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2018.07.28

【ニッコウキスゲは檻の中…霧ヶ峰・男女倉山】 山バス情報170

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(隔靴掻痒…電気柵越しに群生するキスゲを観賞)

【山行日】 2018年07月22日(日)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
八王子 06:35 - 09:30 上諏訪 (JR中央線各駅停車)

「バス」
上諏訪駅 09:50 - 10:37 八島湿原 (アルピコ交通 940円)

「歩行」
八島湿原バス停 10:45 - 11:55 男女倉山(ゼブラ山)
男女倉山    12:20 - 13:00 山彦谷 南の耳
南の耳     13:10 - 14:00 ころぼっくるひゅって前
ヒュッテ前   14:05 - 14:45 霧ヶ峰インターチェンジ

「バス」
霧ヶ峰インターチェンジ 14:56 - 15:30 上諏訪駅 (アルピコ交通 940円 5分ほど遅延)

「温泉」
片倉館 15:55 - 16:15 (割引券利用で550円)

「鉄道」
上諏訪 16:36 - 17:04 小淵沢  (JR中央線各駅停車)
小淵沢 17:12 - 17:57 甲府   (JR中央線各駅停車)
甲府  18:08 - 19:40 高尾   (JR中央線各駅停車)
高尾  19:48 - 中央線某駅    (JR中央特快東京行き)

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(南の耳から車山方面へ…のびやかな大草原だがキスゲは一輪も無い)

 しつこい咳もやっと治まりつつあるようなので、そろそろ山に向かいたい…が、この猛暑のさなか、高尾山や近郊の低山は冗談抜きで危険です。幸い18きっぷのシーズンに突入してくれたので、これを使って高いところでキツイ登りの無い場所…ということで、選んだのが、昨夏も訪れた霧ヶ峰。

 去年と何もかも同じでは面白くないので、AKIOさんにコメントいただいたコース=男女倉山の方を歩いてみることにしました。 昨夏よりは2週ほど早いので、前回わずかの咲き残りだけだったニッコウキスゲも、もう少したくさん目にすることが出来るのでは…との思いで出掛けてきました。

 で、霧ヶ峰へ行くアルピコのバス、確か去年は無かったと記憶しているのですが、07:45茅野駅発の車山高原行きのバスが土日祝日と8/13~8/16走ってくれています。私の家から一番の電車で行けば間に合う♪と一瞬思ったものの、よ~く調べてみると、高尾発05:14の鈍行を乗り継いで茅野駅着は07:46!!! なんと、到着の1分前に、このバス、発車してしまいます。 これ、アルピコさん、なんとか5分後(07:50発)にしてくれませんか? この1分前という発車時刻設定…もし嫌がらせでないのなら是非ご検討を(笑)。

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(低公害車両)

 そんなわけで、去年と全く同じ電車で、同じバスで、同じ八島湿原バス停で降車です。強清水で新聞を届けるところまで同じで、たぶん車両(低公害車)も同じです。ただ、時計が故障しているのか、紙で隠されています。乗客は10人ほどでがらがらです。

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(時計は故障中?)

 八島湿原で降りたところで見た光景も去年とほぼ同じ。ありがたいことにこの日も霧ヶ峰の名のようなガスはなく、鷲ヶ峰がよく見えています。今度来たらあちらへ行ってみたいな…と思いつつ、ビジターセンターで花の写真集をもらおうと思ったら、これが今は150円で販売中(笑)。なんだタダじゃないのかとケチな私は、そのまま八島湿原へ向かいました。

 八島湿原ではシカをしっかり排除してくれているおかげで、いろいろなお花が間近で見られます。そして、今が旬(?)のお花は名札をつけていてくれたりするので、花の写真集をお金を出して買う必要も無い気がします。

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(八島湿原内のキスゲは間近で見ることが出来るが、群生はしていない)


 ニシキウツギ、イブキボウフウ、コバギボウシ、そしてお目当てのニッコウキスゲ。。。オカトラノオやオミナエシ…そしてタチフウロ。ホソバノキリンソウにクガイソウ,コウゾリナ。。。シカくんたちをシャットアウトすると、こうも旬の花が出そろうのか…と言うほどの顔ぶれです。

 昨夏ヤナギランが咲いていたあたりに来ると、さすがに、まだこれからと言った感じですが、それでもフライング気味の花芽が開いているものも見つかり、8月入りあたりが好さそうな雰囲気でした。

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 昨夏、コオニユリとばかり思っていた花にはクルマユリの名札がつけられていて、あちゃー嘘書いちゃったと思いながら進みます(笑)。アヤメ(ショウブ?)も咲いていて、八島湿原は「咲き乱れる」とはとても言えませんが、夏のお花が間近に見られるので、来年もまた来てしまうかも…と思いながらのんびりお花散歩。

