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2017.05.07

【アカヤシオは終わってしまったけれど…棒ノ折山から蕎麦粒山 その2】 山バス情報156

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(日向沢ノ峰から蕎麦粒山は防火帯の気持ちのよい尾根)

【山行日】 2017年05月04日(祝)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
八高線某駅 - 05:29 拝島 (JR八高線)
拝島 05:46 - 06:04 青梅 (JR青梅線)
青梅 06:05 - 06:34 川井 (JR青梅線)

「バス」
川井駅 06:39 - 06:55 清東橋 (西東京バス 258円:ICカード)

「歩行」
清東橋バス停 07:00 - 08:40 棒ノ折山(棒ノ嶺)
棒ノ折山   08:50 - 09:55 長尾丸山 (途中ロスタイム15分ほど有)
長尾丸山   10:05 - 11:00 山ナシ山(1087?)
山ナシ山   11:10 - 12:10 日向沢ノ峰
日向沢ノ峰  12:40 - 13:20 蕎麦粒山
蕎麦粒山   13:25 - 14:30 一杯水避難小屋
一杯水避難小屋 14:35 - 16:00 東日原バス停

「バス」
東日原  16:14 - 16:48 奥多摩駅 (西東京バス 460円)

「鉄道」
奥多摩  16:54 - 17:56 立川 (JRホリデー快速おくたま6号東京行き)
立川   18:00 - 中央線某駅  (JR中央線 各駅停車松本行き)

地形図 「原市場」 「武蔵日原」

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(蕎麦粒山から一杯水へと向かう尾根道はブナも多い)

 時刻は12:10。 ぽかんと開けた口におにぎりを放り込みながら、帰り道について考えます。予定ではこのまま踊平に降りて素直に大丹波川沿いの林道をのんびり歩いて清東橋に戻るというものだったのですが、清東橋のバスは12:55と16:50。当然13時前のバスは間に合うはずがないですし、17時前のバスは時間が余りすぎて、川井駅まで更に舗装道路を歩く羽目になりそう…。秩父側も名郷までは歩いたことのない径だし、仙元尾根は最終バスが16時ジャストで、あのいやらしいトラバース道を焦って駆け下りるのは真っ平ゴメンです。

 山ナシ山から抜きつ抜かれつの女性はなんと三ツドッケまで行って、戻って有間林道で降りるという話を聞いて、エアリアを眺めて見るに…。蕎麦粒巻いちゃえばその先はほとんど平らの稜線歩きだから、16時過ぎの東日原のバスに余裕で間に合いそうだな…と。最悪逃しても一時間後にもそのまたあとにもバスはあるし…。

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(蕎麦粒山を巻いていけば、と出発したのですが…)

 というわけで、お昼を済ませたら、蕎麦粒山・一杯水と書かれた防火帯の径をゆるゆる…。蕎麦粒山のあたりは、記憶では巻き道の方が濃くて蕎麦粒へ上がる径の方が細いと思っていたのですが、あれれ~前に歩いたはずの離れ岩尾根の分岐でも巻き道が見つからないし、その先で蕎麦粒に直登する径は誰の目にも明らかなのに、巻き道が見当たりません(笑)。巻き道との分岐の指導標も無いし…。目の前に見えてるピークは蕎麦粒じゃなくって桂谷の頭???いやまさか…蕎麦粒を見間違えるなんてあり得ない…。仕方ないので登ってみたら、やっぱり蕎麦粒山で三角点もちゃんとある(笑)。。。

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(蕎麦粒山から来た道を振り返る 奥は川苔山か…)


 鳥屋戸尾根の方へは相変わらず踏み跡がしっかりついていましたが、首をかしげながら、水筒の水でひと休み。山頂をあとに蕎麦粒山から更に西進してみると、かつての巻き道との分岐点には古い指導標も建っており、巻き道の方を指していた板きれがもぎ取られた形になっていて、巻き道の道形が残っているところには木の枝が何本も横に並べられて通せんぼ。。。トラバース道は崩壊してしまったか何かで事実上廃道ということなのでしょうか。。。

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(巻き道が…)

 これにはちょっと驚いてしまいました。というのは、私が初めて蕎麦粒に登ったのは前世紀のことでしたけれど、当時は笹藪を漕ぐような感じで細道を上がっていった先にあるまさに寂峰といったたたずまいでした。しかし、もう今はそんな面影はどこにもありません。まるで別の山になってしまったような印象です。

 そのすぐ先の仙元峠への径は今も健在のようですが、この時点で13:30を回っていましたので、仙元峠から浦山大日堂はよしておいた方がよさそう。。。というより、ここから一杯水の間が素敵な径で、奥多摩にしては人が少ないし、個人的にお気に入りの尾根径なのです(バスの混雑を考えると浦山大日堂の方がとも思うのですが、東日原の西東京バスは、GWならとりあえず16時の便には間違いなく増発を出してくれるでしょう。。。)

 稜線はそれまでの防火帯とは違って、ブナも見掛ける自然林の尾根道になります。さすがに標高1400mあたりですとまだ芽吹きは始まっておらず、枯木の向こうに青空が美しい。そして時折吹き抜ける風が心地よく、歩いていてホント爽快でした。

