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2016.04.18

【武川岳にカタクリを見に行くつもりが…】 山バス情報144

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【山行日】 2016年4月16日(土)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
新宿 06:12 - 06:21 池袋 (JR山手線)
池袋 06:30 - 07:24 飯能 (西武池袋線)

「バス」
飯能 07:40 - 08:39 名郷 (国際興業 810円)

「歩行」
名郷    08:45 - 09:40 730小ピーク
730     09:45 - 10:50 前武川岳ベンチ
前武川岳  11:00 - 11:40 909ピーク手前の小尾根
909     12:10 - 13:20 ツガの木台
ツガの木台 13:25 - 14:05 伊豆ヶ岳
伊豆ヶ岳  14:15 - 16:15 西吾野駅

「鉄道」
西吾野 16:51 - 18:10 池袋 (西武秩父線快速急行)
池袋  18:20 - 18:25 新宿 (JR埼京線快速)

【地形図】 「正丸峠」

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 武川岳はこのブログを始めてからも既に二回ほどカタクリ見物に出掛けておりまして、前回は丁度四月中旬が見頃で、今年もそのつもりで出掛けることにしたのでした。

 日曜日は悪天予報ということもあり、土曜のバスは混みそうだなぁ…と思い、今回は一番バス(07:10飯能駅発)ではなく、二番バス(07:40発)で行ってみることにしました。前回ほどのロングコースは予定しておらず、当初予定では、名栗げんきプラザへ降りたあとは、土日午後は一本しかない松枝13:10のバスに乗って帰宅しようと考えていたのです。

 で、朝の飯能駅からの名郷行きバス、二番バスもやはりハイカーで混み合い、既に飯能駅で立ち客が出てしまい、東飯能から乗車のハイカーが加わって車内はかなりの混雑でした。終点名郷のバス停は以前とは微妙に違っていて、トイレのあるあたりの広場にバス停留所の標識が新設されていました。

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 武川岳への登山口には指導標もなく、初めて訪れる方は気をつけていないと通り過ぎてしまうので要注意。「民宿 西山荘 ・ 四季の宿 笑美亭」の看板で右折します。右折すると「健脚向コース 武川岳90分 天狗岩40分」という普通の人ではまず到達不可能(笑)なコースタイムが書かれた看板があります。 

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                    (この看板で右折)

 桜咲く春爛漫の舗装道を上がって行き、左手に見える階段を上がって植林帯の登りが始まります。通い慣れたコースというのは、どこを急いでどこをゆっくり歩くかわかっている分、気持ちも身体も楽です。やはり尾根通しの旧登山道は通行止めのままで、左手から回り込むように上がって行くと採石場の横に出て、いつも休憩を取る730ピーク付近の場所でひと休み。だいたいいつも通りで、バス停から小一時間ほどの地点です。

 水分を取り、一息ついたら、出発ですが、このすぐそばにカタクリの咲いているところがあるので、しばらくはカタクリを撮りながらのスローペースです。 残念ながらカタクリはもう終局場面という感じで、綺麗に咲いている花は本当に数えるほど。ほとんどが萎れているか、既に落花したようで、いつもの年に比べて寂しい状況でした。

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                 (こんな状態のものが多かった)

 カタクリをあとにして天狗岩の登りにかかります。いつものように男坂と書かれた岩場を行きます。足場はしっかりしており危険な箇所もなく、岩を掴みながら進んでいけば高度が楽に稼げるので、好きな箇所です。天狗岩を通過すると、左手に植林が現れますが、右手は綺麗な雑木だったりして、気をつけて見れば、ぽつんと咲いているカタクリを見つけることが出来たりもします。

 左手にネットが現れる急坂を頑張って登っていけば、前武川岳。休憩地点から一時間ほどで、丁度ベンチも空いていたので、ここで水分補給の小休止です。 

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(前武川岳ベンチ 山伏峠方面の径)


 前武川岳では、山伏峠への径もかなり気になりますが、今日は予定通り、証拠写真を撮るだけで武川岳は素通り(回れ右)して、以前からずっと気になっていた名栗げんきプラザと書かれた尾根径を東進です。ここは予想通り広々した雑木の尾根がずっと続く気持ちの好い径ですね。もちろん新緑はまだですが、この径なら新緑も紅葉もとても素敵なのではないでしょうか。一度葉のある時期に再訪したいものです。

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 地形図で見てもわかるように傾斜も緩やかで痩せた部分もなく、まさに稜線遊歩という感じで歩いて行きます。大栗沢経由の道を右に分けてなおも稜線を進むと、軽く登り返す地点にさしかかります。あぁ、この先に「見晴台」とエアリアに記された909の小ピークがあるのだな、と登っていくと、あれれ、左手に見えるのはもしかして…あ、いやあの色はミツバツツジだな…なんて思いながら登っていくと前方にはなんとアカヤシオが。。。丁度909手前の北に派生する小尾根のあたりだと思うのですけど、アカヤシオ帯になっています。

