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2018.05.06

【真名井北稜でシロヤシオ見物】 山バス情報168


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【山行日】 2018年05月05日(祝)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
八高線某駅 - 05:29 拝島 (JR八高線)
拝島 05:46 - 06:04 青梅 (JR青梅線)
青梅 06:05 - 06:34 川井 (JR青梅線)

「バス」
川井駅 06:39 - 06:47 上日向 (西東京バス 227円:ICカード)

「歩行」
上日向バス停 07:00 - 08:10 720付近伐採地
伐採地    08:20 - 08:53 920付近急登手前
急登手前   09:00 - 09:55 1168(雁掛ノ峰の表示)
1168   10:05 - 11:25 川苔山
川苔山    12:00 - 13:10 百尋ノ滝
百尋の滝   13:20 - 14:00 細倉橋
細倉橋    14:10 - 14:40 川乗橋バス停

「バス」
川乗橋  15:02 - 15:22 奥多摩駅 (西東京バス 258円:ICカード)

「鉄道」
奥多摩駅 15:36 - 16:23 青梅 (JR青梅線)
青梅   16:30 - 16:47 拝島 (JR青梅線)
拝島   17:00 - 八高線某駅  (JR八高線)

【地形図】 「原市場」 「武蔵日原」

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(川苔山直下では蕾も見られ、トウゴクとの競演が美しかった)


 今年の春のお花は二週間早いというkomadoさんの指摘通りで、シロヤシオが畦ヶ丸でもう咲いているというcyu2さんのレポを読み、私も久しぶりにシロヤシオを見に行こうと思い、いくつかプランを考え、最終的に選んだのが、5年前に一度訪れたことのある真名井北稜。

 5年前と違い、今は川井発の一番バスを使えるので、GWとはいえ、行きの混雑は避けられるだろうという予想通り、川井駅から清東橋行きのバスに乗ったのは私ともう一人の登山者だけ。 上日向で途中下車は私一人だけで、GWの奥多摩にもかかわらず、一人旅が確定です。

 バリエーションルートですが、さすがに一度歩いたことのあるコースですから、取り付きも迷うことなく見つかり、熊鈴を取り出して、植林の急傾斜をゆっくりと登っていきます。ガクウツギがたくさん咲いていました。

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 20分ほどで尾根に乗り、方角(北西)を念のためコンパスで確かめてから、尾根筋につけられた踏み跡を辿ります。踏み跡は、時々あるどうでもよいようなコブを上手に巻いてくれていますので、尾根にあまり拘泥せずにしばらくはこの踏み跡を辿っていきます。

 最初の送電鉄塔を過ぎたあたりから、自然林が多くなってきて、みずみずしい緑色が綺麗です。が、このあたりから、何度か野生動物のにおいが漂うことがあり、静かな山歩き特有の緊張感に包まれます。前回休憩を取った710ピークは本当に美しい場所で、今回もここでひと休みとも考えたのですが、710直前にも例のにおいを嗅ぐことになってしまい、今回はその先に展望のよい伐採地があることが判っていましたので、そちらで最初の休憩を取ることにしました。

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(休憩地点付近から赤杭尾根・中央はエビ小屋山か)

 休憩地に選んだのは、赤杭尾根が一望できる場所でヤマツツジが咲いてくれていました。丸太をベンチ代わりにして水分補給。しばらくぼんやりしたかったのですが、大嫌いなスズメバチが現れて、短時間で退散(笑)。日射しが強くシャツ1枚になって登りをこなしていきます。
 伐採されてから年月が経過しているためでしょうか、カヤトが伸び放題になっています。

 急な登りをこなして870mの平坦な尾根になると、周囲は自然林100%の美しい雑木の森。新緑の森をときおりヤマツツジの朱色が彩りを添えてくれて、楽しい道のりです。が、そんな楽しい道のりも見覚えのある急登開始地点の手前、45号鉄塔と43号鉄塔を示すポールがある場所に到着で終了です。前回同様、ここでひと息入れてからこの先の急登をこなします。

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 アクエリアスを空にして、急登に取りかかります。ここで今までの巡視路とは離れて、急斜面を直登し、樹に捕まりながらよじ登っていけば、1002地点です。前回は確かなかったと思われる「新蔵指ノ丸」の木の標識が架かっています。
 と、地面になんとシロヤシオの花びらがたくさん散りばめられています。

