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2017.01.01

【また林道で…小野子山~十二ヶ岳】 山バス情報152

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(十二ヶ岳より上越国境を望む…日本海からの雪雲が凄まじい)


【山行日】 2016年12月30日(金)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
八高線某駅  - 05:25 高麗川 (JR八高線)
高麗川 05:29 - 06:50 高崎  (JR八高線)
高崎  07:25 - 08:08 小野上 (JR吾妻線)

「歩行」
小野上駅  08:20 - 10:05 小野子山登山口 (林道で迷走)
登山口   10:10 - 11:00 雨乞山 
雨乞山   11:10 - 11:50 小野子山
小野子山  12:15 - 12:55 中ノ岳
中ノ岳   13:00 - 13:25 十二ヶ岳
十二ヶ岳  13:45 - 14:35 十二ヶ岳登山口
登山口   14:45 - 16:00 小野上温泉センター さちのゆ

「温泉」
さちのゆ 16:00 - 17:05  (2時間 410円)

「鉄道」
小野上温泉 17:19 - 18:01 高崎  (JR吾妻線 遅延)
高崎    18:06 - 19:37 高麗川 (JR八高線)
高麗川   19:49 - 八高線某駅   (JR八高線)

【地形図】  「金井」 「上野中山」

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(林道の途中から榛名山を望む…これは正しい道:笑)


 前回に続き、八高線の初電に乗って高崎には7時前の到着。今回は以前子持山を訪れたときに気になりながらも、ずっと登っていなかったすぐお隣の小野子山に吾妻線で登ってみようという計画です。

 高崎駅で時間があったので、久しぶりにだるま弁当を購入。昔懐かしい緑とオレンジの車両の吾妻線は、扉は手動で開け閉めします。高崎駅ではこの時期毎度の光景ですが、水上あたりから来た列車に積もった雪を見て少々ビビってしまいます。

 吾妻線から見る山の風景は例年通り。赤城が分厚い雲を被っていても、榛名と子持・小野子は青空の下。遠く上越の山は日本海側の雪を堰き止めるべく、上空に雲を吹き上げています。

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(小野上駅にて)

 冬晴れの小野上駅で降車したのは、私一人。いちおう、国道を甲里までバスが走ってはいますが、時間も全く合いませんし、駅から国道を渋川方面へ戻るように歩いて行きます。ダンプがスピードを上げて走っているので、ちょいとおっかないです。川がある右手に歩行者のレーンがあるので、そちらを歩いていると、手にした地図が河原の方へ…。フェンスを乗り越えて取りに行くのに結構時間を食いました(笑)。

 さい先悪いなぁ…、もう前回みたいな林道迷いはいやだよ…などと呟きながら、指導標もある歯科診療所で左折して林道を上がって行きます。エアリアにも地形図にもこの角に郵便局があるように描かれていますが、郵便局らしきものは見当たりませんでした。今回林道で道間違いをしたのは、それが理由といえば理由の一つなのですが、実際は、前回林道で痛い目に遭っているだけに、この先でちょっと難しく考えすぎたというだけの話です。普通に指導標が出てくるまで林道を道なりに何も考えずに上がって行けば、おそらくはコースタイム通り、国道から30分ぐらい(?)で登山口に到着するのでしょう。しかし私は、国道から登山口まで1時間以上かけてしまったというわけです。

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 そんなわけで、小野子山登山口に到着したのは、なんと10時過ぎ。巧くいけばもう雨乞山に登っている時間です。マイカー登山者様々という感じの駐車場↑は10数台は楽に駐められるスペースがあり、榛名山の展望が見事です。エアリアの地図で見ても地形図で見ても確かに下の林道は入り組んでいますが、連続での林道迷走にいささか気落ちしてしまい、なかなか気を取り直せないまま、登山口からの階段状の急登を登っていきます。