 シモツケソウも綺麗に咲いていて、来てよかったよかったと思いつつ、もうすぐ木道が終わるというあたりで…、うふふ、ほかの人たちは皆気づかずに通り過ぎているようだけど、ゴン太くんは君を見逃したりはしませんよ…ヤマオダマキが咲いていました。

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 奥霧小屋を過ぎてシカの防御策をくぐった先で、男女倉山(おめぐらやま=ゼブラ山)方面へ向かう径に入るのですが、松浦本『バリエーションルートを楽しむ』に記載のような指導標は、現在は無いようですので、左手に向かう細い踏み跡を見逃さないようにしないと物見石の方へと行ってしまいます。

 草が被りがちの径を上っていき、すぐに尾根筋に到達。右折して尾根通しに歩いて行きます。ツリガネニンジンにジャコウソウやコウリンカ、ウスユキソウが咲いているのが見つかりました。

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(コウリンカ)

 入口には指導標も見当たらなかったので、静かな山歩きが楽しめるとばかり思っていたところが、実際はそうでもありませんでした。反対方向から歩いてくる結構な数の団体さんに何度もすれ違います。おまけに、ちょうどお昼にたどり着いた男女倉山山頂では、とある百名山制覇(?)ツアー団体に遭遇してしまったほど。

 そんな団体さんが押し寄せてくるのはさすがに想定外だったので、眺めも好い男女倉山山頂でおにぎりタイムにしてしまったのですが、幸いにも彼らはお昼を既に済ませてしまったあとらしく、10分ほどしたら、八島湿原へと下って行ってくれました。

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(ゼブラ山の山頂標識がある男女倉山)

 男女倉山(ゼブラ山)山頂は、眺めのよい広々した山頂で、バスで八島から来たときは、ランチタイムにはうってつけだと思います。富士山に似た形の蓼科山も綺麗に見えていて、人が少なければ(笑)、のんびりとくつろぎたい場所です。

 しかし、本当に佳かったのは、このあとの山彦谷の両耳前後の稜線歩きでした。カメラのレンズが結露してしまって、ろくな写真が残っていないのがとても残念なのですが、猛暑の日々、こういう快適な草原歩きが出来るのはとてもありがたいことです。

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(北の耳から南の耳へ…左奥は車山)


 
 ただ、お花は本当に少ないです。見つかるのはこれまでと同じコウリンカやウスユキソウぐらい。山彦谷南の耳の先は昔のガイドブックによればニッコウキスゲが咲き乱れていたようですが、本当にただの一輪も見つかりません。レンゲツツジの葉っぱだけはたくさん見つかりますが、これも、単に花が終わってしまっただけなのか、食べ尽くされたのか…6月あたりに来てみて確かめてみたいような、みたくないような…。
 
 右手に、昨年歩いた物見石から蝶々深山の道筋と、そこを歩く団体さんの姿を見ながら、殿城山の分岐点へ草原を歩いて行きます。八ヶ岳が連峰のように左から蓼科山~天狗岳~硫黄岳~赤岳~権現岳と、ほぼ全部見える箇所もあり、アップダウンもさほど急激な箇所も無いので、今回も久しぶりの足慣らしにはちょうど良いコースでした。

 が、殿城山分岐の先で目にした恐ろしい光景がこれ(笑)。

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 車山から降りてくる小学生の集団登山隊です。 この中を逆行して山頂を目指す気はさすがに失せてしまい、そのまま車山肩・コロボックルヒュッテ方面への巻き道へと進んでいきます。前回、車山には既に登っているし、このままコロボックルヒュッテから霧ヶ峰インターチェンジへと降りれば、昨年乗車した15時前のバスにも間に合いそうですから、あっさりと登頂は見送り。

 今回もコロボックルヒュッテには入らず、ヒュッテ前の日陰でひと息入れたら、去年と同じ径を下山です。昨夏咲き残りのニッコウキスゲを見かけた柵の中は、咲き乱れるというほどでもありませんが、まぁまぁの数のキスゲが咲いていました。

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 しかし、電気柵に覆われていないところには当然のように一輪も見当たらず、今やこの花は、一部の地域を除き、本当の意味での自生はしていないに等しいのだという悲しい現実を、この山旅の最後になって見せつけられたようで、それがとても残念ではありました。昔は梅雨明けの頃に当たり前のようにどこでも咲いていたような気がして、その頃はあまりありがたみも感じていなかったのですが…。

 電気柵がなくなったあたりからは、人も少なく、一部は昨年同様草の被さった径になり、グライダーののんびり飛んでいる光景を眺めながら園地を下っていきます。早くも咲いているマツムシソウを見つけたぐらいで、これまでの径と同じような花しか見つからない中、文字のかすれた古い看板。。。

