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2018.06.10

【神楽山から九鬼山へ】 山バス情報169

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(御前山から富士山がとても綺麗に見えていた)

【山行日】 2018年06月03日(日)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
中央線某駅 - 07:44 猿橋 (JR中央線 各駅停車大月行き)

「歩行」
猿橋駅 08:00 - 09:05 神楽山
神楽山 09:15 - 10:20 馬立山
馬立山 10:25 - 11:55 九鬼山
九鬼山 12:25 - 13:40 田野倉駅

「鉄道」
田野倉 14:04 - 14:10 大月 (富士急行線)
大月  14:15 - 14:51 高尾 (JR中央線各駅停車)
高尾  14:53 - 中央線某駅  (JR中央線快速東京行き)

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(自然林の多い尾根歩きだった)

 実は前回山行きで、ズボンのお尻に穴が空いてしまった(笑)うえに、登山靴のソールがかなり磨り減っていることに気づきまして、山行翌日の5月6日に某登山用品店に行き、登山靴を修理に出して、新しく夏用の登山ズボンを購入しました。ちょうど、その時点でこの先3週連続で週末に用事が入ってしまっていたこともあり、この際一気にやってしまおうと思ったのです。

 こんな時のためにとネットで購入したタウンユースにも使える感じのトレッキング風シューズがありましたので、ソールの張り替えが出来上がってくるまでは、それで間に合うぐらいのところに行けば好いかな…と。が、なんとそのシューズを家の周りで試し履きしてみると、右側のベロのところだけ少し当たる感じがします。

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(ネットで購入したトレッキング風シューズ)

 こうも週末の天気が好いと、さすがに6月の第一週は出掛けたくなりますが、土曜日には直前になって用事が入ってしまい、日曜日しかない。。。しかも靴が当たる…ということで、最悪すぐに引き返して来られるところ&エスケープがたくさんあるところ…と探すと、猿橋から神楽山、その先は…できたら九鬼山かその手前、行けるところまで…ということになりました。

 猿橋へは立川始発の大月行きがちょうどあったので、うまいこと席を見つけて、乗換無しで目的駅へ。確かこの立川始発は昔は甲府まで行っていたと記憶していますが、いつから大月止まりになってしまったのか、山を一時やめていた間かも知れない、などと、とりとめのないことを考えていると、あっという間に猿橋駅着いてしまいました。

 南口に降りるのはたぶん初めて。 エアリアを見ながら、取り付きの登山口に向かいます。よく注意していれば、要所に大月市独特のあの指導標が見つかりますので、「九鬼山→」を追っていく形で好いと思います。短いトンネルを抜けて、アスファルトの陽差しの強い照り返しを受けて進んでいくと、エアリアに図示された通り、車道が屈曲する地点の右側に登山道と指導標が見つかります。 

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(いきなり暑苦しそうな登山口…)

 しかし暑そうです。登山口付近は夏草が伸び放題で、完全に歩く時期を間違ったな(笑)という感じで、日焼け止めを塗り、防虫スプレーをかけ、熊鈴をつけて、Tシャツ1枚になって登っていきます。

 登り始めから結構な傾斜です。猿橋駅の標高が320mほどで、すぐ近くにある673.9mの神楽山まで一直線に登っていくわけですから、当たり前なのですが、汗が噴き出してきます。植林帯も束の間、また自然林の尾根径となって、緑が目に心地好い。。。遠くでホトトギスが啼いているのが聞こえます。岩場の急傾斜を登り切ると展望が開ける地点があり、あまりに暑いので、立ち止まって水分補給。展望といっても遠くに見えるあれが九鬼山なのかな…という程度のものです。

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(眺望…中央が九鬼山?)

 モンシロチョウ?、それにしては随分たくさん飛び交っているし、近くで見れば蝶じゃないみたいな姿…という感じで歩いて行くと、今度は白い綺麗な花を見て間もなく、神楽山の分岐点に出ました。せっかくなので、山頂に寄ることにします。三角点とアンテナ、それに山名標があるだけの狭い山頂でしたが、歩き始めて1時間ほど経過していたので、座って休憩することにします。

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(白い綺麗な花…テリハノイバラ?)

