2020.04.29

【外出自粛要請の中で…腰痛からの脱却など】

 

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 私のようなアクティビティの下がりまくった者が言うのもナンですが、山歩きが趣味だと、ちょっとつらい状況です。
 
 家で塞ぎ込んでいなさいとは言っていないけれど、家でじっとしているとやっぱり気分は塞ぎがちになりますよね。。。
で、日曜日は陽差しも強く暖かかった(暑かった)こともあって、近所を軽く散歩してはみたのですが、昼間だと結構人が多くて、コレもちょっとなぁ…という感じでした。

Hirayama_naganuma0023 (近所でも山のお花が少し見られた…)

 

 ただ、身体を動かさない期間があまりに長くなると、いざ、再開という時になって身体が言うことを聞かなかったら、コレもまた厄介なものです。

 言い訳じみますけれど、実は昨年の山行きアクティビティの著しい低下の原因、これが私の場合、腰痛でした。仕事柄、腰を痛めやすいのですが、昨年はあまりにしつこく長期間に及んでいたので、内臓の病気まで疑ったほどでしたが、きちんと検査してもらって、やはり筋肉の問題と判り、お医者さんの奨めもあって、ストレッチをするようにしたら、だいぶ軽減してくれました。

 そんななか、図書館でこんな本に出会って、試してみたところ、この中の登山に使う筋肉のストレッチが、存外、腰の痛みの軽減に役立ってくれて、実に久しぶりに、一冊たりとも買わないと決めていた本を買ってしまったほどです。

 

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 この本の中で述べられていることのひとつに、登山をひと月に二回ほどずっと続けている人でも、筋力というのは加齢に従って、どんどん落ちていってしまうという、けっこう衝撃的な指摘があり、私の中ではひと月に1回でも山を歩いていれば、筋力は衰えないと思い込んでいただけに、いろいろな意味で勉強になる一冊でした。

 山をやっている方の中には私のように腰痛を患っている方も結構多いと聞きますので、こんな記事でも、少し参考になれば嬉しいと思い、久しぶりの更新をすることにしました。

 この本の中には、ストレッチだけでなく、スクワットなどの筋力強化トレーニングの方法も紹介されていて、自分はこれまで、ストレッチだけでもサボってしまったり(サボると腰痛が再発したりします(笑))していたのですが、来たるべき日に向け、ストレッチだけでなく、筋肉強化の方も少しずつ付け足していかないとな…、というふうに考えています。

 

 私の場合、アマチュア無線の趣味など、室内でも出来る趣味もあるので、引きこもろうと思えばいくらでも引きこもれるのですが(笑)、やはり陽の光を浴びて身体を動かすことが身体にとっては一番好いことだと思いますので、そっと出掛けちゃって、黙って記事もアップしないでおこうかな…なんてことも考えてしまうのですが、ここまでグローバルな危機状況だと、今はじっと我慢しかないと思い直して自重しています。  自分が無症状の感染者ではないという証拠はありませんから。。。

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 日曜日散歩から帰ってきて、ちょっと思いついて、久々に若い頃聞いていたレコードを聴き直してみたら、コレがなかなか好かったので、自分なりの楽しみと言うことで、GWは昔聴いたロックを聴いてノスタルジーにでも浸ろうかな…なんて計画しています。

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 あと、いい機会なので、山でのごはん作りも、お家で少し練習してみようか…なんて、欲張りすぎかも知れないけれど、ちょっと考えています。何回か作ってみないと味も確認できないし、いざ山でやろうと思っても、手順を忘れてしまっていたりするんですよね、山ごはんて。

 

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2020.03.21

『山と無線 … わずか1ワットの電波』

 

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 この連休はとても好い天気ですね。皆さん、さすがにどこかへお出掛けのことと思いますが、私は、外出自粛要請がなくとも、ちょうど花粉のピークで、しかも給料日前ということで、家でこうしてインチキな記事を捏造しています。