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 そこには「ニッコウキスゲ(ユリ科) : ユリ科ワスレナグサ属の多年草で、温帯から亜寒帯にかけての高原に自生し、花は昼間だけ開きます。特にこの霧ヶ峰高原には大群落をなしていて、七月の開花時には黄色の花が咲いてみごとである。  :  長野県」とあります。

 この看板が撤去されずに、このままの文章で、皆に読めるような明瞭な文字で新しく復活することを願いたいところですが、やはり難しいことかも知れません。

 インターチェンジに着いたのは、14:45。 バス出発までにビールを買うぐらいの時間はあるだろうと、昨年購入した店に行ってみると…

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(えっ…)

 なんと酒類の棚はからっぽ(笑)。売り切れたのではなく、置いていないという感じ…。そりゃ、ここに来る人たちは、ほとんどは車で来るのだろうけれど…としょんぼりしながら、バス停へと戻ろうとしたところで、右手にアイスクリームの販売所があり、よく見てみるとビールがあるとの表示♪。 聞いてみるとアサヒだけだがあるとのことで、購入(350円)。

 グビグビと飲みながらバスを待ち、去年と同じように駅の観光案内所で片倉館の割引券をもらってカラスの行水。入浴後は駅のお土産屋さんで真澄の生酒を購入して、16:36発の鈍行を乗り継いで帰宅しました。

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2018.07.16

【特急「山かいじ」って…】 山列車情報2

 オマエの長い更新無しは慣れてるよ、誰も心配してないから…って言われてしまいそうですが(笑)、実は前回更新の数日後から、マイコプラズマという、実にしつこい咳が長く続く菌に取り憑かれてしまいまして、やっと咳が治まったところです。

 で、そのあいだ、私にしては珍しくサッカーW杯など観戦していたのですが、それでもやはり夏山シーズンと言うことで、いろいろプランを練っていたところ…上記のような列車の運行を発見しました。

 私、夜行というのがどうも苦手でして、「身体を横にせずに一晩過ごすというのは眠らない=徹夜とほぼ同じ」という困った感覚の持ち主です。夜行さえクリアできれば、まいたびのアルペン号なりムーンライトなり、尾瀬夜行23:55なんか使えて、もうちょっと行動範囲も広がるんじゃないかなぁ…と、それが悩みなのですが、そんな私にもついに朗報が♪とすっかり勘違いさせてくれたのが、今回気がついた立川05:10発のその名も「山かいじ号」小淵沢行きです。

 途中停車駅は八王子・大月・塩山・山梨市・石和温泉・甲府・韮崎で、確かにしっかりツボを押さえた停車駅ではあるのですが、残念ながら07:01という早い時刻に小淵沢に着くも、その後の連絡は、結局高尾05:14発で鈍行を乗り継いだものと同じで、小淵沢以西に行きたい人に関しては、あまり意味の無い列車です。

 で、そのほかの連絡もいろいろ調べてみたのですが、甲府で身延線のふじかわ2号にタッチの差で乗り継げません(甲府到着06:25で、ふじかわ号発車時刻は06:22!)し、小淵沢でも小海線の一本前の列車に間に合うわけでもないです。甲府には鈍行乗り継ぎより16分早く着けるので、07:05発の広河原行きのバスの行列に少し前の方で並ぶことが出来る…強いて言えばその程度のメリットしかありません。

 ちなみに「ふじかわ2号」に乗れれば、奈良田温泉行きの一番バスにも下部温泉で乗ることができるので、この接続だけでもできると、登山者にとっては大変ありがたいのですが。。。

 運行日は、7月28日(土)、8月4日(土)、8月11日(祝)、8月12日(日)。 18きっぷのシーズンなので、特急料金と通常電車賃を払って乗る人がどれだけいるのか…かなり疑問です。都市部のほとんどの人は05:10立川は無理ですし、逆に05:10立川に間に合う人は、05:14高尾に間に合う人がほとんどです。

 おそらくですが、この列車のプランを発案した方は、JRに勤務されているとはいえ、普段マイカーで山に行かれている方なのでは?と想像しています。小淵沢止まりでなく、いっそのこと大糸線に入って南小谷とは言わないけれど、せめて信濃大町あたりまで行ってくれるなら、私も利用を考えますが、このダイヤでは最混雑時期とは言え座席は埋まらない気がします。帰省に使う人がいるかなぁ。。。

 せっかく山のための早朝の特別臨時列車を走らせてくれるのですが、これではねえ…。

 ※どなたか、これ、こういう使い方出来るんじゃ?というのあれば、ご教示いただけると嬉しいです。

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