05 藤野駅

「鉄道」
藤野 13:36 - 13:49 高尾 (JR中央線各駅停車)
高尾 13:54 - 中央線某駅 (JR中央特快東京行)

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(スミレ群落…花も豊富な佳い山)


 もう常習犯のようになってしまった長期更新無し放置。大変申し訳ございませんでした。結構キツイ理由もあったのですが、言い訳しても、山に行かなかった二ヶ月余りという時間が取り戻せるわけでもありません。せっかく山の近くに越してきたのですから、今後の山行きを少しでも増やすことでお詫びにできたら…と考えております。

 行き先に選んだのは、バスの時間も気にすることもなく、早起きのプレッシャーも無く、軽く歩ける山ということで、komadoさんの歩かれたコースをそっくりそのままパクってしまうことにしました。

 ただ、私は年寄りなもんですから(笑)、朝は平日と同じくらいの時間に目が覚めてしまい、いつも会社に行くよりは早いぐらいの時間に家を出ました。が、時計を忘れて戻ったりとか、とんでもないポカをやってしまい、高尾駅での連絡もあまりよくなく、藤野の駅に着いたのは8時過ぎ。やはり、長いこと山に行かないと、こういうところでスンナリと行かないのですね(笑)。

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(日連大橋を渡りながら、目指す山並みを望む)

 ま、相当ノンビリ歩いても昼過ぎぐらいには戻って来られるんだし、と、ゆっくり身体をほぐしてから、歩き始めます。奥牧野・やまなみ温泉方面へ行くバス通りを歩くのは初めてのこと。こうやって、うららかな春の陽気のもと歩くと、車道脇の新緑でさえ美しく、花粉症の私でも、春っていいものだな、と思ってしまいます。

 日連大橋を渡れば、右手には三年前に歩いた高倉山が見えて遠目にも新緑が好さそうなのが解り、これから歩く日連山も…と期待してしまいます。


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(高倉山方面を望む)


 金剛山バス停の手前で、久しぶりの山歩きに備えて、じっくり柔軟運動。ちょうど神社の鳥居のところにひと組ハイカーさんがいらしたので、お参りは省略して、マスクをはずして先に出発。

 土の径になると、すぐにお花に目が行きます。ヤマブキ、スミレ(名前不詳)、そして、たぶんこれは、イカリソウだと思うのですが、咲き始めだとレンゲショウマのような色合いをしているのですね。 いつも見つけていたのは、この花の後期の姿だったのか…と、同じ花でもいろいろな表情を見せるものですね。

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(イカリソウ…ピンぼけごめんなさい)

 ヒトリシズカもそこら中に咲いていて、やはりこの時期はマスクをしてでも山に出掛けないとなぁ…と思い直しながら進んでいくと、今度はチゴユリ。ああ、この感じこの感じ…と楽しい気分で、足取りも軽く登っていきます。

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(チゴユリ)

 急登前にベンチもありましたが、長いブランクの割りには身体も重くないので、そのまま花を見ながらゆっくりとしたペースで登っていきます。急な箇所をこなしてしまえば、奥宮のある金剛山。 お詣りをしたら、奥にあるベンチでひと息入れます。ちょうど藤野駅から一時間ほどでした。

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 エアリア2013年版には載っていないのですが、この金剛山山頂から(おそらく)尾根通しで赤沢バス停に降りるしっかりした道があるのですね。実際山頂にいたお二人は、この道を下っていきました。

 金剛山から、すぐお隣の423ピーク(峰)へ行ってみましたが、先客さんがちょうどおくつろぎだったこともあり、眺めのよいところであることだけ確認して、杉峠へと下っていきます。

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(杉峠)

 杉峠は大きな杉の樹でもあるのかと思ったら、そうではなくて、杉という名の集落がこの峠の北側にあるからこんな名前なのですね。峠にはクマ目撃情報などの注意書きがありますが、これだけ雑木が豊かで植林も少ないと、この辺りにも出没するのかもしれません。

 峠から鉢岡山の標識に従って南進します。すぐに新和田の集落へ降りる舗装道と交差するのですが、ここがなかなかいい感じの場所で、奥には大室山とおぼしき山が綺麗に見えていて、この時期ばかりは、この辺りに住まう人たちを本当に羨ましく感じてしまいます。

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(春、山間の集落は本当に美しい…)

 鉢岡山への道のりは、山頂の電波施設よりも、わたしはこちらの方が気になりました。

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 こんなところまで、どうやってこの車を運んだのか(運転してきたのか)、何の為に?という素朴な疑問の他に、こんな場所では除去するのも大変だろうに、しばらくはこのままの状態が続くのか…と少々悲しい気分になります。

 そして、山頂手前の椎茸栽培地あたりは、栽培地を囲うネットがこのところの強風で倒れて、登山道に覆い被さり、径も若干薮っぽくなっており、おまけに山頂は趣の無い場所。次回からは鉢岡山のピストンは見送りかな…というのが感想です。
ただ、ウグイスが綺麗にさえずってくれて、春の山に来ているのだなぁ…という気持ちを再び強めてくれて、それが救いでした。

 鉢岡山の山頂では金剛山からちょうど1時間ほどだったため、テルモスのお茶でひと息だけ入れましたが、長居はせず、来た径を杉峠へ戻ります。峠には「宝ノ峰へ」と記された古い道標と祠も見つかり、この日唯一の三角点峰へと向かいます。

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 この小さな木の花↑はなんだろう? ツクバネウツギやクサボケらしき花も見つかり、日連山までの径は雑木も新緑が丁度見頃といった感じで、とても楽しい道のりでした。日連山にもベンチがあったのですが、先客さんがいらしたので、そのまま宝山へ。

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(ツクバネウツギ)

 宝山への径では、それまで蕾しか見掛けなかったヤマツツジが早咲きしていて、新緑の向こうに山桜も綺麗で、やっぱり来て好かったと頬も緩みます。


 宝山山頂にはベンチがあり、誰もいなかったので、ここで早めのお昼にしました。山頂は20分ほどの滞在でしたが、誰もやってこないし、静かな山歩きには うってつけ だと思います。さてそろそろ山を下りるとするかと、片付けを始めたところで、この山の三角点が、なんと今まで座っていたベンチのテーブルの下にあることに気づきました。


 小さなコケリンドウ(?)やヤマツツジ咲く稜線を進んでいくと、山桜の向こうに相模湖が見え、そこからは「下山注意」の標識通り、結構急なロープのある坂を下ります。

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(ヤマツツジ一部は既に開花♪)


 下りきったところには右手を指して行き止まりとありますが、少しイタズラ心で覗いてみると、道祖神のようなものが見つかりました。その先も道が続いているように見えましたが、、行けたとしても駅とは全く逆の方向ですし、戻って藤野駅方面へと向かいます。

 青田方面との分岐を過ぎると、大きな伐採地に出て、沢沿いの径らしくなれば、ニリンソウやヤマルリソウにも出逢えて、花だくさんの小さな山の素晴らしいフィナーレとなりました。

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 舗装道に出ると、「日連アルプスハイキングコース」の看板があり、すぐ先で右折して橋を渡れば相模湖の駅にも出られるとわかったので、実際右折してしばらく歩いたのですが、ふと地図を見直すと、橋を渡ったあと、相模湖の駅までかなり長い距離を20号線沿いに歩かなければいけないことに気づき、思い直して520号線と呼ばれるこの通りを、藤野駅の方へ戻りました。

 そこそこ交通量は多いのですが、この車道沿いにはkomadoさんのレポにもある通り、なかなか魅力的なお店も多くて、綺麗な女性と一緒だったりしたら(笑)、寄ってみるのもいいかな~という感じのレストランもあり、なかなか佳い山だったとの思いを抱きつつ、春爛漫の半日コースを思い出しながら藤野駅へと向かいました。

 ※注意点がひとつだけあって、このコース、初めての方だと、逆コース(時計回り)は入口が非常に判りにくいのではないかと思います。二度目以降はともかく、初めて歩く方は金剛山バス停の方から反時計回りで歩くことをお奨めします。

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2017.11.08

【足慣らし…鍵掛峠から高川山・むすび山】

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(紅葉はいまひとつだが、黄葉はまぁまぁか… 天神峠手前)

【山行日】 2017年11月05日(日)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
中央線某駅  - 08:01 高尾 (JR中央線各駅停車)
高尾  08:10 - 08:53 初狩 (JR中央線各駅停車)

「歩行」
初狩駅  09:00 - 09:45 鍵掛峠(向峠)
鍵掛峠  09:55 - 10:50 羽根子山
羽根子山 11:00 - 11:30 高川山
高川山  11:40 - 13:15 512.9三角点の少し先
三角点  13:40 - 14:25 大月駅

「鉄道」
大月  14:47 - 15:23 高尾 (JR中央線各駅停車)
高尾  15:28 - 中央線某駅 (JR中央線快速東京行)

【地形図】 「大月」 「都留」


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(鍵掛峠~カンバ沢ノ頭:標高750mあたりではまさに色づきはじめという感じ)

 10月は連休後、悪夢のように週末が雨に祟られてしまって、ついに山行き無しとなってしまいました。今年の夏がまたひどい冷夏だったため紅葉は期待値ゼロ、一ヶ月のブランクというのもあって、11月のスタートはとりあえずの足慣らしということで、久しぶりに高川山へ行ってみることにしました。

 前回高川山へ行ったのは、なんと17年前の春。記憶では当時はまだそれほど「人気の山」でもなくて、メモによれば、初狩駅から登り90分で山頂、下りも田野倉駅まで90分ほどとのこと。雑木も多くて紅葉も好さそうなんて書いてあります(笑)。