 寝坊して次の電車で来たと思えばいいか、と自分を慰めつつ(笑)、幸い自然林の明るい尾根でしたので、急坂をこなして、コースタイムよりやや早めに雨乞山の三角点にタッチできたところで、ようやく気持ちも切り替わって、テルモスのお茶で休憩したら、小野子山の登りに取りかかります。一旦下ってから、またけっこうな急登。しかし、雑木の明るい尾根が続き、雨乞山を見下ろす形になって、笹道になって一旦傾斜が緩んだ後、再度の急登をこなせば小野子山の山頂です。

 この日二つ目の三角点にタッチして、時刻もちょうど12時前ということで、高崎駅で買っただるま弁当でランチタイム。しかし、山頂は、上越国境でブロックしきれなかった雪のおこぼれが舞って、北からの風が本当に冷たく、雲で陽の光が遮られたこともあって、足先指の先がすっかりかじかんでしまいました。

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 山頂は眺めもよく、浅間と思われる山塊が、もう少しで雲を払いのけて姿を顕わさんとしていたので、もう少し居たかったのですが、何しろ指先が冷たくて、靴の紐を結び直すのにも一苦労。中ノ岳へ向けて大きく下ります。

 この下りがちょうど北面で、凍結してはいないものの、かじかんだ足で下るにはちょっといやらしい下りでした。小さな粉雪が積もっているだけで、積雪と言えそうもない状態なのですが、何しろ急角度で下るので、転げ落ちたら一大事です。慎重に下ったせいでしょう、小野子山から中ノ岳はコースタイム通りの40分。中ノ岳で温まった指で再度靴紐をしっかり結び直してから、またもったいないくらい高度を手放してしまいます。

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(中ノ岳から再び大きく下る…)

 鞍部には、小野上温泉を指して1時間20分(???)という指導標もありますが、十二ヶ岳までは20分とあるので、20分なら…と男坂を登ってみることにします。古いエアリアには女坂しか載っていませんが、直登の男坂はロープも設置されていて、登りにとる分には凍結などない限り、危険もないと言っていいと思います。

 グイグイと登って高度を取り返して上がった山頂は大展望です。先ほど小野子山から見えそうで見えなかった浅間は噴煙も視認できるほどですし、北東には谷川岳は見えないものの、上州武尊山と思われる山塊が見えています。十二ヶ岳の山頂は誰もおらず、それまでの強風が嘘のように風がやんでくれたので、南に見える榛名の山々を眺めながらのんびりティータイムにしました。先ほどまでものすごい強風が北から吹き付けていましたので、朝の林道でのタイムロスも、こうしてみると災い転じて福ということになります。

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(十二ヶ岳から浅間山 手前左は浅間隠山か)


 
 風がやんでくれたとはいえ、いつまでも居るわけにいかず、重い腰を上げ、下山にかかります。最初は女坂を戻って、鞍部から降りてしまおうと考えていたのですが、女坂の分岐には西を指して「JR小野上温泉駅 1時間50分→」の表示。さすがにここから2時間以内で駅は無理でしょ…とは思いましたが、私の場合、16時半の列車でも17時過ぎの列車でも八高線のダイヤの都合で帰宅時間は同じとわかっていましたし、時刻は14時前で、まず間違いなく陽が落ちる前に林道には降り立てるというメドがたっていましたので、少し大回りになりますが、採石場経由で小野上温泉駅を目指すことにしました。

 で、この先、「結婚の森」という名前の道(笑)を歩くことになるのですが、一カ所要注意点があります。指導標から5分ほどのところにある↓この標識です。

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 道なりが「大原」で左手に「塩川温泉」。ここを私もうっかり直進してしまうところでした。先ほどまであった行政が付けた緑色の指導標ではなく、お手製の指導標なのですが、現在の小野上温泉の古称が「塩川温泉」であるということを知っている人は余りいないと思いますし、実際ここを道なりに直進して「大原」にいってしまうと、(小野上温泉に行きたい人は)とんでもないことになってしまいます。