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 なんとこんな所にもアカヤシオがいるのですね。今までまったく知りませんでした。奥武蔵の山ってやっぱり侮れませんです。北に派生する小尾根は、登山道からは離れているので、思う存分写真を撮ったら、時間もちょうど好いし、アカヤシオの下でおにぎりを食べることにしました。

 何度見てもこの色は良いですね。蕾もありましたけれど、もう八分咲き以上、ほぼ満開に近く、丁度見頃だったように思います。けど、この高度(900m)で、この時期にもうこれだけ咲いちゃってるってことは、GWの熊倉とかって、もう散ったあとってことになっちゃうんじゃないでしょうか…? 熊倉は今週末あたりに行った方が好いかも???しれません。

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 食事を終えて腰を上げ、見晴台付近にも咲いているアカヤシオを撮ったりしていたということもあったのですが、げんきプラザまで武川岳からエアリアに載っている45分というコースタイムではとても到達出来ず、げんきプラザに着いたのは13時過ぎ(笑)。13:10の松枝バスには間に合いそうもないし、ライダーのアホみたいな爆音を聞きながら名郷まで車道を歩く気もしないので、伊豆ヶ岳に行っちゃうことにしました(笑)。   

 伊豆ヶ岳に前回登ったのは2001年のことですから、約15年前。ほとんどおぼえていません。確か鎖場にビビって女坂から登ったのではなかったかと思います。ツガの木台と記されている場所で、喉が渇いたので、水分を補給してから、こんな所だったっけ…という感じで、自己責任で男坂の鎖場を登りました。

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 鎖場はそれほど難しいとは思いませんが、ある程度上がったところから落ちると、途中止まることもない為、複雑骨折未満では済まないと思いますから、凍結時や雨天時はやめておくべきでしょう。当然ですが下りでは絶対降りちゃダメです。

 男坂の方は、こちらもお姫様(アカヤシオ)がいらっしゃいます。あと良く注意してみると、イワウチワも見つかります。ただ、咲いているところは無理して鎖場を登らなくても、女坂から戻るかたちで入れば行けますから、鎖のあるところを無理して登らなくてもいいと思います。

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 伊豆ヶ岳の山頂はミツバツツジが満開です。私の他にも何人か休憩中でしたが、ちょっとボッとしていたら、私ひとりに(笑)。いつまでもここにいるわけにもいかないし…と下山にかかります。急坂を下り山伏峠への径を右に分けて下っていくと、古御岳との鞍部に左に西吾野駅への径が見つかります。少々荒れた感じの径ですが、わりとすぐに車道に出てしまって、このあとの車道歩きが長い長い(笑)。

 随分山に近いところに集落があって、こんな季節に、春色の花に囲まれた集落を見ると、桃源郷みたいで、こんな所に暮らしているなんてうらやましい、なんて思ったりもしますが、それは冬の厳しさを知らずにいい気な都会人が抱く勘違いなのでしょうね。

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 足が痛くなって、それでも久しぶりのロングでも膝が痛まないのは良かったと思いながら里道を下っていき、交通量の多い299号を歩いていると鼻がむずむず(笑)。やっぱり花粉症は排ガスと関係しているとの念を強くしながら、西吾野駅へ。

 駅手前に自販機が見つかりお財布を出して買おうとしたら、店の窓に「ビール有ります」の文字。ついふらふらとドアを開けてビール下さいと言ってしまい、この誘惑に負けた行動が徒となって、西吾野駅ではまたも目の前で16:13発の池袋行き急行電車が発車(笑)。吾野と言えば二年前にも東吾野の駅で目の前で上り電車に逃げられているし、なんか相性悪いのかも…。

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 二年前のことを思い出して、また友人に久々のメールを出したり、もう使えなくなったレオカードを払い戻ししてもらったりしているうちに、次の池袋行きの快速急行がやってくる時間となって、佳い気分で帰途についたのでした。。。


***

 最後に、熊本での地震、ホント、なんでこうあちこちで大きな地震や天災が起こってしまうのだろう、と悲しい気分になってしまいます。
 実は三年前に亡くなった父の実家が大分県の由布市なんです。父の弟にあたるひと(私の叔父)が今でも住んでいるので、日曜日に電話してみたところ、停電が少しあったぐらいでガスも水道も家屋も大丈夫とのことで少し安心しました。
 確かに熊本のライフラインの復旧が最優先なんですけれど、大分の被災者のことも忘れないで欲しいな、と個人的にそんなことを考えています。 

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