 朝は普段会社に行くより寝坊して6時半にごそごそ起き出して7時過ぎに家を出ました。後から考えると、もう一本あとの直通の甲府行きでもよかったのでしょうが、いちおう前回と違って今回はエアリア赤破線で鍵掛峠から羽根子山経由で登って、むすび山まで尾根歩きする予定なので、15分でも早いにこしたことはないだろうと高尾乗換でアプローチです。

 初狩駅到着は9時前。すごい人出です。この時間で初狩駅だと、みなさん行き先は高川山ですね。ガード下をくぐったら、皆さんと反対に右折してまずは736.4屏風岩・大岩方面の取り付きを確認します。よい子の高川山コースと違って、こちらは指導標のたぐいは全く無くて、屏風岩方面への取り付きも赤テープがあるのみでした。

 エアリアで見ると、鍵掛峠への道は最初実線で途中から破線になっていますが、実線部分は舗装道路・破線部分は山径ということのようです。舗装道路の末端には「お風呂 初狩駅ウラ 八幡荘」の標識があるのみで、高川山とか鍵掛峠とかの文字は全く見当たりません。

 舗装道路の先は荒れた未舗装林道といった感じの径が続き、軽トラならしばらく先まで行けそうでした。途中に1カ所だけ「蚕種石(こたねいし)」という標識がありますが、そのそばにある岩の名称らしいです。

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 蚕種石の先で左手に注意していると、赤テープがあって、未舗装林道もここらでいい加減尽きる感じなので、左折しますが、泥の沼に足を突っ込まないと向こう側へ渡れません(笑)。登山靴が思いっきり汚れます。

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(徒渉というか徒沼:笑 くるぶしまで確実に浸かります)

 渡った先でようやく登山道というか峠道らしくなって、ほどよい傾斜で高度を上げていきます。上がっていくと、しばらくで来た方角を指して「←初狩駅」の道標を初めて見ます。ここまで全く標識もありませんでしたから、バリハイコースを歩き慣れた人でないと、結構不安でしょうし、登りにとるのは少し難しいかも知れません。

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(昔ながらの峠道らしく抉れは深い)

 初狩駅の道しるべを見てから10分弱であっけなく峠に到着。向峠(鍵掛峠)の古い標識が松の木に打ち付けられています。700mと書いてあるようですが、地形図でこの峠の位置は標高670mほどだと思います。初狩駅から1時間ぐらいかなと思っていたのですが、迷うことなく来られれば45分ほどでしょう。

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(向峠:鍵掛峠の標識)

 峠の向こう側の径もかなりはっきりと道形が残っているのですが、木で通せんぼされています。よく見ると「まき道 近ヶ坂峠方面」というお手製の道しるべが見つかりますが、近ヶ坂峠の位置がわかる人は、あまりいないのではないでしょうか。近ヶ坂峠は大月市と都留市の境界線上にあって、ちょうど大幡峠と羽根子山の真ん中あたり。地形図「都留」で見ると峠道が境界に対し90度の角度で横切っているところです。

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(鍵掛峠の南側の峠道は木で通せんぼされている)

 でも、ここに「まき道」とあると、方向から言って「高川山へ向かう途中のピークを巻いていく道」と勘違いしてしまう人が多いせいで、入り込まないように木で通せんぼしているのかも知れません。。。


 峠でひと息入れてから、尾根づたいにカンバ沢ノ頭の方へ向かうと、こちらにもお手製の道しるべがあって現在地を鍵掛峠として、高川山方面を正しく指し示しています。10分も歩かないうちに南に伸びる尾根との分岐に至り、高川山から来たときにそちらへ入り込まないように、ここも木で通せんぼがしてあります。

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            (エアリア赤破線以外の径に入り込まないように通せんぼ)

 尾根づたいの道をゆっくり歩いて行くと、まだ標高にして800mにも満たないのですが、葉が黄色く色づいているのが目に付きます。今年の紅葉はやはり夏が夏だっただけに、鮮やかとは言えないのですが、ピッチはだいぶ速いようで、例年だと今の時期見頃の1400m近辺はもしかするともう終わっているのかも…などと考えながら誰にも会わない尾根道をたどっていきます。

 稜線の南側は雑木が多く、色づきはじめという感じではあるのですが、時期がまだ早いからか、夏の日照不足のせいか、鮮やかさに欠け、特に赤色が弱々しい感じ。深紅という感じの色合いは見られず、黄色も黄金色とまで行かない、控えめな印象の色づきでした。

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 だいぶ高度を上げてきたな…という感じのピークはカンバ沢ノ頭。羽根子山は一旦下った先のすぐ近くのピークなので、ほぼ素通りで羽根子山へ。左手に顕著なピークの高川山が見え始め、右手にスマートな形の富士山が見えてくると羽根子山です。「つる山友会 十周年記念」の新しい立派な山名標識があります。

 羽根子山到着は11時前で鍵掛峠から一時間弱ということで、ここでもテルモスのお茶でひと息入れます。高川山の山頂はおそらく登山者でいっぱいでゆっくり落ち着いて富士山を眺めることも出来ないだろうと、こちらで思う存分眺めておくことにします。

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(羽根子山からの富士山)

 休憩後は、高川山を目指します。エアリアで見ても判る通り、今まで来た道に対してほぼ直角に左折して尾根を下りますが、直進方向の南東尾根に入り込まないように注意が必要です。赤テープもあるので気をつけていれば間違わないと思いますが、指導標は無く、南東尾根にはミストレースと思われる踏み跡がかなり濃く残っています。

 高川山方面=北東方向への尾根は急下りで、トラロープも設置されています。下りきった先には高川山が高く聳え立ち、ここを直登するのかとばかり思って気合いを入れて進んでいくと、そうではなくて、トラバースして巻いていきながら、初狩駅からのメインコースに合流するのですね(笑)。

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(巻き道の紅葉)

 この巻き道の紅葉は、結構綺麗で、今年のような夏でなければ、きっと鮮やかでもっともっと綺麗なのだろうな、と考えながら進んでいくと、男坂と女坂のちょうど分岐のすぐ上に出て、山頂まではすぐでした。

 山頂は予想通りすごい人数の登山者。大人数のパーティーが数組いたりして、大混雑です。もたもたせずにすぐに山頂をあとにすればよかったものの、富士山など写真に撮っていたら、団体さんに写真を撮ってくださいとお願いされたりして(笑)、お腹も空いていたし、結局は、おにぎりをひとつだけお腹に入れて、テルモスのお茶を飲み干して小休止することに。。。

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(高川山からの富士山)

 まるで盛夏のように雪化粧の落ちた富士山を背に、逃げるように山頂を退散。今は大月市独特の指導標が付け加えられて、「むすび山→」に従って下山というか、もうひとつの長い尾根歩きの始まりです。今日は天気が抜群に好くて、上空は綺麗な青空。そのせいか今ひとつの印象の紅葉も青空をバックに撮影すると、そこそこ綺麗に写ったりします。

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 ほぼ尾根上を真正直に通る道のりですから、少々のアップダウンはあるものの、軽快なヒルウォークといった感じで疲れることもありません。高川山から1時間ほどで祠が現れ、大月市の指導標がある天神峠。しかし2013エアリアで破線の花咲への道は指導標もありますが、実線の田野倉方面への道は指導標がはずされてしまったようです。試しに少し偵察してみたのですが、田野倉への径は確かに荒れた感じで、すぐ先で踏み跡も不明瞭な感じになっていました。

 峠へ戻ってむすび山方面へ結構大きく登り返します。展望地点があって、この日は午後でも余裕で富士山が見えると思っていたのですが、何ともう雲の中(笑)。1時間前は高川山からあれほどすっきりと見えていたのに…です。

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(富士山が…)

 天神峠から30分ほどで、通過点としか思えないような場所に三角点が唐突に現れて、ここがどうやら512.9地点のようです。三角点のほんのすぐ先に、展望はないけれど綺麗な紅葉地点があり、お腹も空いてしまったので、1時過ぎですが、大休止にしました。ホントは むすび山で残りを平らげる予定だった おむすび はここで全部お腹に入れてしまい、お湯を沸かしてお茶を煎れ、ゆっくりしました。

 地形図を見れば判るように、この先はむすび山までほぼ真っ平ら。 ノンビリ歩いても15分ほどでしょうか。公園にあるようなベンチが並んだむすび山:大月防空監視哨跡です。むすび山の名前の由来は対岸にある菊花山がおむすびみたいに見えるからなんでしょうか。

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(むすび山)

 ベンチに少し座ってみましたが、あまりのんびりしたいとも思えず、そのまま下山してしまいます。数分で民家の軒先前を通って舗装道に着地。あとは指導標に従って20号線に出て大月駅へ。15:21大月始発の東京行きに間に合うと好いなと思って立てた計画だったのですが、一時間近く前に大月駅に到着してしまい、一本前の高尾乗り換えで帰宅。幸いうまいこと大月から座れて、明るいうちに自宅へ到着。入浴後買い物に行って、山行き後にしては珍しく自炊して夕食にしました。

あ、そうそう、大月駅で見てちょっとびっくりしたのが、岩殿山のこと。

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なんと登山道崩落で入山禁止だそうです。 まぁ、個人的にはもう一回行きたい山ではありませんけど(笑)。


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2017.05.22

【兵どもが夢の跡…坪山から三ツ森北峰】 山バス情報157

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(イワカガミも終わっていた)

【山行日】 2017年05月20日(土)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
中央線某駅 - 07:28 上野原 (JR中央線各駅停車)