 最近の私の山行は、無線の山岳移動運用に重心が移っていて、無線に興味のない方には面白くないかな、と思っているのですが、今日は、何故、山にまで来て無線をやりたがるのか、について、少し書いてみたいと思います。

 いちおう、無線のサイトもあるのですが、そちらのサイトは無線の知識が十分にある方にしか理解できないような用語を説明無しに使って書いていますので、無線に興味のない方にはおそらく「ちんぷんかんぷん」で、普通に山を楽しまれている方には理解不能でしょう。

 

 まず手始めに、よく訊かれる質問 「アマチュア無線の電波ってどのくらい飛ぶの?」 ということから言いますと、放送局の電波の千分の一とか一万分の一といった微弱な電力しか使えない我々アマチュア無線の電波ですが、これが、ほぼ無限に遠くまで届きうるのです。もちろん、電波の形式や周波数といったもの、季節、時間帯、電離層の状態、太陽黒点数など、様々な条件に依るのですが、うまくいくと、たったの5ワットの超微弱電波でも、ヨーロッパやニュージーランドのように8000kmも離れたところと交信できてしまいます(電波が届いてしまいます=実際にこんな私でも自宅で交信経験があるのです!)。

 そして、アンテナ設備などを増強すればの話なのですが、月面反射を利用した交信も可能なのです(私はやったことがありませんが、ごく一部のアマチュア無線家の方は実際に月面反射を利用した通信に成功しています)。

 

 放送局の電波、たとえばエフエム横浜(84.7MHz:実は丹沢大山から電波が発射されています)の送信電力が5キロワット=5000ワット、JOQR文化放送(1134kHz)が100キロワット(10万ワット)なのに対して、我々アマチュア無線家が移動先で出せる電波となると、50ワットが最大なのです。つまりエフエム横浜の百分の一の電波の強さです。

 そしてなんと、山で移動運用している人たちが使っているハンディ機と呼ばれる無線機となると5ワットが最大出力ながら、実際の運用は1ワットかせいぜい2ワットなのです。私が普段使っているのは1ワットですから文化放送の10万分の1、エフエム横浜の5千分の1の電力で楽しんでいるというわけです。

 

 山でよく見かける、片手で持てる程度の小さな無線機は、ほとんどが144MHzや430MHzといったUHF帯(エフエム放送や旧アナログテレビ放送と同じぐらいの周波数)の電波のうちFMという単一電波形式しか出せないのですが、VHFとかUHF帯の電波というのは通常は「見通し距離にしか」届きません
 外国のテレビが日本で映ってしまったり、外国のFM放送が聞こえたりすることが滅多にない(実際は特殊電波伝搬で稀にあるのですが…)のはこの周波数帯の電波の性質があるためです。
 
Yama_musen0003 (ハンディ機と呼ばれる無線機)

 

 山で何故電波を出すのか、と言うと、まさに、その見通し距離が格段に拡大するからです。実際山から出た電波を自宅の無線機で受信しますと、体感で10倍以上強くなっている感じです。実際何度か山から電波を出してみた経験でも、本当に劇的に違ってくるのがよくわかります。 

 たとえば、ハンディ機を近くの街中で1ワットで使ってみると判るのですが、市内か、せいぜい隣の市町村と交信するのが好いところです。しかし山梨県の山の上などとなると、100km以上離れた東京や千葉、埼玉、栃木、茨城等の関東圏だけでなく、長野県やうまくいくと東北とも楽々交信できてしまったりして、これはやってみると本当に面白いのです。殊に山の上同士だとその電波伝播は驚くべきほどで、私は鳳凰三山でハンディ機に付属の小さアンテナだけで蔵王の山の運用局と交信したことがあります。

 どこら辺まで飛ぶのですか? それが私自身もどこまで飛ぶのか全くわからないのです。どこまで飛ぶか判っていたら、こんなことをやりはしません。どこまで飛ぶのか判らないから面白いのです。
 