 ひと息入れたら、元の分岐に戻って御前山方面へ。マルバウツギを見て間もなくで、御前山の分岐。分岐点からすぐのところに「秀麗富嶽十二景 御前山」の標識があり、実際ここからはとても綺麗に富士山が見えます。自分の住まいのベランダからも見える富士山ですが、さすがにここまで近くに来て、山から望む富士山というのは、艶があり、山の息づかいが聞こえてくるような生き生きした感じがあって、好いものですね。 先ほど休憩を取ったばかりだったのですが、あまりに綺麗に富士山が見えていたので、御前山には10分ほど滞在してしまいました。

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(御前山の眺望: 中央奥、鹿留山の右に富士山、左に大きく九鬼山、右手前は馬立山か?)

 御前山をあとに尾根径を歩いていくと、大月駅への分岐。幸い靴擦れなどもないようなので、このまま尾根歩きを継続します。今度は右側に黒岳~大峠~雁ヶ腹摺山~楢の木尾根も見えてきて、暑くなってきたし、今後はタクシー奮発してでもあっちかな…と。しかし、意外やこの日は700mくらいの標高でも稜線を抜ける風は爽快で、湿度も少ないせいでしょうか、結構快適な尾根歩きです。

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(中央たわみが大峠、左:黒岳 右:雁ヶ腹摺山~楢の木尾根)

 マルバウツギを再び目にして、菊花山の分岐点…そう言えば、昨年高川山からの下山途中に見た菊花山は綺麗な形をしていて、少し惹かれるものがありましたが、今日はこのまま稜線づたいに九鬼山方面へと進むことにします。

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 すぐに沢井沢ノ頭。そしてその先に咲いていた↑これは、シモツケでしょうか。。。結構この稜線は自然林が多くて、お花もいろいろ咲いているのですね。。。なんの根拠も無く植林が大勢を占めているものとばかり思っていたので、このコースは今後も季節を変えて歩いてみたい…と思いを新たにする発見でした。

 快適な尾根歩きが続き、大岩を左に巻いて間もなくで馬立山(またてやま)。797m。あまり山頂らしい雰囲気ではありませんが、神楽山から1時間ほど経過していたので、座って水分補給がてら休憩とします。 ここで少しだけ思案。。。馬立山から1時間ほどで田野倉の駅に降りてしまうことも出来ます。しかし時刻はまだ10:20。。。 ただ、九鬼山へ行くには、ここからせっかく稼いだ高度を200mも手放して、最低鞍部の札金峠から350m以上も登り返さなければいけないのです(笑)。

 九鬼山に登ったのは、山を始めたばかりの20年前の秋。もう随分ご無沙汰しているので、久々に行ってみるか…正午過ぎぐらいには着けそうだし…という感じで、スポーツドリンクを一本飲み干してから腰を上げます。田野倉の分岐を見送り、九鬼山と示された方向へぐんぐん下っていきます。ハルゼミが鳴き出すのですが、大コーラスにはならず、すぐにやんでしまい、それがちょっと物寂しい感じ。うるさいぐらい喚いてくれるのが個人的には好きなのですが…。

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 ヤマホタルブクロを見て、一旦少し登り返しますが、すぐまた下り。ぐんぐんぐんぐん…。まるで下山するみたいに下ります。最低鞍部の札金峠。かつての峠道(朝日小沢へ行く径と札金鉱泉方面)を指す道しるべもありますが、エアリアにもあるとおり、もう少し先が札金鉱泉(既に廃業らしい)・田野倉駅方面への登山道分岐になっています。

 分岐に上がってみると、20年前の記憶が甦りました(笑)。見覚えある鉄製の背の高い指導標があって、思わず「ああ、そういえば、あったあった、これ」と口に出してしまったのですが、ここに来るまで、その指導標のことは全く忘れていました。当時ははっきり見えていたと思うのですが、指導標が示す白い字が薄くなってしまい、消えかかっています。すぐ隣に例の大月市の指導標がありますので、問題はありませんが。。。

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(左手の黒いのが鉄製の指導標)

 指導標から先は、それまでの尾根通しの径とは違い、トラバースで小さなコブをうまく巻いた道が続くようになります。紺場休場は、標識が見つからなかったので、よくわからなかったのですが、周囲が開けた広場のような、この場所のことでしょうか。

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 その先は尾根を左に外れるようにトラバース道になったので、たぶんここだろうとは思うのですが、日射しが強く暑苦しそうだったので、休憩を取らずにそのままトラバース道を行きました。