「バス」
上野原駅 08:20 - 09:20 八ツ田 (富士急山梨バス 970円) 遅延

「歩行」
八ツ田  09:30 - 10:15 小平地
小平地  10:20 - 11:00 坪山
坪山   11:15 - 12:15 西原峠
西原峠  12:35 - 13:45 三ツ森
三ツ森  14:05 - 15:55 杉平入口
杉平入口 15:55 - 16:05 冨岡

「バス」
冨岡 16:12 - 16:39 猿橋駅 (富士急山梨バス 410円)

「鉄道」
猿橋 17:09 - 17:42 高尾 (JR中央線各駅停車)
高尾 17:45 - 中央線某駅 (JR中央線快速東京行き)

【地形図】 「七保」 「大月」 「猪丸」

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(ご長寿咲き残りのヒカゲツツジ二輪)

 給料日前の週末。しかし天気は抜群によさそう。お金がなくて山へ行けないというのは結構深刻な事態ではあるけれど、行かない言い訳にはしたくない…。Suicaのチャージ残高で行けそうなところでと検討。。。

 昨年のGWに行った鋸尾根で気になる点があったので確かめたい、というのと、花期が終わった坪山の様子(実はまだ一度も坪山には登っていなかったのです)を見てみたいというのがありまして、sanpoさんが三年前に歩かれたコースをほとんどそのまま剽窃させていただいて、未踏の山と美林の尾根を繋げてみました。

 とはいえ、sanpoさんが歩かれたのはGW。2週間後となると、ヒカゲさんやウチワさんはもちろん、カガミさんもこの高度ではもう終わっているはずで、バスもそう混んではいないだろうけど、飯尾手前まで座れないのはあまりに悲惨(笑)、ということで念のため上野原駅には7時半の到着。列の最初の方に並びます。

 危惧していたことは杞憂ではなく、先週末の悪天も手伝ってか?、発車時刻前に既に70人以上の行列ができあがってしまい、おまけに発車が遅れに遅れて8時20分。増発便出るも立客が出てしまう事態に。
 
 八ツ田で降車したのは私一人だけ(皆さん鶴峠から三頭山のようでした)。降ろされたのはバス停から離れた橋のたもと。「←坪山」の表示のある場所で、バス停は遥か遠くに「あれかな」と判る程度の地点。普段だとバス停の写真を撮りに行くのですが、この日はバスが遅れたのと、降ろされた橋の向こうに見える白黒のお車が気になって(笑)バス停撮影はカット。

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 橋の向こうに見えるのはパトカーとお巡りさん。身体と足をほぐしていい加減出発しようかというところで、山梨県警の警察官がにじり寄ってきて、「登山届けは出しましたか?」「こちらのコースは初めてですか?」「登山歴は?」等と笑顔で詰問(笑)。「ここは登山道ではないことはわかっていますよね」と念を押され(?)たりで、”何これ、遅れたバスのロスタイムだけでも痛いのに…”という気持ちが顔に表れてしまったのか、警察官曰く「いや、つい先日ここで遭難がありまして…お時間とらせてしまって済みません」と。

 そんなこともあって、結局スタートは9時半。トイレを済ませて登山道を上がり始めたところで、後発の松姫峠行きのバスがやってくるのが見えました(笑)。
 
 西尾根を歩き始めてすぐ、ああこれは、ba_sobuさんのサイトで見たばかりの、ええっと、名前はなんて言うんだっけ…(帰宅後照合してササバギンランとわかる)な、お花。

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 植林の登りをこなせば、「坪山これより尾根登り」の表示が現れ、自然林の尾根歩きとなります。足もとにはヒカゲツツジの表示やイワウチワの表示が次々に出てきますが、当然どちらも終わっていて、落花した花びらも見当たりません。登っても登っても状況は同じ。「この地区はヒカゲツツジ・イワウチワの群生地です」の看板がある小平地で水分補給をします。今日は予報通り暑い!

 休憩後、トラロープの急登をこなしてもやはり状況は変わらず、「ここからイワカガミ」の表示となったので、咲き残りぐらい見つかるかなぁ…と淡い期待も裏切られ(笑)、萎れた花や落花した残骸が見つかるだけ。いちおう、シロヤシオにも注意していたつもりだったのですが、残念ながら私の目にはとまりませんでした。

 これが全部咲きそろった頃はさぞかし壮観だろうな、ということは想像に難くないのですが、やはりこれだけ緑色の葉っぱばかり見せられると、言い方悪いですが、ヒカゲさんとイワウチワ・イワカガミをとったら何も残らない山、との感も否めなくて、終わってしまえば、まさに夏草が生えただけの様にも見えてしまいます。

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 そんな心の中の悪口が聞こえてしまったのか、最後の最後でご長寿咲き残りのヒカゲツツジ二輪とイワカガミ数輪↑に出逢えたのはついていたのか、こちらの執念に向こうが負けたのか…

 最後の急登をこなすと坪山の山頂に出ます。時刻は11時。まぁまぁ予定通りに来られたのでホッとしたのですが、コンパスでこれから行く方角を探ると、同じ方角に「阿寺沢」との標識が建っていて、かなり混乱。蜂がうるさくて、地図と照合再確認する作業も捗らず、少々焦りました(笑)。

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 コンパスの方角を信じて、阿寺沢方面と書かれた方角に進むと、そこで納得。ここから左「阿寺沢・びりゅうかん」右「佐野峠・奈良倉山」と分岐するのですね。松姫鉱泉の案内は白いテープでバッテンがつけられていたのですが、日帰り入浴をやめたと言うことだけなのでしょうか…。廃業したりしてないと好いのですが。

 こちらの径はさすがに人気も少なくなって、途中でかなり大きな黒い糞を見つけてしまったので、鈴を出して歩きました。西原峠まで出会ったのは一人だけ。ヤマツツジの蕾、トウゴクミツバツツジの咲き残り、そしてヒカゲツツジの葉っぱ、チゴユリがみつかりました。植林はなくずっとミドリいっぱいの自然林なのはとても嬉しいです。

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 西原峠に着いたのは坪山を出てからちょうど一時間後の12:15。 お腹も空いてしまったので、ここでお昼ごはんにしました。それにしても西原峠は今やもう峠の標識もなくなってしまって、初めて訪れる人はここが西原峠と判断できないのではないでしょうか。。。

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 そして、西原峠から大寺山・北峰へ行くのに、こんなところ↑を上がっていくなんて、誰も想像できない様な気がします。実際4年前に私自身隣の林道に入り込んで往生しましたし、この日も右往左往している人に出会いました。

 ここは指導標どころか標識もマーキングもありませんから、エアリア赤実線どころか赤破線もいかがなものかな…と思います。私の持っているエアリア「高尾陣馬13年」ではしっかり赤実線が入っています。

 さらにこのヤブっぽい尾根を上がっていっても、上がりきったところで左に折れる感じで幅広い尾根をたどっていくというあたりも、一般登山道だけしか歩いていない人に判断できるのかどうかものすごく疑問です…。

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 しかししかし、小寺山・大寺山のあたりは、秋に来たときも素敵でしたけれど、ミドリの季節もいいものですね。もう芽吹いたばかりの若いエネルギーがみなぎる新緑というわけではなかったけれども、こういう美林の山が身近にあることにただただ感謝してしまいます。

 大寺山への急登をこなしてみると、もうあの青字の山名標だけになっていて、道しるべは姿を消していました。ここはこの状態がベストだと思います。大寺山では休まずにそのまま三ツ森北峰を目指します。もう何度もやってわかってはいるのですが、このあと大きく下って手放す高度が実に恨めしい。そしてその後の急登で登り切った先にもう二段の登りがあるのも(笑)。

 三ツ森北峰には14時の15分前に到着できて、16時のバスには余裕で間に合うと一安心。大寺山で休まずにここまで一気に来たのは、頑張ったご褒美にと朝コンビニで買っておいたバウムクーヘンを励みにしたのです。

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 富士山はほとんど霞んでしまっているけれど、何とか肉眼では見えて、富士山と目の前の楢の木尾根を眺めながらゆっくり休憩します。今年こそは今年こそはと何年も前から言いながらまだ歩いていない楢の木尾根は、もうすっかり上の方まで緑色になっていて、なんとかしたいなぁ…との思いで見つめ直してしまいました。

 2時を回ったところで腰を上げ鋸尾根へ。sanpoさんと同じ長尾根ではなく鋸尾根を下降とした理由は昨年GWに歩いたときにAKIOさんからいただいたコメント「これはトウゴクミツバツツジでは」というのと、私の目に、もしかしてこれはシロヤシオでは?と思わせた樹があったので、その樹がシロかどうか再度確認しておきたかったからなのでした。

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(トウゴクミツバツツジ おしべが10本)

 で、ミツバは、AKIOさんご指摘の通りトウゴクでしたが、シロヤシオは私の間違いのようでした。もしシロヤシオなら、いくらなんでも落花した花びらぐらいは見つかるはずですが、それすらも見つかりませんでした。 

 鋸尾根は、今回もコースタイムの1時間半を大幅にオーバーしてしまいましたが、その美林ぶりは相も変わらず健在です。 そして、GWの時期にいつも見られるヤマツツジは、この時期でも綺麗に咲いていて、今回のコース中唯一の丁度見頃のお花といった印象でした。

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 ライトグリーンの美林の中にアクセントのように朱色が交じる姿もいいものですね。ただ、この日の暑さのせいもあったのでしょうが、花の撮影のために立ち止まると、途端にブヨでしょうか、ハエのような虫が目や口や首筋にたかってきてこれには閉口しました。虫除けのスプレー(ディート不使用)を帽子やシャツにいくら振りかけてもしつこくたかってきて、いつもとちがって、この日は、ああもう早く里に下りたいと思ってしまったほど。