 とまあ、そんなわけで、子ども時代にBCL(海外放送聴取の趣味)で電波の伝わり方に興味を持ったのが原点ではありますが、未だにそのおもしろさから抜け出せずに、無線機やアンテナを工夫してみたら、どうだろうか…、と山に行っては周囲の登山者の白い目にびくびくしながら電波を出しているという訳なのです。

 

 いちおう、わたしとしては、最近知ったSOTAというアワードが山頂付近で4局交信したらエントリーできると言うこともあって、4局交信したら無線運用をやめるようにはしているのですが、場所と時間帯によっては呼ばれ続けてしまって、なかなかやめることが出来ないような状況になることもあり、そこら辺でトラブルにならなければいいな、と思っています。

 ちなみに無線の交信ですが、どうやって成り立つのか、といいますと、呼びかけをする人と、それを聴いてその呼びかけに応じる人がいて、お互いの電波がお互いの無線機で受信できると交信が成立します。呼びかけはCQと言って、「CQ(シーキュー)、CQ、こちらはJI1BJK。どちらかお相手くださる局、いらっしゃいましたらコールください」のように呼びかけ、それに対し、「JI1BJK、こちらは7N4SVO。とれましたら交信お願いします」のように応答します。

 もちろん、自分がCQを出したときに誰も無線をやっていなければ、ずっと応答がないままですが、ピークの130万局から今は3分の1の40万局まで減ってしまったとはいえ、日本はアマチュア無線局が40万局もあるのですから、週末の144MHzや430MHzは聴いている人が必ずいます。聴いていても応答しない人の方が実際には多く、CQが空振り続きだと、かわいそうに思った人が声をかけてくださったりします。

 アマチュア無線をやるには国家試験を受けて合格し、合格したあとに、無線機を入手して、開局申請をして、認可されたあと初めて電波を出すことが出来ます。開局が認可されると世界にたったひとつのコールサインが付与され(私の場合はJI1BJK:文化放送のJOQRも世界にたったひとつのコールサイン)、この識別信号と呼ばれるコールサイン無しに運用すると違法になります。
 はっきり言ってしまうと、よく無線と聞いて思い浮かべるイメージの筆頭=ダンプの運ちゃんたちは、ほぼ99%違法局です。

 合法局のなかにも、山頂付近で大声で長時間話している無神経な人もいたりして、迷惑だなと感じることもあるかも知れませんが、たいていの山岳運用のアマチュア無線家は周囲のことを気にしながら運用しているので、少し静かにして欲しい場合などは、紙に書いたメモなどを渡してくだされば程なく運用を中止するか、静かに話してくれると思います。お互いに何とかうまくやっていきたいと思っていますので、このあたりご理解いただければと思っています。

 以上、長々と書きましたが、やはり解りにくかったでしょうか? もしご質問などありましたら、コメント欄の方へ書き込んで下さると嬉しいです。こんなこと訊いたら…なんて遠慮は不要です。ご意見などもありましたら、謙虚に伺いたいと思っておりますのでそちらの方もどうぞ。

 

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2020.02.09

【また無線で…大岳山から御岳山】 山バス情報181

 

Otake_mitake0076 (この日も山頂からは秀麗な富士が見られた)

 

【山行日】 2020年02月02日 (日)

【使用公共交通機関の詳細】

「鉄道」
中央線某駅 - 05:29 立川    (JR中央線各駅停車)
立川 05:44 - 06:14 武蔵五日市 (JR武蔵五日市線)

「バス」

武蔵五日市駅 06:33 - 06:59 白倉 (西東京バス 546円:ICカード)

 

「歩行」
白倉バス停 07:10 - 08:25 尾根末端ベンチ
ベンチ   08:35 - 09:15 白倉分岐先ベンチ
ベンチ   09:25 - 09:50 大岳山
  無線運用 + ランチ
大岳山  11:40 - 12:40 鍋割山
鍋割山  12:50 - 13:05 奥の院
奥の院  13:10 - 14:00 長尾平展望台 
  無線運用
展望台 15:00 - 15:28 ケーブル駅 (御岳神社参拝!経由)