 登りに転じてガクウツギを見ながら九鬼山の肩のようなところに出ると朝日小沢へ下る赤破線路を示す古い道しるべ。ご丁寧に朝日小沢上発の富士急バス時刻も書かれていますが、さすがに現行とは違っています。平成30年4月改正の時刻表によれば、土日休日は07:40 13:46 17:48 の三本だけです。

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(今は昔の道しるべ)

 肩から尾根につけられたしっかりした径を上がっていきます。ヤマツツジが見つかりましたが、さすがにこの標高で今年の花の進み具合ですから、もう萎れてしまってみる影もありません。エッチラ登っていって、コアジサイを見て、すぐ先の平地が山頂でした。なんとちょうどお昼前だというのに、誰もいません。 大菩薩方面の展望がぱっと開けて、あれぇ?富士山はと見回すと、あまり開けていない方角に見えたには見えたのですが、さすがにもうこの時間だと雲がかかっていて、早い時間帯に御前山で堪能しておいて良かったです。

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(九鬼山山頂…誰もいない…)

 丸太ベンチに座り込み、お湯を沸かしながら、二本目のスポーツドリンクを飲み干し、おにぎりタイム。誰もいないので、のんびりして、久しぶりに無線でもやってみようかな…と考えていたのですが、昼食を食べ終えようか、と言うところで、次々に団体さんが上がってきて、お茶を飲み終えたら、そそくさと撤収(笑)、下山にかかります。

 ルートはまだ歩いたことのない池ノ山コースを選択。すぐに現れる分岐を右に行けば好いのですが、ここにある大月市の指導標には行く先を指して「落合橋」の表示。更にマジック書きで大きく「都留市」と書かれています。エアリアを見ても、地形図を見ても落合橋なんて見つかりませんし、都留市なんて都留市駅に行く径か?と勘違いしてしまいますよね。禾生(かせい)駅とか田野倉駅とか、池ノ山でもいい、誰にでもわかる地名を書いて欲しいものです。

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(落合橋は禾生方面に下るとある、水路に架かる橋=史跡らしいが…)

 7,8分で「←眺めよし 天狗岩」の標識があり、寄ってみました。なるほど、確かに中央自動車道を挟んだ両側が一望でき、富士山も左手奥に見えています。3分ほどと標識に追記されていましたが、往復で3分かからないぐらいすぐのところにあります。

 植林の急坂が続きますが、田野倉と禾生の分岐から先はまた自然林が多い楽しい道のり。途中の池ノ山は登り返しが無く、ここに三角点を置いた意図がよくわかりませんが(笑)、展望ももちろん無くて、ただの通過点のような、この日三つ目の三角点にタッチしただけで、通過。

 池ノ山と言うからには周囲に池の跡のようなものがあるのかと探してみましたが、見当たらず、更に下っていけば、左手が唐突に開けて、リニアモーターカー実験線路と中央自動車道の交差点が目に飛び込んできます。遠くに富士山も見えるのですが、もうほとんど雲に覆われている状態。

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 高川山も九鬼山も、歩いているときは、この下をリニアの線路が走っていて土手っ腹に穴が空いているなんてことは忘れているのですが、こうして目にすると、どちらもせっかく駅から近くて佳い山なのに…といささか複雑な心境になります。

 山頂からちょうど1時間ほどで、登山口に着地。ここから富士急行線の田野倉駅までは15分ほどとエアリアにあります。時刻は13時半前。さすがにこの時間帯の舗装道歩きは暑さが厳しい。。。

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(田野倉駅へ向かう途中…線路手前の田んぼで苗を植えていた)

 20年前の記憶では田野倉の駅前はコンビニなど無い小さな田舎の駅で、チューインガムみたいな硬い紙の切符を窓口で買ったことが今でも思い出されます。もう今は富士急行線もICカードが使えるようになったので、あの切符は無いだろうな…と思いながら歩いて行くと、左手の大通り(139号線)の向こう側にローソンが見えてきて、その先の田野倉駅で大月行きの列車の発車時刻まで20分以上あることを確認してから、戻って(笑)ローソンでビールを購入。

 14時台の大月行きはその後の中央線の接続があまり良くなかったように記憶していたのですが、14:04発は大月での乗換も数分で連絡良く、例によって、帰ってからシャワーを浴びて、そのあとで買い物に出掛けて、夕食をゆっくり作る時間がありました。     


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