 杉平入口バス停に着いたのは、16時前。バス代を節約するためではなく、勿論目的はアレで(笑)、冨岡バス停までそのまま車道歩き。上和田行きのバスとすれ違いながら歩いて酒屋さんでビールを調達。バスが来るまでの時間を佳い気分で過ごしました。

 ただ、このバスなんですけど、猿橋駅で待たされます。到着は16時39分頃だったのですが、ちょうど3分前に上り電車が出たばかりというタイミングの悪さ。30分もあるので、戻ってセブンでビールの追加を購入(笑)。これじゃぁ、お金貯まらないよなぁ…と苦笑しつつ、もう一本ビールを開けてしまったのでした。。。

 

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2017.04.16

【小仏城山から高尾山】 山バス情報155

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【山行日】 2017年04月15日(土)

【使用公共交通機関の詳細】

「バス」
八王子駅北口 09:47 - 10:41 大垂水 (神奈中バス 500円) 遅延

「歩行」
大垂水  10:45 - 11:55 小仏城山
城山   12:20 - 13:15 高尾山
高尾山  13:20 - 14:17 高尾山口駅

「鉄道」
高尾山口 14:19 - 京王線某駅

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 肉離れの方は、3週間ほどで、ほぼ日常生活には支障が無い程度まで回復していたのですが、それでも寒い日の朝などは突っ張るような張ったような変な違和感がいつまでも残っていて、これは暖かくならないとどうにもならないのかな~、などと思っていたら、今年は彼岸を過ぎても、いつまで経っても寒い寒い(笑)。

 もうこうなったら、四の五の言わず歩きに行かなくては…と思っていた矢先、エイプリルフールにお腹に来る風邪を発症。高熱を出して寝込み二日間何も食べられず、大変な目に遭いました。病み上がりは会社に向かう坂道でふらふらする有様。先週末はたとえ天気が好くてもちょっと出掛けられない状態でした。

 まぁ、そんな具合ですから、せっかく天気が好く夏日並に暖かくなったこの週末は、最悪ケーブルで下山も可能な高尾山へ行くことに。それで、前々からここは歩いていないので行ってみないと…と気になっていた大垂水峠から小仏城山へ上がるお気楽ルートを選択。大垂水の峠は標高400m近くありますから、城山まで標高差は300mもありません。ここなら何とかなりそうだし、高尾山へ行くのをやめて小仏峠から下りてしまうという非常手段もありますから、何かあってもどうにかなるでしょう。

 というわけで、以前にも書いたように、八王子駅まではバスで出て、八王子駅からは一日三本しか無い相模湖行き神奈中バスでアプローチです。おそらくですが、行きだけとは言え、電車を使わずに路線バスだけで山へ向かうのは初めてのことだと思います(高速バスなら経験がありますが…)。

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 さすがにこのバスに八王子駅から乗るハイカーは少なくて、一番乗りで座ることが出来ましたが、それでも私の他にハイカーが一人とパーティと思われる数人の団体さんが乗り込んで出発。途中でハイカーだけでなく一般乗客も乗り込んできて、高尾駅の手前で立ち客がでてしまい、高尾山口の駅には長蛇の列のハイカーが(笑)。大混雑となって大垂水バス停で下車です。

 このバス停は山を始めて間もない頃に中沢山の方へ行くのに利用したことがあるはずなのですが、バス停付近の様子など全く記憶に残っていませんでした。もしかしたら相模湖駅の方から乗車したのかも知れませんが、降り立ったバス停はまるで記憶の無い場所という感じです。ちなみに大垂水のバス停は相模湖行きと八王子行きのバス停が離れたところにあって、八王子行きのバス停の方が高いところにあります。
 
 バス停の写真を撮ったり、入念に(笑)足の筋肉をほぐしたりしていたので、他のハイカーは先に行ってしまい、団体さんとは完全に別行動できたのは幸いでした。もっとも皆さん、城山の方ではなく中沢山や一丁平の方へ向かわれたのかも知れません。バス停から車道を登っていくと、左手に中沢山方面の入口らしい分岐が現れ、次に右手に一丁平方面への案内板が見つかり、更にその先に大垂水峠の表示と城山へ直登するルートの入口が見つかります。ちょうど神奈川県との県境に当たります。

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 道は尾根を直登するかと思いきや、しばらくは沢沿いの径で、ニリンソウやヨゴレネコノメがたくさん咲いています。沢から尾根に上がるところにちょっとした湿地帯があって、カエルの鳴き声も聞こえたりして、走っている人たちにはこの声も届かないのだろうなぁ…とか考えながら、尾根に乗ると、私には皆目区別のつけられないスミレさんが、これまたたくさん咲き誇っていて、人さえ多くなければほんと佳い山なんだよなぁ…などと思ってしまいます。

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 尾根径は結構植林も多いのですが、明るい雰囲気で、歩いていても気分が好いです。山頂近くなると、こんな↓標識があって、こういうのって、かえって、「この奥に希少種(?)がありますよ」と教えているようなものでは…と思ったのですが、やはりというかその奥で、ヤブの中で一心にカメラを構えている人がいました。まぁ、写真に撮っているだけなので私も黙って睨みつけてやっただけでしたけれど…。その上の登山道脇にも同じ品種と思われるのがありましたので、それほど大騒ぎするほどのものでもない気がするのですが、いずれにしても逆効果のような気がしてしまいます。

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 最後の急登をこなして一丁平からの道を併せるとまもなくで城山です。左手にお花畑のようなところがあって、ああ、ここは春に来るとこんなに色とりどりの美しい場所だったんだ、と感激してしまいます。これまで城山はいずれも真冬の寒い時期にしか訪れたことがなかったのです。

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 時刻は12時前。お花畑の向こうに芝生のような草地があって、皆さんそこに寝転がって楽しそうだったので、私もその草地に座ってお昼ご飯にしました。まるでピクニックみたいです。こうだとわかっていたら、私もおにぎりなどではなく、フランスパンのサンドイッチにミニワインでも持ってきたかった(笑)。

 のんびりとお昼をとったら、高尾山へと向かいます。一丁平の桜は、急に暖かくなったので慌てて咲きはじめた、といった感じで、木々によりけりですけれど、まだ三分咲き程度でしょうか。来週末あたりが良いかも知れません。もみじ台のツツジは丁度見頃といった感じですが、こちらも来週末でもまだ大丈夫ではないかと思います。

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 高尾山への登り返しもそれほど苦にならずにこなして上がってみると、さすがにここはすごい人出。山頂の桜↑は八分咲きのものもあって、こちらは来週だともう散ってしまっているかも知れません。それにしても人が多く、さすが高尾山。外国人もたくさんいて、いろいろな言葉が入り乱れていたりします。さすがに人が多いのと、どうもお空の様子が急に変わってきてしまったこともあって、三角点の前でアクエリアスを飲み干したらすぐに稲荷山コースへ戻るようにして下山です。それでもまだこの時点では、下山前に雨に降られるとは思っていませんでした。

 こりゃ、降られるかも知れないな、と思ったのは木道が終わって土径になったあたりからでした。前を行く親子連れを追い抜き、ペースを上げたのですが、やはりというか、黒い雲が西から忍び寄ってくるのが樹林越しにも見えて、ポツリポツリと額に水滴を感じるようになりました。

 雨脚が強くなってきたので、背後を振り返ると、ああ、もうこりゃ降られるなと覚悟。レインウエアを引っ張り出して上だけ着て先を急ぎました。レインウエアを羽織ると途端にやむというのが謎の法則ですが、このときも直後に一旦やんだものの、やはり予想したとおり、また降り出して、ウエアを着たままで脱がなかったのは正解でした。

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 何しろ滑りやすい径なので転倒しないようにとそれだけは十分注意して下っていきましたが、結局は最後ケーブルの前に降り立つ頃にはあっさり通り雨でやんでしまって(笑)、心配したカミナリサマは一度もごろごろ言わずにいてくれて、これだけは助かりました。何せ高尾山で唯一のと言っていい尾根ルートでしたから。。。

 高尾山口の駅に着くとちょうど新宿行きの各停が二分後の発車というタイミングの良さ。レインウエアを羽織ったままとりあえずガラガラの電車に乗り込んで、車内でレインウエアの水滴をぬぐって仕舞い込み、このレインウエアを前回使ったのって、何年前だったっけ…と考えながら帰途についたのでした。

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2017.01.22

【イタドリ沢ノ頭から矢ノ音・孫山】

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(奈良本峠先の一般登山道にて)

【山行日】 2017年01月21日(土)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
中央線某駅   - 08:33 藤野 (中央線各駅停車)

「歩行」
藤野駅  08:45 - 09:55 449ピーク点
449  10:10 - 11:15 矢ノ音
矢ノ音  11:30 - 12:05 孫山
孫山   12:25 - 13:10 相模湖駅

「鉄道」
相模湖  13:40 - 13:49 高尾  (中央線各駅停車)
高尾   13:54 - 中央線某駅   (中央特快)

【地形図】 「与瀬」

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(積雪は限りなくゼロに近かった)

 天気予想図を見る限りは、先週末のような どん曇りの空模様を予想していたのですが、土曜の朝、明るくなってきた外を見てみると、どうやら青空いっぱいの晴天の様子。慌てて準備をして家を出たのは会社に行くぐらいの時間帯でした。

 こんな日のために用意していたプランが、松浦本『静かなる尾根歩き』掲載の「イタドリ沢ノ頭から矢ノ音」(96頁)で、藤野駅から相模湖駅へ歩くバスを使わない山行き。バス待ちで寒さに震える心配もなく、交通費も安上がりで給料日前でもお財布の心配をせずにいけるので、まさにうってつけです。