「ケーブル」
御岳山駅 15:30 - 15:36 滝本駅 (京王電鉄 御岳登山鉄道 600円:ICカード可)

「歩行」
ケーブル滝本駅 15:45 - 16:23 JR御嶽駅

「鉄道」

御嶽 16:37 - 17:22 立川 (JR特別快速ホリデー快速おくたま4号・東京行)

【地形図】 「五日市」 「武蔵御岳」

 

Otake_mitake0022 (白倉から登るのは21年ぶり)

 本当は、このコースは、正月早々に初詣をかねて歩きたいと思っていたのですが、2月になってしまいました。前回もふれたSOTA選定の山ということで、選んだのですが、やはり、この山は表参道と言っていい白倉(しらくら)から登ってこそ。。。 大岳山から先は小学校以来、実は足を踏み入れていなかった御岳山へプチ縦走することに。

 せっかく一番バスに乗れるので、バスに合わせて電車に乗るのですが、八高線は乗り継ぎがうまくいかないため、立川回り。立川では一本早めの電車で行っても、五日市線はスタンバイしていてくれますので、ドアボタンを使って暖かい車内で出発を待つことが出来るのはありがたいです。

 しかし武蔵五日市駅では、数馬行きは連絡がまぁまぁよいのですが、藤倉行きとなると20分近くも待ち時間があり、駅直結のコンビニNEWDAYSは06:30が開店時間とあって、この時期は少々つらいバス待ちになりました。駅から少し離れたところにセブンイレブンがあるのに出発直前まで気づかなかったのです。。。次回からはそちらに移動して時間つぶしをしようと思いつつ、やって来たバスに乗り込みます。(なお、藤倉行きのバスは06:30の払沢の滝行きが発車したあと、ほぼ時刻ギリギリにならないとやって来ません)。

 バスの乗客は私ひとりだけ。貸し切りは久しぶりのこと、と思っていたら、途中の停留所で一人二人と乗り込んできて、これが二人とも山の格好。おまけに私を含め三人が三人とも白倉で下車(笑)。お互いちょっと照れくさそうに準備を始め、追い抜かれるのは明白と、お二人の山慣れた様子から推測した私は、一番最後の出発にすべく、柔軟に時間をかけます。

 

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(白倉バス停前のお店も健在)

 白倉ルートは2014年の正月に下山に使っていますが、登りに使うのは前世紀以来。21年ぶりです。下りに使ったのが六年前なので、そこそこ記憶に残っていますから、まずは大嶽神社で少々時間をかけて今年一年の山の安全を祈念したあと、山径に入ります。

 見覚えのある庚申塚のある鳥居をくぐり、植林とはいえ明るい径を、焦らずゆっくりと歩幅を狭めに心懸けながら、登っていきます。丁目石もありますが、二丁目からいきなり飛んで六丁目になったりで、これを励みにするのはやめておいた方が好いかも知れません。確か下りで1時間もかからないところ=尾根の末端部分に丸太を横にしただけの展望のよいベンチがあったはずで、途中で上着を脱ぐために足を止めた以外は、尾根末端にあるこのベンチまで、休憩無しで登ってみました。私の足で1時間と15分ほど。普通の人であれば、小一時間で到着するのではないでしょうか。

 

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(丸太ベンチからの富士山)

 上がる少し前からも見えていましたが、ここからは今日のように天気が好ければ富士山が見えます。ただ、ここからの富士はまだ標高が十分でないため、手前の山に裾野は隠されていて、見えるのは七、八合目から上の雪の部分(白)だけです。
   
 時刻はまだ8時半過。、テルモスのお茶でひと息入れたら、のろのろと腰を上げて上を目指します。既に標高800mあたりなので、半分ほどは登った勘定です。馬頭刈尾根の白倉分岐は1066mとあるように、1時間かからずに分岐に行けるだろうとは思っていましたが、40分ほどで分岐先のベンチに到着してしまいました。途中900mを過ぎたあたりから、ところどころ雪を見ましたが足を取られる心配は無用のものばかりでした。