 幸い私は地形図も携行していたため、大原という集落がどれくらいアサッテの方向なのか気づき、降りる予定の小野上温泉の方に塩川という地名があることに気づきましたが、エアリアだけですと、下手をすればそのまま大原の方へ進んでしまいかねません。是非とも、ここには「小野上温泉駅」の指導標を併設していただきたいものです。

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(結婚の森:笑)


 塩川温泉の方角へ入ると、相変わらず雑木の森で落ち葉ふかふかの道を下っていき、「結婚の森」の表示を見て一安心(笑)。更に下っていくと一旦登り返した小ピークには「見透し台」の表示が。。。行って見るとちょっとした榛名山の展望地になっていますが、見晴台ではなく見透し台なのですね(笑)。

 「見透し台」にも緑色の指導標があって、「JR小野上温泉駅 1時間25分」となっていますが、まぁ、トレランの人のコースタイムというか、ホンネは歩かずに距離で適当に割り出しただけの時間なのでしょう。車道部分の歩行時間はエアリアも余り当てになりませんけれど、吾妻線は本数も少ないですし、あまりにも実情と違う時間を記すのは、いささか問題ではないでしょうか。

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(見透し台から先も素敵な自然林が続く)


 この先もずっと雑木の森が続きますが、最後はさすがに植林となって、やや荒れた林道に降り立ちます。あとは林道を降りていって、またもやマイカー登山者様々な立派な駐車場でひと息入れたら、舗装林道をたんたんと下るだけ。。。ところが、最後の最後、国道に出る前の十字路に設置された指導標が指す小野上温泉駅の方角は、かなりの「あっちむいてほい」状態です。地形図やエアリアでしっかり確認して、右手中之条方面に右折せずに、直進してそのあと左手に流れていく道を選びます。

 国道に出たら、あとは小野上温泉駅というか、小野上温泉を目指すだけ。駅で念のために時刻を確認してから、小野上温泉センター「さちのゆ」へ。駅入口のある南側すぐのところに位置していますので、列車時刻までここでゆっくりすると好いでしょう。

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(小野上温泉センター さちのゆ)


 「さちのゆ」は予想に反して(笑)、結構好いお湯でした。ぬるつきがあって身体も温まる感じがするやさしいお湯です。吾妻線沿線のお湯では一度裏切られた経験もあるので(笑)、ほとんど列車発車時刻までの時間つぶしと割り切って利用してみたのですが、どうしてこれがなかなか好いお湯でございました。

 定食もリーズナブルなお値段だったので食べて帰ろうかとも思ったのですが、ちょっと時間が足りなくなるかも…というかんじだったので、チューハイと日本酒を買って、列車が来るまでの時間をゆったりと暖かく過ごしました。

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コメント

ゴン太さん、あけましておめでとうございます。
今年もブログを楽しみに読ませて頂きたいと思います。

八高線のアプローチが良いので羨ましいですね。小生もこの二つの山は18キップ用にしていますが、小生の場合はそれぞれ個別にピストンになりそうです。またいつの日か参考にさせて頂きます。

昨年3月にやはり18キップで岩櫃山へ行って帰りに「さちのゆ」に入って帰りました。小生も気に入っています。このような施設は車で立ち寄るような場所が多いですが、ここは駅前ですし、お湯も良かったです。

投稿: AKIO | 2017.01.01 19:05

 AKIOさん、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 私の感触では、林道をスンナリ上がって行けさえすれば(笑)、次の9時半着の電車でも、二つ(実際には三つ)繋げて歩けると思いますよ。
 フトコロに余裕があるか、単独でないなら、ガイドブックのように、東の登山口までタクシーで上がるのも好いかも知れませんが。そこまでしなくとも、電車と徒歩で歩けてしまうと思います。

 次の三月なら日足も長くなっているでしょうが、逆に積雪次第ですかね。積雪がなければ余裕でしょう。

 岩櫃山の帰りに、あそこではなくて、こちらの小野上温泉に寄られたとは賢明なご判断です(笑)。私としては、次回吾妻線利用の際には、再訪してみたいぐらいです。佳いお湯ですよね。

投稿: ゴン太 | 2017.01.01 19:41

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