 ちょうどうまいこと高尾乗換え無しの電車が捉まえられて、車内はゴルフに行く人たちも乗り合わせる時間帯で混雑したものの、短時間で藤野駅へ。駅から和田へ行くバスを利用しても好いのですが、わずか数分の乗車ですし、次のバスは9時ですから歩いた方が早い(それにバス代も助かる)ので、身体をほぐしたらさっそく高尾方面へ戻るように駅前の道を進み、すぐ左手の踏切を渡って、沢井隧道をくぐります。

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(沢井隧道)

 隧道は車も走行する中を歩くので、未だにあまり好きになれませんが、それほど長い距離でもないので、少しの辛抱です。トンネルを抜けた先の日野のバス停は、エアリアのように日野集落からの道との交差地点にあるのではなく、実際はもう少し手前にあります。歩いた感じでは、なるほどここまでならバスを利用するまでもないかな…という感想です。

 数分で姫谷の看板が見え、クリーム色の橋も見えてきます。取り付きは簡単にわかりましたが、どうも感じとしては、余り入ってきて欲しくない様子。しかし通行禁止の表示もないので、そっと山道を上がっていき、竹林のところで上着を脱いで支度します。
 
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 ただ、竹林の先は踏み跡も錯綜していて、直進は崩壊した感じ。右手の踏み跡が素直な感じがしたので、そこから取り付く形で上がっていきました。このあと、松浦本のように北東へ向けて高みを目指す作業道を忠実にたどっていったつもりなのですが、組木も黄ポールも石祠も目にすることが出来なかったので、松浦さんの歩かれた経路とはもしかすると異なっていたのかも知れません。

 コンパスで何度か確認した際、方角としては間違っていませんでしたし、何より作業道自体は基本的には一本道で、神奈川県造林公社の白ポールにごく自然に到達できたので、449ピークに着いたときもここで間違いないと確信できました。

 藤野の駅を歩き出してからちょうど一時間強経過していたので、行く手にイタドリ沢の頭が見えるところが陽当たりも好く、449のピークでテルモスのティータイムにしました。

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(449からイタドリ沢ノ頭へ向かう)

 コンパスで念のため方角を確認してからイタドリ沢ノ頭へ向けて一旦下ります。鞍部からの登り返しはバリハイらしい直登となり、息を弾ませ、ときどき左手に見える山塊を眺めながら、全く特定できないけれど、あの奥に見える白く雪を頂いた山はどこかな、と気になりながら、上がっていきます。

 登り切ると赤いテープを巻いた木はありましたが、さすがにハンカチは見当たりませんでした(笑)。 ここからは一般登山道です。イタドリ沢ノ頭への登りは先ほどの直登に比べたら楽なものです。

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(イタドリ沢ノ頭)

 イタドリ沢ノ頭にはベンチもあり、樹林越しではありますが、遠くに富士山も見えていました。休憩地点(449)から30分も経過していなかったので、三角点にタッチしただけで、矢ノ音へ向かうことにします。それこそ幅2mのしっかりした平坦な道がずっと続き、楽ではありますがやや単調です。ただ、植林も多いですが、雑木の清々しい径もあって、このエリアに多いトレランの人も見かけませんし、たまに行きかう人も単独の物静かなハイカーばかりで、その点では静かなる尾根歩きそのものです。

 矢ノ音へ登る径はエアリアには記載されていませんが、巻き道との分岐点には指導標があって「矢ノ音分岐」と書かれています。径は本当に登山道そのもので、迷いようがありません。登るにつれ林相も好くなっていきますから、時間があればぜひとも立ち寄りたい場所です。

 矢ノ音山頂は丸太を切ってこしらえたベンチもありますが、そこよりも、明王峠へと伸びる笹道にある倒木の方が陽当たりも好く雰囲気も好かったので、こちらに座ってのんびり休憩することにしました。時刻は11:15。ここから予定通り与瀬神社だと、ちょっと早すぎる帰宅になってしまうとわかったので、陣馬山まで積雪の様子見がてら往復してみたら…とも考えたのですが、やはりあちらは人も多く賑やかすぎるだろう…せっかくの静かなる尾根歩きなのだから、このまま予定通りにしよう…と。

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(こちらで休憩を取りました)

 この日は時折吹く北風が相当強くて、やんでいた風が再び吹き始めたところで腰を上げ、戻って大平小屋と書かれた方向へ下っていきます。植林の中かなりの急降下で、尾根歩きの続きの心づもりだったので、道を間違えたかな、とふと思ったのですが、降り立ったところは明王峠からの巻き道が合流して、右手に緩やかに下れば大平小屋。その後は尾根歩きらしい平坦な径となりました。

 平坦な尾根径は植林ばかりなのですが、手入れが良く行き届いているためか、あまり暗い感じではありません。道なりにずっと歩いて行けば、来た方向を明王峠、左:孫山・小原宿、道なり:与瀬としたわりと新しい相模原市の指導標があり、左手の坂を上がっていけば、孫山ノ頭です。

 孫山の頭には意外にも先客が一人。普段なら遠慮してしまうところだったのですが、ベンチはもうひとつありましたし、この先にお昼を食べる適地があるかどうか…というのもあったので、孫山でおにぎりタイムにしました。孫山は植林に囲まれた山頂なのですが、ちょうど北風もやんできてくれて、陽当たりもそこそこあったため、お湯を沸かしてのランチタイムが可能でした。

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 昼食後は、三角点にタッチしてから、与瀬の方角につけられた笹道↑を下っていきます。下ったところには先ほど同様、相模原市の指導標があります。ここから相模湖の駅までは18年ほど前に一度下ったことがあるはずなのですが、ほとんど記憶に残っていません。確か雪の高尾山からの帰りに下ったはずで、そのときはどろんこ道で歩きにくかったと記憶していたのですが、この日は全行程に渡って冬枯れの乾いた径で、歩きにくいところは全くありませんでした。

 与瀬神社も、そういえば、こんなところだったかな、という感じで、高速道路を渡るところも、もっと幅が狭かったように感じたのですが、20年近く前のこととなるとやはり記憶はアテになりません。20号線を歩き相模湖駅に着いたのは、上り電車が出た数分後。次の高尾行きまで30分近くあったので、相模湖駅の周囲を散策。すると、以前にもお酒を買ったことのある駅前の酒屋さんで、なんと笹一の本醸造生原酒というワンカップ缶を発見♪

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 ついつい我慢できずに、昼の日中からワンカップ缶を口にしてしまいましたが、これが、かなりの美味でございました。笹一のワンカップは普通の清酒もあって、そちらは正直言ってあまり好きではないのですが、こちらはさすがに生原酒だけあって、笹一の新酒祭りで売っている「しぼりたて」にはかなわないものの、生原酒のうまみだけは健在で、相模湖駅着の山行ではまた買い求めてしまいそうです(笑)。 


                            追記

 松浦本『バリエーションハイキング』91頁によれば、本コースの取り付きは地主の方が通行しないで欲しいと申し出られたとのことです。 今回、その記事を見落としていたため、入口の雰囲気は「余り入ってきて欲しくない様子」と感じたにも関わらず、通行してしまいました。

 誠に勝手ながら、本記事を削除はいたしませんが、ハイカーの皆様方は本記事や松浦本『静かなる尾根歩き』を参照してこの取り付きを使うことは中止していただきますようお願い申し上げます。

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2016.10.12

【五里霧中~霧雨の今倉山~二十六夜山】 山バス情報148

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【山行日】 2016年10月10日(祝)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
中央線某駅 - 06:56 高尾(中央線各駅停車)
高尾 07:06 - 07:42 大月(中央線各駅停車)
大月 07:51 - 08:06 都留市 (富士急行線)

「バス」
都留市駅 08:10 - 08:40 道坂隧道入口 (富士急山梨バス 650円)

「歩行」
道坂隧道バス停 08:50 - 10:00 今倉山
今倉山     10:10 - 10:45 赤岩
赤岩      10:50 - 11:45 二十六夜山
二十六夜山   12:05 - 13:35 芭蕉月待ちの湯

「温泉」
芭蕉月待ちの湯 13:35 - 14:00 (市外者 710円)

「バス」
芭蕉月待ちの湯 14:07 - 14:22 赤坂 (富士急山梨バス 200円)

「鉄道」
赤坂  14:37 - 14:50 大月 (富士急行線)
大月  15:21 - 中央線某駅 (JR中央線 快速東京行き)


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 転居後初の山歩きは、3ヶ月も山を歩いていないゆえ、あまりハードではないところで足慣らしから始めないと…ということで、いろいろ考えたのですが、連休中唯一雨マークのない日は最終日の体育の日だけ、ということもあり、道坂隧道行きのバスに乗って今倉山から道志二十六夜山を経て芭蕉月待ちの湯、という全くもってベタなガイドブックコースを16年ぶりに歩き直してみようと思いつきました。

 朝起きてみると、ベランダからの眺めは、富士が見えないどころか、丹沢~道志の山々も雲がべったりで、雲の色も黒っぽい雨雲。こりゃ、山で降られちゃうかも知れないなとは思ったのですが、この日に行かないと、今度の土曜はまた用事が出来てしまったし、次がいつになるかまるでわからない、という事情もあって、降られても仕方ないと覚悟の上で、傘や雨具のチェックをした後、出発しました。

 都留市に8時過ぎに行くとなると、前の世田谷からは、けっこう早起きをしなければと前日から気合いが入ったものでしたが、今度の住まいだと、会社に行くよりは少し早めだけど…、ぐらいの感覚で行けるのが嬉しいところです。

 富士急行線は、ICカードのタッチを「しない」で通過ということを調べていったのですが、ついついいつもの癖でタッチしてしまいました(笑)。この日乗ったこの車両はたぶん初乗車。新型車両なのでしょうか…。