 ただ、馬頭刈尾根の白倉分岐地点の指導標は左を指して、「←御前山 鋸山」とだけあるのは少々不親切な気がします。このコースで大岳山を目指す人は一瞬「道を間違えたか?」と思ってしまうのではないでしょうか。なお、「大岳鍾乳洞方面への道は通行不可」との標識がかけられていました。

 

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(大岳鍾乳洞方面通行不可の掲示は親切だが…)

 白倉分岐先のベンチでは、富士山がよく見えています。ここからですと、青い部分も見えて、とても美しい。ベンチでまたまったりしていると、朝のバスで一緒だった一人が早くも大岳山の方から降りてきました。やっぱり…という感じで、最後尾で出発は正解でした。

Otake_mitake0058 (白倉分岐先のベンチからの富士山)

 

 時刻は9時半前。あと標高差にして200mほど。のんびり登っても10時過ぎには着けるだろうと思うと気が楽です。ここで前から気になっていたのが、最近のエアリアには赤実線で記されている大岳神社を経由しない尾根直登ルート。ここがそうだろうと見当を付けて登っていくと、結構きつい傾斜で、少し薮っぽいところもありますが、凍結も無くむしろ大岳神社を経由する径より歩きやすい印象で、実際想像以上に早く山頂に着いてしまいました。

 

Otake_mitake0068 (大岳山山頂 空気が澄んでいて相模湾まで見えた)
 
 山頂は、相変わらず人気の山らしく、10時前だというのに既に登山者が数人。少しためらいましたが、登山者が少ないうちにノルマの交信4つを済ませてしまおうと、すぐに1200MHzでCQ(呼びかけ)を出しますが、最初の応答以後、なかなか応答がありません。これで時間を食ってしまって、結局、430MHzに降りていって、他局のCQにこちらが応答する形で、なんとか4局交信を達成。1時間以上が経過していて、11時過ぎということで(笑)、冷え切った足先がつらいなぁ…という感じでお昼ごはんにしました。

 お湯を沸かしておむすびを平らげましたが、陽差しがあっても足もとの積雪で足先はまだ冷たいまま。阿呆なことやっているよな…という感じで、荷物をまとめて大岳神社の方へと下っていきます。この冬の暖かさや登ってきたときの感じから、アイゼンは要らないだろうと思っていたのですが、神社の上のトラバースあたりはカチンカチンに凍っている箇所があって、慎重に通過すれば…というつもりだったのですが、ステン!と勢いよく滑ってしまって、ごそごそと登山道の中途でアイゼンを着けることに。。。

 

Otake_mitake0078 (登るときにお詣りしておくべきでした…)

 

 登りでに神社をスルーしてしまった罰が当たったかな、あのルートは罰当たりルートと名付けるべきか…などと考えながら降りて行き、神社でお詫びのお詣りをしたのですが、雪が無くなったためアイゼンをはずして、歩いていたところ、途中、何でもなさそうな箇所(実際は落ち葉の下が凍結していた)で再度転倒して、今度は手のひらを思い切り岩にぶつけて出血してしまいました。

 幸い「滑落注意、谷側でなく山側を歩きましょう」の注意書きを見たばかりだったため、滑落はしませんでしたし、骨折にも至りませんでしたが、見ていなかったら、もう少し大きな事故に繋がったかも知れません。友人に市街の凍結した道で転倒して手首を複雑骨折してしまった人がいたのを思い起こし、もうこの歳なのだから注意するにこしたことはないと改めて思いました。

 

Otake_mitake0082 (鍋割山への径はこんな素敵な尾根径もある)