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 棒杭尾根の分岐で足が疲れてきたので、座って少し足休め。指導標に棒杭尾根入口とか倉沢とかマジック書きしてあって、地形図を取り出してみてみますが、林道に降り立つ前の急傾斜を考えるとこの尾根を下るのはちょっと見送った方が好いだろうと思い、更に西進して一杯水へ向かいます。14時を回って陽差しも強く汗ばみますが、稜線を吹く風が気持ちよく冷やしてくれて助かります。

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 一杯水では若い男性ハイカーが取水中。私の方は結構時間もタイトな感じになってきていたし、写真に撮るだけで素通り。14時半に何とか避難小屋に到着できたので、これからさっさと下れば、ぴったりバスの時間に間に合いそうと一安心。しかし、小屋にはこれから泊まるハイカーさんがいて、小屋前のベンチでビールを開けて乾杯しているのを見るや、うらやましさに喉をゴクリ(笑)。ここに来るたびに思うのだけれど、次回こそは、この避難小屋でのんびり一泊して「まったり山行」をしてみたいとの思いを胸に、下山にかかります。

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 ヨコスズ尾根は何度も通った径。途中山桜をついつい写真に収めようとしたり、たった今芽吹き始めたばかりという感じの萌葱色の稜線の雑木を撮ったりして…しかしこの尾根道は滝入ノ峰を巻くまではほとんど高度が落ちないんですよね。。。滝入ノ峰を巻いたあともそうそう調子よく高度計の表示は下がってくれなくて、それでも時間の方は刻々と進んでくれちゃって、ほんとにコースタイムの100分で下りきれるかな…と心配になってきてしまいました。さっきから同じところを何度も下っているような気もしてきて(笑)、ちょっと焦りますが、ここで怪我をしても馬鹿みたいですから、無造作な足運びはしないように気をつけます。

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(ヨコスズ尾根上部 山桜と芽吹いたばかりの新緑が美しかった)

 そして、今日は結構な距離と時間を歩いたあとなので、石灰採取場のあとの急降下で膝が悲鳴を上げないか、そっちも心配でした。急降下のジグザグ下りではやはり踏ん張りもなかなかきかなくて、転ばないようにと途中で足を休めながらゆっくり下っていくことに。。。最奥の民家の屋根も見えてきて、時計を見れば、まだ16時まで15分残っているので、30分あるからまず間に合うだろうと思いつつも、確かこのあとがずっと長いこと足場の悪いトラバースを歩かされることも思い出して、ああ、そうそう。このあとがあれなんだよな、とちょっとがっくり(笑)。

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 それでも対岸の鷹ノ巣からの尾根が緑色に染め上げられつつある↑のを目にすると何とも言えない和んだ気持ちになります。岩の欠片がゴロゴロしたトラバースは疲れた足には歩きにくいことこの上なく、やっと舗装道路に降り立つと、膝が悲鳴を上げそうになりましたが、何とか持ちこたえてくれて、バス停に到着すると、やはりそこには長蛇の列が。。。登山者だけでなく一般観光客も多く、これでは増発が出ても座れないかも…と酒屋に寄るのを我慢して列の最後尾に着きました。

 発車時刻にやってきたバスはやはり一台のみの増便で、順序よく乗っていった結果、何とか私は増発便の方で席にありつくことが出来たものの、既に東日原から二台とも立ち客が出て、川乗橋で追加の登山客を乗せてほとんど満員となって奥多摩駅へ。さすがにこのバスがホリデー快速に連絡していることは私みたいなハイカーでも身体化されていて(笑)、奥多摩駅でもビールの購入を見送ってホーム停車中の車両へ…。幸いここでも最後部の車両で席にありつくことが出来、時間も時間だしと立川周りで中央線某駅前のラーメン屋でビールセットで〆として、帰途につきました。


おしまい

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コメント

ゴン太さん、こんにちは。

連休の奥多摩詳細レポを楽しませていただきました。小生は奥多摩へはご無沙汰していますが、読んでいると一人で奥多摩を歩いているような気分になりましたよ。

投稿: AKIO | 2017.05.08 09:07

 AKIOさん、こんばんは。コメントどうもありがとうございます。

 そんな風に言われるととても嬉しいのですが、たかが日帰りの奥多摩山行でこんなにだらだらと長いのもどうかな~なんて思いながら書いていたのですよ。

 それでも、前にもお話ししたかも知れませんが、これでも、あのことは書かずにおこう…などと、省いたりもしているんです。

 奥多摩はご無沙汰とのことですが、やはり近年の山ブームによる混雑が一因でしょうか。。。

 私の場合は安く行けるというのと、秩父でも奥多摩でも行き帰りの交通機関の混雑は同じようなもの、西上州は高くつくし(笑)やめておこう、と消去法で、今年はここになりました。

投稿: ゴン太 | 2017.05.08 22:32

蕎麦粒山は行って見たいと思っていますが、なかなか行けません。
三ツドッケまでは行っているんですが、その先への垣根が高いですね。
奥多摩は良く行っていますが最近は長丁場が駄目です。

投稿: 西やん | 2017.05.11 23:04

西やんさん、

都県境尾根は、奥多摩にしては人が少なく静かな山歩きが楽しめるところだと思います。GWの時期でも写真で見るようにあまり人が入っていないことが多いです。

とりあえず、川乗橋から鳥屋戸尾根を頑張って登ってしまえば、蕎麦粒山で、そこから西へ行くか東へ行くかはそのときの気分で決めてしまって良いと思います。

静かですけど、仙元尾根を下るのはあまりお奨めしません(笑)。

投稿: ゴン太 | 2017.05.12 20:55

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