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(1000mで散り始めていた)

 ここにシロヤシオがあると言うことすら知りませんでしたが、それよりも驚いたのは、既にこの標高1000mで散ってしまっていると言うことです。上を見ると確かにまだ花は咲き残っていますが、蕾はひとつもなく、花びらの周りが既に変色し始めていて、この高度では既に終盤とは…。

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(花付は良くなく、1000m付近で、はや終盤)

 ここから先は、花付が悪いとは言え、シロヤシオが見つかるたびに足を止めて撮影しつつ、という行程ですので、かなりのノンビリペースになります。おそらく、次の1168ピーク(「雁掛ノ峰」の木板標識がありました)まで普通に歩けば30分ほどだと思いますが、一時間弱かかっていました。

 1168の先も、一般登山道に突き当たるまで、断続的にシロヤシオが現れはしますが、数本の例外を除けば、どれも花付はよくありませんでした。中には明らかにシロヤシオの木と判る樹でも、ひとつも花をつけていないものも見つかったぐらいです。
 アカヤシオに至っては時折その樹だけで判別できたものでも、花びらのひとつさえ見つからず、完全に終わってしまっていました。

 トウゴクミツバツツジやヤマツツジも咲いていましたが、やはり目当てのシロは今が盛りと思われる1200m付近でも花付が今ひとつで、今年は裏年との印象です。

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(ひとり爆咲きの樹もあったが…)


 救いは、数本の爆咲きの樹が見つかった↑のと、時折現れるトウゴクとの競演が見られたことでしょうか。一般登山道に出ると、登山道脇にもシロヤシオの樹が見つかりましたし、川苔山直下はまだ蕾も見つかり、トウゴクとの競演も見られましたので、堪能とはいきませんでしたが、まぁ、逢えたのだから…と一定の満足はできました。

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(一般登山道に出たところのシロは比較的花付も良かった)

 一般登山道に入るとさすがにGWだけあって、次々に登山者とすれ違い、山頂直下のトウゴク競演地帯の意外な花付きの良さに頬を緩めつつ最後の坂道をこなすと、山頂はたくさんの登山者で賑わっていました。山頂着は11時半前。川苔山山頂でお昼ごはんにしました。

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(川苔山山頂直下の競演地帯は状態も良かった)

 のんある気分を飲み干し、お茶を沸かしておにぎりをほおばりましたが、今まで静かな道を歩いてきた身には、人出の多い山頂はあまり長居できず、川乗橋のバス時刻とコースタイムを考えて、12時に山頂を出れば、15時過ぎのバスにちょうど好さそうと、正午前に山頂をあとに。

 川乗橋ルートは山を始めたばかりの夏の暑い時期に登りにとったことがあるのですが、その時は、(スタミナにも心にも)余裕がなくて、百尋の滝には降りずに、遠くからその滝の姿を見ただけでした。ですので、今回は滝壺付近まで降りて、その迫力を確かめたいとの思いもあったのです。

 足毛岩の方へ直接下る道は急傾斜で、距離も長いので、一旦戻る形で反時計回りに百尋の滝を目指します。予想通り、まだまだ登ってくる登山者がたくさんいて、中には30人はゆうに超す大パーティも登ってきて、思いのほか沢沿いの花も少なく、たんたんと怪我をしないように降りていきます。

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 ほぼ、コースタイム通りの一時間強で百尋の滝。降りていくとさすがに涼しく、その大きな姿より、滝壺の水面を叩く水流の美しさに目が行きました。水分を補給してゆっくり休憩したら、一旦登り返す形で滝から出て、細倉橋へと下っていきます。

 クワガタソウ、ヒメウツギが見つかった程度でしたが、足にはほどよい疲れが出てきて、細倉橋に付く頃には、こんな山日和の日に、とにかく出掛けてきてよかった、との思いで心は満たされて、細倉橋から先の林道歩きも、黙々とこなして、川乗橋バス停へ。

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 バス停前では、臨時が出るバスのために、交通整理に携わる方もいて、GWともなると、本当に晴天の奥多摩は大変だなぁ…と。やってきたバスは計3台。それでも予想通りとは言え、川乗橋からは座れようはずもなく、奥多摩駅でも、15:27のホリデー快速は満席で、ひとつあとの青梅行き電車で帰途につきました。

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