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 何故か都留市駅の手前赤坂駅で停車時間が長くて、都留市駅は8時10分を過ぎての到着。しかしバスはしっかり待っていてくれて、おまけに乗車人数分ぴったり席が埋まって発車です。16年前は紅葉が始まった10月末だったのですが、そのときの乗車人数はわずか数人。山ブームで、このバスも存続を心配する必要は当分ないのでしょうか。。。

 御正体入口で数名を降ろした後は、道坂峠までぐんぐん高度を上げてひた走り、定刻の8時40分に到着。ゆっくり柔軟運動をして身体をほぐしてから出発です。久しぶりの山なので、皆に先に行ってもらおうと、停留所近くの地震計などを見たりして時間を潰していたのですが、なかなか出発してくれないため、しびれを切らすような感じで、トンネル脇の登山道を上がって行きます。

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 何でもいいから花を見つけたら即写真撮影したりして、のんびり上がって行ったため、息が切れたりすることもなく、それほど疲れもせずに、1時間10分ほどで難なく今倉山に到着。標高1000m以上から歩き出せるので、あっけなく1500m近い山頂に着いてしまいます。大半は御正体山の方へ行ってしまったようで、今倉山は私の他に3人と静かな山頂でした(山頂到着は10時ちょうど)。

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                 (山梨百名山の標柱もだいぶ劣化した)

 山頂でテルモスのお茶で一服したら西進。ブナの多い素敵な稜線歩き…なのですが、思い切りガスってます。こんな幻想的な雰囲気もたまには好いなどと強がっていたのですが、赤岩に近づく頃には、上からポタリポタリと滴ってきます。大展望が広がるはずの赤岩では小糠雨となって、赤岩から先は髪の毛がべったりとなるぐらいの水滴が間断なく落ちてくるようになりました。

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 どうしようか迷ったのですが、こういう場合、雨具を付けると途端にやんでしまうのが相場なので、雨具は付けずに、ゴアテックスの帽子だけ被って歩くことにしました。この判断はおおむね正しかったようで、服もズボンもほとんど濡れず、冷たい思いもすることなく、霧の稜線歩きを楽しみ(?)、あれ、急に稜線をハズレるな…と思ったら、小雨に濡れた林道に降り立ちました。

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林道から登り返して登り切ったところが二十六夜山。ああ、そういえばこんなところだったという感じ。。。時間はまだお昼前。さほど飛ばしたわけでもないのに上出来の時間に到着。幸い雨もやんでくれて、ここでお昼を食べることにしました。

 おにぎりを平らげたら、お昼の鐘が鳴ったばかりだというのに、もう下山です。調べてきたバスの時刻は月待ちの湯発 14:07 15:54 18:27 14時はお風呂でのんびり出来ないし、16時前はちょっと時間が余りすぎかなぁ…。まぁ、今日は久しぶりの山だし、慌てて下って怪我もアホらしいから、のんびりゆっくり下って、16時前のバスで帰ればいいか…と考えていたのですが。

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 しかし、この下山道、結構好いですね。もちろん、紅葉はまだなんですけど、下っていく最中、ずっと自然林が続きます。たぶん、紅葉したら綺麗なんじゃないかと…。実際16年前の10月末の山行メモには、「紅葉が結構好い」とあります。
 
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(結構美林です)

 そして、途中にある「仙人水」。前来たときは確かこんなのなかったよなぁ…と思い、帰ってから調べてみたら、2001のエアリアにはこのルートは掲載されておらず、やはり当時はここを通るルートは開かれていなかったようです。今は逆に仙人水をショートカットする径は歩かれなくなって、ヤブ道とまでいかないかも知れませんが、一般登山道としては仙人水を通る方がメインルートとなっているような印象です。

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 仙人水の先で径は沢沿いの植林帯となって、最後沢を渡るところで、丸太橋が流されて崩壊している箇所がありました。幸い水量もたいしたことがなかったので、そばにある飛び石で徒渉可能でしたが、水量が多いときは、どうするのかな、とちょっと疑問符でした。

 結局芭蕉月待ちの湯に着いたのは、バス時刻の約30分前。烏の行水に710円払うのももったいない話なので、躊躇しましたが、今回入っておかないと、次はいつになるのか…。今日入らずに帰るともしかすると一生入らないかも知れない(笑)などと理由を付けて、汗をざっと流すだけでも好いか…と入浴してから帰ることにしました。

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(芭蕉月待ちの湯)


 
 お湯は少々カルキ臭がありましたが、ぬるつきもあって、もう少しのんびり出来たらなぁ、とは思いましたが、今回の入浴はとりあえず転居後初の山行祝いと言うことで、さっさと汗を流す感じで、着替えてバス停へ。

 バスはいわゆるお年寄り御用達の循環ミニバス。実際ご近所のお年寄りがこの日も利用されていました。

 しかし、結局、この2時過ぎのバスに乗りますと、富士急行線の連絡は比較的好いものの、中央線で東京方面へ向かう場合、大月で30分の足止めを食らいます(笑)。もちろん、特急列車(あずさ、かいじ)をご利用になる方なら、とても好い接続の便があるのですが…。大月駅からは15:21発の快速東京行きがありますので、乗り換え無しで便利は便利なのですけれど。。。私の場合、残っていたおにぎりと、赤坂駅前のスーパーで買った缶酎ハイがあったので、ベンチで飲み食いしながら、時間を潰しました。

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2016.05.31

【三本杉山・甚之函山から千足峠】 山バス情報146

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【山行日】 2016年05月29日(日)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
京王線某駅  - 07:43 北野 (京王線特急)
北野  07:46 - 07:56 高尾 (京王高尾線)
高尾  08:07 - 08:25 上野原 (JR中央線)

「バス」
上野原駅 08:30 - 09:00 神野下村 (富士急山梨バス 610円)

「歩行」
神野下村 09:10 - 09:45 送電鉄塔148号
送電鉄塔 09:55 - 10:50 三本杉山
三本杉山 11:00 - 11:50 大丸
大丸   12:10 - 12:40 千足峠
千足峠  12:50 - 14:10 四方津駅

「鉄道」
四方津  14:30 - 14:50 高尾  (JR中央線 3分遅延)
高尾   14:53 - 中央線某駅   (JR中央線)


【地形図】 「大室山」 「上野原」

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(想像していたより林相は好かった)


 また約一ヶ月ぶりの山行きとなってしまいました…。

 リンク先の皆さんがシロヤシオを見に出掛けているのをうらやましく思いつつ、土曜が所用でつぶれ続け、やっとこの日曜日は出掛けられそう、と思っていたのが、土曜の午後になって、明日16時に多摩某所でという用事が…。

 いいかげん歩いておかないと…というぐらい開いてしまったブランクに、ここは、もう16時に間に合うような山に出掛けるしかない…ということで、こんな季節に行くかフツ~?と言われそうな、前道志のマイナー尾根を歩いてきました。

 こんな時期の無生野行きだから、さすがにガラガラだろう…との思惑は見事に外れて、ついにこの日は生まれて初めて無生野行きのバスで立たされました(笑)。井戸行きも飯尾行きも空席があるのに、無生野行きが満員御礼だなんて、まさか最近はこのバスが一番人気なのでしょうか。前回乗車の時も立ち客が出ていましたし、元の大きなバスに戻した方が好いのでは…と思ってしまいます。

 無生野行きのバスは、相変わらず、奥牧野方面へは行かずに、隧道経由。現在は隧道通過後左折して、一古沢で数分の時間調整の後、折り返して無生野まで走っています。神野下村で降りたのはもちろん私だけ。他の皆さんはやはり秋山二十六夜山でしょうか。

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 松浦本『静かなる尾根歩き』にしたがい、バス停からかなり戻って、「わしおざわばし」の手前にある「旧鎌倉裏街道」の裏から取り付きます。最初は例によって尾根直登で急傾斜ですが、わりとすぐに素直な尾根径となって結構自然林も多くて、雰囲気は悪くありません。

 148号鉄塔の前が、ちょっとヤブっぽくて歩きにくいですけれど、尾根をはずさないように歩きやすいところを拾っていけば送電鉄塔148号に出ます。

 送電鉄塔から先は踏み跡も明瞭となって、またまた自然林多めの明るく静かな尾根歩きとなりますが、松浦本にあるような伐採跡地の「胸のすく好展望」はほぼゼロです。一カ所岩場のようなところがあって、そこからは、道志や丹沢の山々が眺められますが、それ以外はおおむね展望無しです。11年も経てば木々も生長してしまうのでしょう。しかし植林ではないので、明るい尾根歩きです。

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(岩場でいっときだけあらわれる展望)

 お花はヤマツツジはこの高度ではさすがにもうほとんど萎れてしまっています。ひとつ良い形のがありましたので載せておきますが、こんな状態のものはほぼナシです。

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 ほかに目についた花があったのですが、名前がよくわからないです。

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 こっちはマルバウツギかな…。

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 尾根がグイッと右に曲がると725ピーク三本杉山。木の山名標識があり、ちょうど一区切りという箇所だったので、水分補給を兼ねた休憩を取ります。

 休憩後、三本杉山から一旦大きく下って登り返しますが、登り着いたところは810ではなくその手前のピークですから進路をほぼ90度左にとって810への登り返しになります。810ピークには、甚之函山の標識はない状態で、よく探すと、「甚之函山」の杭のような標柱の残骸が見つかるだけです。

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 一般登山道から来た人がこの標識の残骸に気づかずに、どんどん奥に行ってしまいはしないかと、ちょっと心配です。間違えて南南西の尾根に入り込んだりしたら、かなり厄介なことになってしまいそう…。