 トラバースが終わり尾根に乗ると、そこは雪ひとつ見られない明るい日向のポカポカ径で、左手と左肘が痛いのを除けば本当に快適です。鍋割山と巻き径の分岐も迷うことなく尾根径の鍋割山を目指します。大岳神社からほとんどすれ違う人もいなかったので、誰もいないだろうと思っていたのですが、鍋割山は先客がお一人。真っ直ぐ直進するとそこは鍋割山の北尾根に当たる箇所(『静かなる尾根歩き』には鍋割尾根と記載)で登山道ではありませんの表示。

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 私もバリハイルートを歩くので、こんなことを言えた義理ではありませんが、この明瞭な踏み跡は、ちょっと考え物かなと思いました。表示がなければ鍋割山山頂の指導標を見落とした登山者はこのままここを下ってしまってしまってもまったく不思議ではないな、と思いながら、その標識の前あたりで、お茶とバウムクーヘンのティータイムにしました。

 時刻はまだ13時前。誰もいなくなった鍋割山山頂に戻り、指導標に従って奥の院を目指します。ところどころ、雪のある箇所になると、もう転びたくないので(笑)、いちいちアイゼンを履き直して通過。奥の院峰には誰もおらず、登り返しで息も上がったため、座ってひと息入れます。陽当たりも好く足もとに積雪もないのでホッと出来ます。

 

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 奥の院峰からは結構な下りですが、御岳神社方面から登ってくる人たちに道を譲りながらのゆったり下りで無事通過。長尾平の分岐に着けば、もうそこはほぼ観光地です。

 時刻はまだ14時前なので、長尾平の展望台というところに行ってみると、都心方面が開けた展望台で、ここは無線家なら誰でも電波を出してみたい誘惑にかられる風景が広がっているうえ、奥の方には誰もいません。陽当たりの好いベンチに座って、1200MHzでCQを出してみたところ、これが思いもかけない呼ばれようで、次から次に交信が続いてしまい、日が傾いて陽当たりがなくなってくるまで1時間8局と交信してしまうことに。。。最後は「すみません、下山させて下さい」と断って送信を中止することになってしまいました。

 

Otake_mitake0109 (ついつい電波を出してみたくなってしまう場所)

 

 ブランク後2回目の山ですし、もうだいぶ遅くなってしまったこともあり、今日のところはケーブルで下山してみようと御岳神社で最後のお詣りをしてから、ケーブル駅へ。滝本駅行きのケーブル(下り)は間もなく発車ですのアナウンスがあって、たしかICカード可能だったはずと尋ねてみると、ここにタッチして下さいと言われて、タッチと入れ替えにチケットを渡されました。
 
 御岳山自体小学校以来ですが、御岳ケーブル利用も小学生の時以来。たった6分間の乗車で、しかも下り利用でしたが、なんだか妙にワクワクしてしまいました(笑)。

 

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 滝本駅からケーブルのバス停は少し離れているのですね。そして、せっかくドンピシャで乗ったケーブルですがバスは16時まで無いと判ったこともあって、ここは御嶽駅まで歩くことに。。。そんなケチをするならケーブルに乗るのをやめればいいのに、と思うかも知れませんが、ちょっと見ておきたい場所もあったのです。

 それは、七年ほど前に丸坊主にされていた、あの御嶽駅からも見える山がどうなったのかです。

 

Otake_mitake0135 (見事に植林され直して、すくすくと育っていました)

 

 結局、やっぱりというのが感想で、新たに植林し直されていました。花粉対策事業ということですが、あのときコメントでも書いたような花粉の少ないスギ(ヒノキ)ということなのでしょうか。あの木々がどのように利用されたのか判りませんし、山主さんの都合もあるとは思いますが、少々残念な気持ちで御嶽駅へと向かいました。

 御嶽駅では目の前で16:21発が行ってしまったところで、次は37分のホリデー快速。こりゃ座れないだろうなと、覚悟していたのですが、意外にも車内はガラガラに近く、余裕で席を確保。立川で一旦下車して、ちょっと気になっていた捜し物をし、そのあと かつや で割引キャンペーン中のロースカツ定食を食して帰途に着きました。

 

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