 甚之函山は2001年6月に来たことがあって、初めてウグイスが鳴いている姿を目にしたのを今でもよく思い出します。それまで声だけ聴いていたウグイスですが、実際に鳴いているときって、身体をぶるぶるとめいっぱい震わせて、力を振り絞るように啼いているのです。てっきり歌うようにノンキにホーホケキョしているのだと思っていたのですが、違うのですね。

 甚之函山からは今まで以上にしっかりした踏み跡となって、旧大地峠へ。ここまで来たらいいかげん登山者に会うだろうと思っていたのですが、なんと大丸で昼食をとっている間でさえ、誰にも会いません。まるで平日の山みたいです。

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(大丸)

 大丸で腹ごしらえをした後、そのまま四方津に下ってもいいのですが、それだと約束のお時間まで時間が余りすぎてしまいそうですし、山を始めた当初は通行禁止でずっと歩けていなかった千足峠から四方津駅の道を歩いておきたかったので、少々遠回りですが、高柄山方面へと足を伸ばしてみました。

 エアリアに大丸から千足峠のコースタイムが40分と出ていますが、そんなにかかるかなぁ…と思いながら歩いて行くと、これが結構アップダウンがあって、かなり足に来ました(笑)。まぁ30分ほどで行けたんですけど、千足峠の手前で、ちょっとびっくり♪

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 なんと金山集落を指し示す道標が(笑)!。これって、高柄山南東尾根ではなくて、南東尾根とほぼ並行して670m圏峰から南東&南へと降りる尾根だと思うのですけど、ココ、登山道になっちゃったんでしょうか(笑)???

 登りはともかく、ココを一般登山者に下らせるのはどうかなぁ…と思うのですが、これは、また新しい課題が出来てしまったので、いつか金山集落を再訪する際に挑戦してみたいと思います。

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(ここを一般登山者に下らせて大丈夫なんでしょうか?)

 その「おそるべし金山分岐」からものの一分ほどで千足峠です。時間はたっぷりありますし、ここからはかなり急傾斜の下りとなるので、一旦足休めをしてから下ることにして千足峠で最後の休憩。

 休憩していると、やっとこの日最初で最後の登山者に会って、なんだかホッとしてしまいました(笑)。

 千足峠径は、植林帯の急傾斜のザレた径で、ちょっといやらしい感じもありましたが、まぁ、慎重に下ればそれほど危険という箇所もなく、途中、炭焼き窯の跡などもあります。ほぼ30分ほどで林道終点に着きました。

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 あとは舗装道路をてくてく歩くだけなのですが、千足の集落は、ちょっとタイムスリップした感じの、古き良き山村の面影が残っていて、個人的には結構気に入りました。ただ、舗装道歩きが長い上に、アップダウンもあったりして、登りにとるとわかりにくい分岐もあるので、注意が必要です。

 集落を抜け、大きな橋を渡って、暑い陽差しを受けて、植えられたばかりの水田の苗を眺めながら駅に向かい、今日はこれといった花も見られなかったし、是非とも歩きたかったコースでもなかったけれど、やっぱり山歩きに来て良かったなと思いながら、四方津駅で14時半の上り列車を待ったのでした。

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2016.05.03

【美林の尾根で新緑を満喫…鋸尾根・長尾根】 山バス情報145

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(鋸尾根の新緑の美林)

【山行日】 2016年05月01日(日)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
京王線某駅 - 07:03 北野 (京王線特急)
北野 07:05 - 07:15 高尾 (京王高尾線)
高尾 07:26 - 08:11 猿橋 (JR中央線各駅停車)

「バス」
猿橋駅 08:28 - 08:53 杉平入口 (富士急山梨バス 440円)

「歩行」
杉平入口  08:55 - 09:45 705m付近
705m  09:50 - 10:35 1035m付近
1035m 10:45 - 11:25 三ツ森北峰
三ツ森北峰 12:05 - 13:05 巻き道と長尾根の合流点
合流点   13:15 - 14:00 725m付近
725m  14:05 - 14:45 冨岡バス停

「バス」
富岡 15:09 - 15:33 猿橋駅 (富士急山梨バス 410円)

「鉄道」
猿橋  15:51 - 16:30 高尾 (JR中央線各駅停車)
高尾  16:52 - 京王線某駅  (京王線準特急)

【地形図】 「七保」 「大月」


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(こちらは長尾根)

 GWのバスというのは、とにかく混みます。そこで混まないバスで行けるところ、ということで、富士急山梨バスの大月営業所便で、お気に入りの美林尾根を歩くことにしました。コース取りはほとんど元のところに戻ってくるので、そこだけ少々面白味に欠けますが、この2つの尾根の新緑の美しさを考えるととても魅力あるコースです。

 高尾発07:26の小淵沢行きは席を確保するのにそれほど苦労せず、猿橋駅に到着。降りるとバス停前はさすがGWだけあって結構な人の列。しかしすぐにやってきた浅川行きのバスに皆さん乗車されて、バス停に残ったのは私ともうひとりのハイカーの二人だけ。上和田行きのバスは10分後の8時28分発、一本あとの河口湖行きでも間に合うので、一人や二人は乗り込んでくるだろうと思っていたのですが、誰も乗車せず、二人だけの半貸し切り状態で発車。結局富岡で一人降り、次の杉平入口で私が降りて、空気輸送となりました。

 鋸尾根は下りで二度ほど降りていますが、登りにとるのは初めてです。シャガや藤の花が咲き乱れる集落の中を上がって行き、振り返ればオゴシ山の急峻な尾根が見え、新緑が今まさに頂上めがけて駆け上がらんとしているのが見て取れます。

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(オゴシ山の南東尾根…だと思う)

 民家のすぐ脇に鋸尾根の指導標が見つかり、茶畑の脇を通り竹林の中を抜けて尾根に取り付くのですが、登りにとってみると、結構急傾斜に感じて、あれ、もっとなだらかではなかったっけ…などとつぶやきながら登っていきます。

 確かに川津畑の分岐(指導標は無い)までは結構な傾斜があることが地形図で見ても判り、分岐手前の706ピーク付近で早々に最初の休憩を取ってしまいました。それにしても今日はちょっと身体が重い感じ…大丈夫かな、と思っていたのですが、アクエリアスを飲んで少し休んだあとは軽快な足取りとなって、新緑の美しい尾根径をゆっくりと上がって行きます。

 川津畑の分岐を過ぎてしばらくで尾根の傾斜も緩み、周囲の新緑も陽の光を受けてひときわ美しく、もう登っていると言うよりはお散歩しているという感じです。最初はなかなか上がらなかったペースでしたが、1時間に400mUPと快調なペースになってきたので、1035m付近の雰囲気の良い場所で2度目の水分補給休憩をとりました。

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 休憩後は、ヒトリシズカやカタクリの一枚葉など見つけつつ、緩やかな尾根の向こうに北峰が見えてくると、ミツバツツジが姿を現します。ミツバは花が咲いたものは既に落花していたり萎れたりで、どうも今ひとつという印象。少し高度を上げると蕾↓も見つかったのですが、蕾の花付きはあまり芳しくありませんでした。

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 この調子だとヒカゲさんもあまり期待しない方がよさそうかな…と考えながら、ひと登りで北峰。鏡は割れてヒビが入っていました。時刻は11時半前。少し早いですが、麻生山付近は人も多くなるだろうし、こちらの北峰の方が眺めはずっと良いので、ここでおにぎりタイムにします。

 今日は残念ながら富士山は春霞の向こうで見えません。それでも何度も言うように、ここから見る雁が腹摺山~大峰と続く尾根は圧巻です。遠望が利かなくとも、ここから見る周囲の山々のシルエットは美しく、来るたびにうっとりしてしまいます。

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 帰りのバスは14時半のバスが30分繰り下がって15時過ぎとなり、16時のバスもありますから、ちょっと時間が余りそう…。誰も来なさそうだし…と穴路峠移動の局と久々に無線で交信。身支度を済ませ忘れ物が無いか確認後、麻生山への尾根径を進みます。

 アップダウンのある痩せ尾根ですが、足下の花に注意しながらの慎重&のんびりペースです。ヒカゲツツジは終わっちゃっているかなぁ…でも、咲き残りぐらいあるだろうと、左右に首を振りながら、歩いて行くと、ああやはりまだ咲いています。さすがに終盤ですけれど、花付きの良い樹は、結構まだたわわに花をつけたままです。やはり今年のツツジは当たり年なのでしょうか。

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(今年も終盤とはいえ出逢えた♪)

 そしてそして、ヒカゲさんのいるところイワカガミの葉っぱありのこの尾根なんですけど、なんともう咲きはじめています♪ まだ蕾がせいぜいだと思っていたのですが、場所によっては群落で咲いちゃっているところもあったりします。これは嬉しい誤算でした。もちろん、まだ蕾だけで群落を作っているところや、スタンバイ状態のところもあったりしますから、今週や来週でも間に合うのではないかと思います。

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(こんなに咲きそろった場所も…)

 たっぷりお花を楽しんだあとは、尾名手峠へ。以前あった古い指導標は撤去されて、新しい指導標が立っています(尾名手峠の表示はありませんでした)。ここから前回はそのまま巻き道を通って長尾根に乗ったわけですが、今日は麻生山を越えてエアリア破線の急な尾根を下ってみることにします。麻生山へ向かうとさすがに数組のパーティーとスライド。皆さん権現山から縦走ということでしょうか。。。
 
 三角点と大月市の指導標がある麻生山を過ぎた先、わかる人には簡単にわかる目印がありますが、大月市の指導標はこの尾根の分岐点にはありません。そして道形はやや不明瞭で、巻き道との合流点直前にある最後の尾根の分岐がちょっと難しいかも知れないので、下りに取る場合は一応初歩的な地形判断ができる人向けかもです。

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(長尾根最上部はかなり急傾斜です)

 巻き道との合流点に着いたのは、なんともう北峰を出発してから一時間後(笑)だったので、腰を下ろしてひと休み。

 休憩後は傾斜の緩やかな長尾根を悠々下り。相変わらずこの尾根は新緑が素晴らしく、こんなにたくさんごちそうしていただいて好いのだろうか…というぐらい。。。この時期はどこへ行っても新緑が素晴らしいのでしょうけれど、この尾根のように上から下までくまなく美しいライトグリーンに包まれてゆったりと下れる尾根は本当に稀有だと思います。

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(もう、どうにでもしてちょうだいってぐらい、きれい)

 720m付近でしょうか。二年前にも見たヤマツツジが咲いている箇所で最後の足休め休憩。もうこの辺りに来ると、今日の山行を終わらせるのがもったいないばかりに、たいして疲れてもいないのに座って意味もなくぼんやりとしてしまいます。

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 少しずつ濃さを増していく新緑の尾根を下っていくと「左 天神峠・駒宮 右 駒宮」の分岐。前回は左手の天神峠方面から下ったので、今回は右の道を選んでみました。こちらにもイカリソウやフデリンドウが見つかり、たんたんと里へ下っていくと、突然ぽっかりと眺めの好い集落の最高地点のような所↓に出ます。

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 地元の方に挨拶しながら、竹林の脇の小径を通り抜けて集落の舗装道に出ましたが、こちらは登りにとったら、まずわからないでしょう。指導標どころか標識もなく、一度下りに取らない限りは、どこの小径を右折していくのか判断出来るはずがないと思います。下で天神峠方面からの径と合流する地点には、来た方向を指す指導標は無く、もしかするとこちらの径は使って欲しくないのかも知れません。

 見覚えのある路を冨岡バス停まで歩き、ほてった顔で猿橋方面にある自動販売機に向かっていくと自販機の対面に商店が。。。もしやと中を覗いてみると嬉しいことにビールが置いてあります♪ 思わぬ発見にほくそ笑みながら、ビールを買い求め、20分ほどのバスの待ち時間は、ゆっくりとビールを味わい残ったメロンパンを口にしているうちに過ぎ去りました。

 やはり3時過ぎという時刻変更が利いたのか結構な数の乗客が乗ったバスは、私が乗った富岡でほぼ席が埋まって、最後は立ち客が出るほどの盛況となって猿橋駅へと向かったのでした。
  

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2016.03.30

【春爛漫♪ ヤマツツジ咲く鷹取山から小渕山】 山バス情報143

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【山行日】 2016年3月27日(日)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
京王線某駅 - 08:18 北野 (京王線特急)
北野 08:19 - 08:29 高尾 (京王線各駅停車)
高尾 08:44 - 09:06 上野原 (JR中央線各駅停車)

「バス」
上野原駅 09:23 - 09:34 沢井入口(富士急山梨バス 260円)

「歩行」
沢井入口バス停 09:40 - 10:15 鷹取山
鷹取山     10:30 - 11:25 小渕山
小渕山     11:35 - 12:00 岩戸山
岩戸山     12:35 - 13:10 藤野駅

「鉄道」
藤野  13:36 - 13:49 高尾 (JR中央線各駅停車)
高尾  13:54 - 中央線某駅  (JR中央線中央特快)

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(こちらは山桜)


 すみません、また二ヶ月以上も更新無しを放置してしまって…。

 だいぶ暖かくなってきて、そろそろ動き始めないと、と思っていたところ、日曜日はなんとか天気はもってくれそうだとわかり、重い腰を上げ、久しぶりに春の陽気に誘われて、藤野の里山をちょこっとピクニック気分で歩いてきました。

 久しぶりの山歩きで、まずは足慣らしと、朝は遅めの出発。もちろん、8:30の井戸行きでも好いのですが、この程度の歩きで朝一の井戸行きバスの席をひとつ余分に使ってしまうのももったいないし、一時間後の余り利用されていないバス便の維持にも貢献したい(笑)と上野原には9時過ぎの到着。

 意外や、この時間でもハイカーは結構いて、みなさん最近売り出し中のコヤシロ山・尾続山ハイキングコースに向かわれるようで新井行きのバスに乗り込んでいました。

 井戸行きのバスは私ともうひとりハイカーを乗せただけの半貸し切り状態。そうそう、バスの車内に、こんな↓張り紙がしてありました。例の無生野行きのバス、一古沢までは入れるものの、奥牧野~下田野入は,まだ通行不能のようです。

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 沢井入口バス停で下車したのは私ひとりだけ。バス停で軽く柔軟運動をして、戻る感じで藤野方面への車道へ入って歩いて行くと、間もなく鷹取山を示す道標が右手に見つかります。久しぶりの山なので傾斜がきつく感じますが、今日は500mにも満たないピークが最高地点で、スタート地点が標高300mほどあるところです。かなりお気楽な気分で登っていきます。

 想像していたよりは林相は好くて、美林とはいかないまでも植林もあまりない、里山としてはなかなか好い方の部類に入るのではないでしょうか。登り切ったピークには松浦本にもあるように、祠が3つあります。

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 祠のある小ピークから一旦下って明瞭な尾根路を登っていくと鷹取山。三角点があり、藤野町十五名山の標柱があり、鐘が撞けるようになっています。ちょこっと鳴らしてみましたが,なかなかいい感じの音が出ます。山頂は誰もおらず、枝越しとはいえ眺めも良く、歩き始めて半時間ほどでしたが、ここで最初の休憩を取りました。

 今日はポカポカ陽気で、昨日の朝までの寒さが嘘のよう。こんなほんのちょっとの登りでも結構汗をかいてしまい、お茶の前に水をごくごく飲んでしまいました。それからゆっくりと甜茶を飲んで、しばらくぼうっとします。天気も事前の予想とはちがって晴れて青空もきれい。このままここでお昼寝しても良いぐらいでした。

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(鷹取山山頂)

 鷹取山から先は余り期待していなかったのですが、どうしてこれが、なかなかいい、楽しい道のりでした。巻き道もあるのですが、私も松浦本に習って尾根径を歩くことに…。

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 まず10分ほどで結構眺めの良い場所に出ます。たぶん、方角からして倉岳~高柄山あたりだと思うのですが、前道志の山々がいい眺めになるのです。そして藤野台団地の分岐を見て5分ほどでしょうか、あれれ、たぶん見間違いではないと思うのですが、もうヤマツツジが咲いています。このぐらいの標高でこの陽気だと咲いてもおかしくないのでしょうか。

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 そしてこれはダンコウバイかな。ああ、もうホント春なんだなぁ…とお花は何も期待せずに出てきたので、この邂逅は本当に嬉しかった。


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 その先でもスミレ(詳しい名前はわかりません)や山桜にも出逢えて、今日はマスクをしてでも山にやってきて本当に好かったと満面の笑みで歩いて行きます。二ヶ月以上も山から離れていたので変化があって当然なのですが、いつのまにか山も春の彩りを取り戻していたのですね。

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 尾根径は、途中、進路を南から東に変える地点が少々わかりにくいものの、お手製も含め指導標はかなり設置されていて、気分の好い尾根歩きで350mピーク小渕山へは鷹取山から一時間弱。松浦本では1時間15分とコースタイムが載っていますが、お花を撮りながら相当ゆっくり歩いても1時間はかかりませんでした。

 小渕山あたりになると、中央道の騒音が結構聞こえてきて,それが少し残念ですが、まぁ誰もいないという意味では静かな山頂でティータイム。小渕山にも藤野町十五名山の標柱がありますが、標高が間違っていて、376.8mとあるのはこの先の岩戸山の標高と混同してしまったのでしょう、マジック書きで350mと訂正されています。

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 甜茶を飲み干したら、藤野駅70分と書かれた方向へ下っていきます。下りきった鞍部から右手に小高いピークが見え、あれが岩戸山だなと見当を付け登っていくと、最後は少し急坂となって登り切ったやや左手に山頂があるのがわかります。

 ちょうどお昼の鐘が聞こえてきたところで岩戸山の山頂に到着したので、ここでお昼ご飯としました。やはり中央道の騒音が少し興ざめではありますが,ここも誰もいない山頂を独り占め。大好きな大室山が見える特等席(笑)を陣取ってお湯を沸かしてランチタイムとしました。

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(松浦本によれば標石は国土地理院のものではなく日本道路公団のもの)

 日射しが強く、少し暑いぐらいの山頂で、のんびりおにぎりタイム。こうやって小さな山でもいいから毎月欠かさずに山に通うようにしたいなぁ…なんて考えながらゆっくり昼食をとりました。30分以上いても誰もやってこない山頂で、ひらひら舞う蝶々を写真に撮ろうとして何度も失敗(シャッター押す瞬間に何故か開いていた羽を閉じられてしまう(笑))してあきらめ、山頂を辞します。

 送電線の巡視路を利用したような「パノラマコース」では、あの緑のラブレターが開封されていたのに気づいたり、またまたヤマツツジに出逢えたりと,最後まで楽しませてもらって、藤野神社にお参りしてから藤野駅へ向かいました。

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(いつのまにか開封されていた???)

 藤野駅到着は13時過ぎ。この日のように山が早く終わっちゃった時にやっておきたいことがあったので、途中の中央線某駅で途中下車。用事を済ませて帰宅しても、まだ日が暮れず、ああ、そういえばいつのまにか日足も長くなって、もう昼の時間の方が夜より長いのだと今更のように気づいたのでした。。。

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